王さまの白い石

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  陶器のキャニスター

  サブリミナルが話題になりましたが、テレビのすり込みって結構影響が大きいかもしれないことを実感しました。１００円均一のお店でこれとよく似たキャニスターを発見。まず、思い浮かんだのは、テレビドラマ。奥さんが子供を残して出て行ってしまったあと、陶器製のキャニスターに入っているココアを一人で入れて飲むシーン。我が家もココアは欠かさず買ってあるのですが、森永からお砂糖が入っていないけど、すぐ溶けるタイプのミルクココアが出たのでそれにしています。ただ、容器がプラスチックで、お茶コーナーにそのまま置くのは少しイヤだなあと思っていました。そこへ、１００均で、私を待っていたかのようなキャニスター。この流れには逆らえず、買ってしまいました。紅茶の缶と並べて、自己満足です。

  2004/02/19

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• イギリスのスーパーの雑誌

  昨日の日記でご紹介したイギリスの大手スーパーマーケットが出している月刊誌は、"SAINSBURY’S MAGAZINE" といいます。もしかしたら、洋書が置いてある書店にもあるかもしれませんが、私は、定期購読しています。右の、よく行くページ欄をご覧頂くと、「イギリスの料理研究家デリア・スミス」のページが出ています。そこへ飛んでいただくと、最新号の"MAGAZINE"の写真入り紹介もでています。トップページの本文の一番下の * CLICK HERE TO DOWNLOAD A SUBSCRIPTION FORMをクリックして定期購読用のフォームをプリントアウトして、必要事項を記入します。支払いは、ＶＩＳＡなどのクレジットカードでできます。用紙をNew Crane Publishing Ltd20 Upper GroundLondon SE1 9PDU.K.宛てにエアメールで送ると、雑誌が送られてきます。ＨＰには２４ポンドとありますが、これはユーロ内の場合で、日本までSurface Mailで送ってもらうと３５ポンドかかります。以前は、運良く空きがあったら航空便に乗ると言う郵便（名前がわからなくてすみません）でしたが、最近は完全に船便でくるようで、２ヶ月遅れになってしまいます。我が家も本のスペースがないので、たまった"MAGAZINE"を、時々、楽天フリマの方へ出品することもありますので、古本でよろしければそちらの方もご利用下さい。

  2004/02/18

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• 「友チョコ」？

  中１の娘が、大量のチョコと共に帰宅しました。「何、それ、どーしたの？」「もらったの。」男の子やかっこいい先生にチョコを上げるより、女の子同士で手作りのチョコレート菓子をやりとりするのが、今の流行のようです。１００均のかわいい袋やパッケージに、ブラウニー、カップケーキ、トリュフ風の生チョコ、クッキーなどなど。少しもらって食べてみたら、味も高レベル。お母さんに手伝ってもらってるのかしら。去年までは小学生だったので全然知らなかったのですが、こういう風に世の中変わっていたのですね。「友チョコ」というそうです。

  2004/02/16

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• クロワッサン見ましたか？

  今発売中のマガジンハウスのクロワッサンは、手作りの特集です。味噌を手作りされる方は多いかと思いますが、米麹まで出来るとは知りませんでした。そこまで手作りではできそうもありませんが、今回注文の生協のカタログに米麹がでていました。１６８０円もするのでちょっと買うのもなあ、と思って迷っているのですが、味噌造り以外にも、なれ鮨などにも使えそうだし、試してみようかなあ。冷凍庫に一昨年夏の唐辛子がまだ大量にあるのですが、東北地方で、麹と唐辛子を利用して、独特の調味料を作っているという記事を、朝日新聞の夕刊の食材紀行で読みました。秘伝らしく、詳しい割合などはわからないのですが、それも挑戦できたらいいなと思います。少し前の家庭欄の投稿欄（ひととき）には、大阪版だけにしか載ってないと思うのですが、スルメの麹漬けことを書いておられる方がいて、これは、後日、問い合わせが多かったらしく、詳しい作り方の記事が載っていました。試してみたい麹。１００グラムくらい、お試しで手に入ればいいのですが。

  2004/02/15

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  プラパズルにはまる

  ４０年近く前のプラパズルが実家の押入から出てきたそうでこっちに送られてきました。テンヨーが１９６３年に発売して、当時はとても流行り、長四角や花びら型などいろいろな形のものを持っている友達もいました。「富士通のご協力により２０００通り以上のはめ方が確認されました。挑戦してみてください。」と、説明の紙が入っています。弟が発見したはめ方が中にメモとして残っていましたが、どうも私はこういうのを考えるがあまり好きではありませんでした。（今も）。ところがうちの子供達は旦那の遺伝でしょう。このパズルにはまってしまいました。昨日の日曜日、代わりばんこでやっているなあと思ったら、新しいはめ方が５種類もできたようです。三角に切り抜いた紙に形がトレースされてありました。そのうち１つは旦那の筆跡でしたが。現在でもいろいろな種類が販売されているのかしら。旦那をおもちゃ屋さんへ行かせないようにしなくては。

