OT10回目~笑いのパニック(?)どう落ち着けさせる??
本日は幼稚園終了後、OTへ。最終目標が「縄跳び」というところから始まった、「投げる」という訓練。今日は、前回の丸めた新聞紙(ビニールテープはついていなかった)を槍投げのような形で投げるというもの。廊下にビニールテープで立ち位置と目標ラインをつけ、片足を一歩踏み出して、腕を振りかぶるように投げるということ。コウは「タイヤブランコがしたい!!」と先生におねだりをしていたので、「新聞、20回ここまで投げられたら、タイヤブランコしようね」とお約束。意気込んで始めたのはいいけど、まずは目標ラインに視線を合わせることができない(--;なぜか全く明後日の方向を見てしまうんだよね。そうでなければ、近距離の床を見ているし(--;案の定、新聞は床に叩きつけられるような状況(><)うまくできないことにイライラしてきたコウ、ここのところ得意な(?)笑いのパニック状態に(--;一度失敗するたびに、新聞紙を口に当てて、訳のわからないことを話しながら大笑い(><)ただでさえ時間が短いのに、その笑いを食い止めるのにも一苦労(;_;)「タイヤブランコができなくなっちゃうよ」といえば、一時は正気になるんだけど、失敗するとまた始まる。。。決して本人はふざけているわけではないんだよね。苦手意識があって、その訓練が嫌で逃げたいという気持ちがそうさせてしまう。家でするデスクワークのときも、同じような感じ。「失敗する」「うまくいかない」ってことに、過剰に反応をしてしまうんです。ちょっと前なら、わめいて癇癪を起こすところだけど、これが今「笑い」に変わってしまっている。もちろん先生も、何でコウがこうするのかってことはわかっていて、気をそらせて落ち着かせながら訓練を進めようとしてくれるけど、全くわからない人だったら、単純に「ふざけている」って思うでしょう。そしてこの手の状況って、人に怒りを増徴させてしまう(--;例えばお友達を叩いて謝らなきゃいけない場面、その場から逃げ出したい衝動で、バカ笑いを始めてしまうこともある。相手にしてみたら、そりゃおもしろくないでしょう。いわゆる通常の考えの下ではもってのほかの態度だったりするもんね。気持ちの切り替え、そしてそのような行動が人をとても不快にさせてしまうこと、学んで欲しいとは思っても、これもすご~く果てしない道程だわ(--;こういった場合の対処法。。。どうしたらいいんだろうね??明日は、教育センターの療育日。こっちの担任に聞いてみようかなぁ。。。それでもどうにか20回、頑張りました(^^)後半はずいぶん投げ方も安定してきたかな?でもね、やっぱり視線を集中することができないの(--;対象物に視線を合わせる。。。私たちが当たり前にやっていることも、コウにはとても高いハードルだったりするんだね。その後は、板にキャスターがついている○○カー(なんていえばいいんでしょ?)にうつぶせ状態で乗り、「飛行機」の形を作って(手を広げて足を伸ばす)数メートルを滑り(先生が本人が蹴り上げるような状況で足を押して移動させる)補助の先生にタッチするというもの。スピードも結構出るし、臆病者のコウには大丈夫か?と思ったけど、案外早い段階で慣れて、とても楽しそうにやっていました。「タッチ」をしなくてはいけないので、顔をあげて先生の方を向いていないといけない。。。これ、「視線を対象物に合わせる」練習です。そして、うつ伏せといえども、平衡感覚を保つというもの。コウはどうしても同じ姿勢のままで保つことができない。滑っている途中で、手が板の上に移動してしまったり、足が曲がってしまったり。。。全身に神経を集中させるまでは、まだまだ時間はかかりそうです(--;2つの課題をどうにか頑張ったコウ、ようやく念願のタイヤブランコに乗せてもらい、かなりハードな揺れを楽しんできました(^^)これもずいぶん慣れたもんだわ(^^;ちょっと前までは、揺れが大きくなるとビビッていたもんね。そうそう、そういえば、トランポリンから1メートルほど先に積まれているマットレスまでダイブできるようになりました(^^)これ、先生がびっくりしていたよ(@_@)ジャンプが安定してきたことと、マットレスまでの距離感がわかってきたこと。そして何より恐怖感が薄れてきたこと。運動機能に関しては、ホント不自由なコウだけど、それなりに成長していることはあるみたいです(^^)