神戸辺り、たゆたう時間

[Camera] カテゴリの記事

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• [camera] 発言の真意はこれ？

  先日の5D2の発表会の席で、記者の質問に答えてキヤノンマーケティングｊパンの村瀬社長が「テレビのようなものを用意するかはコメントできない。ある意味で、将来の方向性を示唆している」と発言したとのことです。（デジカメＷａｔｃｈの記事から一部を引用）なんか、思惑があるのかな？と思っていましたが、まあまさかいまさらＳＥＤテレビは無理だろうし。ということでフォトキナのニュースを見ていたら、フルＨＤプロジェクタの出品があるんですね。キヤノンがディスプレイ系で製品展開するとしたら、プロジェクタというのが妥当そうですね。これってＣＦやＳＤＨＣ指したらスライドショーとかできるのかな？

  2008年09月26日

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  [camera] ビデオカメラ用ＳＤＨＣカードと大容量バッテリ

  先日購入したビデオカメラiVIS HF10用にSDHCカードを買いました。トランセンドのTS16GSDHC6です。HF10はクラス４以上のカードでないと動画保存に使えないだけでなく、内蔵メモリからＳＤカードへのコピーでさえクラス４以上が要求されます。と言うわけでちょっと心配でしたが、と、無事クラス６と認識されました。めでたしめでたし。そして、私のＰＣのSDスロットでもちゃんと認識されました。これで内蔵メモリ→SDHCカード→PC→外付けＨＤというデータ保存パスが成立します。これで３年後にハイビジョン対応のＨＤレコーダを買うまで、データ保存方法が確立しました。あと、もう一つ大容量バッテリも購入しました。少し出っ張りますが、まあこれで２倍撮れるので必須ですね。ＬＣＤをあけたままの撮影はやはり想像以上に電池消費が激しいので、無くてはならない物です。

  2008年09月24日

• [camera] 寝ても覚めても・・・

  実は16日辺りからよく眠れません。そう、5D2発表が翌日に予想されていたあの日から、です。本当に遠足前の小学生状態です。そして発表されたらされたで、買おうか買うまいか、頭が冴えてしまいます。今朝も５時に目覚めました。さて、２カ月ほど前まではあんなにも「出たら、即買うぞ！」という勢いだったのになぜでしょうか？主に以下の二つの理由からです。１．最近、妻のプレッシャーがきつい　さる人から入れ知恵されたらしく、「そんなに高いカメラ、いらないじゃない？」と何度も言われます。そして「50Dがいいんじゃない？」とも。　まあ、値段もさることながら妻が気にしているのは「内蔵フラッシュがないことと重量」。特に息子と二人で外出する際、少しでも荷物を減らしたい時など大変だそうです。（というか、そんな時でも一眼レフを持って行くというのがそもそも変わっているんですが）　妻も今まで10Dを使っていたので、5D2の重量は大丈夫だと思うのですがそれにクリップオンストロボを付けるとなると、重量だけでなく手間も問題らしいです。　まあ10DでもＰモードしか使えませんでしたしね。分からないではありません。　妻がストロボを使うシーンは主に屋内で少し暗い場所での撮影なのですが、果たして5D2の高感度撮影と評価測光、そしてオートライティングオプティマイザはそれを補ってくれるのでしょうか？　それは使って見るまで分からないことです。２．ＡＦが心配　今使っている10Dは今となっては弱点だらけのカメラです。IS400はひどいノイズだし、EF-Sが使えないので広角にも弱いです。　しかし私が次期ディジタル一眼レフで最も改善したいポイントはAFです。　10Dは暗い所でのAFに弱いだけでなく、絶対的な精度に不満があります。動体追従能力も低いです。まあ使っているレンズ側の問題もあるでしょうが、そこを補ってくれてこそ、の中級機です。　そういう視点で見た時、5D2のAFのスペックはひどく不安を駆り立てるものでした。わずか１カ月弱前に発表された、価格が半分ほどの50DレベルのAFは最低でも搭載されるだろう、と期待していたのに、です。　具体的には数は９点で十分ですが、やはり全点クロスが欲しかったですしかも50Dは中央部は「F2.8 2ライン・千鳥配列」だそうですと言った具合に、50Dより機能的に低く見えるのです。これらがどの程度「決定率」に影響するのかは現時点ではまだ分かりません。分からないがゆえに不安をかき立てられています。今、予約をいれている猛者はその辺見切っておられるのでしょうか？興味深い所です

  2008年09月22日

• [camera] ５ＤＭｋ２発表！・・・ていうほど心踊っていない私がいたりします

  遂にかねてから噂のEOS5DMarkIIが発表されましたね！本当なら小躍りして喜んで、すぐにでも予約を入れる所なのですが・・・以外と冷静です、私。以前、「40Dはエモーショナルか？」という表現を使いましたが改めて「5DMK2はエモーショナルか？」と自分に問いかけてみています。はい、エモーショナルではありません！（きっぱり）でもそれは決して悪い意味ばかりではありません。正直言って、スペック的にがっかりした面も有ります。いくつもあります。秒間3.9コマというとんでもなく中途半端な連写スペック機能的に魅力を感じない動画撮影やっぱりつかなかった内臓ストロボ進化の跡が見られないAF周り(ライブビューは使わないしねぇ）関係無いかもしれないけど、期待外れのレンズ新製品などなど・・・でも・・・これでいいのかも知れません。5Dシリーズは「尖らない人格者」であるべきなのかも知れません。先日、梅田のキヤノンプラザで触った時の5Dの印象のようにね。持つ喜びより、写す喜び、です。それに嬉しい「予想外」もありました。特筆すべきはようやくキヤノンが「ナノクリスタルコート」に対抗する（と思われる）レンズコーティング技術を投入して来たこと。まだ私の手に届くレンズにまでその恩恵が及ぶのは先でしょうが、ともかくこの部分は新世代の高画素ディジタル一眼レフ向けレンズにぜひほしい技術だったので、「待っていました！」と言う感じです。いずれにしても発売までまだ２カ月もあります。じっくりと、考えましょう。だって２年以上も待っていたんだから。

  2008年09月17日

• [camera] Ｘ－Ｄａｙ？

  ２週間ほど前からキヤノンのサイトで新しいディジタル一眼レフのティーザー広告が掲載されています。「革新」「越え続ける」「受け止める」いろんなキャッチコピーが入れかわり立ちかわりやって来ます。けれど、「革新」なんておおげさな言葉を使うほどのブレークスルーがあるのでしょうか？ちょっと疑わしいです。画素数が増えることなんて、今時何の驚きでもありません。願わくば「鬼面人を威す」ようなスペックだおれに終わらずに、長く使える「よい」カメラが発表されますように。

  2008年09月17日

• [camera] キヤノンのカメラ、買いました！ビデオだけど

  結局、iVIS HF10を買いました。しかし、前のビデオは外れでしたね。本当に変な現象が出て・・・まあ、型遅れ品を安く買ったので、「安物買いの銭失い」という奴でしょうか？さて、HF10ですがなんと言っても軽いですね！テープやＨＤＤ、ＤＶＤといった稼働部品に記録するわけではないので信頼性を重要視しての選択です。先日も書きましたが、静止画もそれなりに期待しています。画素数は３００万画素で、今時の携帯電話にも負けますが、そもそもレンズも違うし、まあそれなりのものが撮れることを期待しています。ズームも高倍率ですしね。特に妻が息子と二人で出かけるときに持ち出すにはもってこいです。まだマニュアルを読んで少し触っただけなので、どの程度の使い勝手なのかはよくわかりませんが、まずはＳＤＨＣカードと予備のバッテリを買わなくては・・・

  2008年09月14日

• [camera] ビデオカメラ購入検討中

  今まで使っていたビデオカメラの調子が悪くなったので、買い替え検討中です。これまではSonyのDCR-TVR27を使っていました。テープなどの可動部分は問題ないのですが、どうも撮像素子～画像処理のあたりに不具合のある固体のようで、今までに　・電源を入れると、なぜか白黒になる。電源入れ直しで復旧　・撮影した映像が正常に記録されていないことがあるといった不具合が出ています。どっちもそうとう困った状態なので、息子の運動会までに買い替えるつもりです。どうせならハイビジョン機にしたいと思い、現在の第１候補（というかほぼ決まり）なのがキヤノンのiVIS HF10です。選択のポイントは値段もフルＨＤで８万円前後すべてメモリ記憶であり、メカ故障の恐れが少ないSDHCカードで全データのＰＣへの転送が容易静止画撮影に「ごまかし」がないといったところです。最後の奴だけちょっと補足すると、「ごまかし」とはSonyのHDR-SR11当たりだと撮像素子の有効画素数よりはるかに多い画素数の絵を生成するのが標準です。これを「ごまかし」と表現しています。いままでのビデオカメラの静止画機能は使う気にならないレベルだったのですが、やはり妻にとって平日の（つまり私抜きでの）息子とのお出掛けの時、２台持って行くのは大変なので、多少絵がプアでもビデオをディジカメとして使いたいという訳です。まあ、心はほぼ決まっているのですが、お財布とも、そして妻とも相談必要です。そしてそれまでの間に、価格コムでいろいろと調査、調査、と・・・

  2008年09月05日

• [camera] 50Dに触って来た

  梅田のキヤノンサービスセンターに10Dの点検に行ったついでにEOS50Dを触って来ました。やっぱり10Dに比べるとそうとう進化しているみたいですね。シャッターのそばの液晶パネルがちょっと手前に傾いていたり、フラッシュも少し左右に広がって安定感を増したスタイルになっていたり。それはさておき、せっかくなので気になっていた質問を説明員の方に投げかけて見ました。Ｑ「ＡＦマイクロアジャストはレンズ毎に設定できますか？」Ａ「はい、２０本まで登録できます」Ｑ「それは純正レンズだけ？」Ａ「はい」Ｑ「他社製レンズは？」Ａ「はい、できるかも知れませんが誤認識する可能性もあり、保証できません」ええと、どの程度うまく行くかは分かりませんが、サードパーティ製レンズでも、出来そうですね。よしよし、この機能は良さそうです。Ｑ「スポット測光はＡＦポイントに連動しないの？」Ａ「しません」Ｑ「でもスポット測光って、被写体を中心に露出するんでしょ？被写体は大体ＡＦポイントにいるよね？」Ａ「そうですねぇ・・・」まあこの質問は質問というより「苦情」に近いのですが、コストの問題なんでしょうかねぇ。でも50Dは結構好印象でした。でもね・・・それ以上に好印象だったのは横においてあった5D。世間ではパコンパコンと表現されるシャッター音さえほほえましく感じられます。なんとなく人格が丸いというか。ほほえましい感じのカメラでした。画素数はこのままで良いので、高感度ノイズ低減とＡＦマイクロアジャスト、内臓ストロボさえ付けばそれで十分。連写速度なんて３枚／秒で十分。そして描き出す絵は抜群。そんなフルサイズ一眼レフがあれば今すぐにでも買いたいです。そのぐらい、50Dの横に有った5Dは魅力的でした。はぁ、5D後継機が待ち遠しい。そうそう、肝心の10Dの点検ですが、始めは縦位置検出センサーではないかと言われたのですが、サービスセンターに保存してある10Dと比べても明らかに変な音がします。でも・・・分解点検料が12000円ですか・・・ちょっといまからこのカメラにそれほどの金額をかける気はしません。どこかを壊していないかが心配になりますが、だましだまし使うことにします。それもあるから、早く出してよ、5D後継機。