  2004/02/09

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• ちょっと私も恥ずかしいのですが・・・

  ここ半年ほどの我が家の悩みは、中学１年の娘がブラジャーを買いに行こうと誘っても、テコでも動かないことなのです。何気なく、デパートの３階辺りを２人でうろうろして、「あら、こんな所に下着売り場が。」という形で、娘を連れ込もうとしたのですが、逃げられてしまいました。シャルレのおばさんに来てもらおうかとも思ったのですが、それもかなり強行に反対されてしまいました。今は、タンクトップをちょっと補強したような下着でなんとか（冬だし）頑張っているのですが、春になったら困るだろうし、私が適当に見つくろって買ってこれるようなものでもないし、年頃の娘さんをお持ちの皆様、どのように解決なさったのか教えてくださいませ。

  2004/02/06

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• 豆まきの次の日は豆蒔き

  昨日の

  2004/02/04

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• 全国的になったの？丸かぶり

  関西に来た５年前、近所の人に節分の日に「まきかぶらはるん？」と聞かれて、「えっ？薪を頭にかぶるの？」その後１５分くらい説明してもらって、やっとこちらの風習のことを理解したことを思い出します。昨年くらいから全国ネットのはなまるマーケットなどでも紹介されたり、コンビニで予約販売されたりして、もうかなり全国に知れ渡ったのでしょうか。１時頃、スーパーに行ったら、恵方巻のコーナーは人だかりでした。福豆はもう売り切れましたとの張り紙。我が家は今晩は手巻き寿司を、恵方の東北東を向いて丸かじりすることにします。具は、干瓢、卵焼き、生イカ、いくら（生協の冷凍のホンの少し）、しめ鯖、たくあん、青ネギ、生姜と、いたって節約ですが。

  2004/02/03

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• 野地秩嘉　サービスの達人たち

  のじ　つねよし　と読むんですね。書評で絶賛されていた「サービスの達人たち」と「サービスの天才たち」続けて読みました。一編一編全部面白くてあっという間に読んでしまいました。ルポルタージュは取材に時間がかかるのでしょうね。床屋さんを取材するのが一番たいへんだったそうです。（髪が伸びないと行けないから）その大変さが文面ににじみ出てなくて、読む方は奥深い世界を軽く知れてしまうというところがいいのかなあ。この作者のことは、この本が出るまで全然知りませんでした。昨日、図書館に行って棚をブラウズしていたら、「野路秩嘉」の字が目に留まり、「キャンティ物語」を借りてきました。あの、有名なイタリア料理店の話です。これから読みます。

  2004/01/30

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• 文楽を観たことありますか。

  大阪の日本橋に、国立文楽劇場があり、２５日まで初春公演をやっています。１５日の朝日新聞の演劇評で絶賛されていて、最後に、「人間国宝５人が揃い踏みした時代を懐かしみ、『ああ、見ておけばよかった』と、いかに悔やんでも遅いのだ。」という殺し文句が書いてあり、うちの旦那は初めての文楽に、今日出かけております。私も行きたかったのですが、夕方から子供３人置いては出づらく、今回は、我慢しました。帰ってきたら話を聞いて、すごく良さそうだったら、２５日までに何とか１回、時間を作っていってみようかと思っています。

  2004/01/18

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• お米高くなってる！

  昨年末までは生協のカタログの無洗米５キロで、地場産（うちでは京都米）のは２０００円以内で買えたのに、年が明けたら軒並み、２５００円以上になってますね。年間予約米は、京都産で、２１００円です。昨秋、予約の時に、冷夏の影響で値段がどうなるのか、生協の方に聞いたら、相場によっては、後で値が上がることもあると言っていたので、これもそのうち高くなるのかも。京都にきてからは、地元のお米がとてもおいしいので、無理して山形のコシヒカリだの、秋田のあきたこまちだの、買わなくなっていました。値段も安定して２０００円以下だったのに、ちょっとショック。

  2004/01/16

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  お風呂に浮かべるキャンドル

  夕べは紅茶のおかげで夜中の１時頃まで全然眠くならず、これは、明日の朝起きられないと困るぞと思い、はなまるマーケットで見た、眠りを誘う方法を試してみることにしました。おふろの明かりを暖色系にするといいというのがあったので、水に浮かぶタイプのろうそくを湯船に入れてみることにしました。頂き物でこんなキャンドルがあったので、やってみました。テレビや雑誌などで湯船にキャンドルが浮かんでいたりすると、実に優雅な感じがしますが、実際は、大変。マッチがぬれるといけないから、脱衣場で、火をつけて、それをやけどしないように持ち運び、火を消さないようにお湯に浮かべ、ああ、結構いい感じと思っていると、茶葉のジャンピングならぬ、ふろ湯の対流が起こり、キャンドルがボートのように湯船の中を疾走します。体にさわったらやけどしそうだし、あっちへいけと追い返すと湯がかかって火が消えそうだし、意外と神経をすりへらしてしまいましたよ。ろうそくからも蒸気がどんどん出ているのが目で見えて、いい香りもただよい、結果的にはお風呂から出てすぐに安眠できました。

