[カテゴリ未分類]の記事一覧 | 明日の風の吹く場所から・・

キングアーサー

友達と一緒にキングアーサーという映画を見た。友達は良かった！と言っていたので、その場ではいいずらかったのだけれど、自分としては今一つ納得のいかない映画だった。中身としては、”アーサーと円卓の騎士達がブリテンに責めてくる邪悪な敵と、ローマー帝国からの任務として戦い、仲間の犠牲や、他の民族との同盟を得ながら勝利を得る”という内容です。映像としては、素晴らしいし、俳優も格好いいけれど、ストーリーが心に響かないのです。目の前にあるのは自分達にとっての正義であり、その正義に賛同する者達のみの幸せがそこには広がっている。ある片方側だけから描かれた映画というのは自分にはどうしても合わない。なんだかとっても悲しくなる。なぜ敵が邪悪なのか？彼等は倒されるべき存在なのか？彼等にだって、心があるし、親も子どもだっているかもしれない。。戦いで死んでいった仲間は本当にそこで死んだ事を喜んでいるのか？残された人はそれぞれハッピーエンドでそれでいいのか？そんなんなら見んなよ。っていう感じですが、先ほどのあらすじを見て、何か感じませんでしたか？イラク戦争でアメリカのとった態度と同じように思います。みんながこの映画を良い映画としてココロに刻んだら、また世界に同じことが繰り返されていくのでは。。とちょっと怖いな。と思いました。どう思います？

うさぎの声

昨日もいろんな人にお会いした。でもその合間に漫画喫茶に行って、なんとなく最近感じたことを童話にしてみた。童話と言っても、心の中で感じた言葉を普通の文章の代わりにちょっとメルヘンチックなストーリーにしただけだから、子供のためというよりは大人向け童話。テーマは”大切なもの”かな。「うさぎのミミ」あるところに紫色のミミといううさぎがいました。ミミにはとっても長い耳がついていて、誰よりも遠くの音を聞くことができました。ミミはとっても小さな村に住んでいたのですが、そこでその耳を使って、迷子の子を泣き声から探し当てたり、嵐が来るのを誰よりも早く感じたりして、村人の役に立っていました。優しかったミミはどこかで涙を流す人がいれば、その人のところに行って涙を受け止めてあげたり、誰かがたくさんのため息をついているときには、隣でいつまでも話を聞いてあげたりしました。ミミはそんな風に大きくて長い自分の耳が誰かの役に立っていることがとても嬉しくて誇りに思っていました。そんなある日のこと、ミミには遠くで誰かが自分のうわさをしているのが聞こえました。それはなんだかとっても悲しいうわさでした。そして、よくよく聞くとそれはミミの大好きな親友の声でした。ミミはショックを受けて慌てて耳を塞いで家に帰りました。今のは何かの聞き間違い？いいえ、そんなはずはありません。ミミの耳の奥にはその親友の声がしっかりと刻まれていました。その日の夜は嵐でした。大きな雷の音が、ミミはとっても苦手で、それと昼間のショックとで、ミミは泣きながら耳を押さえて眠りました。次の日、耳は自分の家で自分のその長い大切な耳を糸で結び付けてしまいました。もう何も聞こえないように。。耳を縫いつけてしまったミミにはもうやることがありませんでした。静かな音のない世界でミミは本を読んで窓の外をぼんやりと眺めてすごしました。そのときミミの家に誰かがやってきました。それは小さな男の子で、泣きながらミミに何かを叫んでいます。けれど、耳を縫いつけてしまったミミには何も聞こえません。ただ目の前で泣く男の子におろおろしながらその子の瞳を見つめていました。それでもその子の口に耳をつけると、なんとかその子の言っていることを聞き取ることができました。「僕の大切なうさぎちゃんがいなくなっちゃったんだ」よくよく耳をつけて話を聞くと男の子の大切にしていたぬいぐるみのうさちゃんがいなくなってしまったようです。泣き続ける男の子にミミは言いました。「大丈夫だよ。一緒に探しに行こう」それから二人は手をとって出かけました。ミミは久しぶりに外に出たので太陽がまぶしくて仕方ありませんでした。丘の緑も、いつもの木々も、雲の浮かぶ青空も、なんだかとても懐かしく思いました。男の子に連れられて村のはずれにある森までやってきました。昼でも暗いうっそうと茂る森はミミは苦手でした。それに以前はたくさんの森の中の生き物の音が聞こえてきて、それが怖かったのですが、今日は逆に何も聞こえません。けれど、このまま帰るわけには行きません。こちらを見上げる男の子の手をしっかりと握り返してミミは森の中へと進んでいきました。どうしてこんな森の中にぬいぐるみを連れてきたのかミミにはわかりませんでしたが、案内されるまま、奥へ奥へと進んでいきました。途中で黒い鳥が二人のすぐそばをかすめてキューッと鳴きました。ミミはしゃがみこんでしまいましたが、男の子の目をみていると、先に進まずにはいられませんでした。もうこのままこの森の中で行方不明になってしまってもそれでもいい。。そんな風にミミは少し思いました。一歩ずつ進んでいくうちに、聞こえないはずのミミの耳に、小さな声が聞こえてきました「こっちだよ・・」見回しても誰もいません。しかも他の音は相変わらず聞こえないのに。。けれど、頼るものがないミミたちにはその声を頼るしかありません。不安を押しのけてミミは男の子の手を引いて歩き始めました。声に引かれていくと、少しずつ森の中の木々が別れていき、木漏れ日の差す小さな森の中の広場に出ました。不思議なことにその木漏れ日の中に小さなうさぎのぬいぐるみはこっちを向いて座っていました。ミミは嬉しくなって縫いぐるみに駆け寄って抱き上げました。「あったよー！」振り返ると男の子はいません。ぐるっと広場を見回しましたがその子はどこにもいません。おかしいなぁと思いながら手の中のぬいぐるみをよく見ると自分と同じように耳が縫いつけられています。えっ！そう思った瞬間手にしたぬいぐるみが、少しだけニヤっと笑って光の粒になってみるまに散ってなくなってしまいました。あっけにとられていると、後ろから声がしました。前の親友たちが探しに来てくれたのです。聞こえないはずのミミの耳には彼らの「大丈夫か？ミミ」という声がはっきりと聞こえました。その親友たちを見てミミは涙を止めることができませんでした。（おしまい）ここまで読んでくれた人ありがとう！何か感想あれば教えてください！

