バンド成長日記

[ここが変やで！東京弁] カテゴリの記事

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• ここが変やで！東京弁 Vol.17 - 『フレッシュ』

  Special thanks to samurai*akoさん （ネタ提供ありがとうございました！）おこんばんは！現在僕らのバンド、velveticaの新曲"Another World"を、velveticaホームページの"Songs"ページにUPしとるから、是非聴いてみて！で、今日は『ここが変やで！東京弁』の第17回目。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「フレッシュ」っちゅう言葉について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、付き合い始めて初めてヨシコちゃんの家に遊びに行ったコウジ君。今回、久々に街でデートすることになった2人。コウジ君が一足早く待ち合わせの喫茶店に到着した。今回はここから！コウジ君が喫茶店の席に付き、まだ幼さの残る女の子の店員がおどおどと注文を取りに来る。店員さん：「い、いらっしゃいませ、、、。何にしますか？」コウジ：「ん～、とりあえずホット！」店員さん：「ホット？ホットの何ですか？」コウジ：「はは～ん、さてはネェちゃん、新入りさんやな！卒業シーズンやからなぁ、こういうの多いねん！あのな、ホットっちゅうのはホットコーヒーのことやねん！」店員さん：「す、すいません。、、、あ！ホットコーヒーおいくつですか？」コウジ：「、、、あのなぁ、ネェちゃんの前にオレしかおらへんやろ？なんで一人でうれっそうに（※嬉しそうに）何杯もコーヒー飲まなあかんねん！1つに決まっとるやろ！それともあれか、アンタには他に人が見えとんのか？え？アンタは霊能力者でオレの肩に幽霊でも見えとんのかっちゅうねん！！」店員さん：「す、すいません、、、。しばらく待って下さい、、、。」そう言って店員さんが奥に引っ込む。コウジ：「、、、なんや、あのネェちゃんは！待って下さいやと！？敬語もろくに使えんのかいな！これやから今時のガキんちょは、、、。」コウジ君が店員の態度にぼやく。、、、そして1分後。店員さん：「お、お待ちしました、、、。 ！！！ じゃなくて、お待たせしました！」店員がコーヒーをカタカタ音を立てながら危なっかしい様子でコーヒーを持ってくる。コウジ：「おう、ありがとう！、、、ん？なぁ、ネェちゃん、砂糖とフレッシュがないわ。はよ持ってってか！ティースプーンも忘れんなよ！！」店員さん：「す、すいません！すぐ持ってきます、、、。」店員が走って奥に引っ込んで行く。コウジ：「まぁ、新人さんやからしゃあない（※仕方ない）なぁ、、、。」奥に引っ込んだ店員さんが、すぐに走って戻ってくる。店員さん：「あの、これでいいですか？」コウジ：「お、ありがとう！、、、ん？おいおい、砂糖とティースプーンしかないがな！んで、なんでジュースなんか持って来とんねん！」店員さん：「フ、フレッシュグレープフルーツジュース、、、。」コウジ：「そんなモン頼んでへんがな！はよフレッシュ持ってってか！」店員さん：「す、すいません、、、。」店員さんがまた奥に引っ込み、すぐに何かを持ってくる。コウジ：「、、、ひょっとして、それ、フレッシュオレンジジュースやろ？」店員さん：「そ、そうですけど、、、。」コウジ：「あのなぁ！オレ、今コーヒー飲もうとしとるやん！？そんな時にジュース飲みたくなるかいな！！人生の先輩として教えとったるけど、分からんことあるんやったら、間違える前に確認したらええやん！！」店員さん：「フ、フレッシュって、何ですか？」コウジ：「遅いわ！アホたれ！！」店員さん：「ううっ、、、。」ついに店員さんが泣き出してしまう。そこへ、、、。カラン、コロン、カラン。ヨシコちゃんが店に入って来た。ヨシコ：「あれ、コウジ君、店員さん泣いてるじゃない！！一体何やったの！？」コウジ：「うっ！こ、これは、、、。」バチンっ！！瞬時に状況を把握したヨシコちゃんの怒りのビンタが、コウジ君の頬に飛ぶ！！そして、ヨシコちゃんが店員さんの方を振り返る。ヨシコ：「ゴメンね！この人、野蛮だからあんまり近付かない方がいいよ！！」コウジ：「、、、。」分かったかなぁ？「フレッシュ」っちゅうのは「コーヒーフレッシュ」のことで、コーヒーに入れるミルク（一個一個プラスチック容器に入っとるヤツ）のこと。東京弁では、主に「ミルク」って言うみたい。ところで、コーヒーフレッシュの原料はミルクやなくてヤシ油なんやで！生クリームとコーヒーフレッシュは味も違うし、原料も違うんやで！それやのに、それやのに！！っちゅうことで結論。東京弁は「フレッシュ」を「ミルク」って言うとこが変！これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2006.02.06

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• ここが変やで！東京弁 Vol.16 - 『ごじゃ・わやくちゃ』

  Special thanks to T君のお兄さん （ネタ提供ありがとうございました！）おこんばんは！僕らのバンド、velveticaの先日の新年会の様子を、velveticaホームページの"Diary"ページにUPしたから、是非見てみて！velveticaオリジナル鍋、名付けて「vel鍋一号」のレシピも大公開中！！で、今日は『ここが変やで！東京弁』の第16回目。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「ごじゃ・わやくちゃ」っちゅう言葉について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、付き合い始めて初めてコウジ君の家に遊びに行ったヨシコちゃん。今回は、その次の週の土曜日の午後1時。コウジ君が、ヨシコちゃんが一人暮らししているとあるマンションの10Fの部屋に初めて遊びに行く。今回はここから！ドン、ドン、ドン！！コウジ君がヨシコちゃんの部屋の前に着き、ドアを壊れそうな勢いでノック、っちゅうよりも殴りまくる。コウジ：「ヨ～シコちゃ～ん！今来たでぇ～！！ヨ～シ、ヨ～シ、ヨ～シコちゃ～ん！！！」ドアが勢い良く開き、中からヨシコちゃんが顔を出す。ヨシコ：「ハズカシイでしょ、バカっ！アンタは声が大き過ぎるの！！さっきマンションの入り口でインターホン鳴らしたんだから、来たことぐらい分かってるよ！それに、そこにベルがあるでしょ！？」コウジ：「あ、ホンマや！せやけど、ベル押したら電気代かかるやろ？ノックやったらタダやで！！」ヨシコ：「もういいから、早く部屋に入って！！」あまりもの騒ぎに心配して部屋から出てきた隣の住民のいぶかしげな視線を避けるように、急いでコウジ君を部屋に入れるヨシコちゃん。で、ヨシコちゃんの部屋の中。コウジ：「おぉ～、キレイな部屋やなぁ！さすが女の子！！」ヨシコ：「そりゃあ、コウジ君の部屋に比べたらここは天国だよ。」コウジ：「、、、。なんや、オレの部屋は地獄か？ それにしても、この部屋は妙なぬいぐるみだらけやなぁ！ん～、なんやコイツは！ネズミか！！それに、アヒル、イヌ、ネコ、、、。」ヨシコ：「ち～が～う！ミッキー、ミニーにドナルド、グーフィー、プーさんだよ！！なんでプーさんがネコに見えるの？どう見たってクマでしょ！？」コウジ：「コイツがクマぁ！？弱そうなクマやなぁ～！！コイツ、絶対にシャケとか獲られへんから、しゃあなしに（※仕方なく）その辺の木の実ばっか食っとるわぁ～！！」ヨシコ：「違うの！プーさんはハチミツが大好物で、いっつもハチミツの壷持ってるんだよ！！」コウジ：「何ぃ、壷ぉ！？あのな、ヨシコちゃん、ちょいと落ち着き。そりゃクマはハチミツ食うかもしれんけど、ハチミツの壷持って食っとるとこ見たことあるか？え、あんのか！？」ヨシコ：「いいの！プーさんはプーさんなの！！ ひょっとしてコウジ君、ディズニー知らないの？」コウジ：「ディズニー？ディズニーってあれか？アニメ制作会社に失敗したウォルト・ディズニーが、その翌年の1923年に兄のロイ・ディズニーと一緒に映画制作会社ウォルト・ディズニー・カンパニーを設立して、1955年に1,700万ドル投入してディズニーランドっちゅう夢のテーマパークを設立したんやろ？ほほぉ～、噂には聞いたことあったけど、コイツらがディズニーのキャラクターなんやな！」ヨシコ：「、、、そうなの？いっつも思うけど、コウジ君って変なとこばっかり知ってるクセに、肝心なとこ知らないよね。まぁ、いいや。 それより、お願いがあるんだけど♥」コウジ：「ん？なんや、お願いって？おっちゃんに言うてみ！」ヨシコ：「あのね、明日ディズニーランド行きたいなぁ♥」コウジ：「でぇぃずにぃ～らんどぉ～？なんであんな人がうじゃうじゃおるとこに行かなあかんねん！ごじゃ言うな！」ヨシコ：「何よ、ごじゃって？ねぇ、いいじゃない、連れてってよぉ～♥ 連れてってくんないと、別れる！」コウジ：「うわぁ～、出た！別れる作戦！！わやくちゃ言うなよ！オレ、ホンマに人混みキライやねんって！！」ヨシコ：「、、、。」ヨシコちゃんが目に涙を溜めて、コウジ君を見上げる。コウジ：「おいおい、今度はウルウル作戦かいな！ありとあらゆる作戦行使する気ぃやな！ 、、、しゃあないなぁ。」ヨシコ：「えっ！連れてってくれるの？」コウジ：「おう、しゃあないから連れてったる！ほな、今から着替えとパスポート出して準備しぃ！！」ヨシコ：「着替え？パスポート？？ なんで？」コウジ：「ん？ディズニーランドって、カリフォルニアにあるんやろ？明日行くんやったら、今から出な間に合わへんやん！！」ヨシコ：「、、、ディズニーランドって、日本にもあるんだよ、、、。」分かったかなぁ？「ごじゃ」、「わやくちゃ」っちゅうのはどっちも同じような意味で、「無茶苦茶」っちゅう感じの意味。コイツらは関西弁っちゅうより、たぶん播州弁（関西の一部地方の方言）。多分、大阪とか神戸とかやったら通じへんと思うけど、どないやろ？っちゅうことで結論。東京弁は「ごじゃ・わやくちゃ」が通じへんとこが変！これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2006.01.20

