「鞄図書館」と「金魚屋古書店」
何となく表紙に惹かれて購入した本です。大きめの画像にしたんだけど、絵が見えるかな? 鞄から本があふれているイラストです。実は私、この「芳崎せいむ」さんという漫画家さん、書店で見かけてはいましたが、読んだ事はありませんでした。鞄図書館(1)/芳崎せいむ価格:714円(税込、送料別)この本は鞄の中が図書館世界になっていて、その喋る鞄と一緒に旅をする司書の物語です。本と人との出会いと別れのストーリー。不思議なお話・悲しいお話…等々、とってもツボにはまる本でした実在する本が出てきます。少しウンチクを交えながら、進むストーリーのあちこちに本・書棚が書き込まれていてうっとりしてしまう…久しぶりに大当たりした本でした。今、小説しか読みたくない気分の私がこんなにはまるなんて、なんでかな? と不思議だったんですが、この本を読んだ娘の感想を聞いて納得。「漫画じゃなくって小説で出せばいいのに。文字で読んでみたい、このお話」で、この漫画家さんの他のシリーズ「金魚屋古書店」。ブックオフに行ったらそろってたので、まとめて買ってきてしまいました このシリーズの前身上下巻と1~7巻、9巻。こちらは古書店を舞台に、やっぱり実在する漫画が登場する物語です。昭和の頃の懐かしい漫画や、私には全く分からないコアな漫画も登場してました。セーラームーンが出てきた時はびっくりこの本は小学館が発行しているんですが、そのまんまの表紙で他社の本も出てきます。絵はどうしてるんだろうな?コピーしてるのか、まねて描いているのか気になる所です。すべての漫画がそろっていると言われる、地下に本棚のダンジョンがある古書店が舞台のドラマ。金魚屋古書店(1)価格:590円(税込、送料別)常連客やお客さんが色々な漫画に出会ったり、探したり。本と人との出会いって不思議だな、マンガっていいな~ と、つくづく思わせてくれる本でした。今日は私、休日だったんです。小説を何冊か消化しようと思っていたのに、気づけば夕方読みふけってしまいました……。漫画の本をこれだけ一気読みしたの、久しぶりかも。8巻が抜けてるから、買うまで9巻読むのを我慢しようと思ったのに、読んじゃったし調べたら11巻まで発行されてる。う~ん、多分買ってしまうでしょう