遥奈ちゃんに会った。

夢あるの和田さんの3ヶ月の遥奈ちゃんに会った。第一印象は藪内さんという彫刻家の彫る童子（どうじ）に似ているなーということ。昨日の長谷川社長にたまたまその絵葉書をもらったせいもあるかもしれないけれど、その彫刻に込められた、この世の中の現象をつかさどる童子たち。のような印象だった。http://www.kicoms.com/friends/yabu/doji.htmlそしてその作品の中で好きなもの。”追い風童子”この作品の絵の下には藪内さんの言葉が書かれていて、こんなにちいさなわたしだけれどいつもがんばるあなたの背からそっと追い風おくりましょだって。いいね。http://www.kicoms.com/gallery/item/006.htmlそこで五十川藍ちゃんにも初めてお会いした。第一印象は”にょーん”って感じ。なんだかきらきらした輝きを背負った人が突然現れて、にぎやかに光を撒き散らしてくれていた。そんな感じ。あくまでマイペースで、けれど感性豊かな雰囲気。どんな感じ？と言われたら”にょーん”って感じです。和田さん宅にお邪魔してお食事をいただいてその上ビデオを見せてもらったり、遥奈ちゃんと遊んだりした。和田さん、何しに来たんだろう？ともしかして不思議に思われているかもしれないけど、元気にがんばってる和田さんのメールや言葉だけでは感じられない雰囲気を感じに行ったんです。会えてとっても良かったです。ありがとう。その後銀座で砂川さんという先日お会いした元外務省の方に会う。自分が行くにはもったいないくらいの素敵なお店に連れて行ってくださって、素敵なワインと食事だった。こんなような落ち着ける食事の場があって、たくさんの人と議論をして、日本を良くしていきたい。そんな素敵な志を感じた一日だった。