  2008年08月30日

• [camera] 撮像素子のお値段

  アサヒカメラ２００８年７月号に「デジタル一眼レフおそうじ入門」という記事があり、その中で撮像素子の掃除の時に傷をつけて交換する場合の値段は？というのが載っていました。EOS40Dの場合で撮像素子交換が１３０００円なり。意外と安いですね。まあ40Dの実勢価格からすればそんなものかも知れません。むしろミラーの方が高価で２００００円だとか。きっと私の使っているEOS10Dのころはきっと撮像素子の方が高価であったのだろう、と想像します。私の場合、比較的手軽に西梅田のキヤノンのサービスセンターに機材を持ち込める住宅立地にある上に、上記の記事にもあるようにキヤノンは何度頼んでも撮像素子クリーニングはただなので、そこはもうプロに任せようと思っています。（往復の交通費はかかりますが・・・）それに今度買うカメラには、きっとクリーニング機能も付いていることでしょうしね。って、いつ買うんでしょう？買えるんでしょう？その前に10Dを点検に出さないと・・・明日にでも梅田行くか・・・

  2008年08月29日

• [camera] そう来たか、D90

  キヤノンが５０Ｄを発表した翌日、ニコンはＤ９０発表。目玉は、ハイビジョン動画撮影ですか！確かに一眼レフとビデオカメラの２台持ちはけっこうしんどいし、ライブビューが出来てからコンパクトディジカメで出来ることはすべて一眼でも出来るようになりましたからね。ただ、惜しい！動画再生中はフォーカスが、マニュアルのみ、ってなんですか？そんなビデオカメラ、見たこと無いですね。うーん、さすがに動体をとる動画撮影のフォーカスがマニュアルじゃ、まともに合焦できないんじゃないですか？まあ、確かにミラーアップ時のフォーカスは唯一コンパクトディジカメに劣るところなのかも知れませんが、ね。どちらにしても私がＤ９０を買うことは無いです。ニコンに乗り換えるのなら、Ｄ７００しかあり得ません。ま、どちらにしても年内にもう一機種発表される、キヤノンの一眼レフを待つという方針は、変わりません。こうなったら、我慢比べですよ。

  2008年08月27日

• [camear] 失望だらけのＸデイ、再び

  かねてからキヤノンの新一眼レフ発表日と言われていた８月２６日がやって来ましたが、またしても失望を味わっただけでした。期待していたEOS5D後継機の発表はなく、50Dが発表されたのみ。まあ50D自体は良いカメラなんでしょうけどね。それをいえば40Dだって十二分によいカメラでしょうし、KissX2だって凄いコストパフォーマンスだとおもいます。でもね・・・このフルサイズに盛り上がった気持ちをどうしてくれるですか？キヤノンさんという感じですね。細かく不満点を上げると、いまだにＡＦポイントと連動しないスポット測光ポイントこれじゃＡＦポイント数がいくつあっても、役に立たない40Dで誤操作が起きると不評だったボタンレイアウトが同じ新しいレンズはEF-Sのみ。リニューアルしてほしいレンズがいっぱいあるのにと言った感じで、これが5D後継機でも同じだとすると、ちょっと悲しいかも？です。反面、AFマイクロアジャストメントと周辺光量自動補正はうれしい機能です。DigitalCamra.jpに書いてあった「キヤノンは年内に、さらにもう一機種の一眼レフの発売を予定」という一文だけがわずかな希望です。それすらEOS1Dシリーズ、というオチもあり得るのですが・・・少なくともこれで運動会シーズンに新しいカメラが間に合わないのは確定なので、まずはその対策を考えなければ・・・ま、先日の異音さえ問題なければ、10Dでいいんですけどね。

  2008年08月26日

• [camera] １０Ｄから異音？

  今日、愛用のＥＯＳ１０Ｄを振ると、「カラカラカラ」とまるでねじが外れたかのような異音がしました。うーん、これは・・・恒例の買い換え間近の故障？まだ後継機は姿を現さないのですが・・・これで購入可能なカメラが発表されなかったら・・・

  2008年08月17日

• [camera] それは私向きじゃない～マイクロフォーサーズ～

  オリンパスからマイクロフォーサーズシステムが発表されましたが、あれは私向きじゃないですね。だって、ミラーがないんでしょ？私は、ミラーのあの「ガシャガシャガシャ」っていう駆動音が好きなんです。あれがないんじゃ、レンズ交換できても、ねぇ。

  2008年08月07日

• [camera] これは５Ｄ後継機に好適？サンパックからコンパクトストロボ

  ５Ｄ後継機発表まで後約２週間と噂されている今日このごろ、皆様如何お過ごしでしょうか？さてデジカメウォッチにサンパック、シューを折り畳めるTTL対応ストロボという記事が出ていました。発売が８月３０日というのもまるで５Ｄ後継機発表に合わせたみたいな発売タイミングじゃありませんか！もちろんガイドナンバーは小さいもののバウンスも出来るし、なにより単３電池が使えるのが良いです。この手のポケットストロボは単４仕様の物が多く、撮影枚数がすごく少ないのが難点でした。少し重たい(170g)のがなんですが、５Ｄ後継に内臓ストロボがないならば、必須アイテムとなりそうです。ま、Ｄ７００みたいに内蔵してくれるのが一番なのですが・・・まずは５Ｄ後継機発表待ち、と言ったところです

  2008年08月05日

• [camera] あえて、D700のアラを探してみる

  キヤノンユーザーとして、ちょっと悔しいのでD700のあら捜しをして見ます。(比較対照は5D)重い！１キロ弱はちょっと重いですよね？ファインダー視野率が１００％じゃないでも内蔵ストロボとどっちを優先するかと言えば・・・セットレンズがイマイチ24-120はちょっと望遠側が暗いですよね？でもＤ３並の高感度なら、ＩＳＯ値を上げれば解決？ＩＳＯ値が相変わらず２００始まりまあ、２００でもきれいならいいですよねウーン、これぐらいしか見つからないですね・・・重さも５Ｄ＋外づけストロボと思えば釣り合うし・・・いかん、ますますD700を買わない理由がない・・・

  2008年07月02日

• [camera] D700発表！

  遂に噂されていた、ニコンのＦＸフォーマット（フルサイズ撮像素子）搭載中級ディジタル一眼レフ、Ｄ７００が発表されました。うーん、心動きますねぇ。なんといっても、「フルサイズ初の内蔵ストロボ」です。え？なんでそこが着眼点なんだって？内蔵なんてガイドナンバー小さいしバウンス出来ないから、使えないって？そういう意見はよく聞きます。でもね、日中シンクロにいちいちクリップオンストロボつけていたら、シャッターチャンス逃してしまう、と思うんですよ。シャッターチャンス最優先派の私としては、内臓ストロボは重要です。それとＤ３のあの超高感度がこのクラスで使える。これはすごいことです。手振れ補正レンズがなくても、かなりの暗所撮影が手持ちでこなせそう。これも私の撮影ニーズにぴったりです。ちょっと値段が高めだけど、でもＥＯＳ５Ｄの発売直後と同じぐらいなんだし、心動くなぁ。前に、ニコンは私には合わないかも、とか書きましたがＤ７００はちょっと違うかも。さあ、キヤノンさん、どうしますか？５ＤＭＫ２はよっぽど頑張らないとだめですよ？内臓ストロボもつけてくださいね。私ですか？とりあえず９月までは待ちます。キヤノンの発表を待ちます。そして・・・そのＤ７００と比べますよ。

  2008年07月01日

• [camera] 予想を更に下回る・・・

  キヤノンからEOS Kiss Fが発表されました。まあ、そこまでは事前情報どおり。５Ｄ後継機が出ないのは判っていました。でも、せめて新レンズの１本もあればねぇ。同時発表はスピードライトのみ、ですか。キヤノンさん、出し惜しみが過ぎるんじゃないですか？レンズの品揃えから考えて、ニコンへの浮気を思い止どまっていますが、はてはていつまで持つのやら。でも３月にKiss X2、６月にKiss Fとなれば、やっぱり９月には出るんですよね？次のディジタル一眼レフが？今度こそ、今度こそですよ。それででなけりゃ・・・

  2008年06月10日

• [camera] 等倍鑑賞、は何をもたらすのか？

  価格コムのEOS5Dの掲示板で１日にしてとんでもなく長いスレッドが立ちました。その中身については言及する積もりはないです。「あぁ、そう言う事もあるんだなぁ」位の印象です。今日取り上げるのは、そのスレッドの中でも言及されている「ＰＣでの等倍鑑賞」というこれまでとは違った写真の見方、についてです。ディジタルカメラを扱った雑誌で最近しばしば目にするのが、メーカー関係者の「ディジタルでは、みんなＰＣ上で等倍鑑賞して、問題を指摘されるので大変」といった嘆きです。今回、価格コムで伸びたくだんのスレッドのスレ主氏は等倍鑑賞に匹敵するほどの大きさで写真を印刷されるという、ある意味特殊なユーザーだったようですが、まあそう言った方が問題を指摘されるのはやむを得ない、と思います。問題はその他ほとんどの「せいぜいＡ４までしか、プリントしない」ユーザーです。もちろん、私もその一人です。メーカーの技術者から「そんなにあら捜しするのはやめてよ。実用上、何の問題もないんだから」と言われそうですが、私もＰＣで１００％表示して、ピントのずれなどが気になってしまいます。そして「もっとＡＦ精度の高いカメラ」が欲しくなってしまっています。自分の腕のなさを棚に上げて、ね。しかし、よく考えるとこれはあまり意味のない部分の機能向上に大きな開発投資を求め、結果として高い製品を買わざるを得なくなっている、と言う可能性もあります。まるでバブルのころの高級スポーツカーの「最大出力」競争のように、ね。ただ、ここで少し視点を変えて見ましょう。実際に多くのユーザーがディジカメで撮った絵を鑑賞する際に使用する、最大の解像度と最大の画像サイズとはなんでしょうか？おそらく今後しばらくは、ディジタルハイビジョン対応ＴＶになるのではないでしょうか？解像度は1920x1080ピクセル、画面サイズは４２インチで約90ｘ50センチ。これは面積で言えばA1紙に迫るほどの大きさです。もちろん、1920x1080ピクセルでもたかだか200万画素に過ぎず、1000万画素が当たり前になった今日のディジカメのデータからすると大幅に間引かれています。ただこれほどの大サイズで一般人が撮影した写真（全体）を見ることはあまりないことだと思います。等倍でなくとも、十分粗が目立つ、と思います。もちろん、撮影者の腕を含めての粗です。そう考えると、今、ＰＣで等倍鑑賞で指摘されている問題は、実は将来の鑑賞環境を考えると避けて通れないのかも知れません。ただ、ＴＶで見る場合はＴＶの画像表示プログラムの特性も加味されてくるので、良いも悪いも「どこに原因があるか？」がわかりにくくはなります。やはり、いろんな面でフィルム時代とは写真の楽しみ方が変わってきている、と言うことなのでしょう。それを踏まえてメーカーの開発力点も変わって行くのでしょう。それがみんなをハッピーにするか、は判りませんがね。