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• ここが変やで！東京弁 Vol.15 - 『押しピン』

  Special thanks to T君のお兄さん （ネタ提供ありがとうございました！）おこんばんは！今日は『ここが変やで！東京弁』の第15回目。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「押しピン」っちゅう言葉について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、旅行も兼ねて2人でコウジ君の実家である兵庫県に帰ったコウジ君とヨシコちゃん。楽しかった旅行もあっという間に過ぎ、TOKYOに帰った2人はまた何気ない仕事の日々に戻る。で、正月の過ぎたある日曜日、ヨシコちゃんが始めてコウジ君の家を訪れる。（お互いの家に行ったこともないのに2人で帰省した、ちゅう変なシチュエーションやけど、まぁ人それぞれってことで♥）今回はここから！ヨシコ：「お、お邪魔します、、、。」(なんなの、この部屋！足の踏み場もないぐらい散らかってるじゃない！)コウジ：「まぁ、遠慮せんとくつろいでぇな！」ヨシコ：「くつろぐ？こんなに散らかってる部屋のどこでくつろげって言うのよ！ちょっとは片付けたら？」あまりにも散らかってる部屋を見て、一気に不機嫌になるヨシコちゃん。コウジ：「ちゃうねん、ちゃうねん！今日ヨシコちゃんと一緒に片付けようと思って、わざと散らかしとんねん！！、、、嬉しいやろ？」ヨシコ：「バッカじゃないの！？嬉しいワケないじゃない！！、、、仕方ないなぁ。ほら！コウジ君も手伝うの！」コウジ：「は、はい、、、。すんません、、、。」ブツブツ文句を言いながらも片付けを始めるヨシコちゃん。2人で30分ぐらい片付けをして、なんとか人の住める環境になった。部屋がキレイになり、ひとまずヨシコちゃんの不機嫌も収まる。ヨシコ：「あ、これ、ギター？コウジ君って、ギター弾くんだっけ？」コウジ：「あれ？言うたことなかったかいなぁ？オレ、今はしがないサラリ～マンやっとるけど、昔はこれでもバンドマンやったんやで！プロを目指しとった時期もあったんやど！」ヨシコ：「へぇ、そうなんだ！ねぇ、ちょっと何か弾いてみて！」コウジ：「しゃあないなぁ（※仕方ないなぁ）！ホンマやったら金取るとこやけど、ヨシコちゃんやから特別にタダで聴かしたるわ！」そう言ってFenderのストラトキャスター（ギター）を手に取って慣れた手付きでチューニングを合わせ、ギターを弾きながら大声で歌い始める。自信満々に引き始めたはいいが、その歌は、とても人の耳に耐え得るシロモノではなかった。そして10秒後、、、。ヨシコ：「、、、も、もういいや！コウジ君、サラリーマンになって良かったね！」コウジ：「、、、。そりゃ一体どういう意味や！」ヨシコ：「そ、それより、あの壁のポスター、外れかかってるよ！」コウジ：「あ、あれ。あれはなぁ、ビートルズのジョン・レノンが描いたポスターなんやで！せやなぁ、ちょっと外れそうやなぁ。その辺に押しピンなかったっけ？」ヨシコ：「押しピン？何それ？」コウジ：「押しピンは押しピンやがな！、、、あれ、おかしいなぁ？この辺の床に置いといたはずなんやけどなぁ。ヨシコちゃん、さっき片付けた時にどっかにしまった？」ヨシコ：「だから、押しピンって何？」コウジ：「押しピンも分からんのかいな！画びょうのことやがな！どこやった？」ヨシコ：「画びょう、、、。さっき床に散乱してたやつ？あれ、危ないから全部捨てたよ。」コウジ：「何！捨てた！？おいおい、人のモン勝手に捨てんなよ、アホ！あれはちゃんと床に置いとったんやろが！！」ヨシコ：「アホって何よ、バカ！！床に散乱してて危ないから捨てたんじゃない！踏んじゃったらどうすんのよ！！」コウジ：「あぁ、もうええわ！ゴミ袋ん中にあるんやな！？」そう言ってコウジ君が大きなゴミ袋の中を探し始める。折角部屋を片付けたのに、ゴミ袋を荒らしまくる内に再び部屋が散らかっていく。10分後、、、。コウジ：「あ！あった、あった！！、、、ありゃ？また部屋散らかってもたなぁ！ヨシコちゃん、もっかい（※もう一回）片付けしよか？」ヨシコ：「もう知らない！！」上で出てきたとおり、「押しピン」っちゅうのは「画びょう」のこと。まさか、こんな普通名詞も通じへんとは、僕もびっくり！！っちゅうことで結論。東京弁は「押しピン」が通じへんとこが変！これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2006.01.16

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• ここが変やで！東京弁 Vol.14 - 『べっちょない』

