フェラーリと鉄瓶
ちょっと落ち着いたところで、前期の授業に関連して集めていながら読めなかった本を読み始めました。いまはこれ。 フェラーリと鉄瓶 一本の線から生まれる「価値あるものづくり」 著者: 奥山清行 出版社: PHP研究所 サイズ: 単行本 ページ数: 193p 発行年月: 2007年04月自分の興味という点では、どちらかというとインダストリアル系デザインを中心にゲルマン系のほうが好きで、イタリアやフランスはファッション系ととらえていましたが、最近車にしてもインテリアにしてもその良さに惹かれることが多くなりました。やっぱりいいものはいい。ということで、こちらの本は、日本人でありながらフェラーリのデザインディレクターを勤めた奥山氏の「ものづくり」に対する考え方が語られている本。というか、こうした海外での活躍を踏まえた視点で、日本のものづくりの価値を分析、提言している本ですね。世界に負けない「日本のものづくり」を考えるためには必読ですね。ちなみに、奥山氏デザインの鉄瓶「繭」はこちらで買えるみたい。http://www.yamagatakoubou.com/shop/coffeeteapot.html以前紹介した喜多俊之氏のマリアージュフレールから発売した錫製ティーポットは今でも活躍してますが、鉄瓶も欲しかったんですよね。