旧家の襖絵修復、五日目
今日も襖絵の修復作業をしてきました。作業は順調に進んでいます、こんな修復は国宝修理所は何年もかかって、凄いお金がかかります。この前もぼう国営テレビで修復の職人,テレビにでていました。僕は見ていて笑ってしまったのですが、番組を見ている人は納得するんでしょうね。古文書の修復で、虫食いの穴をふさぐ為に紙を研究して、紙まで漉くと自慢してらしゃいましたが、美術品でもないものほとんど何が書いてあるかわかればいい品に私たちの税金が使われています、予算がつけば・・・みたいな素人にわからないような現実問題もあります。本当の職人は臨機応変にするもです。物が引き立つようなアートデレクター的な才能がすべてだと僕は思います。(本当の美術品、重要文化財、国宝、にあたるものには時間とお金はかかってもいいと思いますが)