  2008年06月09日

• [camera] サッカー撮影で望遠レンズはどのぐらい使えるのか？（＠ホムスタ）

  これまで何度もディジタル一眼の買い替えの話をしてきました。今のところ、出来ればフルサイズ撮像素子付きの物が欲しいと考えています。APS-C機と比較するとフルサイズ機は広角は強いけど、望遠が弱くなります。私の主要被写体である子供の場合、運動会以外はそれほどの大望遠は不要だと思いますが、一方の被写体であるサッカーはどうでしょうか？私が良く覗く価格コムの掲示板でも「サッカーを取るにはどの程度の望遠レンズが必要か？」というのが良く議論されています。そこで計算と実写を元に検証して見ましょう。前提条件焦点距離いずれフルサイズ機を購入してそろえるレンズとしては(焦点距離だけで見ると）　・70-200　・120-400ぐらいが候補ですので、検討の対象となる望遠焦点距離を約400mm　　120-400mmの望遠側を想定約280mm　　200mm＋1.4倍テレコンを想定約200mmに設定します撮影場所スタジアムはもちろん、ホームズスタジアム神戸（略称ホムスタ）です。そして私の年間シーズンシート指定席からの撮影を考えます。場所はホムスタのバックスタンドほぼ中央。ピッチサイドからは１５ｍというところでしょうか？（ちなみにホムスタのバックスタンド側のサイドライン～観客席は６ｍらしいです）撮影条件カメラは横向きにかまえ、出来ればできあがった写真は高さ２ｍ程度の範囲が写っていることを理想としたいと思います。その際、トリミングも考慮にいいれます。そうしないとおそらく、非現実的なレンズ選びが必要となるからです計算による算出さて、まずは計算でやって見ましょう。フルサイズ撮像素子(36x24mm)での縦方向画角は先に上げた焦点距離でそれぞれ、約400mmで約3.4度約280mmで約4.9度約200mmで約6.9度です。（画角の計算はこちらのサイトを参考にさせていただきました）まず手初めに、400mm望遠で撮像素子全体で3x2mの範囲を撮影出来る距離を計算してみると、わずか33m先までとなります。私の撮影場所からだとピッチ上のわずか10%程度(756平方m)しかカバー出来ないことになります。うーん、想像以上に厳しい数字です。ではいろんな焦点距離で、撮像素子全体で3x2m、4.5x3m、6x4mの範囲が撮影出来る距離とカバー率を求めて見ましょう。括弧内の数字がカバー率です。焦点距離3x2m4.5x3m6x4m400m33m(10%)50m(34%)66m(63%)280m23m(3%)35m(13%)47m(29%)200m17m(0.3%)25m(4%)33m(10%)厳しいですねぇ。考察これはあくまで、「撮像素子全体に3x2mが写る」場合の計算です。でもディジカメの場合、簡単にトリミングが出来ます。4.5mx3m、6mx4mの場合を計算したのはそういう意図からです。現在、唯一の中級フルサイズ機であるEOS5Dの解像度は、4,368×2,912pixelです。4.5x3m→3x2mにトリミングすると、できあがった解像度は2912x1941pixel。約560万画素。まあＡ４印刷に耐えるレベルではないでしょうか？6x4m→3x2mにトリミングすると、2184x1456pixel。約320万画素。こちらはＡ４印刷は厳しいかも知れませんが、でもＰＣの液晶で鑑賞するなら十分な解像度です。こう考えると、4.5x3mエリア撮影距離は十分実用域、と言えます。つまり400mm望遠であれば、ピッチの約1/3である程度の大きさの写真が撮れる計算になります。実写による検証現時点では私がもっているのは、EOS10Dのみです。これに70-300mmの望遠レンズをつければ、35mm換算で112-480mmの焦点距離がカバーできます。そこで、上記に上げた３種類の焦点距離(相当)で撮影して見ました。被写体はゴールマウス。その撮影結果を元に、上記の計算の妥当性を探って見ます。ちなみに私の席からゴールマウスまでの直線距離は約72mです。焦点距離400mmでも6x4mの範囲が収められない計算です。撮影したのは先日の浦和レッズ戦の試合開始前。手振れ補正もなしで撮ったのでぶれぶれです。とてもお見せで切る代物ではありません。焦点距離　245ミリ＝392ミリ(35ミリ換算)撮影範囲　おおよそ6.3x4.2m　（ゴールポスト=2.44mが画面高さ方向の約58%)計算値　　おおよそ7x4.6m焦点距離　180ミリ＝288ミリ(35ミリ換算)撮影範囲　おおよそ8.3x5.5m　（ゴールポストが画面高さ方向の約44%)計算値　　おおよそ9.2x6.1m焦点距離　133ミリ＝212ミリ(35ミリ換算)撮影範囲　おおよそ11.7x7.8m　（ゴールポストが画面高さ方向の約31%)計算値　　おおよそ13x8.7mえーっと、撮影結果からの換算値と画角からの計算値は10%ほどの誤差があります。その理由を推定すると、・そもそも私の席からピッチサイドまでが１５ｍより遠い・撮影画像からのゴールポストの寸法算出は誤差を伴うといったところでしょう。ということで、もしフルサイズ機を買うなら、最低でも400mmの望遠がないとだめそうだ、ということが判りました。ただね、それ以上に重要なのが「撮影ポイント」。一番いいのは観客席最前列の席を確保することでしょうか？10m前に出られれば、400mm望遠で、500mm相当まで寄った絵が撮れるのですから。そういうことから言えば、専用球技場のありがたいこと。陸上競技場兼用だと、距離が全然違いますからね。

  2008年05月16日

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  [camera] NIKORレンズラインナップ調査報告（資料編）

  昨日、ＮＩＫＯＲレンズの調査報告をしましたが、今日はその続編です。今回の調査に辺り、ＮＩＫＯＲレンズＦ値／焦点距離一覧などというものを作って見ました。見方ですが、横軸が焦点距離（対数目盛りになっています）、縦軸がＦ値です。ズームレンズの場合、広角側と望遠側をそれぞれプロットして、直線で結んでいます。（線の経路どおりにＦ値が変化する訳ではありません）黒色はフルサイズにも使えるレンズ、青色がＡＰＳ－Ｃ専用レンズです。そして少し分かりにくいですが、プロットマークが四角いのが手振れ補正機能付きです。比較のためにＥＦレンズＦ値／焦点距離一覧も作りました。赤色はＬレンズです。それ以外の見方は同じです。考察めいたことは前回既に書いたので、繰り返しません。プロットミスがあっても、お許し下さい。ま、ちょっとしたお遊びということで。

  2008年04月20日

• [camera] NIKORレンズラインナップ調査結果？

  先日、ＮＩＫＯＲレンズはわからんと書きましたが、少し（だけ）調べて見ました。で、出てきた結論は「私には今一つのラインナップ」ということです。さて、最初に前提条件を明らかにしておきます。私はカメラがへたです。手振れ王ですですから、一眼レフとは言え手振れ補正機能が喉から手が出るほど欲しくてたまりません。そしておそらくそれだけでは足りず、そこそこ明るいレンズも必要です。それとこれｈお断りですが、今回の調査はあくまで開放Ｆ値と焦点距離といったカタログから読み取れる簡単な機能面だけを見て判断した結果です。実際に重要なレンズの写りについては、全く考慮していません。それらの情報を収集するのは時間がすごくかかるので、手短に集められる序右方だっからの判断であることをご承知おき下さい。さて、これを念頭において、ＮＩＫＯＲレンズのラインナップを眺めて見ました。残念！手振れ補正付きでそこそこ明るく、リーズナブルなレンズがありません。少し細かく見て行きましょう。ＮＩＫＯＲはF2.8クラスのズームレンズが豊富です。でも、手振れ補正付きは70-200しかありません。それにF2.8のいわゆる大三元クラスは大変高価です。そして大三元よりリーズナブルなF4（小三元）クラスに手頃なズームレンズがありません。標準～中望遠域がゴッソリ抜けています。ＥＦレンズでいうところの、EF24-105F4L IS USMやEF70-200F4L IS USMに匹敵するものがないのです。AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6は広角側はF3.5ですが望遠側はぐっと暗いです。また、Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)は明るさ、望遠域はいいのですが手振れ補正がないだけでなく超音波モーター搭載でないなど、今日的ではありません。うーん、驚きました。勝手に「ニコンとキヤノンはライバル同士だから、似たようなレンズラインナップに違いない」と思い込んでいた私は、完全に肩透かしを食らいました。一方、ＮＩＫＯＲはいわゆるＡＰＳ－Ｃ専用レンズが充実しているようです。まあ、Ｄ３登場までフルサイズデジタル一眼がなかったため、当然と言えば当然でしょうが・・・ただ、ＡＰＳ－Ｃ専用レンズは望遠側がほとんどF5.6です。高感度設定で撮れ、ということなのでしょうか？という訳で、私にあうＮＩＫＯＲレンズはない、という結論になってしまいました。あくまで、「下手くその私に向かない」というだけで、ニコン一眼レフがこれ程売れているのですから、私は少数派なんでしょう。うーん、ニコンへの浮気は・・・失敗？