  2004/01/15

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• お父さんの単身赴任

  子供が低学年の頃までは、お父さんの転勤が決まったら、何も考えずに家族でお引っ越しをする方が多いのでしょうか。お父さんだけで単身赴任してぇ～と言ったら、世のお父さんはどれ位反発なさるのでしょう。（むろん、喜ぶお父さんもいらっしゃるでしょうが。）合理的な理由の有無によりましょうね。①子供が受験を控えている。または、受験により、難易度の高い学校に入学済みである。②子供が性格的に新しい学校などに馴染みにくいことが予想される。③今の地に、持ち家がある。④妻が現在の土地に仕事がある。⑤単身赴任の期間が比較的短期であると予想される。以上のような理由が１つもないのに、お父さん単身赴任してよ、というのは、かわいそうかなあ。

  2004/01/13

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• 半年前の卵を売るなんて？

  今日はとうとう風邪で寝込んでいたのですが、読売テレビのニュースで、ショッキングな話題を聞き、起きてきてしまいました。我が家の御用達、かなり信頼も置いている京都生協で、先月販売された「さくら卵」に半年間も冷蔵庫で保存されていた卵が混入していたのだそうです。採卵日も、六月中旬だったのを、１２月１日と嘘の表示をしてあったそうです。お昼も、さくら卵をおみそ汁に落として、半生の状態で食べたばかりだったので、気分もちょっと悪くなってきましたよ。今、冷蔵庫にあるのは、年明け早々配達されたもので、ニュースになったものとは違うのですが、いつも１パック２００円前後するのに、お買い得価格１００円だったので２パック買ったものなのです。これは大丈夫といわれても、崩れた信頼はなかなか回復しないですよ。今回のことが発覚したのは、生協で卵を買った人が異臭に気づいてクレームを出し、京都生協が調べたら、城陽市の採卵場でこのようなことが行われていたことがわかったのだそうです。それにしても、卵って冷蔵庫に入れておけば半年くらいは保つんですね。完全無菌状態だものね。なんて、感心している場合ではないのですが。

  2004/01/11

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• カルタクイーンどうなるでしょう

  ３連休というのにお正月疲れがまだ後を引いていて家でテレビを見ております。でも、今日は百人一首の名人戦・クイーン戦の生中継があるのでお楽しみ。名人は３連勝であっけなく防衛されてましたが、クイーン位はどうなるでしょう。一勝一敗で迎える三戦目、楽しみです。娘達も学校の宿題で百人一首必死で覚えています。お正月にきれいなお着物を着て、競技カルタの選手権に出るようになればいいなあなんて、思いますが、やっておられる方は本当に大変な修行をされているんでしょうね。何をやるにしても、極めるのはたいへんですよね。

  2004/01/10

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• 辻和の金網

  今朝ＮＨＫの生活ほっとモーニングで紹介されていた京都の手作りの金網のお店が、堺町二条上ルの「辻和」です。

  2004/01/08

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• アルゴリズム行進

  正月疲れで午前中も子供とテレビを見ていたら、ＮＨＫ教育の「ピタゴラスイッチ」という番組の中で「アルゴリズムこうしん」というのをやっていました。職場などにおじゃまして、働いているお父さんたちに参加してもらうのが、笑う犬の「ホリケンサイズ」に似ているなあと、思ったのですが、４年生の子に聞くと、学校でも１時期流行っていたそうです。一歩ずつ進みながら、いろいろな動作をして、列に並んだ人がまるで輪唱のように、１テンポずつ動作をずらしながら行進していくのです。覚えて、子供といっしょにエクソサイズがてら遊べるなあと思いました。ちなみに、アルゴリズムというのは、数学の中に出てくる言葉のようです。手順、というような意味でしょうか？

  2004/01/06

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  謹賀新年

  年末年始は旦那の実家で過ごしておりました。皆様良いお年をお迎えのことと思います。イギリスのPorcupinePeteさんに、日本の結露取りワイパーをご紹介するので、写真を載せさせて頂きますね。condensation wiper (made in Japan)

  2004/01/05

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• 「結婚の条件」小倉千加子

  ジェンダー論とかフェミニズムと言われても、なんだかよく分からないのですが、この小倉先生とか、有名な上野千鶴子先生は大学でそういうようなことを教えていらっしゃるのですね。男女機会均等法のちょっと前に苦労して就職口を探して、結婚しなきゃと思って一生懸命相手を探した私らの世代は、小倉先生と今の未婚世代のハザマなのでしょうか。今の大学生の男女に、理想の結婚の条件について書かせると、恐ろしいほどみんな同じことを書いてくるのだそうです。購読誌によって、女子学生を「集英社派」と「光文社派」に分類するところ、それから発展して、光文社の女性誌「ＶＥＲＹ」「ＳＴＯＲＹ」の読み解きなど、面白くて、一気に読んでしまいました。上野先生の書かれた物は、ちょっと反発を感じることもありますが、小倉千加子さんは昔から好きです。社会現象の解説がとても旨くて独特です。何が違うのかなあ。

