[Child] 息子と一緒に赤蔵温泉スキー場(第2日)
前日の予報でも、この日は朝から雨。午後にかけて本降り。朝起きて見ると、既に降り始めていて妻はがっかり。私は息子ともどもはなからゲレンデに出る積もりなし。だがそれでも妻は何とか雨用装備で滑りに出る気配。うーん、スキー馬鹿そのもの。ところが支度をしている間に雨が上がった。薄日まで指して来た。「行ってくるから、あとからお散歩がてらに来たら?」と言い残し、泣きわめく息子を尻に目に板をかついで去って行く妻。だが息子もしばらくすると泣き止み、私とお留守番することを納得したみたい。そして眠り込んでしまう。気づけばちょうどお昼。食事を食べさせると1時前。とてもじゃないが、これから支度して出掛けるなんて考えられない。なにせスキー場となればふだんのお出掛けの何倍も準備に時間がかかる。特に強い日差しを避けるための日焼け止めを塗るのが大変。前日だけで相当ほっぺが日焼けしてしまっているから、これ以上の日焼けは防ぎ立ち。何せスキーキャップには日差しを遮る効果はほとんど期待できないし、そもそも我が息子は大の帽子嫌い。だからゲレンデ散歩はさっさと諦め、温泉街のお散歩に切り替える。ところが旅館を出たところで雨が振り出し、散歩どころではなくなった。車で地元の野菜の直売センターとかでお買い物。母親がいなくても、なんとかぐずりもせず付き合ってくれるのがありがたい。旅館に戻り、妻を待ちながら宿の広い温泉でプールの練習をさせる。夕方近くになって戻って来た妻をせかして支度させ、一路帰宅の途へ。息子にとっては長時間、連続してチャイルドシートに縛り付けられるのは恐らく大変不快だろう。だが特にぐずりもせず、時々ねんねしながら高速道路をひた走る。だが我慢も限界に来たのか、到着1時間ほど前からぐずり始め、妻があやしても泣き止まない。だが家につくころには泣きつかれたのか眠り込んでいた。今回の旅行で一番疲れたのは息子だっただろう。なれない旅館で、おもちゃもなく、調度品を触ろうとするとしかられるし。お疲れさま。でもこの二日、君とずっと一緒にいられてお父さんはうれしかったんだよ。また遊びに行こうね。