  2008年04月19日

• [camera] Ｄ３００来る！・・・カタログだけ

  という訳で、貰ってきました。Ｄ３００と、ＮＩＫＯＲレンズと、アクセサリーのカタログ。で、キムタクの表紙のＤ３００のカタログを開いたとたん・・・飛び込んできたのは文字、文字、文字！何と言いましょうか、よく言えば理詰め、悪く言えばくどい。あくまでイメージを前面に出すキヤノンとここまで対照的だとは思いませんでした。少し圧倒されましたが、D300の良さは分かりました。で、ＮＩＫＯＲレンズカタログを見ましたが・・・よくわからん！なぜにＮＩＫＯＲレンズ体系と言うのはあれほどに複雑なのでしょう？分かりやすさ、と言う点に関してだけ言えば明らかにＥＦレンズの方が上です。レンズの命名規則もバラバラだし、そのせいで価格コムの一覧表でもどこらへんにお目当てのレンズが載っているのか、探しにくいことこの上なし。うーん、これもニコン党の方にとっては全然問題にならないんでしょうね。なんか、カタログ見るのに疲れるなんて、年のせいでしょうか？どうも思っていたほど、私はニコンに向いていないのかも、と少し思ってしまいました。でも、検討は続けているんですけどね。身近なニコンユーザーの意見を聞いたり、ね。ただねぇ、こんな高価な買い物、ある程度「感情」に流されないと踏み切れないような気がするんですよねぇ。理詰めで買うもんじゃない、ような・・・私だけ？

  2008年04月17日

• [camera] 変心のお誘い？

  先日、カメラの師匠と話しをしていて、意外な「お誘い」を受けました。まだ欲しいカメラが出ない、という話をしていて、「ニコンでもいいんじゃない？」と言われたのです。元はと言えば、その師匠がEOSを使っていたのも私がEOSを使い続けている理由のひとつでした。なのに・・・なんて事を（笑）いや、前々からＤ３００とか、いいなと思っていたんですよ。なんか、機能面から見ればEOSじゃ太刀打ち出来ないぐらい、すごいと思います。特に、1005分割RGBセンサーを使ったＡＦやホワイトバランスの補助（？）機構はなんか、すごそうに思います。でも、もちろんレンズは全部買い直しですし、ストロボもリモートケーブルも・・・そして師匠が持っているレンズは使えない、と。でも、ここまでCANONに肩透かしを食わされ続けると、さすがにちょっと真剣に考えたくなってしまいました。さて、私の物欲はニコンにマッチするでしょうか？

  2008年04月06日

• [camera] 究極のディジタルカメラがあったならば

  カメラ好きの友人が、カメラがディジタル化されたことで、ゆくゆくはカメラマンはその在り方を大きく変えるのではないか、といったことを言っていました。曰く「写真学校で教えるのは、表現だけになる」ということです。どういうことか、順を追って説明します。ディジタルカメラの機能、性能がどんどん上がって行くと仮定します。そうすれば、今、写真の出来を決める要素のほとんどは、機械がやってくれることになります。そう、例えば、ものすごく高感度でかつ高速撮影の出来る高画素の撮像素子と、非常に高速でＡＦとズーミングが変えられるレンズシステムが備わったカメラがあったとします。そして、１回シャッターを押すたびに、画角／焦点位置を少しずつ変えた画像をものすごくたくさん撮影出来るとします。いわゆるＡＦブラケッティングをもっと極端にして、かつ焦点距離もブラケッティングする、という訳です。そうしてできあがった一連のデータをコンピュータで処理してやれば、任意の露出で、そして任意の場所にピントのあった、任意の前ボケ・後ろボケの写真を得ることが可能になります。そうなると、写真家に求められるのは「表現」の部分だけだ、というのです。つまり、「何をどのアングルから移し、何を写真の主題とするか？」というロジックでは決定し得ない部分だけを、人間が担う、という考え方です。まあ、どう考えても夢物語な訳ですが、確かにいわゆる芸術家と言われる方々の修練は、技術の修練と表現の修練がないまぜになっているんだろうな、と想像します。意識の中では「こう、表現したい」というイメージのある人でも、それを形にする技術（あるいは道具）を獲得するまでは、そのイメージを他人の目の（あるいは耳の）前に提示出来ない訳です。そういった技術の修練がテクノロジーによって簡単になるとしたら、より表現を練ることに時間を費やせるのではないでしょうか？ま、私のような子供の成長記録だけが興味のカメラマンには、とんと縁の無い話ですが、ね。

  2008年04月04日

• [camera] 激安？シグマの超望遠、手振れ補正レンズ！

  ついにシグマの手振れ補正機能付き超望遠レンズ群の発売日と価格が発表されました！APO120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSMが104,700！や、安い！私は１５万円はするだろう、と予想していたんです。（現行の80-400 OSのHSM無しが実売は１３万ぐらいだから）でも、さすがはシグマ。純正品を検討するのが、ばからしくなるくらいの値段ですね。実売は８万円台かな？しかも今度のレンズは・手振れ補正付き・ＨＳＭ・フルサイズセンサー対応とスペック的には欠点が見当たりません。ま、写りはまだ分かりませんがね。でも、うーむ、これは・・・籠絡寸前？

  2008年03月14日

• [camera] 季節外れ（？）に沸き上がる物欲～レンズが欲しい！

  EOS KissX2発表とSonyフルサイズデジタル一眼レフ発表で一度は萎えた新しいカメラに対する物欲ですが、ここにきてまたまた盛り上がってきています。季節外れ？ですかね。それもカメラも決まっていないのに、毎日レンズのカタログを見ては、「どれ、買おうかなぁ」なんぞとレンズ（だけ）妄想しております。Sonyの記事でも書きましたが、フルサイズの高画素撮像素子ではレンズが結構厳しいみたいな噂もあります。また単純にフルサイズだから、画角が変わるので今持っているレンズラインナップでは望遠側が不足します。ということで、どんなレンズにするか、予算も含めて妄想はどんどん膨らんでいます。次もキヤノンのディジタル一眼を買うとまだ決まった訳でも無いのに、Ｌレンズのカタログばかりに目が行きます。でも・・・ははは、やっぱり手が出ないからこそ、惹かれるんでしょうねぇ。

  2008年03月04日

• [Camera] ニコンにも危機感？～ＶＲレンズ購入者向けキャンペーン

  ニコンがＶＲ（手振れ補正）レンズ購入者に一律５千円キャッシュバックだそうです。先日見たこの記事ではソニーやペンタックス、オリンパスが新製品攻勢をかけている割りには、二強はますます強い様子。なのにやっぱり、「ボディ内手振れ補正」にはそれなりの危機感をもっている、と見ました。ソニー・アルファのフルサイズ＋手振れ補正の発表もあったし、「将来の脅威」と捕らえているんでしょう。キヤノンの最新のレンズカタログを見ても、手振れ補正方式としてレンズ側での対応の優位性を強調しており、当分ボディ側に載せる意志は「断固として無い」模様です。いや、競争が作るよい製品。いろいろ期待したいです。例えば、もっと安価な手振れ補正レンズとか。

  2008年02月19日

• [camera] フルサイズα発表で、気持ちが萎えた？～レンズ資産は継承可能か？

  ついに、ソニーがフルサイズ撮像素子＋ボディ内手振れ補正のディジタル一眼レフを発表しましたね。その大きさゆえに、フルサイズでは無理と言われて来たボディ内手振れ補正。さすがはメカものを小さくする技術にかけてはウォークマン以降あまたの実績を誇るソニーですね。ただいろんな掲示板で言われていることは、フルサイズで手振れ補正をした場合、レンズのイメージサークルも大きくないと結局周辺が蹴られるということで、すべてのレンズ資産が使える訳では無さそうです。ここは盲点でしたね。己の無学を悟り直しました。つまりたとえＣａｎｏｎから手振れ補正付きフルサイズ機がリリースされたとしても、現有レンズ資産なんて使い回せるかどうか怪しい、ということですね。もともと手振れ補正の無い５Ｄですら、周辺光量の不足が指摘されていますし、１Ｄｓ３に至ってはレンズを選ぶ、とまで言われているようです。つまり、最新のフルサイズのディジタル一眼レフを使おうとすると、いろんな理由でレンズ資産の流用というのは難しい、あるいは妥協の産物で結局ボディと最新撮像素子の力を引き出そうとすると、レンズは買い直しになる、という結論なのかな？ということは、これからフルサイズ機を求めるのなら、結局「システム丸ごと買い直し」に近い出費を覚悟しなければならない、と言うことになるのでしょうか？うーん一度カメラに対するスタンスを見直す時期に来ているのかも知れません。フルサイズ機が金額的に手が届きそうになって、舞い上がってしまっていた感があります。「所詮、写真を撮る道具やんけ！こんなもん！」「おまえの腕でそんなもんが使いこなせるかいな」そんな心の声が自分の中から沸き上がって来て、ちょっと萎えて来てしまっています。はぁ～、私はただ、シャッターチャンスに強くて（ＡＦ性能）、失敗率が低くて（手振れしにくい＝底ノイズ高感度でも良い）、カメラがほしいだけなんですけどね。そんなにめちゃめちゃ画質に対する要求が高い訳でも無いし、ましてや画素数なんて６００万で十分、と思っているぐらいですからね。４０Ｄ、良い落としどころなのかなぁ？

  2008年02月05日

• [camera] 待ち人、ならぬ待ちカメラ。来ないねぇ

  噂されていた、ＰＭＡ２００８開催１週間前の新機種発表はKissシリーズでした。いやぁ、来ませんねぇ、中級機の新機種。発表記者会見のＣａｎｏｎのコメントでは『2008年、一眼レフの全カテゴリーに新製品を投入する』（DigitalCamera.jp様より引用）らしいからそのうち出てくるんでしょうけどね。でも、これで息子の入園式には新しいカメラは間に合わないことが決定的。EOS10Dじゃ、薄暗いであろう入園式会場は苦手だろうし、はてはてどうしたものか・・・カメラの師匠に５Ｄ借りれるかな・・・