  2004/01/04

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• ニューヨークおいしい物語

  高林麻里(文・イラストレーション）東京書籍(1991年)ダウンタウン、アッパータウンに分けて描かれている地図にまだワールドトレーディングセンターが出ている頃のニューヨークです。昨年、東京丸の内、渋谷に出店して話題になった「ディーン＆デルカ」のニューヨークのお店の様子も、素敵なイラストと共に書かれています。友達の結婚のお祝いに、大きなお鍋にディーン＆デルカのオリジナル缶入りスパイスや他の食品をぎっしり詰めてプレゼントした話なども出ています。たまたま図書館にあって、手に取った本です。今度東京に行ったら、絶対ディーン＆デルカへ行こうっと。

  2004/01/02

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• おわらない夏

  うちの近くの図書館、蔵書が少ないということもあり、棚がスキスキなのを利用して、司書さんがお勧めの本や話題作をさりげなく表紙を見せて並べてくれてあります。「おわらない夏」も、そうやって置いてありました。ずっと引っ張りだこだったんでしょう。かなりくたびれてます。小澤征良さん、テレビで見るときれいなお嬢さんです。有名なお父様をお持ちで、お育ちも良く、別世界の人のようです。この本には、子供の頃のタングルウッド（小澤征爾さんが指揮者をなさっていたボストン交響楽団の夏の演奏地）の思い出が書かれています。夜中にいっしょにバナナを食べてくれるお父さん、神経質で心配性で旅がほんとうは嫌いなお母さん、魔法使いみたいなお料理上手なタァタ（母方のおばあさまで、有名な入江麻木さん）、第二のお父さんみたいな居候のたかべぇ、などが出てきます。透明できれいな文章にずっとひっぱられて読み終わってから、征良さんは、日本で過ごしていたときは、お父さんとも滅多に会えず、寂しかったのかなあ、それだからこそ、毎年の夏のタングルウッドにまつわることをこれほど美しい形で覚えているのかしら、などど考えてしまいました。本の好きな中１の娘も、私が読み終わるより先に読んでいたので、「この本どうだった？」と聞いてみました。すると、思いがけず、「あんまり面白くなかった。」との答え。「どうして？」　「だって、思い出しか書いてないんだもん。」なるほど、若い子には、この本のなんとも言えぬ、優しい思い出との戯れ感は、わからないのだな。

  2003/12/29

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• 福袋買えない病

  新年のデパートの福袋の話題、テレビでにぎやかです。見ていると本当にお買い得そう。子供の頃、お正月だったか、年末の大安売りの時だったか、福袋を祖父母に買ってもらってとても楽しかった記憶があります。でも、今年も、義妹たちが楽しそうにデパートの初売りで福袋を買ってくるのを横目で見ながら、心の中で葛藤がありました。暮しの手帖に花森安治が書いた文章の中で、「福袋は買ってはいけない。」というのを、いつだったかなあ、時期も、号も定かではないのですが、確かに読んだ記憶があります。読んだときに、これは、私の一人の決め事として、ずっと貫き通そうと決めました。それほど、花森さんの論は、説得力があり、間違いないことに思えたのです。今、福袋、買いたいなあと思っても、もう一度その文章にあたって自分の考えを確認しなくては、どうにもこうにも買うに買えない気持ちです。「一銭五厘の旗」をパラっとみても出てなさそうだし、二世紀の総索引で調べてみましょう。

  2003/12/26

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• 花森安治　暮しの手帖保存版

  実家の建て直し計画が進んでいるので、母に、「古い暮しの手帖、捨てないでよ。」と釘を刺しておいたら、他の荷物といっしょに何冊か１世紀の暮しの手帖を送ってきました。雑誌にしては大切にしてあったと思うのですが、さすがに４０年近く前のものです。ページもそーっとめくらないと、破れそうな感じです。そんな時、本屋で、グラビアのきれいな「花森安治」特集を手にしたら、思わず買ってしまいました。巻末の、一般の方々が花森安治に宛てた手紙形式の投稿がいいです。年輩の方が多いのですが、中には２０代の方の投稿もあり、母から娘へ語り継がれているんだなあと感じます。

  2003/12/23

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  幼稚園に持って行くボール入れ

  年中の秋くらいから、園で使うボールを袋に入れて持ってきてくださいといわれる所が多いのではないでしょうか。この、袋がくせ者。上の子の時は、余り布で苦労してパッチワークで作りました。末っ子も、この袋を持たせようとしたら、女の子のキャラクターの布がごく一部に使われているのが、いやだ～と騒いだので、別に作ってあげることにしました。 これが、そうなのです。男の子の好きそうなキルトの布地は高いし、なんとか家にある布で作ってしまおうと考え、古いバスタオルを使いました。はじめは、これもいやだ～とわめいていたのに、園に持っていくと女の子に大好評で、気を良くし、大好きになってくれました。作り方は至って簡単いい加減。バスタオルを半分に切って、三角に縫い、あきを１０ｃｍとり、紐通し口も三角に折って作り、６０ｃｍ紐を２本通しました。だいたい、５０ｃｍ四方の布でオッケーです。裏返した所はこんな感じです。 （copyright kwstone 2003）

