テーマ:フランス文学(162)
カテゴリ:文学
アンスティチュ・フランセ東京にてR.先生の講義。ロラン・バルトRoland Barthes『表徴の帝国 L'empire des signes』。9回シリーズの第3回。
◆このメモをご覧になる方へ◆ 講義や作品に直接関係のないメモも時折含まれます。あまり参考にしない方が良いかもしれません。 R.先生の解説に「脱構築 deconstruction」という言葉が何度か出てきた。『表徴の~』を読み解くために、重要なのだろうと感じた。浅学な自分に、「脱構築」を理解できるだろうか?はなはだ不安ではある。とはいえ、強引に解釈してみよう。 言語の持つ論理性・社会性・知性により、我々の社会には規範が芽生える。言語の積み重ねは、権威を持ち、社会を統治・支配する。 しかし、その規範と統治・支配は、時として罠にもなりうる。実際、人間は常に絶対的な進化をしているわけではない。例えば、我々は20世紀に2度の世界大戦を経験している。積み重ねた言葉のもとでも、過ちは起こりうるのだ。そこからの脱却が、必要ではなかろうか。 …どうだろう?今後も良く考えてみよう。恐らくは、バルトの記号学と密接な関わりがあるだろうから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.29 14:53:02
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