  2008年01月24日

• [camera] Ｃａｎｏｎからアンケートのお願い～それは誰のため？

  １／１０にＣａｎｏｎから『「EOS DIGITALシリーズ」ご使用状況・ご意向に関するアンケートのお願い』なるメールが来ました。中を覗いてみると・・・・ディジタル一眼レフの販売でニコンの後れを取っている、そしてソニーやオリンパスの足音もひたひたと近づいていることにかなり危機感を持っているように見えます。ディジタル一眼レフのいろんな評価軸（ＡＦ性能や露出性能、手ぶれ補正、操作性、画質、画素数ｅｔｃ）についてかなりいろいろと聞いてきます。少し詳しく説明して見ましょう。まず、在り来りな「お使いの機種」から始まります。但し他社機を使っている場合、その機種名入力まで求めてきます次も在り来りな常用している交換レンズやオプション品についての質問です次は主な被写体や利用シーンについての質問ですそろそろ質問が細かくなってきますどんな撮影モードを使っているか、ＲＡＷを使っているか、露出補正はしているか、を聞いてきますいよいよ核心です。Ｃａｎｏｎ／ニコン／オリンパス／ソニー／パナソニック／ペンタックスを並べていろんな項目について比較させます　　　　機能／品質・信頼性／先進性／高級感／ブランド力／デザイン／親しみやすさ／広告宣伝／サービス・サポート　　AF性能／露出性能／操作性／画質／ファインダー／作動音（シャッター音等）が心地／コストパフォーマンス／デザイン・外観　　今後の購入予定についての質問になります。購入時期／ステップアップするか／情報源はどこか？／重視するポイント購入時に重視するポイントのうち、ＡＦ性能／画質／ファインダー／液晶モニターについてはさらに突っ込んだ重視するポイントについての質問が並びます　　　　ＡＦ：精度／速度／追従性能／測距点数／測距エリアの範囲／測距点選択のしやすさ　　画質：画素数／解像力・階調性／ノイズ／ダイナミックレンジ／ISO感度の設定範囲／ピクチャースタイル（画像仕上り）　　ファインダー：ピントの山のつかみやすさ／明るさ／倍率/像の大きさ／視野率　　液晶モニター：大きさ／解像度／色再現／明るいところでの見やすさ／バリアングル　　「次もEOSを買いますか？」という露骨な質問ですどの機能に魅力を感じますか？という質問がきます。でも選択肢として上げられた機能は私にはどれも興味のない物ばかりでした。フェイスキャッチとか、あまつさえ背面液晶でＴＶをみる、なんておよそカメラとは無関係な機能まで例に上がっていました。あぁ、マーケティングの発想の貧困さが伺えます！最後に今後どのように写真とかかわって行きたいか、という質問で終わりいろんな面で興味深いアンケートでした。普通、このレベルのアンケート（特に各社比較の部分）はマーケティング会社にでも頼んでやるような内容なのに、Ｃａｎｏｎが直接やっているということ自体がちょっと奇異な感じがします。その割りには自由記入欄がほとんど無く、「ユーザーの生の声を吸い上げる」というよりは「自分たちの都合の良い情報を作り出そうとしている」と勘ぐってしまいたくなるような構成にも見受けられます。例えば、「今お使いの機種の不満点、問題点を自由にお書きください」みたいな欄はありません。またＡＦ性能の各社比較何ぞを求められても、複数台所有していないユーザーからは何の情報も出てこないはずです。まるで経営上位層に「ほら、今のＥＯＳユーザーは他社機より良いと思っているんです」と説明するデータを捏造しようとしているとさえ勘ぐられかねません。このアンケートは果たしてＥＯＳシリーズの商品性向上につながるのでしょうか？はなはだ疑問です。上にも書きましたが、「ＴＶが見られる機能」をユーザーに問うこと自体、とてもセンスのある行為とは思えません。少なくとも中級機以上のディジタル一眼レフユーザーに聞くべき内容ではありません。（そもそもＴＶを見たい人なら、とっくにワンセグ携帯を手に入れているでしょう）初め、このアンケートを答えている最中には「いやー、ここまで露骨に他社を意識した調査をするというのは、さすがに高シェアにあぐらをかいてきたＣａｎｏｎもようやく危機感を抱き始めたか！」と思っていましたが、こうやって振り返って見ると逆にＣａｎｏｎの（というかＥＯＳの）先行きに不安を感じずにはいられません。年頭抱負でも書いたように、『今年こそは』ディジタル一眼レフを買い替えたいです。でも４０Ｄには物欲を刺激されませんでした。噂ではもうすぐ(PMA2008辺り?)新機種の発表がありそうです。ＫＩＳＳなのかも知れませんが。まあこのアンケートの結果が春の製品に与える影響は何もないとは思いますが。ここで書いたネガティブな気持ちを吹っ飛ばすような「サプライズ」を期待していますよ、Ｃａｎｏｎさん。

  2008年01月11日

• [camera] EOS 40Dはエモーショナルか？

  ８月２０日に発表されたＣＡＮＯＮ　ＥＯＳ４０Ｄを触りに梅田のヨドバシへ行ってきました。しかし実機は見つけられませんでした。カタログだけ、もらってきました。カタログを見ていても、燃え立つような物欲は沸いてきません。実機に触れられていれば、違ったのかも知れませんが。どうもネットで流れてくるいろんな評価（というか、NIKON D300との意味のない比較）になんか毒気を当てられてしまっている気がします。ぜんぜん、エモーショナルな物を感じられません。ここはもう少し心を落ち着かせて、熟慮すべきと言えますね。普通、そういう台詞は沸き上がる物欲を押さえるために言うもののような気もしますが。まあ、あと１週間すれば実機に触れるでしょう。その時、どう感じるか、ですね。

  2007年08月25日

• [camera] CANON EOS 1DsMK3, EOS 40D発表されるも・・・待ち人は来らず

  今年の「抱負」にまで掲げたディジタル一眼レフの買い替え。秋に出ることが確実だったＣＡＮＯＮの新製品を待っていました。少し前から各所で情報を集め、その中で噂として語られる新機種情報に一喜一憂しながら・・・８月２０日を迎えました。ＥＯＳ１ＤｓＭＫ３、ＥＯＳ４０Ｄが発表されました・・・が、私が待ち望んでいた「モノ」はそこにはありませんでした。私が望んでいたもの、それは「ＥＯＳ７Ｄ」。そりゃ４０Ｄだって良いカメラなんだと思うんですよ。スペック的にも画素数を除けば、最先端のディジタル一眼レフ中級機の名にふさわしい、と思えます。だけど、どうしてか私の心はさして踊りません。なぜでしょう？一つは私が１０Ｄを買った時に比べると、４０Ｄは随分値下がりした、と思います。もちろん、値段が高けりゃ良いというはずはないですが、知り合いの５Ｄを見るにつけ、「やっぱり中級機はこれ！」というイメージが私の中にできてしまいました。特に３０Ｄにおいて失われたと言われる「質感」を１０Ｄは持っている、と思います。ボディの剛性感であったり、シャッター音（剛性感含む）であったり。そういった「触れて見ないと分からない」面で４０Ｄが１０Ｄの後継機足り得るかに大きな不安があるのです。某巨大掲示板ではまことしやかに７Ｄの噂が語られ、私の中で妄想が膨らんでしまったみたいです。いちど膨らんだ妄想＆物欲の退治はなかなか大変です。７Ｄなら、まさしく中級機として私の願う質感を実現してくれるに違いない、という妄想が・・・さてこの妄想は４０Ｄの実機に触れることで霧散するでしょうか？機会を見つけて梅田のＣＡＮＯＮ展示場に足を運ばなければ・・・さて、そこで実機に触れて私の気持ちは沸き立つでしょうか？

  2007年08月21日

• [Camera] 画素数と画質の関係？

  デジカメＷａｔｃｈに興味深い記事があった。1/1.8型クラスの高感度画質を比較すると言う記事。詳細は元記事を見ていただくとして、要はいわゆる「高画素は高画質か？」論争にカンする物。その中で興味深かったのは、『「高画素化というパンドラの箱を開いてしまった以上、少なくとも1,200万画素は達成してもらわなければ困る」と言ったことがある。 』と筆者が言った下り。なるほど、そういう考え方（４ピクセルで１ピクセル相当の働きをして、画質をあげる）のための高画素追求、という話か。それなら私としては、ディジタル一眼レフには「２４００万画素を達成していただきたい」と思う。ただし、フルサイズ撮像素子の場合。要は６００万画素の４倍、と言うことだ。それに現在、ＥＯＳ　ＫＩＳＳＸはＡＰＳ－Ｃで約１０００万画素。フルサイズならちょうど２５６０万画素ぐらいにはなる計算。コストは別として、是非次期の５Ｄ後継機では６１４４ｘ４０９６ピクセルの解像度を期待したい。

  2007年08月10日

• [camera] ビデオカメラで悩む

  ものすごく久しぶりのこのカテゴリの投稿になります。今回はディジタルスチルカメラではなくビデオカメラです。世の中のご多分に漏れず、子供が生まれる、と分ってからビデオカメラを購入しました。３年前の３月で、機種はソニーのDCR-TRV22Kです。しかし１年ほど前からちょっと調子が悪く、録画できないケースが出てきました。具体的には、一度録画したテープに上書き録画しようとすると、横ストライプ状に古い録画と新しい録画が交互に表示されます。↓こんな感じです。　　－－－－－－－－　　｜古い絵の帯　｜　　｜新しい絵の帯｜　　｜古い絵の帯　｜　　｜新しい絵の帯｜　　｜古い絵の帯　｜　　｜新しい絵の帯｜　　－－－－－－－－始めは特定のテープがへたっていてこんな現象になるのかな？と思いました。そこで現象が出たテープを廃棄し、別のテープ（と言っても再利用＝上書き録画ですが）を使っていました。それなりにちゃんと録画できていたのですが・・・先日、知り合いにカメラを貸しました。テープは（買えばいいのに）そのまま私が昔使ったテープを再利用です。（別に見られて困る物が移っている訳でもないし）そしたらなんと！全く写っていなかった、そうです。えらく怒られました。はて、これは本当にテープの再利用が原因なのでしょうか？忙しくてなかなかソニーのサービスへ持ち込むことも出来ません。修理するにしても３年も前に買ったものなので、点検だけでもかなり掛かりそうです。来年には息子も幼稚園児。いろんなイベントを取りまくらないと行けないのに、こんなに信頼性の低い状態では不安です。さりとてすぐに買い替えるというのも・・・ディジタル一眼レフもそろそろ買い替えたいというのに・・・うーん、新品のテープを使えば大丈夫なんだろうか？悩みます。

  2007年08月06日

• [camera] CIPA DC-004 デジタルカメラの感度規定

  写真家　山田久美夫さんの主催するサイトDigitalCamera.jp経由で以下のような情報を見つけました。 CIPA DC-004 デジタルカメラの感度規定少し前の高画素競争から、最近は手振れ防止競争に移行しているかのような業界の中で、とんでもない高ISO感度を搭載したディジカメが登場しています。でも画素数と異なり、「言ったモン勝ち」に近いのでさすがにまずい、となったのでしょう。もう今年の３月の機種からこの基準に則った標記が始まっている、とは知りませんでした。さて、べらぼうな高ISO感度はどのように矯正されるのか、ちょっと興味深いところです。

