自分で作る名古屋帯 ファブリック帯 ポメラニアン&フリーゼ
とてもカワユイ♡洋裁用の生地を見つけました!ポメとフリーゼまみれ!この中に飛び込みたいっ!それはできないので、せめて、帯にしたいっ!できましたっ!まるで、自分が作ったかのように言ってますが、これは細かいところまでこだわりたかったので、プロの仕立て屋さんにお願いしました。細かいところとは、どこでしょう?これは、過去に散歩ネコが作った自作帯。生地は、洋裁用のスカーフ柄のポリエステル。目的は、本物エルメスのスカーフで、帯を作るための練習でした。スカーフ柄の生地は、滑って縫いにくい。目的のエルメス帯は、今は保留中。でも、この自作帯は、全体的に気に入っています。ただ、細かいところが、やはり素人。名古屋仕立て(三角あり)の名古屋帯の場合、三角の頂点の裏側の、内側の生地は、少しずつ内側に入るように縫われています。お太鼓部分の両脇は、ピッタリなので、三角に近づくにつれて、少しずつ内側に縫い込んでいくのは、とても難しい。こちら、プロの仕立て屋さんの仕上がり。ピッタリ~プロってすごいここは、見えない場所です。自分で作って、自分で楽しむ程度なら、気にする必要はないです。でも、自作帯を5本、10本と作っていくうちに、気になってくる。プロみたいに作りたい。でも、作れない。何度やってもダメ帯の教室に通うことも考えましたが、散歩ネコのスケジュールに合うところがない。しかも、和裁教室って、大抵は、浴衣からスタートするんですよね。時間があるなら大切なことですが、散歩ネコにはそんなに時間がない。もっと年取っちゃう。そこで、プロの仕立て屋さん、それも、帯の専門職の方にお願いしました。ご縁がつながりましたこと、大変にありがたいです。生地を見ると、帯にしたいと思う(買う)。でも、時間と技術がなくて、作れない(放置)。今では、帯のために買った生地が、段ボール箱に3つほど。現在も増殖中。散歩ネコは、沢山の帯を作りたい。でも、自分の背中は一つだけ。そこで、欲しい方の背中に乗せて欲しい。職人さんの力を借りて、沢山作って、帯屋さんになりたいと思っています。形になったのは、まだほんの少しですが、これから少しずつオープンにできるよう、準備中です。専用のタグも作って頂きました。アイデアとレイアウト(柄位置の指定)は、散歩ネコ、お仕立ては、職人さん。散歩ネコと仕立て屋さんの、共同作品となります。「仕立てなんて、呉服屋さんに頼めばいいでしょ?」いやいや、受けて下さらないのよ、洋裁用の生地は。同じ木綿でも、初めから帯用の反物ならば、勿論、受けて下さいます。ですが、洋服生地だと、継ぎ接ぎ前提となるので、「そんな面倒なことできない」「木綿の洋裁生地なんて、安っぽいものはやりたくない」「帯用に作られてないから、やりにくい」「継ぎ接ぎは、帯ではない」等々、沢山の職人さんに断られました。ほそ~い糸が繋がって、知り合いの知り合いの知り合いで(途中から赤の他人)、やっと引き受けて下さる方が見つかったのです。つないで下さった方々、本当にありがとうございます。「帯の仕立ての仕事がなくなり、引退しようと思っていた」と言われました。そういうタイミングだから、引き受けて下さったのも、あると思います。人生、タイミングだわ~洋服生地の帯(ファブリック帯)は、正統派の人から見たら、邪道で、ふざけているように見えるかも知れません。でも、「これ好き」という方は、必ずいると思うの。その方の心に届いたら、それでいいの。あら?これって、「着物でお出掛け会? 赤の他人と歩いて、何が楽しいの?」と言われて、「いやっ! 絶対に仲間はいる! この世のどこかに!」と思って、会をスタートさせた時と、同じだわ~そんなこんなで、着物でお出掛け会(と、帯屋)、これからもどうぞ宜しくお願いいたします(ブログやります・・・)