川の流れのように
知らず知らず 歩いてきた細く長い この道振り返れば 遥か遠く故郷が見えるでこぼこ道や 曲がりくねった道地図さえない それもまた人生ああ 川の流れのように ゆるやかにいくつも 時代は過ぎてああ 川の流れのように とめどなく空が黄昏に 染まるだけ生きることは 旅すること終わりのない この道愛する人 そばに連れて夢 探しながら雨に降られて ぬかるんだ道でもいつかは また 晴れる日が来るからああ 川の流れのように おだやかにこの身を まかせていたいああ 川の流れのように 移り行く季節 雪どけを待ちながらああ 川の流れのように おだやかにこの身を まかせていたいああ 川の流れのように いつまでも青いせせらぎを 聞きながら==========秋元康作詞・見岳章作曲川の流れのように(かわのながれのように)は日本の歌手、美空ひばりの最後のシングル作品である。作詞は秋元康、作曲は見岳章による。オリジナルの編曲は竜崎孝路によって行われた。人生の旅路を振り返りながら、穏やかな川の流れのように、自分自身を自然と一体化させるような、豊かな広がりを持った名曲である。その内容はまるで遺作となることがわかっていたかのような楽曲としてもしばしば語られ、美空ひばりが歌った数々の名曲の中でも、幅広い年代層に親しまれてきた作品と言えるだろう。1989年1月11日に日本コロムビアより発売され、シングル盤は150万枚以上を売り上げた。2000年3月21日には「川の流れのように 2000」としてアレンジされたものが発売された。ちなみにこの作品にはオリジナルバージョンも収録されている。美空ひばりは1989年6月24日、平成元年が始まった直後に52歳で死去した。太平洋戦争の終結直後から歌手活動を始めた彼女が、平成期(昭和天皇崩御は1989年1月7日で、翌日改元により1月8日から「平成元年」となった)が始まってすぐの死去だったことからも、美空ひばりは「昭和時代を象徴する国民的名歌手」という評価を受けるようになった。同年末の第31回日本レコード大賞では、この作品に「金賞」と「作曲賞」が授与されるとともに、故人となった美空ひばりにも「特別栄誉歌手賞」が授与された。長年にわたる彼女の偉大な業績を称えて、この年から日本レコード大賞に「美空ひばりメモリアル選奨」も新設された。また、作詞者の秋元康もこの曲によってさらに評価を高めた。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』先日、発表された「日本の歌 百選」の中で、童謡・唱歌でないものを中心にご紹介できれば、と思い、このカテゴリを作りました。で、まず、最初はやはり「美空ひばり」だろうと^^私の年代より上の方々が一番思いいれが強いと思いますが、私もひばりさんの歌は好きです。時代を超越した「日本の歌姫」であることに関しては、誰も異論はないでしょう。ひばりさんが病院から一時退院をして、この歌を歌っているステージをTVで見たとき、大変感動しました。ひばりさんの生き方には好き嫌いがあるでしょうが、ひばりさんの歌は、日本人であるなら全員好きだろうと思います。昭和を支えてきた、偉大なアーティストです。