位置情報ビジネス
先週末と今週末とイベントに参加して、おもしろそうな企画をたくさん仕入れてきました。例えば、2016年に東京にオリンピックを誘致するための準備会議であったり、富士山を世界遺産にする国民会議であったりです。(興味ある方がいれば紹介できますので!)その他市民記者メディアとかも出てきたりしていて、草の根的な動きは本当にいろんなところであるんだなと再認識しました。これらは草の根のものですが、ビジネスモデル的におもしろいものもありました。それが「位置情報ビジネス」です。子どもに携帯を持たせる用に、現在地までわかる携帯を開発したというのは聞いたことがありましたが、今やそんな次元ではないようです。現在地までわかるGPS携帯というのが今後一般にも急速に普及していくそうです。その技術をまず人材派遣業に対して導入しはじめたようです。(つい最近WBSにも取り上げられたようなんですが。。。)依頼者とワーカー(働く人)がいて、ワーカーは「イマヒマボタン(今暇という意味)」を押し、依頼内容とワーカーの現在地を照らし合わせてよりマッチする人に情報を提供するというもの。何かをワーカーに対して依頼したいときに、これまではいっせいにお知らせをかけていて、ワーカー側にとっても情報があふれすぎて不満にもなっていたところを検索連動型広告のように、そしてone to one マーケティングみたいに情報を欲しがってる人に効果的にお知らせするというもの。自分が学生だったら登録してたかもですね。時間を資産と見立てたビジネスです。そんなに効率を求めなくてもと嫌う人も当然いそうな気はしますが。。。営業行って断られることもほぼないようです。人材派遣業界にとっては今後脅威になるかもしれません。そして他の業界にもこの技術が応用され、新しい価値がつくられる可能性大です。