ランニングと言えば・・
駅伝のシーズンで、他の方のFBにランニングの件でコメントを入れることが多く、「じゃあお前はどれぐらいやってたんだ?」ということで書いてみます。私の場合、中学・高校と全く運動経験がありませんただ毎日夕方に、犬3匹を連れて愛宕山・萩森城跡などを散歩~ランニング~犬と競争でダッシュなどはやってました。それが大学に入っていきなりの体育会ボート部。球技経験がなく、素人でもやれそうなスポーツということで思いついたのですが、かえって高校時代に運動系のクラブに入っていなかったのが幸いしたようです。同回生は15人ほどいたのですが、「高校の練習量とは全然違う!とてもじゃないが付いていけない。」「高校でボート部にはいたけど、朝に夕方に毎日パドルを1000本以上漕ぐなんて無理!」と次々に辞めて行き、最後は5人になってしまいました。私は「運動部ってこんなものだろう」と思っていたのですけどね。体育会ボート部の陸上トレーニングと言っても入部当初はユルイんですよ。当時は1回生から京都・今出川キャンパスで授業があったので、京都御所の中で内御所の周囲を1周ランニングして腕立て伏せや、腹筋などを芝生の上でこなす程度。その後、学食で奢ってもらったり喫茶店に連れて行ってもらったりで、クラブに馴染ませるわけです。その後、1回生の秋から瀬田川の合宿生活が始まってからが本番毎朝4:50に起床して、まずウォーミングアップに1500m走。その後柔軟体操をして1時間半はびっしり漕ぎます。1モーションでパドルは600本以上。ときどき1000本パドルというのもあります。昼はJR石山駅から地下鉄を乗り継いで通学。せっかく授業に出ているのに、しんどさで寝ていたことが多かったように思いますそして夕方17時からまた練習。。。乗艇練習のあとはウェイトトレーニングもあります。こんな生活が年間300日・・・入部して半分以上が毎年辞めていくのは無理の無いことかもしれません。同志社ボート部という平均身長180cm以上の集団の中で、私は極端に小さいので1回生の秋には「co(舵手)をやってくれ」と言われ、半年ぐらいは減量もしながらcoxの仕事をやっていたのですが「やっぱり漕ぎたいのでcoxは嫌です!」と監督に直訴して再び漕手に。この半年運動せずに復帰してからの練習がキツかった同回生はレベルアップしていく練習を地道にこなしていったわけで、素人同然に体力の落ちた私が練習に付いて行くのは険しい・・・坂道ダッシュ20本など、基準タイム以下だとその分もう一度走らなければなりません。他の部員は待ちきれず、監視役の先輩1人を置いて帰ってしまう事、再々でした。瀬田IC近くの坂道を、3年前に伊勢までのツーリングで見つけた時は涙が出ましたねその時の記事3年半の合宿生活で、滋賀県瀬田川沿いはよく走りました。瀬田唐橋~南郷洗堰の周回約10kmが一番多く、レギュラーになるためには40分以内で走り切るのが一つの条件でした。速い人で35分ぐらいで遅い人で42分くらいで走ってました。私はといえば50分を切った事がありませんでも石山寺に駆け上がったり、乗艇練習で休憩時に夜空に上がる月を見るのは風情がありました。冬場は京都市内を走り、鴨川沿いに等間隔で並ぶカップルを横目に走るのは正直虚しかったですね。それでも大文字山など普段は行かないところを駆け上がったりしたのは良い思い出です。あと、2月は陸トレに特化した遠征合宿で宮崎まで行ってました。ちょうど読売巨人軍のキャンプと重なる行事で、風呂場ではプロ野球選手の造り込まれた肉体に感嘆しました。江川卓投手が現役の頃で、ランニングですれ違った時はドキドキしましたね。ランナーとしての私は並み以下で、1500m走のタイムは5分23秒です。これは京都・岩倉であった体育会部員対象の運動能力テスト(体育会に所属していれば、年に1度のこのテストを受けるだけで体育科目は優をもらえた)のもので、一緒に走っていたラグビー部の大八木淳史は6分を超えていました。彼は長距離は苦手のようです。このあたりは書き出すとキリが無いので次回に