  おこんばんは！今僕は地元の兵庫県に帰省しとる。で、僕の記憶の奥底に封印されとった関西弁が次々と甦る。っちゅうことで、今日は2ヶ月振りの『ここが変やで！東京弁』のコーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「べっちょない」っちゅう言葉について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、めっちゃ距離が縮まったコウジ君とヨシコちゃん。あれから作者の僕も知らん間に2人の間に色々あって、ついにクリスマスイブに2人は付き合い始めた。で、正月っちゅうことで、コウジ君とヨシコちゃんはコウジ君の地元である兵庫県に旅行も兼ねて帰省中。コウジ君は実家のオヤジとオカンにヨシコちゃんを紹介しに行く。今回はここから！コウジ：「ただいま～！今帰ったでぇ～！！」オヤジ：「おぉ、コウジ、お帰り！今回も鈍行で帰って来たんか？えらかった（※大変だった）やろぉ？ん、どちらさんや、その人？」ケチなコウジ君は、東京から実家に帰って来る時は高い新幹線なんか使わず、『青春18切符』で鈍行を乗り継いで帰って来る。言うまでも無く、ヨシコちゃんは電車に乗っている約10時間、コウジ君に文句を言い続けた。（『青春18切符』については『バンドマンのこだわり Vol.7』参照！）オカン：「あれまぁ！えらい（※大層な）べっぴんさん連れて！！ト～キョ～の人なん？」コウジ：「せや、オレの新しい彼女や。ヨシコっちゅうねん。 ヨシコちゃん、これオヤジとオカン。挨拶しとき！」ヨシコ：「はじめまして、ヨシコと申します。明けましておめでとうございます。どうぞ宜しくお願い致します。」オカン：「まぁまぁ！ご丁寧に！やっぱりト～キョ～の人は偉いわぁ！こちらこそ、よろしゅうに！ほれ、お父さん、アンタも挨拶しんかいな！！」田舎モン（特に年配の人）はなぜか東京を信奉しとって、東京から来たっていうだけで尊敬の眼差しを向ける。オヤジ：「、、、まぁ、ゆっくりして行きや。」オカン：「なんやの、アンタ！！知り合い同士やったらギャ～ギャ～騒ぐくせに、知らん人には挨拶もろくにできんのかいな、ホンマに！！ こないだもせやで（※この間もそうですよ）！ ブツブツブツブツ、、、。」コウジ君のオカンがオヤジに延々と約10分間文句を言い続ける。ヨシコ：「、、、。」コウジ：「まぁまぁ、ええがな！新年から文句ばっかり垂れよったら幸も逃げてくがな！！ まぁ、ヨシコちゃん、遠慮せんと上がりぃな！！」ヨシコ：「う、うん。それじゃ、お邪魔します、、、。」凄まじいオカンの関西弁の嵐に唖然とするヨシコちゃん。とにかく家に上がり、4人でテーブルを囲む。オカン：「ほんで、アンタらいつ式挙げるん？」コウジ：「ア、アホか！オレらまだ付き合い始めて1週間ぐらいやで！結婚はまだや！」オヤジ：「、、、。」黙々と屠蘇を飲むオヤジ。ヨシコ：「そうなんですよ、お母さん。結婚なんてまだまだ、、、。」オカン：「あれまぁ、お母さんやて！聞いた、お父さん！お母さんやて！！あたし嬉しいわぁ！はよ元気な孫生んで下さいな、ヨシコさん！！」コウジ：「せやから、結婚はまだ先やっちゅうねん！人の話聞いとんかいな！」オヤジ：「、、、。」まだまだ屠蘇を飲み続けるオヤジ。オカン：「それにしても、ヨシコさん、べっぴんさんやなぁ！コウジ、どこでこんなべっぴんさん引っ掛けたん？」コウジ：「引っ掛けたって、、、。そんなんちゃうがな！ヨシコちゃんはな、え～と、、、。どこで知り合ったんやったっけ？」ヨシコ：「忘れちゃったの？コウジ君が私の勤めてる会社に仕事で来た時に、受付の私をデートに誘ったんじゃない！」コウジ：「あ、やっぱ引っ掛けたんか！せやった、せやった（※そうだった、そうだった）！！」オヤジ：「、、、。」果てしなく屠蘇を飲み続けるオヤジ。すでに顔がタコみたいに真っ赤っ赤。オカン：「ほれ、お父さん！アンタも酒ばっかり飲んでないで、話しなはれ！折角わざわざ東京から来てくれはってるんやから！ コウジ、聞いてぇな！お父さん、朝からず～っとお酒飲んでるんやで、ホンマに！ ブツブツブツブツ、、、。」バタン！オヤジが酔っ払って轟音を立ててぶっ倒れる。オヤジ：「、、、うィ～。。。」ヨシコ：「、、、だ、大丈夫ですか？」コウジ：「べっちょない、べっちょない！！オヤジ、酒弱いくせにいっつも飲み過ぎるんや！それに、今日はヨシコちゃんおって緊張してしゃべられへんから、余計に酒が進んどるんやろ。」ヨシコ：「でも、白目剥いて倒れてるよ！救急車呼ばなきゃ！！」オカン：「べっちょないんですよ、ヨシコさん。お父さん、いっつも酔っ払ったらこうやって寝てまうんですよ。ホンマに困ったモンやわぁ！」コウジ：「そうそう。ややこしい倒れ方するやろ？」ヨシコ：「そ、そうなの、寝てるんだ、、、。」大体「べっちょない」の意味分かったかなぁ？「べっちょない」っちゅうのは「大丈夫」っちゅう意味。これは関西でも播州弁って言って、限られた地域でしか使われへん言葉。たぶん大阪やったら通じへんと思うから、要注意！！っちゅうことで結論。東京弁は「べっちょない」が通じへんとこが変！これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2006.01.03

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• ここが変やで！東京弁 Vol.13 - 『さらぴん』

  今日は久々の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「さらぴん」について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、コウジ君の話す言葉が理解できずに、泣きながら走り去ってしまったヨシコちゃん。コウジ君がすぐにヨシコちゃんの後を追いかけ始めたが、予想外にヨシコちゃんの足が速く、追いかけ始めて30分後になんとかヨシコちゃんに追いついた池袋の人通りの少ない路上。今回はここから！コウジ：「ハァ、ハァ、ハァ、、、。やっと追いついた、、、。ヨシコちゃん、足速いなぁ！」ヨシコ：「、、、。」コウジ：「さっき、なんで泣いてもたん？オレ、なんかキツイこと言うたっけ？」ヨシコ：「、、、あのね。私、一人でいる時ずっと考えてたんだけど、、、。」コウジ：「ん？」ヨシコ：「私達、育った場所も環境も全然違うじゃない？でね、これから先、うまくやっていけるのかなぁ？って思っちゃうんだよね、、、。」コウジ：「、、、。」ヨシコ：「私、今までそういう人と付き合ったことなかったから、さっきコウジ君に私の分かんない言葉をまくし立てられてちょっと距離を感じちゃって、不安になっちゃった、、、。」コウジ：「なぁんや！そんなことやったんかぁ！！でも、うれしいなぁ！！」ヨシコ：「何がうれしいの？」コウジ：「オレ、ヨシコちゃんがそんなに真剣にオレのこと考えてくれとるとは思ってなかったからなぁ。この前初めてオレがデートに誘った時、ヨシコちゃん、はじめちょっと冷たかったから、、、。」実はこの二人、これが2回目のデートで、まだ付き合ってない。コウジ：「だから、さっきのヨシコちゃんの言葉、めっちゃうれしかってん！育った場所も環境も全然違うかもしれんけど、そんなんは関係ないやん！国際結婚するヤツらよりは、オレら、近いやん！？それに、オレはこれから二人でおんなじモン作っていけたらええなぁ、って思とんねんで！」ヨシコ：「、、、そっか。そうだよね。おんなじモノなんて、これから作っていけばいいんだよね！、、、それって、告白？」コウジ：「うっ！う～ん、、、。ハズカシイけど、そんなんかもなぁ！もしそうやったら、ヨシコちゃんはどう返事するん？」ヨシコ：「う～んとね、、、。ヒミツ♥」すっかり明るくなったヨシコちゃん。コウジ：「なんやそりゃ！ケチ！！、、、まぁええわ。ヨシコちゃんの気持ち分かったしな！！」ヨシコ：「な～にうぬぼれてんの、バ～カ！！」コウジ：「バカ言うな！アホって言え！アホって！！、、、ところで、ヨシコちゃんの靴、ヒール折れてない？」ヨシコ：「あ～、これ、さっき走ってる時に折れちゃった、、、。靴屋で直してもらうから、別にいいよ。」コウジ：「直してもらう？ケチ臭いこと言うな！オレがさらぴんの靴、こおたる（※買ってあげる）がな！！」ヨシコ：「『さらぴん』？」コウジ：「あ、悪い！『さらぴん』は、『新品』とか、『真新しいモン』っちゅう意味やねん！、、、もう泣くなよ！！」ヨシコ：「もう泣かないよ！バ～カ！！」コウジ：「アホって言え、って言ったやろ！ドアホ！！」また一歩距離が縮まった二人であった、、、。あ～、なんとか前回と話がつながった！前回、次の展開も考えんといきなりヨシコちゃんを泣かしてもたから、次どないしよ？って思とったんやなぁ！！で、上の会話で出てきた通り、「さらぴん」っちゅうのは「新品」っちゅう意味。他にも、この応用として「さらっぴん」、「さら」、「まっさら」とも言う。っちゅうことで結論。東京弁は「さらぴん」が通じへんとこが変！これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2005.11.01

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• ここが変やで！東京弁 Vol.12 - 『こんまい・ちんまい』

