紀伊田辺の旅~その一~
小雨にけぶる早朝に家を出発し、羽田から南紀白浜空港へ・・・雲を突き抜けるとそこは真っ青な青空と白い雲海が・・・の予定が睡眠不足で、親子で寝てしまってちょっとだけでした いつもなら、しみじみと雲や太陽や朝の白い月を観ながら瞑想なんかするのに、息子がいると現実一辺倒のバリバリ!です。 途中、飛行機の下に虹がふっと現れました 嬉しくなって「虹はね、祝福のサインなんだよ」と息子に言うと「わかってるようっさいな~!」と怒り声。 すると虹はスッと消えてしまい、「母さんが余計なこと言うからだよ」「あんたが怒り声出すからだよ」「フン!」とつまらないことでいさかいが まったく。寝不足の不機嫌息子ほど面倒くさいものはありません。 ぷんぷん 和歌山はすでに夏仕様。生温かい海風が吹いていて、じっとり汗ばんできました。 すぐに和歌山に縁のある友人おススメの「三段壁」へ 太平洋の波と岩と、どでかい弁財天様(妙に雄々しかったです)がド迫力でした。 同時に、高所恐怖症の気のある私には、すっごく「こわい」ところでした。 ふっと風が吹いたらそのまま海に引っ張りこまれる様な想像が巡って、離れませんでした その昔、天智天皇がつかった温泉もそこここにあって、今回は混んでいて入れませんでしたが、外から見た露天風呂の大らかさには驚きました。 特に男湯!ちょっと驚きのロケーションでした 息子がはまったのは、京都大学附属水族館・・・ゼミだレポートの題材にいいだの、サークルの先輩に情報提供だとずっと水槽の前から離れず・・・水産系学生だったが、こんなに好きだったとは 待ちくたびれました・・・お~い母さんは眠くなったよ~ 一番のチャーミングみのかさごちゃん♪ うつくしき海の牧場♪ 真ん中にいるうつぼが主役です♪ このあと、南方熊楠記念館に足を伸ばし、宿に向かったのでした~いやぁ一人旅が多いので、いやはやでございます 宿泊は、今話題になっている「かんぽの宿」。満員でサービスもよかったです。現場の方はがんばっておられます♪ 何より、屋上の露天温泉風呂「天神湯」が最高でした 私の貸切のお風呂で、夜空を見上げ星を見つめ、海風に吹かれながら一日のつかれを流しました 男湯からは、一日前の満月がよ~く見えたそうで、月見温泉だったそうです。 (続く)