夏の装い(長襦袢編)
先日のオフ会で、夏の着物下着について質問がありましたので、私の着用アイテムを公開します。頻繁に着物を着るようになったのが3年前の夏の終わりですので、今年で4回目の夏になります。長襦袢は、正絹絽、ポリ麻、ウォッシャブルシルク、装道美容ランジェリー(ウォッシャブルシルク)、装道美容ランジェリー(化繊)の5枚です。あとは7~8月には大うそつきスリップを2枚愛用しています。装道美容ランジェリー正絹絽は十数年前の嫁入り着物で誂えたもので、洗濯をどのようにするか悩み、1回も着たことがありません(笑)。昨年ウォッシャブルシルクの反物をネットで購入、仕立上がってからはこれを愛用しています。(お仕立くださったすずさんありがとうございました。)装道ランジェリーは、身頃は綿、裾が正絹または化繊です。このランジェリーに美容衿と美容替袖を付けて長襦袢の代わりとして使います。買い換えて十数年愛用していますが、十数年前に比べると化繊もすごくよくなっていています。最近はウォッシャブルシルクのものも出て、長襦袢に見劣りしなくなりました。大うそつきスリップは、通算2,500枚も売れた「ゆかた屋つゆくさ」の大ヒット商品です。2年前に着物ブログで知って、2年前、昨年と購入し、サマーウールや綿麻の着物を着るときに長襦袢の代わりにしています。大うそつきスリップは、とても涼しく便利なのですが、着丈が少し短めなので、絽などの透ける着物には向きませんが、浴衣を着物風に着るのにはちょうどよいアイテムです。大うそつきスリップ麻100%素材が涼しいようですが、私はアレルギーがあって肌が弱いので着用していません。小千谷縮などの麻着物を着る際には、同じ麻素材だと着物と長襦袢の袖が馴染み易いので、絽の長襦袢を着るよりよいと思います。次回は夏の下着編です。じゅん