  今日は久々の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「こんまい、ちんまい」について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、開店前の喫茶店に間違えて入ってしまった二人。その店から出てから、しばらく街をプラプラする。今回はここから！コウジ：「なぁ、ヨシコちゃん。どっか行きたいとこないの？」ヨシコ：「えぇ～、、、。あっ！私、MP3プレイヤー欲しかったんだぁ！ちょっと見に行っていい？」コウジ：「えむぴぃすりぃ？なんやそれ？」ヨシコ：「え？コウジ君、MP3知らないの？遅れてるぅ！あれだよ、パソコンとかで音楽聴く時の、、、。」コウジ：「あ～！ひょっとして、200～2,000Hz以外の超低音と超高音をカットしたり、聞こえへんぐらい小さい音をカットしたりして音声を非可逆圧縮したMPEG-1 Audio Layer3のことかぁ！！」ヨシコ：「う～ん、よく分かんないけど、それなのかな？」（なんだ、チョ～詳しいじゃん、、、。）っちゅうことで、電器屋さんに行くことになった二人。ビックカ○ラはさっき行った時にトラブル起こしてもたから、さ○らやに向かう。で、携帯オーディオのフロアに到着。コウジ：「うわ～！ここもごっつい人やなぁ！！」ヨシコ：「今、MP3プレイヤー人気あるからね。あっ、これチョ～カワイイ♥」コウジ：「うぉっ、なんじゃこりゃ！？えらいこんまいのぉ！！」ヨシコ：「、、、コンマイ？」コウジ：「なんや、こんまいも分からんのかいな！こんまいっちゅうのは、ちんまいっちゅうこと！！」ヨシコ：「？？？」コウジ：「あ～！！ちんまいもあかんのかぁ！！ほな、『こまい』、『ちっこい』やったらどないや！？」ヨシコ：「、、、ゴメン。私、コウジ君のこと、分かんなくなってきちゃった、、、。」コウジ君の言ってる意味が分からないヨシコちゃんが、そう言ってちょっと目に涙を溜める。コウジ：「あ～、泣くな泣くな！オレが悪かった！！」コウジ君が今にも泣き出しそうなヨシコちゃんをなだめ始める。コウジ：「よしよし、ええ子やからもう泣くな！よしよし、よしよし。よしよしよしよしよし子ちゃん。」ヨシコ：「、、、、、、。ゴメン、ホンットにコウジ君が分かんない、、、。ちょっと一人にして、、、。」コウジ：「おいおい！どこ行くねん！！お～～～い！！」ヨシコちゃんが、どこかに走り去ってしまう。コウジ：「、、、あ～あ。行ってもた、、、。」（ヨシコちゃんって、こんなキャラやったかいなぁ？）上の会話で出てきた「こんまい」、「ちんまい」、「こまい」、「ちっこい」っちゅうのは、全部「小さい」っちゅう意味。「小さい」を意味する関西弁は、ほとんどの場合、東京人には通じへんから注意しましょう。っちゅうことで結論。東京弁は「こんまい、ちんまい」が通じへんとこが変！これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2005.10.18

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• ここが変やで！東京弁 Vol.11 - 『なおす』

  Special thanks to パブロフＸさん（ネタ提供ありがとうございました！）今日は第11回目の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「なおす」について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、池袋にあるビックカ○ラにお揃いの携帯を買いに行ったが、見事に展示してあった携帯を壊してしまったコウジ君。で、逃げるように店を後にする二人。今回はここから！コウジ：「あ～！やばかったなぁ！！」ヨシコ：「もう！コウジ君とどっか行くと、絶対トラブルになっちゃう！！」コウジ：「まぁええやん！それがオレの取り得なんやしな！！オモロイ（※面白い）やろ！？」ヨシコ：「取り得って何よ！バカッ！！、、、でも、ちょっと楽しいな。」コウジ：「せやせや（※そうだそうだ）！それでええんや！！で、携帯どないしよ？」ヨシコ：「まぁ、別の店に見に行けばいいんじゃない？それより、ちょっと疲れちゃった。」コウジ：「何！？もう疲れたんか！、、、しゃあないなぁ（※仕方ないなぁ）。じゃ、どっかで茶ぁシバこか！」ヨシコ：「茶ぁシバく？どういうこと？」コウジ：「茶ぁシバくも通じへんの？喫茶店でも行ってお茶しよか、ってことやねん。」ヨシコ：「ふ～ん、ダサい言い方だね。」コウジ：「、、、。」っちゅうことで、ちょっと裏通りの地下にある喫茶店に入る二人。雑然とした店内に、薄暗い明かり。二人の他に客の姿はなく、一番奥のテーブルに腰掛ける。コウジ：「なんや、えらい辛気臭い店やなぁ、、、。」ヨシコ：「そうだね、、、。でも、もう座っちゃったし、いいんじゃない？ゆっくりできそうだし。」コウジ：「う～ん、それにしても、なんで店のど真ん中に掃除機が出しっ放しやねん！ちゃんとなおしとかんかい！！」ヨシコ：「『掃除機をなおす』？あの掃除機、壊れてるの？」コウジ：「ちゃうちゃう（※違う違う）！別にめげとるんやなくて、『掃除機を片付る』っちゅう意味やねん！」（「めげる」については『ここが変やで！東京弁 Vol.10』参照）ヨシコ：「ふ～ん、『なおす』ってかたすってことなんだね。」コウジ：「かたす？片付けるっちゅうことなん？」ヨシコ：「うん。関西ではかたすって言わないんだね。」コウジ：「言わんなぁ。それにしても、なんやこの店は！掃除機どころか、テーブルに雑巾置いたまんまやし、照明も暗いし、ところどころイスがテーブルの上に上がったままやし、メニューも置いてないし、それに店員はどこにおんねん？はよ来んかい！」その時、店の奥の方から店員が出てくる。店員：「あの～、スイマセン、、、。」コウジ：「あっ！やっと来やがった！遅いで、店員はん！！それに、なんや、この店内は！！」店員：「そりゃ、掃除中ですからねぇ、、、。『準備中』って入り口に掛けてませんでした？」コウジ：「準備中？、、、そ、そりゃ失礼しました～！！」上の会話のように、関西で「なおす」っちゅうのは「片付ける」っちゅう意味。もちろん「修理する」っちゅう意味でも使われる。ちなみに、「茶ぁシバく」っちゅうのは関西では一応通じるけど、あんまり言っとる人おらへんから、あんまりうれっそうに真似せんように！っちゅうことで結論。東京弁は「なおす」が通じへんとこと、「かたす」っていうとこが変！（関西でも「かたす」が通じる人もおるみたいやけど、、、。）これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2005.09.27

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• ここが変やで！東京弁 Vol.10 - 『めげる』

  Special thanks to きこりん。さん、仁美！さん （ネタ提供ありがとうございました！）今日は第9回目の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「マック」について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、池袋駅で合流してからマクドに軽くメシを食いに行った二人。今回はここから！コウジ：「あ～！食った食った！！」ヨシコ：「、、、。よく飲み物もなしでフツ～のハンバーガー5個も食べられるよね、、、。」コウジ：「アホ！ここに500円あるとすんやろ？そこでうれっそうにセット食うヤツは素人やねん！飲みモンとかポテトとか食うぐらいやったら、500円でハンバーガー5個食った方が腹いっぱいになるやん！！」ヨシコ：「ふ～ん。変わってるね。ところで、これからどこ行くの？」コウジ：「そうそう！オレ、携帯（電話）新しいヤツ欲しいねん！できれば、ヨシコちゃんとお揃いで買いたいなぁ、、、」ヨシコ：「えっ！う、うん、いいよ！！コウジ君、カワイイ♥顔真っ赤っ赤だよ！」コウジ：「う、うるさいわい！はよ（※早く）携帯買いに行くで！！」ヨシコ：「照れてる～！カワイイね♥」っちゅうことで、池袋の定番、ビックカ○ラに行くことになった。で、ビックカ○ラの携帯フロアに到着。コウジ：「へ～！ごっついなぁ！！ここにある携帯、全部カラー画面やん！」ヨシコ：「何言ってるのよ、、、。今時カラーじゃない携帯使ってるの、コウジ君ぐらいじゃない！？」コウジ：「ぅおぉ！この折りたたみ携帯、おもろいで！！首がくるくる回るがな！！」コウジ君が、折りたたみ携帯の首を色んな角度に回して遊びまくる。コウジ：「ほぉ～！こんな角度にも回せるんや！！ほな、こんな角度はどないや？」コウジ君が、無理な方向に携帯をねじ曲げる。、、、と、その時！「バキッ！！」ヨシコ：「！！！」コウジ：「おぉ～！！すげえ！！！この携帯、分裂もできるんや！！」ヨシコ：「違う！違うよ、コウジ君！！それ、壊れてんの！！！」コウジ：「ん？これ、めげてんの？」ヨシコ：「メゲテ、、、？それより、早く店員に謝んなきゃ！」コウジ：「アホ！『弁償せぇ！』って言われたらどないすんねん！！こんな時はバレる前に逃げたらええねん！！」ヨシコ：「何言ってんのよ！、、、あっ！痛いっ！！」コウジ君が強引にヨシコちゃんの腕を掴み、疾風の如く店から走り去るのだった、、、。「めげる」、、、。なんとなく分かるやろうけど、これは「壊れる」っちゅう意味。「壊れる」って言うより「めげる」って言った方が、なんとなくカワイイやろ？っちゅうことで結論。東京弁は「めげる」が通じへんとこが変！（ちなみに、「めげる」は兵庫の一部地域（播州辺り）だけで使われるみたいで、兵庫の中でも神戸の人には通じへんみたい、、、。）「めげる」を紹介してくれたきこりん。さんと仁美！さんに、「この言葉、関東で流行らせたるわ！」って約束してもたから、これを読んでくれた皆さん、なんかが壊れた時は必ず「めげてもた！！」って言いましょう。これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2005.09.20

