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2024年04月30日
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昨日の北海道新聞に長倉さんの記事があった。
長倉洋海さんのことを多くの人に知ってほしいと思い、転載する。
会員限定記事なので、本文だけコピペしよう。

<言葉の現在地2024>私たちは地球に生かされている 写真家・長倉洋海さん 争いやめて自然と共存を
 10歳のころ、地球儀を買ってもらった。丸い地球の上にたくさんの国があった。少年は大人になって戦場や紛争地に向かった。激動する世界をカメラでとらえたかった。そこで生きる人々に出会った。人が生きていくとはどういうことか、世界とどう向き合うべきか、出会いから学んだ。釧路出身のフォト・ジャーナリスト長倉洋海(ひろみ)さん(71)。今も地球を駆け回る。
 40年前、内戦中のレバノンで、政府軍と市民軍が砲弾を撃ち合う最前線を越えて真ん中に行ってしまった。両方から砲弾が飛び交い、死を覚悟した。その時、同行した現地ガイドが飛べなくなったカナリアを抱き上げて助けた。最前線を脱出した時、車内に流れたピアノソナタを聴いて、生きていることを実感した。

 南アフリカ、ジンバブエ、ソマリア、コソボ、カンボジア、ブラジル、エルサルバドル、グリーンランド自治領…。これまでに63の国・地域で撮影した。最も印象深い国、写真家としての土台を作った国、今も現地の子どもたちの支援を続ける国が、かつて旧ソ連の侵攻を受けていたアフガニスタンだ。

 同世代のアフガンの司令官マスードのもとには、彼が2001年に暗殺されるまで17年間、何度も訪れ計500日を一緒に過ごした。マスードは戦場で花を手にしていた。戦闘の合間に草原で読書をしていた。ソ連軍の爆撃で故郷が破壊された後、彼が真っ先にしたのが植林だった。「彼の言葉、表情、行動、それぞれのディテール(細部)を今もよく思い出します」。戦下にいる人ほど平和を強く求めていることにも気づいた。

■まず自分が変わる
 今、ロシアがウクライナに侵攻し、イスラエルがパレスチナ自治区ガザを攻撃している。欧米がウクライナに武器を供与する。ガザで子どもを含む多くの民間人が殺りくされるのを世界は止められない。私たちは無力なのか。そう聞くと長倉さんは答えた。「一人一人、その場所で自分自身が変わることが、実は世界を変える一歩になる。半歩かもしれないし1ミリかもしれない。でも必ず少しずつ、世界を変えることにつながっていくはずです」

 記者は1月に東京で開かれた写真展「地球に謳(うた)う」の会場で初めて長倉さんに会った。世界各地の先住民や遊牧民など自然と共存する人々の写真に心を打たれた。当初は「持続可能な開発目標(SDGs)」の特集記事で長倉さんの世界観を紹介しようと思った。ただ、インタビューするとSDGsに違和感を持っていた。「地球に優しくとか、持続可能とか、それは人間本位の話でしかない。僕たちは地球に生かされている。逆に地球は人間がいてもいなくても関係ない。人間がいなくなっても他の動物や植物は困らないのだから」

■欲の飽和 壊れる森
 長倉さんは昨年、飛行機で27時間かけて地球の反対側のブラジルに行った。森林破壊の進むアマゾン川流域の環境はさらに悪くなっていたという。便利さや経済的な利益を追求する欲望の飽和。「開発する側の人間は欲望のために森を壊し、そこで暮らす先住民族の生活や命を脅かしている。木材も資源も食料も、それらがどのように切り出され、掘られ、作られたか、日本にいると最前線がオブラートに包まれて見えない」。四半世紀ぶりに再会した先住民のリーダーは、かつては「写真でアマゾンの現実を世界に伝えてほしい」と話していたのに今回は「人間がいなくなってしまった方がいい」と話した。故郷の川が汚染され、先住民もペットボトルの水を飲んでいるという。「人はモノによって生かされるのではなく、人によって生かされる」と強く思う。

 年齢を重ねるにつれ、長倉さんが撮る写真も変化した。カマキリが道端をゆっくり歩いていれば、はいつくばって写真を撮る。雪が積もったシラカバの若木を見て、枝が細くて重そうだからとかわいそうになって、雪を払う。「自然に共振、共鳴することが若いころより増えました」

 世界を回りつつ、今は故郷の釧路に根を下ろした長倉さん。地元の小学生に授業をする機会もある。「僕は写真や旅の話をするのが楽しくて、そんな姿を見た子どもたちが、好きなことをしていると楽しいんだなと思ってくれるといい」。子どもたちに伝えたいことは?と尋ねると「いや、ないよ」と即答した。「僕たちが伝えなくても、子どもには可能性がある。芽っていうかな、命の中にある、生きていこうとする気持ち。きっかけさえあげれば、木々が芽吹いて太陽に向かうのと同じように伸びていくはずです」と優しい表情で話した。
 <略歴>ながくら・ひろみ 1952年釧路市生まれ。同志社大卒。時事通信社を経て80年からフリーのカメラマンとして紛争地などを回る。写真集やエッセーなど著書多数。土門拳賞や講談社出版文化賞を受けた。2015年から釧路の実家で「長倉商店塾」を開講。半生を描いたドキュメンタリー映画「鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)」が昨年公開され、全国を巡回中。7月13日~9月29日に道立釧路芸術館で写真展が開かれる。





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最終更新日  2024年04月30日 10時06分48秒
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