眠れない夜は・・・。
心臓がばくばくして、お腹からぐぐーってこみあげてきて、目を閉じるとまぶたの裏で、目をあけていても、頭の中をぱっ、ぱっ、といろんな場面がよみがえってくる・・・。 みえないところで、私のお友達も私の味わった苦しみと格闘している。近くにいたら駆け付けてあげたい。なんだか、もどかしい。私に何もできないとは思うけど、同じ痛みを知っているからわかることがいくつもあって、私の経験を、無駄にはしたくない。苦しんでいる人のためになりたいなあ・・・。と、思います。弱気な自分と もう一人の自分、毎日揺れてしまう、確立しない自分。 今の私はこうにしかなれない。これが悪いのか良いのかわかりません。だけど、私にとってこれが精一杯だから。 やさしかった言葉や思い出か胸をさす。 浮腫んでぱんぱんな顔をつねってみても、おなかをこぶしでたたいても、目の前の景色も空気も何も変わらない。「現実」なんです。久しぶりに涙が出てきた。 泣いたのは先月の調停の帰り以来かなあ・・・。 調停の帰り
は薬が切れてしまったり、色々なことを言われたり自分の中で収集できなくて新幹線の中で声をあげて泣きつづけた。 アパートから見えた大きな白い風車、不安な気持ちで車を走らせいつか幸せが戻ると信じて通った道路、川原添いの細い路地、短い間の秋田での思い出の地が遠くなっていく、鼻水がたれてもはずかしくない、まわりには、笑い話をしているサラリーマンたちがいたけど、私は耐えてきた何かが一気にふっきれていた。 白い目で見られていたでしょう、でも恥ずかしくはない。涙がなくなるくらい、泣きました。高崎についたら朝まで飲み明かそうと決めていた。でも心配した母と兄が高崎駅まで迎えにきていました。おなかがすいただろう、ってお兄ちゃんがハンバーガーとマンゴージュースを買ってきてくれた。笑って食べたかったけど、お兄ちゃんの優しさや、これまでの自分の経緯を思い出したり、高崎の夜の閑散とした景色をあとにしながら、声を殺して泣きながら食べたハンバーガー。一生忘れません。 ・・・。(涙を拭き拭
き)そんなこんなで、夜が更けていきます。 今、ものすごく人に甘えたい、頼りたい。正直な気持ちです。