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• ここが変やで！東京弁 Vol.9 - 『マック』

  Special thanks to raityou68さん （ネタ提供ありがとうございました！）今日は第9回目の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「マック」について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回の初デートで、ちょっとイイ感じになった二人。次の週の休日、またコウジ君とヨシコちゃんがデートすることになった。で、前回のデートは渋谷やったから、今回は池袋に行くことになった。今回はここから！コウジ君が時計を覗き込む。時刻はもう12:20。ヨシコちゃんはもう20分も遅れている。苛立ち混じりの池袋駅前。コウジ：（、、、遅いっ！なんで女っちゅう生きモンはこういっつも遅れるんや！！）ヨシコ：「ゴメンね！遅れちゃった、、、。怒ってる、、、よね？」コウジ：（やっと来やがった！おっ！今日は前より化粧薄めやなぁ！「恋する乙女」ってヤツかぁ？、、、こっちの方がカワイイなぁ♥）「ええがな、ええがな！気にしなはんな！今度から気ぃ付けや！」ケバいのが嫌いなコウジ君は、薄化粧のヨシコちゃんを見て苛立ちが一気に吹き飛ぶ。コウジ：「オレなぁ、ちょっと小腹空いとんねん。軽いモン食ってええか？」ヨシコ：「そうなの？じゃ、駅前のマックでよくない？」コウジ：「うわっ！あ～あ～、言うてもた！」ヨシコ：「何のこと？」コウジ：「あのな、『マック』やなくて『マクド』やねん。なんでか知っとるか？」ヨシコ：「なんで？」コウジ：「『マクド』って『マクドナルド』のことやん？『マクドナルド』の頭3文字取ったら『マクド』になるやん！？、、、せやのに！ト～キョ～モンっちゅうヤツは！！」ヨシコ：「『マック』の『ッ』が『マクドナルド』の中に入ってない、って言いたいの？」コウジ：「そうそう！それそれ！！『マック』っちゅうのはパソコンのマッキントッシュのことやねん！！」ヨシコ：「？ でも、『マッキントッシュ』の中に『マック』の『ク』は入ってないと思うんだけど、、、。」コウジ：「、、、。 うぅっ、、、。 ！！！ そうそう！『マッキントッシュ』やなくて、『マックィントッシュ』やったわ！！」ヨシコ：「はいはい。」「マック」と「マクド」、、、。これは有名やね！ちなみに、ブログで知り合った広島の子によると、広島では「マック」らしい、、、。「マクド」って関西だけなんかなぁ？っちゅうことで結論。東京弁は言葉の略し方が変！これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2005.09.14

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• ここが変やで！東京弁 Vol.8 - 『ほかす』

  Special thanks to リタりんさん （ネタ提供ありがとうございました！）今日は第8回目の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「ほかす」について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、ちょっとイイ感じになったコウジ君とヨシコちゃん。でも、見事にコウジ君がいいムードをぶち壊してしまう。その後、すぐに機嫌を良くしたヨシコちゃん。しばらく公園でコウジ君と楽しいおしゃべり。今回はここから！ヨシコ：「あ～っ、もうこんな時間！明日仕事だし、もう帰らなくちゃ、、、。」ヨシコちゃんが時計を見ると、いつの間にか10:30。コウジ：「さよか。ほな、一緒に駅まで行こか！」二人が公園を出て、渋谷駅に向かう。10分後、、、。コウジ：「あ～、やっと着いた！それにしても、この時間やのにめっちゃようけ（※たくさん）人おるなぁ！」ヨシコ：「そんなに多い？ここに着いた時も言ったけど、こんなの、普通だよ。」コウジ：「そうなん？でも、あれ見てみ、あの行列！切符1枚買うんに、なんであんなに並ばなあかんねん！一体、どんだけウマいモン売っとる店やっちゅうねん！オレ、あんなんに混じんのイヤや！」ヨシコ：「でも、並ばなきゃ切符買えないよ？」コウジ：「ええねん！あんなん並ぶぐらいやったら、オレ歩いて帰るわ！！」ヨシコ：「あっそう。じゃ、今日ありがとね。楽しかった。バイバイ。」コウジ：「おいおいおい！ジョ～クやがな、アメリカンジョ～ク！並ぶわ、並びゃ～ええんやろ！」ヨシコ：「アハハっ！楽しいね！コウジ君、子供みたい！」この日1日でコウジ君をおちょくるコツを掴んだヨシコちゃん。大分コウジ君に打ち解けられるようになってきた。、、、で、5分後。コウジ：「あ～、やっと切符買える！クソっ、ジェイ○～ルめ！人がな～んもせんとじっとしとれる時間知っとるんかいな！3分やで、3分！だからインスタントラーメンも3分なんやど！ど○兵衛は5分やから、あれアカンねん！」ヨシコ：「ふ～ん。コウジ君って、どうでもいいこと知ってるんだね。切符買わないなら、私、先に買っちゃうね。」ヨシコちゃんが今日初めて自分のカバンから財布を取り出す。（これまではずっとコウジ君のおごり。）コウジ：「うおっ！なんや、その財布！分厚いサイフやなぁ！『私はお金持ちなのよ！』って言いたいんか！？」ヨシコ：「ち～が～う～よ～！カードとかレシートとかがいっぱい入ってるの！」コウジ：「なんでレシートなんか大事そうに取っとんねん！そんなモン、ちゃっちゃ（※とっとと）ほかしてまわんかい！」ヨシコ：「？ 『ほかす』って何？」コウジ：「何！？ 『ほかす』が通じへんの？それはやなぁ、、、」背後から「早く切符買え！」っていう無言の圧力が二人にかかる。コウジ：「クソっ！ト～キョ～モンめ！文句あるんやったら、口で言わんかい、口で！」ヨシコ：「何ブツブツ言ってるの？言いたいことあるんだったら、はっきり言えば？」コウジ：「、、、。」「ほかす」、、、。上の会話でなんとなく分かると思うけど、「ほかす」は「捨てる」っていう意味。っちゅうことで結論。東京人には「ほかす」も通じへんのか！ネタ提供してもらうまでオレも通じへんこと知らんかったど！！（前と一緒やなぁ、、、。）これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2005.09.08