  2007年05月16日

• [Futsal][camera] 我流、フットサル撮影経験則

  またしてもITMediaの記事で「今日から始めるデジカメ撮影術　第70回　フットサルとサッカーの関係」というのが掲載された。フットサル、というタイトルに引かれ記事を見、そして、バックナンバーも見て見ると「第10回　サッカーと望遠とレリーズタイムラグの関係」とか「第31回　スポーツと明るさとシャッタースピードの関係」とか関連記事が見つかった。これを書いている人は、なかなかサッカー＆フットサルをよく知っている。（プロファイルを見ると、まあ趣味らしい）だから記事の内容も納得出来る。（ただしあまり参考になる新しい情報はない）しかし私なりに「これも言ってよ」というポイントもある。実は２年ほど前、同じフットサルチームの友人向けに書いた「フットサル撮影経験談」という文章がある。これを手直しして、我流の撮影経験則を恥ずかしながら上梓してみる。沢山のお叱り、誤りのご指摘、未熟さへの嘲笑をお待ちしている。なお私の使用機材はEOS10Dなので最新のディジカメに比べるといささか性能面で劣る。特にISO感度を上げた時のノイズや起動時間などは、コンパクトディジカメにさえ大きく劣る、という環境の中での経験談であることをご承知おき戴きたい。レンズの焦点距離ピッチサイドで撮る場合35ミリ換算で28～150ミリぐらいがちょうど良いと思われる。Kiss　Digitalなら18～105ぐらいに相当する。体育館の観客席から撮る場合比較的大きな体育館（例えば北田園スポーツ公園の体育館）の場合、35ミリ換算で80～300ミリぐらいがちょうど良いと思われる。公称焦点距離で50～200ミリぐらい。学校の体育館等ならもう少し短め。レンズの明るさ無論明るいに越したことは無いが、上記の焦点距離のズームレンズで明るい奴、というのはすごく高価。多少のノイズを覚悟でISO800ぐらいでシャッタースピードを稼ぐ方が現実的。シャッタースピード被写体ぶれを防ぐなら、最低でも1/125ぐらいにはしたいところ。シャッタースピード優先で設定すれば良いが、恐らくアンダーになる。やはりここでもカギはISO感度をどこまで上げられるか。準備おそらく前半と後半で写真を撮る向きが変わると思う。（自チームの攻撃方向が変わるから）それに合わせて撮影場所を選ぶ必要がある。野外ピッチまず撮影場所確保。あんまり良い撮影場所が無いところがほとんど。ピッチの外から金網越しに狙うしかないか？光線変化はあまり気にしなくても良いと思う。体育館場所と光線の関係は、事前にチェック必要（この辺りが、先の記事での不足点）窓が大きい体育館では、前半と後半で光線の具合が結構変わる。試合の時間帯にもよるけど、太陽の差し込み角度が変わりやすい春・秋の朝早くや夕方は要注意。それとピッチレベルで撮る場合、壁に採光窓がある所は、それを頭に入れておかないとプレーを追っている最中に突然逆光になるから要注意。観客席から撮る場合、一脚があれば便利。ピッチレベルだと速い動きについて行けないが、俯瞰で撮るのなら可能と思う。あと、ホワイトバランスはオートで行けるかどうかは微妙。外光と天井灯（水銀灯）のバランスも、時間の経過によって変わる。万全を期したい場合はRAW撮影してPCで処理が無難。ただしもちろん面倒。といった感じ。知っている人には常識、興味ない人にはどうでもいい話。

  2007年04月12日

• [Camera][Linux] 今度こそ、GIMP使いになるぞ！

  恐ろしく久しぶりのこのカテゴリです。皆さん、フォトレタッチソフトは何をお使いでしょうか？私はＥＯＳ１０Ｄ添付のPhotoshop Elementsの操作性にどうしてもなじめず、かといって市販ソフトを買うほど使う訳でもないので、Vine Linux on VMWare PlayerでGIMPを使い続けています。しかし長らく使っている割りにはすごく初歩的な使い方（トリミング、明るさ／コントラスト調整、画像圧縮率変更等）しかしていません。ふと、書店で目に止まったHow-To本を買ってしまいました。ＧＩＭＰですぐデキる！フォトレタッチスーパーテクニック２００７です。この書籍はWindows上で説明していますが、まあLinux上でもおんなじ良うなもんだろうと高をくくって、購入。結構あちこちにLinux版とWindows版との細かな差分があるようです。それ以上に、あまりにもメニューが多岐に渡るので、本の中で出て来るメニューの位置を探すのにてこずります。似たような名称があちこちにあるし・・・でもまあそんなのは枝葉。実際にＧＩＭＰマスターへの道への最大の障害は「私の美的センスの欠如」なのは言うまでもないこと。いっくら良いツールがあっても、どう使うかというアイディアと結果が良いかどうかを判定する力がないんじゃあねぇ。ま、写真は先の長い趣味（別にリタイアした後でも十分楽しめる）から、気長に行きますか。

  2007年03月05日

• [Camera] Pentaxも来た！

  Pentaxも手ぶれ補正機能内蔵一眼レフディジカメを発売するとのこと。いやー、すっかり手ぶれ補正はディジカメの必須機能となりましたなぁ。前も書いたけど、なまじ手ぶれ補正レンズのラインナップが充実している分、CANONとNIKONはボディ側に手ぶれ補正機能を入れる、という経営判断が難しいでしょうな。それがアキレス腱にならない、という保証はないし。まあPentaxはもともとCANON/NIKONの眼中にはないだろうけど、SONY/Panasonicがそれぞれのディジタル一眼に手ぶれ補正を載せて来たら（間違いなくそうなるけど）あわてることになるんじゃあ、ないのかな？さあ、さっさとEOS 7D手ぶれ補正機能付、を出してください。CANONさん。別にCMOSはフルサイズでなくてもいいから、さ。

  2006年05月24日

• [Camera] ディジタル一眼戦国時代～PMA2006から～

  PMA2006で松下がフォーサーズ規格のディジタル一眼レフカメラDMC-L1を発表したようです。いよいよ戦国時代の始まり？（いままでは２強の寡占体制）そしてライカブランドの手振れ補正付きレンズも同時に発表されました。（ＰＣウォッチの記事などを見ると、ボディ側に手振れ補正が載っているように誤解してしまいました）やはりボディ側手振れ補正は今は無き（？）コニカミノルタの独擅場なのでしょうか？またフルタイムライブビューの搭載など、コンパクトで市場でのシェアを広げつつある松下ならではのスペックの模様です。また、私の予想はまたも外れて、ペンタックスは大胆な開発計画を発表しているようです。まるで、まだ死んでいないぞ、と宣言するかのように。で、このような状況を見るに付け、やはりEOS 30Dは見送りですね。どうもCANONに今、投資することに踏ん切りが付きません。今は腕を磨きつつ、１年半後、恐らくEOS 40Dが発表される2007年10月まで状況を見守りたいと思っています。場合によっては、他社に乗り換える可能性を残すためにね。

  2006年02月27日

• [Camera] そうきましたか！ＣＡＮＯＮさん！（目玉はレンズ！）

  CANON EOS 30Dが正式に発表されたみたいですね。はて、売りはなんでしょう？ピクチャースタイル？魅力に乏しいなぁ。私はひそかにCMOS駆動式手振れ補正がくるかも、とか予想していたんですけどね。見事に外れました。同時発表のラインナップ（非一眼）の中には、結構手振れ補正のモデルがあるんですけどね。さすがにまだEOSには載らないか・・・細かく見れば、待望のスポット測光が搭載されたり、自動ノイズ低減機能が搭載されたり、動体予測ＡＦが採用されたり（あれ、これは前あったかな？）となかなか重要な強化が施されているみたいですけどね。なぜ心躍らないんだろう。過大な期待のせい、とも言えそうです。と思っていたら、なんとなんと、同時にEF-S17-55F2.8ISが発表されているじゃありませんか！ちょっと高すぎる(定価15万円！)からおいそれとは買えないけど、これ、いいなぁ。これを見る限り、ＣＡＮＯＮはボディに手振れ補正を積む気はさらさらないみたいですね。で、買うかというと・・・微妙ですね。以前に10Dに抱いていた不満が更に進行しまして　・ＡＦ精度　・フラッシュ制御　・ISO400以上でのノイズと不満が勝ち出しています。これは最大の被写体である息子の成長に伴うものです。ともかく、じっと撮られてくれません。ピンぼけ、手振れ、被写体振れのオンパレード。ちょっと写真を撮る意欲自体が萎えている状態です。ともかくもっと速いＡＦともっとブレに強いシステムがほしい。そう思っているので、今回の30D＋EF-S17-55の組み合わせは持って来い、のはずなんですけどね。AFの速さと精度は実機が出て見ないと分かりませんが、少なくとも10Dよりははるかに改善されているだろうし、ISO400以上でもノイズが気にならなければもっとシャッター速度が稼げます。また10DはEF-Sレンズが使えないのでこのIS付き明るい広角という待望のレンズも今のままでは使えません。となるとセットで買い替えないと行けないけど、さすがに３０万円は出せないでしょ。それと今、EF-Sレンズを買うのが賢いのか、というジレンマもあるしね。EOS7Dを待つべきじゃないのか？どっちにしてもお金無いしね。ボディだけなら（手振れ補正付きという条件付きだけど）買い替えるという気持ちもなくはなかったけど、今回は見送りかな？

  2006年02月22日

• [Camera] コニカミノルタ、カメラ事業から撤退！

  以前の私の予想は完璧に外れ、コニカミノルタが真っ先に表舞台から姿を消すことになりました。時を同じくして、SamsungかPentaxとの提携に基づくディジタル一眼レフカメラを発表した。私の予想では、まもなくPentaxはSamsungの傘下に入るだろう。ま、コニカミノルタについてはまったく予想が外れたわけだから、どうなるかぜんぜんわからんのだが、やっぱり最後に残るのはCANONとNIKONだけなんだろうな・・・

  2006年01月19日

• [Camera] EOS 5Dに(ちょっとだけ)触ってみた

  このブログで何度か話が出ているCanon党の知人がEOS 5Dを購入しました。昨日、早速訪問して、少しだけ触らせてもらいました。その人は『カメラは使う人の癖がつく』といってあまり他人に自分のカメラを触らせたがらないし、他人のカメラもいじろうとしません。その主義を知っているので、あまりベタベタ触る訳にも行かず、ほんの少しだけです。で、10Dをふだん使っている私が10Dを頭の中に浮かべながら5Dを触った印象を羅列すると思ったより軽い！もちろん付いているレンズの差もあるが、もともと10Dもかなり重いので、苦にならない重さ。これなら重さは購入を妨げる要因にはならないな。←危険です液晶がでかい。なんか場違いにでかい感じがする。高いISO感度でもきれい！10DだとISO400でも陰の部分にノイズを感じるけど、5DだとISO1000でもさほどじゃない。おまけにISO感度の切り替えステップが凄く細かい！でもそこまで細かく設定する人いるのかなぁ。いずれにしても低ノイズは大歓迎。←これも危険ですファインダーは実はちょっと違和感がありました。普段10Dの視野に成れていると、ちょっと広さに戸惑う感じです。既に眼がAPS-Cサイズに慣れてしまっている感じですね。シャッターフィーリング。これは最大の不満点。その日たまたま10Dを持たずに会いに行ったのですが、5Dのシャッター音はまるで20D。軽いです。私はもっとずっしりした音とフィーリングが欲しい。画質についてはＰＣで等倍表示しておらず、Ｌ判のプリントと背面液晶で確認しただけなので、まあ最新のディジタル一丸なら当然このぐらいは行くだろう、って感じかも知れません。気になる暗所でのＡＦ精度やスポット測光などは試す時間はありませんでした。ええ、いいカメラだと思いますよ。でもねぇ、あのシャッターフィーリングに３０万円以上を出す気にはなれませんねぇ。あくまで個人の好き好きですが、私にとってそれぐらいシャッターフィーリングは大事なんです。てことでまだまだ10D時代は続きますな。

