パパで薄れる王と王子。。。
やっと平常に戻りつつあるテレビ番組、しかしニュースはあいかわらずパパ(ローマ法王)とバチカンからの中継ばかり。これもローマ法王からのプレゼント、とばかりにほくほくなのはローマのホテルやレストラン、そしてバチカン近くのカフェ。イタリア中、そして世界中から法王をひと目見にと訪れる人があとを断たない中、バチカン周辺のカフェでは1杯80セントだったコーヒーが、今や一杯1ユーロするらしい。パニーノ(サンドイッチとか)にいたっては目が飛び出るような値段になってるそうだ。と言っても約3年前にローマ、テルミニ駅近くのカフェでコーヒーを飲んだら3ユーロ取られてビックリしたが...その時は座って飲んだけど。(イタリアは立ち飲みと座り飲みでは料金が違う)先日、列車の中で話していた人(ものすごい大声でしゃべってたので車内中に響き渡っていた)は、ベネチアのサンマルコ広場のカフェに座って、コーヒー2杯、ジェラート1コ、棒付アイスキャンディ1コ、水2杯で55ユーロ(約7,700円)取られたと言っていた。もはや観光地で一服する時は「観光」と割り切って、目をつぶって100ユーロ札で会計するか、もしくは家から全て持参するか...の究極の選択?話がそれましたが、タイトルに書いたように、法王が死去するまではテレビではモナコ公国の王の容態とイギリスのチャールズ皇太子の結婚の話題ばっかりだったのに、先週の金曜日に法王が危篤状態になってからはすっかり2人の話題は薄れてしまった。チャールズ皇太子は法王の葬式に出るために結婚式を1日延ばしたそうですけど。