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• ここが変やで！東京弁 Vol.7 - 『さぶいぼ』

  Special thanks to Okaponさん （ネタ提供ありがとうございました！）今日は第7回目の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「さぶいぼ」について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、大阪焼きの屋台から逃げるように走り去ったヨシコちゃんとコウジ君。渋谷の街中を歩いている内に冷静さを取り戻したヨシコちゃん。そして、二人は渋谷の夜道を歩き続ける。今回のお話はここから！ヨシコ：「、、、また怒っちゃったね。」コウジ：「いや、オレが悪かった。ゴメンな。」ヨシコ：「うん。、、、でも、いっぱい怒っちゃったけど、なんか、楽しいな。」コウジ：「ほんまに？でも、なんで？」ヨシコ：「だって、こんなに自分の感情を素直にぶつけられる人、今までいなかったもん。」コウジ：「うん、、、。」ヨシコ：「私が今まで付き合ってきた人ってね、イケメンで、育ちが良くて、お金持ちで、、、。でも、なんだろ、何か違ったんだよね、、、。」コウジ：「、、、。」ヨシコ：「なんか、私とは違うんだな、って思ってた。、、、でね、なんかその人の前ではカワイ子ぶっちゃってね、その人の話に合わせるだけで、私の感じたこととか、思ったこととか、ちゃんと言えなかったの、、、。だから、コウジ君は、なんか新鮮。なんでも話せちゃう気がするんだもん。」コウジ：「そうなんや、、、。なんか、分かるわぁ、、、。オレも昔は、好きな子の前やったらなんや知らんけどカッコ付けてもて、自分のイヤなとこ隠したり、思ってもおらへんこと言ってもたりしとったもんなぁ。」ヨシコ：「そうなの？、、、なんか、似合わないね。」コウジ：「なに言うとんねん！こう見えても、オレにもちゃ～んと青春っちゅうモンがあったんやで！」ヨシコ：「クスっ！なんか、面白いね。」コウジ：「何がおもろいねん！、、、ちょっと歩き疲れたなぁ。そこの公園で一休みしよか？」いつの間にか人混みからはずれ、人気のない公園の前まで歩いていた二人。近くの自動販売機でヨシコちゃんは冷たいミルクティー、コウジ君は温かいおしるこを買い、人のいない夜の公園のベンチに腰掛ける。ヨシコ：「なんでおしるこなんて買ったの？しかも、夏なのにあったかいの。」コウジ：「ちゃうねんて！これウマイんやって！」そう言いながら、コウジ君は一気におしるこを飲み干す。コウジ：「ぅおおお～！あつっ！！、、、でも、ゥンマ～イ♥」ヨシコ：「アハハハっ！バッカじゃない！？、、、やっぱり、コウジ君は違う。」コウジ：「ん？」ヨシコ：「コウジ君は、今までの人と違う、って言ったの。全然自分を飾らないところ。そういうの、なんか嬉しいな。」コウジ：「、、、。」ヨシコちゃんが、その両手で包み込んでいるミルクティーの缶をゆっくりと優しく回しながら、話を続ける。ヨシコ：「これまでの人は、カッコ良いとこしか見せてくれなくて、、、。何やっても、何言ってもカッコ良いんだよ。カッコ良すぎるんだよね、、、。なんか私、寂しかった、、、。」コウジ：「、、、。」ヨシコ：「なんかね、風みたいだったの。手を伸ばしたら、風みたいに指の間をすりぬけて通り過ぎてっちゃうんじゃないかなって、いっつも感じてた。」コウジ：「、、、。」都会に忘れ去られ、今や寂びれてしまった公園にそびえるただ一つの街灯が二人の存在を際立たせる。ヨシコ：「でもね、コウジ君は、ちゃんとそこにいてくれるんだな、って感じる。なんでだろ？」コウジ：「、、、。」ヨシコ：「ねぇ、コウジ君、、、。」ヨシコちゃんが、何か意を決したような強い眼差しでコウジ君のいる方向に振り向く。コウジ：「、、、。」ヨシコ：「ねぇ？」コウジ：「、、、。」ヨシコ：「ねぇってば！ちゃんと人の話聞いてる？さっきから何モジモジしてんのよ？」コウジ：「うっ！、、、わ、わるい。なんか、、、。」ヨシコ：「なんか？」コウジ：「も、もれそう、、、。」ヨシコ：「なにが？」コウジ：「しょ、しょんべん、、、。」ヨシコ：「！！ なによ！早くトイレ行っといでよ！！」コウジ：「さっきから便所探しとるけど、ないねんや！あ、あかん！やばいやばい！！ちょっと行ってくるわ！！」ヨシコ：「ちょ、ちょっと！どこ行くのよ！？」コウジ君が公園の隅の茂みに走ってゆく。そして、すばやい動作でズボンのチャックを下ろし、茂みに向かって勢い良く放出する！コウジ：「ふわあ～！気持ちええのぉ～！この勢い、華厳の滝以上やな～！！こりゃ、鯉もたぶん昇られへんわぁ～！！」ヨシコ：「なにワケ分かんない実況中継してんのよ！」コウジ：「ぅおお～！まだまだ出るで～！！ブルブル！あ～、なんかさぶいぼようけ（※たくさん）出てったど～！！」ヨシコ：「さぶいぼって何よ！やめてよ、キモイ！！」ようやくコウジ君の立ちションが終わり、ヨシコちゃんの元へ戻ってくる。コウジ：「あ～、至福の瞬間やったなぁ～！で、ヨシコちゃん、何の話やったっけ？」ヨシコ：「もういい！バカッ！！」勘のいい読者の皆さんはもう分かっとると思うけど、「さぶいぼ」っちゅうのは「鳥肌」のこと。さぶい（※寒い）時に出るイボイボやから、「さぶいぼ」。っちゅうことで結論。東京人には「さぶいぼ」も通じへんのか！ネタ提供してもらうまでオレも通じへんこと知らんかったど！！これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2005.08.31

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• ここが変やで！東京弁 Vol.6 - 『大阪焼き』

  今日は第6回目の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「大阪焼き」について。東京の街中歩いとったら、たまに屋台で売っとるちっちゃいお好み焼きみたいな食べ物。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回、焼肉屋で暴挙を働いたコウジ君にキレてしもたヨシコちゃん。で、今回のお話は焼肉屋から出たとこから。ヨシコ：「もう！いい加減にしてよね！！これ以上変なことしたら、私、帰るからね！！」コウジ：（変なこと？オレ、なんか変なことしたっけ？まぁ、まだ一緒におりたいし、なんかよう分からんけど謝っとこ。）「、、、すまなんだ（※すみませんでした）。」ヨシコ：「、、、分かってくれればいいのよ。ゴメンね。怒っちゃって。」時刻はPM8:20。空はすでに暗闇に覆われている。昼間の焼け付くような日射はもう眠りに就き、夏の夜の心地良い風が二人の間をすり抜ける。コウジ：「、、、なぁ、ちょっと歩こか？」ヨシコ：「、、、そうしよっか。」暗闇に浮かび上がる絵の具をこぼしたような雑多なネオンの明かりが、さっきまでのヨシコちゃんの怒りを鎮めてゆく。そして、様々な方向から照らされる街灯によって、コウジ君とヨシコちゃんの頭の影が重なる。コウジ：「、、、なんか、オレら、アベックみたいやなぁ。」ヨシコ：「やだなぁ、それをいうなら『カップル』でしょ？、、、でも、そうだね。」コウジ：「、、、。」ヨシコ：「、、、。」二人の会話が途切れ、ただ黙々と歩みを進める。それは、生まれ来る何かを予感させる安らかな静けさ。二人の作る影がだんだんと近づいてゆく。いつしか、さりげなく、優しく、二本の手の影がそっと結び付く。ヨシコ：「、、、ねぇ、コウジ君。」コウジ：「、、、なんや？」ヨシコ：「、、、なんか、こういうの、久しぶり。」コウジ：「、、、オレも。」二人の間にある一つの想いが芽生える。それは決して熱く燃え上がる想いではないが、落ち着いていて、ふんわりと包み込まれるような気の安らぐ想い。そして、、、。コウジ：「、、、あ～、タコ焼き食いたいなぁ、、、。」ヨシコ：「！！ なんでそうなるのよ！さっきご飯食べたとこじゃない！あ～、もう！ムードぶち壊し！これだから関西人は！！」コウジ：「そんなん言われたって、どことなくソースの匂いが漂ってくるやもん！、、、ぅおっ！なんやあれは！？」突然、コウジ君が路上のある屋台を見て叫ぶ。ヨシコ：「いきなり何よ！？ あぁ、大阪焼きじゃない。コウジ君、関西出身だから、よく知ってるんじゃないの？」コウジ：「知らん知らん！あんなもん知らん！、、、なぁ、ちょっと食ってみよか？ヨシコちゃんも食うやろ？」ヨシコ：「さっき焼肉食べたばっかりじゃない。食べられる訳ないでしょ。」コウジ：「さよか（※そうですか）。じゃ、オレ一個食ってみるわ！」コウジ君が早速財布を取り出し、大阪焼きを一つ買う。サルが初めてオモチャを見るような目で、しげしげと大阪焼きを観察するコウジ君。コウジ：「はは～ん、なるほど。御座候（ござそうろう）焼く鉄板でお好み焼きのちっこい（※小さい）やつ作っとるんやな。」ヨシコ：「ござそうろうって何？」コウジ：「なに！？御座候を知らん？御座候っちゅうのは大判焼きのことやないか！ほら、あのアンコの入っとる丸っこいやつ！」ヨシコ：「？？ 今川焼きのこと？」コウジ：「ほ～！トーキョーやったら今川焼きっちゅうんか！まぁええわ。とりあえずこれ食お！」コウジ君が、何の躊躇もなく一口で大阪焼きを頬張る。コウジ：「ぅぐえぇっ！なんじゃこりゃ！まずっ！！まずいのぉ、これ！！」屋台の目の前でコウジ君が大声で叫ぶ。ヨシコ：「ごめんなさい！ほんっとにごめんなさい！！」コウジ：「うおおおおおおおおお、、、」屋台の人に謝りながら、またもやヨシコちゃんがコウジ君の首根っこを掴んで屋台の前から走り去るのだった、、、。「大阪焼き」、、、。東京の人は勘違いしとるかもしれんけど、あんなモンは関西にない。しかも、お好み焼きのつもりかもしれんけど、あんなんはお好み焼きやない。大阪をなめとる！っちゅうことで結論。東京は勝手に大阪を焼くな！（東京の人、スンマセン、、、。）ちなみに、コウジ君の会話の中に出てきた『御座候』っちゅうのは大判焼き（今川焼き）の会社の名前で、関西の一部地域では大判焼きのことを会社の名前からそう呼ぶ。これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！ほなほな！

