2439954 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

マイペース70代

マイペース70代

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

慶應通信のページ


思い出・・一期一会


一期一会


思いがけない再会


痴呆について(祖母を思い出しながら)


K君へ・・人はみんな同じではないよ


手を出さないで、見ててね


北の国から・・私の吹雪体験


Yちゃん


長倉洋海さんとアフガニスタン


生き急いだNさんへ


卒業仲間


沖縄の戦跡巡拝


旧友とのおしゃべり


学生無年金障害者訴訟判決/Yさんのこと


他生の縁


法事にて /「義兄」のこと


Mとの思い出


縁は異なもの


映画「ハッピー」とTさんのこと


同じ父なのに・・


かつてのヤンキーボランティア


阪神淡路大震災こと


叔母の「死」に思う


悪夢の思い出


進化する父


早世した友の思い出


障害を持つ子の親の思い


Nちゃん(中学のクラスメート)との再会


出会いの不思議


N先生の思い出


「あの子の笑った顔を見たいんです」


「シュウ君」


数学の思い出


思うことイロイロ


青春や若さって、そんなにいいもの?


NHK「フリーター漂流」を見て


団塊シッポのつぶやき


結婚って何だ?


若者のボランティア活動について思う


笑わなくたっていいんだよ


不倫って、「ひめごと」だと思っていたのだけど・・


普通って、何だろう?


やりたいことは、とにかく手をつけよう


成人式と着物


子どもに不正をそそのかし、見逃す大人たち


「『迷惑をかけない人』を望む母親が増加」に思う


人の心にも「地雷」がある


教師の体罰ニュースで思い出したこと・・


里親について


体罰事件で思い出したこと


「いじめ」は殺人になる


若い頃の苦労は買ってでもせよ。その前に、「子供の失敗は買ってでもさせよ」


読書、映画、観劇など


映画「裸足の1500マイル」


本 「カンボジア 運命の門」


レンタル映画「パウダー」


レンタル映画「タイタンズを忘れない」


本 「大地」パール・バック


本「揺れる子どもの心と発達」高垣忠一郎著


「奪還 」 蓮池透著


「逆さメガネ」養老孟司著、PHP新書


「死ぬにはいい日」


「"It"と呼ばれた子」


「あの世 この世」


「二人目の母親になっている日本の男たち」


パティニョールおじさん (レンタルビデオ)


映画「オリバー・ツイスト」


映画「スタンドアップ」


蟻の兵隊


映画「ハンナ・アーレント」


「引きこもり狩り」 芹沢俊介◎編


印象に残った絵本色々


映画「誰も知らない」


映画「白いカラス」


映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」クリント・イーストウッド監督


映画「愛を読む人」


2023年11月20日
XML
テーマ:読書(8487)
カテゴリ:読書
​「湿原」〈上・下〉 加賀乙彦​
出版社内容情報
大学紛争が激化した時代、暗い過去を持つ中年男と心病む女子大生が愛し合う。T大紛争の終結直後に新幹線爆破の嫌疑で捕らわれた二人は、冤罪を晴らすために長き闘いを始める。魂の救済とは何かを問いかける感動の長編小説。

内容説明
大学紛争が激化した一九六〇年代の終り、謎多き人生を過ごしてきた自動車整備工・雪森厚夫は、スケート場で出会った女子大生・池端和香子に恋心を抱く。T大紛争を巡る混乱の中で、心病む和香子は闘争の有効性に疑問を持ちながら、Y講堂にも出入りする。急接近した二人は六九年二月、冬の北海道への初の旅に出た。帰京した二人は、新幹線爆破事件の容疑者として逮捕される。予期せぬ罠にはめられた二人の孤独な闘いが始まる。

著者等紹介
加賀乙彦​[カガオトヒコ]
作家。1929年、東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。東京拘置所医務技官を務めた後、精神医学・犯罪医学研究のためフランス留学。帰国後、東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を歴任。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
​※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



えん罪について新聞のコラムで紹介されていた本で、図書館から借りてきた。
加賀氏の本は、精神医学関係のエッセイなどは何冊か読んだ記憶があるが、小説は読んだことがなかったような気がする。
学生運動時代の大学生たちのことや、留置所や刑務所のことなど、きっと加賀氏が実際に見聞きしたことなどを土台にしているのだろう。
少し冗長に感じる部分もあるけれど、これも登場人物の精神的な遍歴や、えん罪の起こる過程や裁判、弁護士と検察の攻防戦を書き込むには必要なことだったのかもしれない。
これを読んでいると、えん罪がどのように仕立て上げられているかが想像でき、本当に恐ろしくなる。
この作品が書かれたのは1980年代。
現在も多分、ここに書かれている状況はさほど変わらないのではないか。
また、窃盗などの再犯率が高いこともこの小説を読んでいるとリアルに納得できる。
長編なので読むには少し時間がかかったけれど、とても興味深い内容の作品だった。

「湿原の取材と野田弘さんとの出会い」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年11月22日 09時11分10秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

みらい0614

みらい0614

カテゴリ

お気に入りブログ

ボッチャ ご存じ? New! ぼちぼち7203さん

ヤバいぞ農業(5日… New! 佐原さん

『イラク水滸伝』7 New! Mドングリさん

くよくよ New! k-nanaさん

ノーベル文学賞に思う 七詩さん

コメント新着

 ポンボ@ Re:ニュースメモ(09/28) ただただ 私の誤記の訂正ですので、REは…
 みらい0614@ Re[1]:ニュースメモ(09/28) ポンボさんへ 腹たちすぎての永眠では、…
 ポンボ@ Re:ニュースメモ(09/28) 上から3番目は存じませんでした。 後の…
 みらい0614@ Re[1]:ニュースメモ(09/28) maki5417さん 高市さんの嫌いな理由を書…
 maki5417@ Re:ニュースメモ(09/28) 高市さんでなくて良かった。 どこがダメ…

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.
X