「わたしはあなたをあいしています」を読んで号泣
昨日、図書館で次男くんに読んで欲しいなと思う本を5冊借りてきました。彼は「あきやまただし」さんの大ファンで、「たまごねえちゃん」「さかさのこもりくん」などのシリーズを借りようと思っていました。 残念なことに、私が借りたいと思っていた本は、貸し出し中だったので、ふと目についた西宮達也さんの「わたしはあなたをあいしています」を借りてきました。 この恐竜シリーズは、とても有名ですよね。うちにも「あなたをずっとずっとあいしてる」「おまえうまそうだな」があるので、今回も期待して借りてきました。最近は、読み聞かせもするのですが、自分で読むのも好きなようで、この本も今朝学校に行く前に、自分で声を出して読んでいました。ストーリーは・・・むかしむかし、おおむかし。きょうりゅうたちはせかいじゅうにすんでいました。はるかとおくまでやってきたティラノサウルスは、タペヤラに裏切られて身も心もぼろぼろに・・・。体も心も疲れたティラノサウルスを助けてくれたのは、言葉の通じない3匹のホマロケファレでした。そして・・・あと5分で学校に行く時間だと思って、「そろそろ用意したら?」と声をかけようとするとラスト2ページのところで、「くー・・・・・」と肩を震わせながら泣いていました、次男くん。「悲しかったん?」「う・・・・・・」「かわいそうやった?」「う・・・・」「つづき読んであげようか?」「う・・・」と言葉にならないので、続きを読み始めた私も涙ぼろぼろ。ティラノサウルスのために内緒で赤い実をとりにきたホマレケファレは、ティラノザウルスに教えてもらった言葉で、アルバートサウルスに話しかけてしまいます。そして、悲しい結末が・・・。最後は、「ことばが通じなくても、心が通じ合うことの方が大切」だったとティラノサウルスは気づくのですが、死んでしまった3匹のホマレケファレを抱くティラノサウルスがこれからどうやって生きていくんだろうと考えてしまうラストでした。 まさか、この絵本を読んで次男がこんなに泣くとは思っていなかったので、少しびっくりしました。が、そういう感情が芽生えたということで、ちょっとうれしくなりました。ちなみに、長男がはじめて泣いたのは「ウルトラマンダイナ」の最終回で、ダイナに変身した「アスカシン」が戦いに勝ったけど、そのまま地球に戻ってこなかったシーンを見て・・・でした