  2005年12月12日

• [Camera] CANON沼

  いまさらながらに、どうしてディジタル一眼レフとしてCANON製を買ってしまったんだろう？と思うことがあります。「我がカメラ遍歴（５）」で書いた10Dへの不満って、実はNIKONのディジタル一眼なら解決しそうな物が結構あるんです。起動時間やスポット測光、暗いところでのAFや標準のRAW現像ソフトなんかは、NIKONの得意とするところです。でも前にも書いた通り、私はそこそこ投資しているので乗り換えが難しい、カメラメーカーにとってはおいしい一眼ユーザーの典型です。隣の芝だとはわかっていますが、NIKONが良さそうに映る時があります。私の中のイメージでは、NIKONの方が無骨で誠実に思えます。CANONは艶っぽくてちょっと高飛車？CANONってあまり不具合を認めたがらない傾向にあるような気がします。致命的な問題には対処するけど、それ以外はあまり積極的に見えない。なんか「このぐらいいいだろ」っていうあざとい見切りみたいなのを見せられている気がする。その代わり製品ラインナップやカメラ自体の意匠デザインなんかは魅力的。おいしいけど、客あしらいの悪いレストランみたい。（なんか、例えが変）じゃあ、どうしてCANONを選んだのか？タイミングと知人の影響ですね。前にも書いた、ディジタル一眼をほしくなった時(2002年夏頃以降)にD70が出ていたら状況は変わっていたかも知れません。でも当時存在したD100は、そもそも値段が高く、最低ISO感度が200だったり、「シロートでも使えるディジタル一眼」への脱皮前だったような気がします。そして抜群のタイミングでEOS10Dが出てしまった。それに加え、近しい知人にCANON党がいて、レンズを貸してもらったりしていた(EOS55に装着)私は、「あ、CANONにした方がお得？」とかつまらない下心もあって、10Dを買ったんです。NIKONからD200が発表になりました。なんか気になります。ついにISO100もサポートされましたしNIKONにしない理由がなくなっちゃった気がします。でも、いまさらシステムを変えるのは・・・家族の目が許さないでしょう。ふぅ。あぁ、こんな私を説得できる20Dの後継機を作ってください、CANONさん。

  2005年12月09日

• [Camera] 我がカメラ遍歴（５）　Canon EOS 10D

  さて、いよいよ現役マシンの登場です。前回、EOS55を借りて、「これぞカメラ」との意を強くしたことを書きましたが、それはこのようなことだったんです。ともかく、レスポンスが速い電源を入れてから撮影可能になるまでが早い（フィルムカメラだから当たり前）手動で回すからズームが速いボディ性能が高く、ＡＦが速いともかく。確実電池が持つから、撮りたい時に確実に撮れるスーパーインポーズがあって、合焦が確実に分かる一眼だから、ファインダーから見えるものがほぼそのまま確実に写るメカニカルシャッターだからシャッターを押した感触が、確実にフィードバックされるという点が私を魅了しました。その中でもc.の「確実なフィードバック」これが重要でした。これがあると無いのとでは、全然「写真を撮る感覚」が違います。少なくとも私は、メカニカルシャッターのカシャッと言う音と手に伝わる機械の操作感が「写真を撮るリズム」を作り出していることに気づきました。そしてそれ以来、電子シャッターのデジカメではリズム良く写真が撮れなくなってしまったのです。電子的なフィードバック音はリズムを作り出してくれませんでした。「これは、やはりディジタルも一眼しかない」との思いがふつふつと沸き上がってきました。しかし２００２年、まだ機は熟していませんでした。当時の一眼レフデジカメと言えば、NIKONのD100、CANONのD60ならなんとか手の届く範囲でした。しかし雑誌の評価などではまだまだシロートが使いこなせるレベルの機械ではなく、特に「レタッチするのが前提の絵作り」との記述が面倒臭がり屋の私の気持ちを萎えさせました。ここで私の写真に対する興味は一時雌伏の時を向かえるのです。（おおげさ）実際、この時期に撮った写真はすごく少ないです。そして迎えた２００３年３月、遂に待ちに待った「シロートでも使える／買えるディジタル一眼」EOS10Dが発売になりました。そしてちょうど近い親戚にCANON党でレンズ資産を多数保有している人がいたこともあり、10D購入に踏み切りました。友人に車を売った代金をへそくりしていたのがこの時に活用されました。それ以来、一体いくら使ったでしょう。10D以前も４台ものカメラをわずか４年間で買った訳ですが、10D購入以降の２年に使った額はそれに匹敵します。レンズ３本、三脚、外付けストロボ、ＣＦカード、予備電池、フィルター類、レリーズケーブル・・・でももちろんこれでも、本当にカメラを趣味にしている人からすれば、私の投資額なんて微々たるもんでしょう。なにせ１本２０万のレンズとかがゴロゴロしている世界ですから。当分、新しいボディを買うことは無いでしょう。財政が許さないだけでなく、買い替えるほどの動機が無いからです。もちろん、10Dにも不満はあります。起動が遅い暗いところでのＡＦ精度に難あり。ＡＦ補助光がほしいスポット測光が無いISO400ではややノイズが目立つ重いEF-Sレンズが使えないから、広角撮影に弱いフォーカスの山がつかみにくいファインダー純正のRAW現像ソフトのできがイマイチ。遅い。でもこれらを一挙に解決するディジタル１眼レフはCANONには存在しないんです。（他のメーカーに買い替えて、レンズ資産をお釈迦にする積もりはありません）唯一、5Dだけが近いのですが、さすがにもう買えません。あの値段では。（以下、過去の日記参照）

  2005年12月04日

• [Camera] CANON EF24-105mm F4 L IS USM供給見込み立たず

  CANON HPによると、フレアが出るトラブルの対応をした後、EF24-105F4L ISの供給が逼迫している模様。うーん、ますます購入は遠のくばかり。しかし、コンパクトディジカメでも手ぶれ補正搭載が一般化してきている。ディジタル一眼でも、IS欲しい人はいっぱいいるということだな。

  2005年12月02日

• [Camera] 我がカメラ遍歴（４）　Sanyo DSC-MZ1

  私のカメラ買っては放り出しを綴るシリーズも佳境です。今回取り上げるのは、Sanyo DSC-MZ1というコンパクト機です。それまでサッカーを撮るのを主な目的としてカメラを買い替えてきた私ですが、MZ1は違います。このカメラを買ったのは２００１年６月です。その時には、E-100RSもまだ現役バリバリで、このカメラは買増しでした。私に新しい被写体、「家族」が加わったのです。そうなると、毎度毎度でかい図体のE-100RSでは立ち行きません。それじゃまるでカメラ小僧です。普通の家庭人には、コンパクトカメラが必要。当時はそう思っていました。このカメラを選んだ理由は、それまで「爆速」と定評のあったSanyoが初めて作るズーム機に期待した。ラティチュード、という言葉を覚えて猿のように「でかいCCDに限る」とばかり、1/1.8型CCD搭載のこの機種に飛びついたというものでした。しかし期待は見事に裏切られました。全然速くない。起動時間ももっさり。電動ズームも遅い。ともかく電池がもたない。単３電池は（おそらく終止電圧設定の関係で）すぐ使えなくなるし、電圧面で優位なニッケル水素充電池はメモり効果でボロボロ。それまで「旅先でも電池が買えるから、単３電池が使えるモデルが良い」と思い込み、他人にもそのように奨めていたのがこの有り様。ＡＦが賢くない。そして合焦が分かりにくい。一眼ではないから、ファインダーから見える画像は実際に撮れる範囲と相当異なっている。（電池の持ちと手ぶれが気になるから、今はやりの背面液晶だけでの撮影はしない＆出来ない）背面ジョグダイアルは全然使い勝手向上に寄与しないコンパクト機としてはやや厚みがあり、存外に携帯性が悪い。特に致命的だったのが、2.と3.2.については、ともかくコンパクト機は「常に持ち歩いて、撮りたい時に撮れる」が肝心だと思っていたので、いざ撮ろうとして気合を入れた時に電池が無くなるのは、肩透かしを食ったようで余計不満が募りました。3.についてはCANON用語で言うところのスーパーインポーズ機能が無く、合焦を知らせるのは電子音だけ。ちょうどそのころ知人の初代Ixy　Digitalを触らせてもらい、スーパーインポーズ機能の分かりやすさを体感した私は急速にこの機種の「カメラとしての使い勝手の悪さ」に疑問をもつようになりました。そして決定的だったのは、２００２年７月に知人に借りて使った、CANON EOS55。大変重いカメラで、旅行に持って行ってその重さに閉口しましたが、その一方、「おお、これぞカメラ」との意を強くしました。どういう点が「これぞカメラ」だったかは、次回に譲りますがともかくこのEOS55がE-100RSとMZ1に対する私の気持ちを一度に醒めさせました。このカメラは結局大して使うことも無く、知人に引き取られて行きました。私とコンパクトカメラの相性は、良くないみたいです。（続く）

