潮の満ち引きのごとく
海に潮の満ち引きがあるのは、ごく自然のことで何故とも感じていませんでしたが、こうやって定期的に、引いて満ちての繰り返しの中で命が生まれ、成長し、時と共に命が終わり、また新しい命が生まれてくる・・・月の引力の関係と言いますが、女性の中にもその満ち引きの流れが備わっていて、順繰り順繰りと、日々命を育む準備をしていること。 同時に、命の終焉に向かっても一歩一歩進んでいること。 当たり前のことながら、なんと神秘的なことでしょう。 誰ひとりその影響を受けない者はいない。人間をふくむ動物も植物も鉱物もすべてその変化を一身に受けつつ生きていて、けれどそれぞれに、人ならばひとりひとりの反応はとても個別的でもあり。 きっと、人の成長も、そうやって直線的なものではなく、円環的であり、潮の満ち引きのごとく、押しては返しの繰り返しの中にこそ、あり。 今日も、素晴らしく冴えて満ちたりた月から清冽な水が溢れ出るがごとく、こぼれ落ちるがごとく、地球に、私の掌に光が降り注いでいます。 何度でも何度でも、同じことを繰り返しながら、ゆっくりと少しずつ成長していく私たち。 「薄紙をはぐように」という言葉があるけれど、きっとそうしたものなのだろう。 気がついたら、変わっている。 で、気がついたらまた同じような状況になっているが、今度は以前と少し異なる反応をし、行動している。 なんて味わい深いのだろう。 最近偶然、友人から同時にすすめられた本 【送料無料】シルバー・バーチの霊訓(1)新装版 [ アン・ドゥーリー ]価格:1,260円(税込、送料別) 以前にもすすめられながらご縁がなかった本ですが、今回は直接手渡されました。 スピリチュアルの世界の、定本のひとつ。とっても素直に読みすすめています。 いい時期に、ちゃんとタイミングよく読むことになっている安心感を感じつつ。 今日も、月明かりの中で休むことにします。 今日もよい一日、良い風が吹いておりました。