  2005.08.27

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• ここが変やで！東京弁 Vol.5 - 『アメちゃん』

  今日は第5回目の『ここが変やで！東京弁』コーナー。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「アメちゃん」っちゅう言葉について。今回もいつものように「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回の話の後、なんとか怒りを鎮めたコウジ君。晩飯を食いに、とある焼肉屋に向かう。で、今回のお話は焼肉屋の席に就いたとこから。コウジ：「あ～、やっと飯にありついた！それにしても、どこの店もごっつい行列やなぁ！そんなにトーキョーモンは並ぶんが好きか？え？並ぶんが趣味か？」ヨシコ：「何言ってんのよ。コウジ君の地元はご飯食べるお店もろくにないくせに、、、。」コウジ：「うっ、、、。そうやそうや！どうせ飯食う店ないわ！でもな、それは家族の絆を深めるっちゅう意味で大切なことなんやで！つまり、わざと飯食う場所作らへんねやど！」ヨシコ：「はいはい。それより、早く注文しようよ。」コウジ：「せやな！じゃ、店員呼ぶわ！ すんまへ～ん！店員はん、す～んまへ～～ん！！」ヨシコ：「静かにしてよ！ちゃんとここに店員呼ぶベルあるじゃない！」コウジ：「、、、。さすがトーキョーはハイテクやなぁ！よっしゃ、うりゃあぁぁぁ！」コウジ君が珍しがってベルを連打しまくる。ヨシコ：「やめて！押すのは一回でいいの！」店員が訝しげにやってきて、注文して5分後に肉がやってきた。相当腹が減っていたコウジ君は、猛烈な勢いで半生の肉を食いまくる。で、約1時間後、食事を終えてレジに向かう。店員：「29,800円になります。」コウジ：「うぉっ、高っ！おい！店員はん！！なんかぼったくってないか！？」ヨシコ：「失礼なこと言わないで！コウジ君、一人で味噌漬けホルモン30人前くらい食べてたじゃない！」コウジ：「おぉ、こてっちゃんか！そう言えばようけ食ったなぁ。それにしても高いわ！なぁ、店員はん！ちょっとまけて～や！1万ぐらいでええんちゃうん？」店員：「えっ！すいません、それは、、、」ヨシコ：「もう！いい加減にして！こんな所で値切らないでよ！ ごめんなさい、この人は放っといていいですから、、、。」ヨシコちゃんがコウジ君のお尻のポケットから勝手に財布を取り出し、さっさと会計を済ます。この辺は抜け目がない。で、ふとコウジ君がレジの前に視線を落とす。コウジ：「おぉ！アメちゃんようけ（※たくさん）あるがな！なぁ、店員はん、このアメちゃんもろてええの（※貰ってもいいですか）？」店員：「えっ、ええ。どうぞ、、、。」コウジ君が山と積まれた飴に両手を伸ばし、ありったけの飴を鷲掴みしようとする。ぱしっ！その両手をヨシコちゃんが払いのける。ヨシコ：「ごめんなさい！ほんっとにごめんなさい！！」コウジ：「うおおおおおおおおお、、、」ヨシコちゃんが店員に謝りながら、コウジ君の首根っこを掴んで店を後にするのだった、、、。「アメちゃん」、、、。う～ん、なんと愛らしい響きであることだろう。それに比べ、東京弁では単なる「アメ」に成り下がる！っちゅうことで結論。東京弁はモノを粗末に扱っとる！もっと何でも愛着持たなあかん！！（、、、前回の「カンカン」の時もこれやったなぁ）これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！これ読んでくれた人も、なんかネタあったら教えて欲しいなぁ！（そろそろネタ切れ、、、。）ほなほな！

  2005.08.17

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• ここが変やで！東京弁 Vol.4 - 『カンカン』

  今日は『ここが変やで！東京弁』コーナーの第4回目。このコーナーは Vol.1 からずっとストーリーが続いとるから、まだ前のを読んでない人はできれば読んで欲しいなぁ。今回は「カンカン」っちゅう言葉について。今回も、またまた「コウジ君」と「ヨシコちゃん」が登場。前回の話の後、コウジ君は無理矢理ヨシコちゃんの服をプレゼントさせられ、ヨシコちゃんは嬉しそう。その後、コウジ君とヨシコちゃんが晩飯を食いに行くことになった。で、その途中。コウジ：「あ～、しんど！ちょっと買いモン長いんちゃうか？」ヨシコ：「そう？普通じゃない？」コウジ：「オレやったら5秒で終わるで！買いモンなんかパッ！と見てパッ！と買うたらええねん！！」ヨシコ：「ふうん、ゴメンね。私は時間かかっちゃうの。」コウジ：（うおっ！なんかあっさりかわされた！）「まあええわ。それより腹減ったから、ちゃっちゃ（※さっさと）行くで！」ヨシコ：「ねぇ、コウジ君！どこ行くのよ！そっちは、、、」と、その時！コウジ：ぐァッシャン！！カンカラカラカラ、、、コウジ君が何かに突っ込んでコケた。コウジ：「いったいの～！！（※痛いですねぇ）なんや！このカンカン！誰がこんなとこに捨てたんや！！」ヨシコ：「カンカン？缶のこと？そこゴミ捨て場だから、缶捨てるの当たり前だと思うんだけど、、、。」コウジ：「何！、、、あ、ホンマや。じゃ、一体どこのどいつがオレをここに導いたんや！！」ヨシコ：（、、、アンタが前を見ずに勝手に突っ込んだんでしょうが。）東京では「缶」、関西では「カンカン」。なんとなく「カンカン」って言った方が愛嬌があってええんちゃうかな？っちゅうことで結論。東京弁はモノを粗末に扱っとる！もっと何でも愛着持たなあかん！！（、、、何でそうなるんやろ？）これで今日はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！ほなほな！