赤坂見附

昨日は入社式の時にあって以来の10年来の友達と、志心道会という会でお仏壇のはせがわの長谷川社長にお会いして話を聞くことができた。その入社以来の友達との出会い、入社の時に同期と一緒に渋谷で道に迷って困っているところを助けてもらってからのつながり。渋谷育ちというお酒好きな女性でだんなさんもすごいお酒好き。それが今度転勤で愛知県の刈谷市の方に来るそうだ。俺が東京で会って人が、逆に俺の住んでる愛知に来るなんて運命とは不思議なもんだねー。彼女のよさはすぐ誰とでも友達になれるところ。その後赤坂のホテルで長谷川社長の講演があった。64歳ということで、とても穏やかな滑り出しの言葉から、日本というすばらしい国に住んでいて、もっと日本人は日本に誇りを持たなくてはならない！とういお話だった。今の日本の状況をとても憂いておられるようで、その場面になると、会場が揺れるくらいの迫力とボリュームのお話のされ方で、圧倒されてしまった。歴史をとてもよく勉強されていて、感心することばかり。。だった。けれど、このような講演を聴いたあとにいつも考えるのは、そしたら、明日からその話をどう生活に結び付けていけばいいんだろう・・？という事。何かの形で発信していくしかないんだろうなぁ。。その後その志心道メンバーと飲み飲みで気がついたら12時。そんな一日だった。

新宿に降りそそぐもの

今週は会社の夏休みで、昨日から東京に来ている。今新宿のインターネットカフェでコーヒーを飲みながらこれを書いてるとこ。新宿という街が俺は昔から好きで、なんか知らないけれど大学時代からよく来た。学生時代は高校時代の同級生が新大久保あたりに住んでいたのでよく泊まりに来て、なんとなく新宿の街をぶらぶらとすることが多かった。そいつの家はぼろアパートだったから狭い身体を横にしないと通れないようなキッチンの横を抜けて６畳の怪しい狭い部屋で二人で寝た（一様友人用の布団はあったので）。一時期はそいつが拾ってきた黒い子猫を飼っていて寝てたらその猫が布団の上やら顔の上で寝るので（暖かくて気持ちよかったんだろうか？）苦しくて目が覚めたこともあった。お金がなかった学生時代はそれでも向上心は旺盛というか、何にでも興味があったので、アルタ前の公園？に座っては人を眺め、ぼんやりして隣に座っている外国人に話しかけたり、路上ライブを聞いたりとかしていた。あのころはちょうどバブルの絶頂期で、その後不況の中へと日本全体が突っ込んでいく時だったのだけれど、いつも新幹線で東京に近づいてくるとその度に新しいビルが建っていて、街の風景がいつも変わっているので、それを見ているだけでわくわくした。その頃から渋谷や六本木はファッションや若者の街で栄えていたけれど、どうも自分にはなじまなくて新宿がよかった。なんでだろうな？と今思うに新宿の街は行き場のない人達の集まる場所なのかな、と思う。ちゃんとしたグループに所属していたり、よりどころのある人にはこの街は東京の中のたくさんの街の一つかもしれないけれど、自分のようなひょっこり福岡から出てきて、一人で今日何しようかな、みたいな人には新宿の街はなんか優しい。テレクラの呼び込みやカラオケの音楽、溢れる人に飛び散るチラシ、笑い喧騒、時にはけんかや事件まである。人々の欲望のからみ合う街には、その人々のエネルギーが集まっている気がして、自分の中に何かを巻き起こしたいけれど、それが何かわからない人々にとってはこの空間は結構気持ちいいのである。今あの頃とは自分は結構かわったように思うけれど、いまだにこの街は好きだ。以前のようなぎらぎらとしたエネルギーは薄れているような気がするけれど、この街には絶望から這い上がる力を持っているような気がするから。もし東京が廃墟になってもここには以前と変わらぬ人が集まり何かの商売をしているような、そんな気がする。

日記ｏｐｅｎ！／横浜

楽天日記の始め方がよくわからなかったのですが、やっとｏｐｅｎ！なんか知り合いがどんどん電脳化していってるのでついてくのが大変だよ～。ＨＰにＧＲＥＥにネット。すごいんだね。”ＭＡＴＲＩＸ” のモーフィアスが言ってた”ＷｅｌｃｏｍｅｔｏｔｈｅＲｅａｌＷｏｒｌｄ！”みたい。とふと思った。世界にはまだまだ知らない事がたくさんあって、まだまだ出会っていないたくさんの人がいるかと思うと、走り出さずにはいられない！みたいな感じかな。この日記を見て頂いた方、これからもよろしく～！－－横浜で会社の後輩に会った。近くのおいしい丼の店で汗をかきながら穴子丼と黄金丼をそれぞれ食べて、いろいろと話をした。その中で、最近メールマガジンの同期への発行で批判を浴びてがっかり。という話をしたら、そんなことで自分のやっている事にｄｉｓｃｏｕｒａｇｅ（やる気をなくす）させられちゃだめだ！と本気になって怒ってくれたのがなんかうれしかった。ガンバロ。とまた思えた。