  2003/12/18

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• 新聞、東京版と大阪版

  　昨日、東京の実家から荷物が送られてきたダンポールの中に敷いてあった新聞を見て唖然。　実家も、我が家も、昔から朝日新聞をとっているのですが、うちに届くのは、勿論大阪本社版です。　「ひととき」や「声」の投稿者が西日本の人ばかりだなあ、ということは気がついていたのですが、地方の記事を除いてはそんなに違わないかと思っていました。　ところが、ダンポールに敷いてあったのは、１２月７日付けの土曜版「ｂe」のＥｘｓｔｒa版です。２００３年話題の本めぐりという題で　８ページの別刷り特集です。こんなの、先週土曜日大阪版には入ってなかったのにぃ～。　また、これがよくできていて読み応え抜群。石田衣良と黒谷友香の対談、有名書店員さんがオススメ本を紹介するコーナーなど、ダンポールを畳む途中で読みふけってしまいました。　購読料は同じなのに！　今週末あたり、大阪版にも「ｂe」のスペシャル付くのかな？ちょっと期待してます。------------------------古い地球儀実家がいよいよ老朽化して建て替えの計画が進んでいるようです。困るのは、俄然整理整頓に目覚めた母が、こっちに古いものを送ってくることです。昨日も、「あんたが小学校の頃学校で購入した地球儀」と言って、昭和４８年くらいの世界がよくわかるプラスチック製のを送ってきました。もう、うちの子たちには使えないけど、誰か、こういうのを探していた！なんていう方、いらっしゃいましたら、ご連絡を。　

  2003/12/12

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• 菜園やめて図書館へ

  寒さと小雨に負け、図書館の方に足が向いてしまいました。フレデリック１８４９さんおすすめのベートーヴェンのピアノソナタ３０，３１，３２番のＣＤがないかなあと、探してみたら、エミール・ギレリスというピアニストの演奏の３０番と３１番を発見。貸し出しカードを手帳から出そうとしたら、中学１年の娘のメモが挟まっておりました。この本の虫の娘は、「おかあさん、今度図書館に行ったら、あれとこれとあれとこれと・・・を借りてきてね。」と頻繁に言うのですが、私が覚えていて借りてきてあげたためしがありません。とうとう、私のいつも持ち歩いている鞄の中の貸し出しカードの入っている手帳のポケットにメモを入れておく、という作戦を考え出したんですね。今日のリクエストは、１．西の善き魔女１～あるだけ２．どろぼうの神様３．ネシャン・サーガⅢ４．天の瞳　少年編、成長編、あすなろ編５．デルトラ・クエスト４～あるだけでした。いつも忘れてしまってかわいそうなので、１～５まで全て端末で検索して借りてあげようとしたのですが、なんと、天の瞳あすなろ編だけしか貸し出し可の本がありませんでした。他は全て貸し出し中です。面倒なので予約カードは出して来なかった、ゴメン。帰りに菜園に行けば白菜が収穫できるだろうなあと思いつつ、農協で、俵万智ちゃんの歌にでてくるような、ウッフンしている白菜を１玉１２０円で買ってまいりました。今から、ベートーヴェンを聴きながら、キムチ用に白菜の下漬けをして、Zasieさんの今朝の日記で見たピザの生地を早めに作って晩ご飯まで寝かせておこうと思います。

  2003/12/11

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• 内開きのドアがあかなくなりました

  納戸部屋になっている北側の部屋、スライド本棚１２０㎝幅が３本、９０㎝のスチール書棚、４５㎝の百科事典の書棚、大きい今使っているパソコン、無駄に大きい机、本のぎっしり詰まったミカンのダンポール只今ナンバー１８まで、と詰め込み過ぎております。部屋の扉は、こんな状況なのに、内側に開くようになっていて、人が通れる最低の扇形、角度にして３０度くらいの範囲だけ物を置かずにおりました。ところが、今日、扉近くの本棚からつる下げて置いた、掃除機のノズルがどうした弾みか、ふらーっと位置を変えたらしく、扉と本棚の隙間にすっぽり、吸い込み口が挟まってしまったんですね。外側から、扉を開けようと、力任せに押しても、吸い込み口が扉をメリメリっと傷つける音しか聞こえません。窓も施錠してありました。にっちもさっちも行かず、社宅管理事務所に電話でＳＯＳ。でも、修理業者に外注ということで、日にちはかかりそうだし、勿論費用も自費負担だし、どうしよう～と思っていたら、お隣の奥さんもずっと以前おなじ経験をしたことを話していたことを思い出しました。で、どんな風に開けたのか、聞きに行ったところ、空気入れと巨大ビーチボールを持って助っ人に来てくれました。扉の下のすきまから、へこんだビーチボールを押し入れて、その後、外側から、空気を入れていくのです。お隣の場合は、壁にかけていた絵のフレームが落っこちて、つっかえていたので、ビーチボールがふくらむにつれ徐々に移動して、めでたく扉が開いたのだそうです。が、我が家の場合は、その方法ではうまくいかず、あきらめかけた時に、はたきの柄で掃除機のノズルの蛇腹部分を手前に引き寄せ、力任せに引っ張ったところ、つるさげていた紐が切れてめでたく、扉があきました。お隣の奥様に感謝。もし、あかなかったら、業者の人はどんな方法でするのかしら。扉を切るか、窓ガラスを切るか。もう、これからは、ノズルをかけるのもやめ、部屋も何とか片付けようと、心に決めました。