  2005.08.13

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• ここが変やで！東京弁 Vol.3 - 『におとる』

  今日は『バンド成長日記』からちょっと離れて、『ここが変やで！東京弁』コーナーの第3回目。今回は「におとる」っちゅう言葉について。今回も、前回に引き続き「コウジ君」と「ヨシコちゃん」に登場してもらおか。（『ここが変やで！東京弁』は、一応 Vol.1 からストーリーが続いとるから、読んでない人は始めっから読んだ方がええかな～。）前回ヨシコちゃんに怒られたコウジ君。でも、コウジ君がヨシコちゃんにハーゲンダッツ買ってあげて、なんとかヨシコちゃんの怒りが収まった。で、目的地のマルキュ～（"109"の略で、女の子のオシャレ百貨店。男が行っても全然面白くない。）に到着。舞台は、マルキュ～の中にあるギャルっぽい服売っとるお店。コウジ：「なんやなんや！このヒモみたいな服は！そんなに露出したいんやったら、いっそ全部脱いでまえ！！これやから近頃のトーキョーモンは、、、」でっかい声でしゃべったらヨシコちゃんに怒られるから、ちっちゃい声でぼやく。（前回の『ここが変やで！東京弁』参照）ヨシコ：「なにブツブツ言ってるのよ。、、、あ、この服チョ～カワイイ♥あっ！これも♥、、、」～ ヨシコちゃんが自分の世界に閉じ籠もって34分後 ～（この間、コウジ君は色んな過激な服を眺めつつ、ひたすらブツブツと誰にも聞こえないようにトーキョーモンに説教をたれ続ける。）コウジ：「まだかぁ～？」ヨシコ：「ちょっと待っててよ！！、、、あっ、でもこれもカワイイなぁ、、、」コウジ：「、、、。それにしてもなんや、このズボンは！ケツの下とかヒザんとことか、色んなとこに穴あいとるがな！不良品やな、こりゃ、、、」ヨシコちゃんが全然こっちを振り返ってくれへんしヒマやから、コウジ君がその辺の商品を見て再びぼやき始める。で、22分後、ヨシコちゃんが気に入った服を着て試着室から出てくる。ヨシコ：「ねぇ、コウジ君、この服どう？」コウジ：（うおっ！なんじゃ、このフリフリした格好は？でも、顔がカワイイからとりあえず褒めとこ！）「うん、めっちゃにおとるで！」ヨシコ：「えっ！？私ってそんなにクサイの？」分かったかな～？ヨシコちゃんは「におとる」を「臭っている」っていう意味に取ってしもたんやね～、これが！でも、コウジ君はそんなつもりで言ったんやなくて、「似合っている」って言う意味で言ったんやね。（関西弁で言うと「におとる」になるけど、東京弁ではそんな言い方せえへんから誤解が生まれた。）っちゅうことで結論。東京弁は「におとる」が通じへんとこが変！！（どっちかっちゅうと関西弁のほうが変なんやろか？）これで『ここが変やで！東京弁 Vol.3』はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！ほなほな！

  2005.08.08

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• ここが変やで！東京弁 Vol2. - 『オナチュー・オナコー』

  『ここが変やで！東京弁』っていうコーナーの第2回目。今回は「オナチュー・オナコー」っちゅう言葉について。僕の地元の兵庫では、こんなイカガワシイ言葉は使わへん（と思う）。今回も、前回登場した「コウジ君」と「ヨシコちゃん」に登場してもらおか。なんやかんやで渋谷に行くことになった二人。電車に乗って、いよいよ渋谷駅に到着した。コウジ：「いや～、ごっつい（※とても多くの）人やったなぁ！」ヨシコ：「そう？普通だけど、、、。」コウジ：「せやけど、あれやで！なんで電車ん中にイスあんのに座られへんねん！ジェイ○ールは一体お客様を誰様やと思とんねん！全員均等に座らせんかい！！」ヨシコ：（、、、訳分かんない。）「まぁ、いいじゃない。それより、マルキュー行きたいんだけど、いい？」コウジ：「？？？、、、なんや、マルキュ～って？どっかのスーパーか？」ヨシコ：「そっかぁ、コウジ君はまだシブヤ来たことないんだよね？とりあえず行こうよ。行けば分かるよ。」～ 駅から出た二人。 ～コウジ：「おお！なんかおもろそう（※面白そう）やな！今日、何の祭りなん？」ヨシコ：「、、、祭り？なんで？」コウジ：「いや、めっちゃ人ようけ（※たくさん）おるし、なんか浴衣着とる子とかカブリモンしとる奴とかおるやん。、、、ほら、あれあれあれあれ！！」コウジ君がトラの着ぐるみを着とる子を指差す。ヨシコ：「もうっ！人に指差さないでよ！ハズカシイじゃない！違うの！あれはああいうファッションなの！それに、今日は祭りじゃなくて、シブヤはいっつもこれぐらい人はいるよ！しかも、アンタは声が大き過ぎるの！ハズカシイから、しばらく黙ってて！！」コウジ：（わお。なんかよう分からんけど、怒られたみたい。、、、コリャ、フラれたな、、、。でも、なんで怒っとるんやろ？オレ、なんか悪いことしたっけ？）さっきまでの自分の行動を振り返りつつ、コウジ君がヨシコちゃんの2m後ろをショボショボついて行く。***：「ヨシコ？ヨシコじゃん！？」ヨシコちゃんが振り返ると、、、。ヨシコ：「？ケイコじゃ～ん！びっくりしたぁ！何年振り？チョ～久し振りじゃん？今どうしてんの～？、、、」ヨシコちゃんが昔の友達と出くわしたらしい。このまま2人の話は延々46分続く、、、ヨシコ：「じゃ、またね～！」やっと終わった。コウジ：「あの～、スンマヘン、今のどちらさんなんでしょう？」さっき怒られたから、ちょっと弱気。ヨシコ：「あ～、ケイコ？ケイコはね、私のオナチュー、オナコーの友達なの。」意味なく長い上の会話で、ヨシコちゃんが「オナチュー・オナコー」っちゅう言葉使ったけど、これはどうやら「同じ中学、同じ高校」っちゅう意味らしい。なんでもそうやけど、東京人は言葉を略しすぎ！なんで「世界の中心で愛を叫ぶ」が「セカチュ～」になんねん！略すんやったらもっと分かりやすく、「セカチュ～アイサケ」って言うたらええやん！っちゅうことで結論。東京弁はなんでも略すとこが変！！これで『ここが変やで！東京弁 Vol2.』はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！ほなほな！

  2005.08.02

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• ここが変やで！東京弁 Vol1. - 『また今度』

  今日は『バンド成長日記』からちょっと趣向を変えて、『ここが変やで！東京弁』っていうコーナー。このコーナーでは、誰もが知っとる関西と東京のギャップやなくて、もっと「知られざる」ギャップを紹介しよかと思っとる。っちゅうことでよろしく！記念すべき第1回目は、『また今度』っちゅう言葉について。僕がこっちに来て、関西と東京で『また今度』の使い方が違うことに気付いてん。例えば、ある夏の暑い日に、関西のド田舎出身TOKYOサラリーマンのコウジ君と、生まれも育ちも東京Womanのヨシコちゃんが初デートするとしよか。待ち合わせの新宿駅に2時間16分遅れてやっと彼女がやってきた。コウジ：（やっと来やがった、この小娘！どんだけ遅れりゃ気ィ済むねん！まぁ、化粧もバッチリやし、女の子には女の子の事情があるんやな、きっと。よし、今日んとこは怒らんといたろ！）「ヨシコちゃん、今日どこ行きたい？」ヨシコ：「え～、、、。どこでもいいよ。コウジ君が決めてよ。」コウジ：「ん～、ほなどっかの山行こか？」ヨシコ：「、、、山？山行って何するの？」コウジ：「ほんなん、やることなんぼでもあるがな。虫探すんもおもろいし、今やったらカブトムシおるかもしれんで！何やったら山全体でかくれんぼしてもええしな！オレ絶対見つからへん自信あんで！」ヨシコ：（何言ってんの、この田舎っぺ大将は？でも、顔はイケメンだしぃ、お金も持ってそう♥だから機嫌損ねないように断ろっかな。）「ゴメン、今日山に行く準備してきてないから、とりあえず渋谷行かない？」コウジ：「そうなんや～、しゃあないなぁ。ほな、山はまた今度行こか！」上の会話で、コウジ君が「また今度」っちゅう言葉使ったけど、東京の人は違和感感じるんちゃうかな？っちゅうのは、2人で一緒に山なんか行ったことないのに「また」って使っとるから。ここに関西と東京のギャップがあって、東京では「また今度行く」っちゅうのは「（行ったことがある所に）もう一度行く」っちゅう意味で使われとるみたいやけど、関西では「（行ったことあるなしに関わらず）別の機会に行く」っていう意味で使われる。ん～、これはまさに「埋めたくても埋められない底なしの溝」ってやつやね。っちゅうことで結論。東京弁は「また」の使い方が変！！これで『ここが変やで！東京弁 Vol1.』はおしまい！またなんか見つかったら紹介するわ！ほなほな！

  2005.07.29

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