キャンプ施設
キャンプ地は近鉄バファローズの日向しか行ったことがなかったのだが、昨年初めて宮崎市のソフトバンクホークスのキャンプ施設を見学する機会があり、あまりの素晴らしさに目を見張った。「生目の杜運動公園」はおよそ35haもあり、一部は未完成ながら11,000人収容のアイビースタジアムのほかに、同じ広さの第2球場と室内練習場、さらには2つのサブグラウンドなどもある。各練習場間の移動負担を軽減するため実に機能的に作られていて、選手も動きやすい。室内練習場には1度に7~8人くらいがピッチング練習出来るブルペンもあり、ホークスが常勝チームであるのも納得であった。日向の「小倉が浜球場」はグラウンドが狭い上に水はけが悪く、またロッカーなどがなく不便だった。選手は着替えをベンチで行なっていたし、サブグラウンドとして使っていた隣の陸上競技場の土が固くて悪評だった。2002年にはやっと屋内練習場が出来たのだが、全体にプロのキャンプ施設としてはお粗末だった。逆に警備は緩やかだったし、各練習場間の移動の際などに色々な選手と直接触れ合うことが出来て、見学するファンとしてはそれなりに楽しかったかもしれない。