  2003/12/01

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• 吉本新喜劇と関西人

  私達関東人はなかなか上方文化を理解できません。もう５年も関西に住んでいても、まだまだです。土曜、日曜の昼時に、なんばグランド花月からの中継録画で吉本新喜劇をテレビでやってます。子供の幼稚園のお母さん方と話していたら、土曜日学校から帰って昼ご飯を食べるときは必ず観ていたとおっしゃる方がたくさんおられました。もう、体の中に新喜劇が入り込んでいるのでしょう。ちょっと完全に話に加われない、データベースの違いを感じてしまいます。こちらに来た当初、テレビで新喜劇を観ても、なんで、これがおもしろくて、毎週つい、観てしまうようなものなのだか、全く理解できませんでした。ところが、最近、土日の昼テレビをつけると、新喜劇にチャンネルを合わせることが多くなってきました。「あきこさん」が、二目と見られない不細工キャラで、「やすえさん」が美人キャラで、なんて、見分けもつくようになってきました。各人の個性とか持ちネタがちょっとわかるようになると、意外と面白いではありませんか。なんばグランド花月ってＮＧＫと略称で呼ばれるほど愛すべき存在なのですね。こちらにいる間に一度、生で観に行ってこようかなあ。

  2003/11/30

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• 石に刻まれた時間

  Ｒ.ゴダードの最新刊、と言っても今年の初めには翻訳が出ていたんですね。やっと読みました。大上段に歴史小説的なものより、「一瞬の光の中で」などの現代を舞台にした、ロマンチック系の方が好きなのでこの作品も良かったのですが、、、まあ、ミステリーだし、あまり言わないで置こう。この作に続く著は、未翻訳のが、あと二作くらいあるのでしょうか。やっぱり、楽しみにはしています。

  2003/11/28

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• 送り迎えこそ我が人生

  なのではないかと溜息。木曜日は特に大変。ずっと車に乗りっぱなしです。でも、最近素敵な音楽をいろいろ教えていただいたりして、車のＣＤプレーヤーに入れる１０枚をどれにしようかと迷うほどで、音楽が聴けると思うと、多少待たされても苦になりません。ずっと放り込みっぱなしのパルジファル４枚。１９５１年のバイロイトの第九。リパッティのショパンのピアノ協奏曲第一番。ベルディのナブッコ２枚。あと、モンティパイソンのファイナルリップオフ２枚。当分、このラインナップで楽しめそうです。

  2003/11/27

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  東寺の弘法さん行ってきました。

  ２１日です。今日こそは決行しようと、幼稚園児を送ってからすぐ出かけました。天気は時折晴れ間もみえますが、小雨もパラッと落ちてきます。でも、風なく暖かい縁日日和でした。 着いたのが９時半ころでしたが、結構人出があります。まずは、お寺だからお賽銭を上げてお参りしなくちゃと思い、本殿らしきところをさがしました。薬師如来様がお弟子２人を携えていらっしゃいました。体が健康でありますように人様が焚いていらっしゃるお線香を便乗させていただき、頭や肩腰になすりました。 しっとりと木々もぬれていてきれいでした。五重塔も写っていますが、そういえば、そばで観てくるのすっかり忘れてしまいました。 さあ、お目当ての市です。青空市なのかと思っていたら、テントを張っているところがほとんどでした。野菜、果物、花、苗、衣料品、ペット用品と、近所の方がマーケットプレイスに買いにいらっしゃるような店から、骨董品、古着物、端切れと言った、外人さんやツアーの方が見てらっしゃるお店、たこ焼き、鯛焼き、コーヒースタンド、足もみ、手相占い、開運グッズなどなど、まあたくさん出ていること。門松にしては早いけど、緑の針葉樹の枝を売っているお店、おばさんたちで人だかりしていました。「槇の木」みたいです。何にするのでしょう。好奇心を抑えきれず、買ってらっしゃる方に伺うと、待ってましたとばかりに教えてくださいました。これは、仏様にあげておくのにいいのだそうです。仏様もよろこばはるし、花とちがって、３，４日にいっぺん水さえ上げとけば、次の弘法さんまで保つのだそうです。勉強になりました。古い着物は、着物をきていらっしゃる方がたくさん品定めをしてました。山になってるのは、帯や着物が１点１０００円、というのもありました。古いちりめんの布も、人気でした。着物からきれいな部分を切り取った１メートルほどの布が１枚１５００円から上は１万円以上の値段で売っていました。私がぼーっと見ている間にも、しゃがみこんで熱心に選んでいる方が、数千円、１万円単位でお買いあげ。確かに、きれいだし、欲しくなりますよね。そこの販売のおばちゃんも親切そうで、布が正絹か、とか柄が新しいとかアドバイスしてくれていました。お皿やそばちょこは、ブーム過ぎてしまったのでしょうか。私は、古伊万里のお皿に興味があったのですが、今回は手頃なのがみつかりませんでした。着物を見立てる目がある人は、弘法さん今とてもホットで楽しそうですね。

