初めての体験
点訳の先輩に点字の手紙を「読んでみる?」と言われて安易に受け取ってしまった点字の手紙墨字(点字に対し、視覚を使って読み書きする文字)のない手紙点字用の白い硬めの用紙に凸凸のある手紙見た目には真っ白で凸凸は紙を傾けると影が出て判別できる目が見える者にとって文字は、行や面で見えている行や面で読んでいるしかし、点字を視覚で判別できるのは上級者で初心者の私は、一文字ずつ拾っていくしかないしかも、他の人の書いた文章は推測しながら読むことが難しいとても時間がかかったある手紙は点字用紙の両面に打たれていた凸面を読み取るけれど凹面も見える両面が見えるために凸面の読み取りが難しい当事者を体験するとはこういうことなんだ・・・