  2005年11月29日

• [Camera] 我がカメラ遍歴（３）　Olympus E-100RS

  怒涛のサッカー観戦週間に引き続き、神戸降格ネタが続いて久しぶりのこのシリーズです。前回は、私がいったんフィルム一眼レフに手を出した所まででした。再びディジタルを指向し始めた私のメガネにかなうカメラが現れました。Olympus E-100RSです。このカメラ、スペックがすごかったんです。秒間最大15枚の連写性能プリキャプチャー機能35ミリ版換算で38-380mm相当の10倍望遠ズームレンズ。手ぶれ補正機能付きスマートメディアとコンパクトフラッシュのダブルスロット最大解像度1360x1024その少し前にOlympusから発売されていたC-2100UltraZOOMとほぼ同じ形状で、大望遠デジカメの走りのような存在でした。ただ、徐々に加速しつつあった高画素化に逆らうような150万画素と言う部分が、ベストセラーC2100との大きな差となり埋もれさせて行くことになったのだと思います。さて世間の趨勢何ぞは全く気にしない私は、このカメラのスペックとコンセプトにほれ込みました。始めからスポーツ撮影を念頭においた製品とOlympus自身が位置付けていたこともあり、その機能は確かにサッカー撮影に持って来いでした。連写性能はほぼ動画並みですし、何よりディジタルだから撮りまくって不必要なショットは消せばいいのです。またスポーツ撮影で最も重要なシャッターチャンスを的確に捕らえるために、プリキャプチャー機能はすごく役立ちました。この機能はシャッターを半押ししている間、連写を続けているのです。ただしメモりカードには残さず、カメラ内のバッファという仮のメモりに5枚まで蓄え続けます。そしてシャッターを全押しした時に、バッファに溜っていた過去5枚をメモりカードには書き込みます。つまりある意味、過去を写せるともいえるのです。もともとこの機能はシャッタータイムラグ（シャッターを押してから、実際に撮影されるまでの時間差）の解決のために採用された機能だと思います。シャッタータイムラグについてはカメラが機械である以上、完全には０に出来ません。もちろん少ないに越したことは無いのですが。その一方、スポーツシーンではよほど鍛練を積まないと、「ここぞ」でシャッターを押すこと自体が難しいです。人間の反射神経なんて、大腿０．３秒ぐらいの遅れが生じます。よくできたカメラのシャッタータイムラグより、反射神経の遅れの方が確実に大きいのでシャッターだけを改善してもスポーツシーンで最良の瞬間を捕らえるのは容易ではありません。このプリキャプチャーという機能はそれを解決する、現時点まででベストの方法だと思います。何せ0.3秒前（秒間15枚連写モードの時）の画像を残せるんですから。連写速度を秒間5枚に落とせば、ちょうど１秒前の絵が残せることになります。これだけあれば、相当にぶい私でも、結構良いシーンが残せそうです。実際、このカメラは良く使いました。MZ-7で不満だった多くの問題が解消し、結構お気に入りの写真が残せました。普通に撮っていてはまず残せないような瞬間、例えばキーパーがフィスティングする瞬間なんかかが撮れました。もちろん不満点もありました。というか予想外に不満が出てきました。最大380ミリのズームではサッカー撮影では少し短い。特に主戦場であるユニバは陸上トラックがあるのでピッチまでが遠いため顕著である。これは後にOlympus純正x1.7テレコンを購入し、646ミリ相当まで焦点距離を延ばしてある程度カバー出来ましたが、画質の低下とワイド側でのケラレという弊害をもたらしたため、完全な解決ではありませんでした。このカメラは今で言うEVF(電子ファインダー)を採用していました。ある意味、一眼なのです。（CCDに映る絵をそのままファインダーで見ている）しかし当時のEVFは反応が鈍く実際のシーンの動きに少し遅れてファインダー内の絵が変化します。これを覗きながら試合の流れを追うのが難しく、特にズームしている時などあっと言う間にボールを見失うこともしばしばでした。電動ズームを採用しているので、ズームの応答性に不満があります。サイドチェンジや前線へのロングフィードなど、大きく玉が動く局面で適切なズーミングが出来ないこともしばしばです。当時の技術では、ISO感度を引き上げるとてきめんにノイズが増え、とても鑑賞に堪える写真にはなりませんでした。このころから画質という写真本来の評価軸が私の中に育ち始めました。そのため当然ナイトゲームでは十分なシャッタースピードが稼げず、被写体ブレだらけの写真にしかなりませんでした。このカメラは標準状態では特殊な形状の乾電池を２本使うのですが、これが高価でした。そこで対策として充電式ニッケル水素電池４本で使おうとしました。しかし適切な放電器が手にはいらず、電池はすぐにメモり効果で使いものにならなくなりました。この時、リチウム電池が使えていたら・・・とまあ浮き沈み。でもそれなりには満足して使ってたんですよ。ただ決定的にこのカメラから離れてしまうきっかけとなったのは、実はウィングスタジアムだと言えなくもありません。神戸ウィングスタジアムって、大きな屋根がメインとバックスタンドを覆っています。この屋根のためにデイゲームでも薄暗い部分が結構あるんです。そして日の当たる明るい部分と当たらない暗い部分の輝度差が大きくなり、EVFは見にくくなるわ、露出は決めずらくなるわ・・・そしてシャッタースピード／ISO感度／画質のバランスが取れなくなってしまったんです。その一方、ピッチと観客席の距離が近いため、646ミリ相当という長大な焦点距離は必ずしも必要ではない。むしろパンしたときにけられるほうが問題でした。だから結局テレコンバータは使えない。という訳で、またしても私の心はこのカメラからも離れて行きました。でも、この書き込みの長さが、このカメラへの思い入れを表しています。好きなカメラだったので、つい最近まで手元に置いていました。結局、リサイクルショップで二束三文で下どられていきましたが・・・あ、このカメラから離れて行った理由としてもう一つ、決定的な要因があるんです。ですがそれは次の機会に。（続く）

  2005年11月25日

• [Camera] 我がカメラ遍歴（２）　Pentax MZ-7

  私の２台目のカメラ。それはフィルム１眼レフカメラであるPentax MZ-7でした。購入したのは２０００年２月。このころ仕事もようやく一段落した私は、新しいシーズンにヴィッセル神戸の試合観戦にどっぷりはまろうとしていました。そして「自分だけのヴィッセルの写真」を撮りたくなり、神戸のとあるカメラ屋さんで薦められるままにこのカメラを買いました。合わせて購入したのが、SIGMA 170-500F5.6-6.5。これだけ。普通、こんな長い玉だけしか持っていない人なんていないと思います。本当にサッカーを撮るだけしか使い物にならない選択でした。あとはManfrottoの一脚。そもそも、何も予習せず、こんな物を買ってしまう辺りに、若さと独身ゆえの金遣いの荒さが現れています。今の私がちょっとうらやむぐらい・・・さてまだカメラ知識の乏しい私は、とりあえず撮りまくりました。さすがに500mmの望遠はそれなりに強力で、ヴィッセルの試合ならまだがらがらだったユニバのＳ自由席最前列付近に陣取っては、白黒の縦縞をおっていました。ユニバの代表戦（城が靭帯をやったとか、やらないとかいわくつきの試合）でも無謀にも２階席から撮りまくっていました。ただ調子がよかったのも初夏ごろまででした。ナイトゲームが始まると、当然のことながらシャッター速度の遅さに悩まされ始めます。ISO80のフィルムを使うなど、乏しい知識を動員して対策はしていたのですが根本的に分かっていなかったので効果は上がりませんでした。ただ秋になり、デイゲームが戻ってくると再びMZ-7の出番は増えました。しかしやがて私は当たり前の事実、フィルムカメラで撮りまくるとフィルム代以上に現像代、プリント代がかさむという事実に直面したのです。フィルムではなく、現像代で稼ぐという伝統的なカメラ業界のビジネスモデルにまんまと嵌まったのです。また私は印画した写真ではなく、ＰＣのモニタ上で写真を鑑賞するのが目的であったので、焼いた写真で「ちょっといいな」と思う物があったら、写真屋に持ち込んでデジタル化してもらう必要がありました。これも手間とお金がかかります。そして２００１年のナイトゲームシーズン、私の心はMZ-7から離れて行きました。「やっぱり、時代はディジタルだ」と。学習遅いですねぇ・・・でもそれはこの後も、全然改善されないんです。MZ-7は実家で父親に託してあります。170-500mmという長玉は売り払い、28-85mmという手頃なレンズを中古で購入し、普段使いできるようにしました。それでもかさ張るからと言ってなかなか連れ出してもらえないようですが・・・（続く）

  2005年11月07日

• [Camera] コニカミノルタがやばい？

  のんきなことを書いていたら、コニカミノルタがカメラ事業を大幅縮小、とのニュースを目にした。いやー、コニカミノルタまでSonyに飲み込まれるのか？でもSonyも苦しいしなぁ。はて、生き残れるにはNIKONとCANONだけなのか？

  2005年11月04日

• [Camera] CANONは手ぶれ補正機能付ディジタル一眼レフボディを製品化するか？

  ディジタルカメラの話題が支配的になりつつある気がしないでもないが、友人のブログに書かれていた命題を、私なりの視点で考えて見る。考慮すべき要素は３つ純技術的課題CANONはこれまで手ぶれ補正を主にレンズ側で解決する手法を、開発／製品化の中心において来た。果たしてCANONがボディ側に手ぶれ補正機能を搭載する技術的蓄積が、どの程度あるだろうか？特許権の課題手ぶれ補正技術については、多くの特許を各社が保有している。確か手ぶれ補正をレンズで行うための特許はCANONが結構抑えているとの評判がある。その一方、コニカミノルタのAnti-Shakeのような撮像素子駆動式手ぶれ補正に関する特許動向がどうなっているかは、寡聞にして知らない。この問題が解決可能かどうかは、各社の手ぶれ補正機能搭載動向に大きく影響すると思われる。マーケティング的課題なんといっても最も解決が難しいのが、これだろう。既に手ぶれ補正機能付レンズの充実したラインナップを保有している同社(及びNIKON)はそれら高価なレンズを購入済みの顧客(無論、ディジタル時代も重要な顧客層)と折り合いをつける必要がある。また手ぶれ補正レンズはレンズメーカーからはほとんど製品化されていないので、レンズ事業を支える大きな力になっていると思われる。ボディで儲けるか、レンズで儲けるか、その判断が重要である。また純粋にマーケティング問題ではないのだが、EOS 5Dで採用した「フルサイズ」CMOSで手ぶれ補正をするとなると、小型化が難しいのではないか？実際、コニカミノルタのα Sweet Digitalは同じくボリュームゾーンのディジタル一眼レフであるCANON EOS Kiss Nに比べると100g以上重い。(α Sweet Digitalの方が発表時期で言って４カ月も後であるにもかかわらず）無論、　APS-C撮像素子はアマチュア向け　→　ボディで手ぶれ補正　フルサイズ撮像素子はハイアマチュア向け　→　レンズで手ぶれ補正という棲み分けも、ちょっと例えがずれているかもしれないが、内臓ストロボ有り無しみたいに作り分ける手もないではない。だが外付けストロボのように、「内臓ストロボがあっても必要な局面あり」という物とは違うし、値段も全然違う。手ぶれ補正機能付レンズをフルサイズ撮像素子＆フィルムカメラだけのために開発し続けるのは、事業として苦しいような気がする。と、こう考えてくると、３番が最も解決困難な課題に見えてくる。さて、CANONはどちらに行くのか？今、ISレンズを買おうと思っている私にとっても、興味深い話題だ。

  2005年11月04日

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