  2003/11/21

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• サイクロン掃除機その後

  修理に出して１０日ほど経つのに、家電販売店からは何も連絡がありません。経緯は、１１月１０日の日記にあります。代車ならぬ、代掃除機があるのでかえって掃除がし易いくらいなのですが、気になって電話してみました。すると、昨日メーカーから戻ってきているということでした。恐る恐る修理代を聞くと、「ゼロ円です。」とのお答え。「えっ、それは、どうしてですか。メーカーが只で直してくれたということですか？」「さあ、ゼロ円で戻ってきたということしか・・・」ということで、１万円も覚悟していたのに、無料で修理してもらえて良かったです。細かい処を掃除するのに、どうしても一番下の吸い込み口ははずしますよね。でも、その先に隙間ノズルを付けるのって、ちょっと面倒です。で、取扱説明書には「破損することがありますので、必ずノズルを付けてご使用下さい。」と書いてあったのを、無視して、使っていたので、こちらが悪いのですが、やはり、その部分壊れやすくて、クレームが多かったのでしょうか。シャープは、いつも新しいことを考えるメーカーというイメージで、実家には、一番最初のオーブントースター＆電子レンジがあったし、我が家の冷蔵庫も２台目買い換えの時、引っ越しも多いので左右開きにして、気持ちよく使っています。新しい物にはリスクも多いと思いますが、今回無料で修理して頂けたことで気を良くして、やはりシャープに好感をもったのでした。

  2003/11/19

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• のんびり日曜日

  びっくりしたこと①　ホームセンターにて。レジで「あっ、間違えた。」と言って品物を取り替えに行った人がいました。犬のオムツの女の子用と男の子用を間違えたようです。犬もネコも飼ったことのない私は、オムツがあるだけで、びっくり。男の子用と女の子用まであるなんて。②　お酒のディスカウントストアーにて。熱心なお店なので、ポップでワインや他のお酒の説明などよく書いてくれてあります。何気なくみていると、「これはおすすめできません・・・・」とあります。え、おすすめできない品物を置いてあるなんて、と思ってよく見ると、プレミアのついた焼酎でした。運良く抽選で醸造元から買うことができれば２０００円くらいのものが、２万円以上で売られているのです。焼酎は普段飲まないので、こんな状況だったなんてびっくり。③　読売テレビ　大阪ほんわかテレビを見ていたら。うずらの卵プリンというのを、紹介していました。なんで、わざわざあの小さい卵でプリンを作るのだろうと、びっくり。

  2003/11/16

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• サイクロン掃除機また修理へ

  暮しの手帖Ⅲ世紀の87号（2000年8.9月)で、商品テストされているシャープの掃除機、その２か月前に買ってしまっていたのです。１２年間殆どトラブルなく使っていた東芝のオーソドックスな掃除機がもう寿命で、どうしても買い換えなくてはならず、その当時、最新式の、ゴミパックもいらず、排気もきれいで、という謡い文句に乗り、家電専門店で値引きしてもらっても４万円近くという、かなりの買い物をしてしまったのでした。買った当初から、これは、失敗だったと強く思っておりました。吸い込む威力は、すごいものの、使い勝手の悪いこと。家具の隙間にノズルをつっこみたくても、途中にゴミカップがついているので、奥まで届かないことや、音がうるさいこと。コンセントの巻き込みすら一発でするするっといったことはなく、毎日我慢して使っておりました。メーカー保証一年、買った店のポイント会員向けサービスのプラス一年の保証期間がちょうど過ぎた頃、この掃除機、突然全く動かなくなりました。店に修理に持っていくと、これは、モーターが壊れているので、全部取り替えると一万円以上かかります、と言われました。ちょっと待ってよ、いくら何でも、二年少ししか使っていない掃除機のモーターが壊れてしまうなんて、ひどい、と思い、その場では、修理を頼まず、メーカーの相談室に電話をしました。すると、シャープの方でも原因を調べたいので、預からせて下さいということで、家電販売店から、メーカーに渡してもらうことになったのです。結果、モーターが錆びていて、動かないことがわかりました。我が家は、鉄筋マンションの一階なので、相当湿度が高いのです。メーカーの責任ではない、ということでしたが、修理費は半額の５０００円に、まけてくれました。その後、この掃除機は、我が家で唯一除湿乾燥機がある、本の部屋に置くことになり、まあまあ調子よく使っていました。が、先週、ホース部分とその下の部分の結合部が欠けてしまい、差し込み口を押さえながら使っていたのですが、とうとう接続できなくなってしまいました。また、販売店に持っていくと、その部分だけの交換修理ができなかったら、新しいホースを買わなくてはならず、一万円くらいするかも、と言われました。見積もりを頼んできたのですが、本当に一万円もかかるんだったら、もう買い換えようか？？？？？暮しの手帖のテストを先に見ていたら、絶対購入しなかったのに。残念です。

  2003/11/10

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  正倉院展

  11月10日までなので慌てて行ってきました。いい日和なので奈良へ南下する旧道も渋滞していました。この道をだんだん奈良へ向かって行くのが、なかなかよいのです。まず、遠くに東大寺が見えてきます。 そして古い家並みがところどころ残っています。 転害門の前も通ります。遠くに見えているのは若草山。 文化会館の駐車場に車を止めて、国立博物館まで少し歩きました。展覧会見る人が行列しているかと思いましたが、今日はすんなり入場できました。 中はやはりかなりの人でした。子供向けの音声ガイドもあったので、末の子に借りてやると、意外とまじめに展示を見ていたのでびっくり。螺鈿の手鏡、紅象牙のものさし、水晶玉、お魚の形のガラスの腰飾り、ガラスの高杯、絵紙など、きれいなものがたくさん展示されていました。今売っていたら買うかも、と思えるほど古くさくないのです。地下の回廊のミュージアムショップを覗いて、カフェテリアでチャーシュー麺とかたやきそばを半分ずつ食べました。桃谷楼が中華の料理は提携しているようで、とてもおいしかったです。外へ出るともう暗くなっていました。興福寺の五重塔も１０日まで内陣を公開しているそうで、満月を背負ってライトアップされていて、きれいでした。 中谷堂でつきたてのヨモギ餅を買って、湖月で三笠山を買って帰りました。

  2003/11/08

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  節約節約・・・（画像あり）

  「あの店のあの料理を真似したい」、マガジンハウスから１５年ほど前に出た本ですが、今日は、暇だったので、久しぶりにこの本に出ているロールキャベツを作ってます。世田谷の砧の「トモダッチ」という店のレシピです。東京の飲食店は、バブルを経てかなり様変わりしているでしょうけれど、このお店は健在なのかな。もう、何回も作って、自己流に代わってしまっています。キャベツ丸１個をなるべく破らないようにはがしてゆで、ミンチ６００グラム、ごはん６０グラム、はちみつ、砂糖、塩こしょうを手でこねたものを適当に何等分かして、葉４枚くらいでくるみ、つまようじでとめたりなんて全くせず、鍋に１段にぎゅうぎゅうに並べ、水、トマトケチャップ、サワークリーム（今日は買い物に行ってないので、ヨーグルトで代用）とはちみつで煮ていきます。本には５時間煮込んでさらに一晩おくともっといい、と書いてますが、その辺は都合に合わせて短縮。上からかけるソースもありますが、デミグラス缶がないので、省略。これでも、とてもおいしいですよ。この前、戯れに、旦那に「今日は何が食べたい？」と聞きました。答えをもらったとしても、意見を尊重してあげる気はあまりなかったのですが、びっくりしたことに、「ロールキャベツ」と答えたのです。その日は、キャベツが高かったか何かで作りませんでしたが。煮込み始めで、美味しく見えませんが・・・ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝菜園に行く予定が、旦那が歯医者に行くのに車に乗って行ってしまうので、ボツ。雨上がりの菜園日和なのに。まあ、今日は、家でお片づけでもすることにしましょう。朝から、新聞紙をチョキチョキしました。大きく広げた状態の８分の１の大きさに切り、空き缶にストックしておきます。こんな感じです。これは、キッチンペーパー代わりに重宝します。告白してしまうと、揚げ物の油切りにも使ってしまってます。母や姑の世代でも、ちょっと顔をしかめて、「キッチンペーパーくらい買えばいいのに：：：」と言いますが、もったいないんですもの。印刷のインクの化学成分が出ないか、心配はあるのですが、この前キッチンペーパーからも何か有毒物質が検出された記事を読んで、ほくそ笑みました。 スーパーの袋も、断るとポイントが貯まる店では絶対もらわないようにしてます。でも、他の店のとか、旦那が買い物に行った時のとか、結構貯まるので、これも、空き缶にストック。燃えるゴミは、こちらでは、まだどんな袋に入れても回収してくれるので、黒いゴミ袋も絶対買わず、レジ袋で、ゴミ出しします。

  2003/11/07

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• たそがれ清兵衛

  旦那が借りてきていました。もう、旦那の買ってくる本、借りてくるビデオ、全部チェックしきれない状態なので、これも、そのまま置いてありました。でも、夜中に観た旦那が、「良かった」というので、ちょっと気になり、私も観てみました。どんな話かも、評判とか出演者とかも全く知らずに観たのですが、旦那が感動したところがよくわかりました。うちの旦那も今、２人の娘とどうかかわっていこうか悩む年代に入っているのですが、この主人公が、娘に「おなごにも学問は必要なんでしょうか？」と聞かれて、答えるところとか、最後にもう初老になった下の娘が、墓参りにくるシーン（岸惠子。ナレーターも。）などに、ぐっときたのではないか、と思いました。原作を書いた藤沢周平の本は、家にたくさんあり、旦那は読んでいるようですが、私はまだ１冊も読んだことがありません。松竹映画、山田洋次監督らしい、その時代の風景、家、人々までまるで本物のように撮っていて、観ているだけでも引き込まれるようで、いい映画でした。

  2003/11/06

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• 京都府南部もみじ盛りです

  銀杏と桜が平行して街路樹になっている通りが近くにあります。朝、旦那を会社に車で送って行くとき、２歳くらいの男の子とお母さんを見かけました。１５分位して今度は家に戻ろうとしたら、まだ道ばたにしゃがみ込んでいます。何をしてるのかなと、思ったら、サワサワサワサワとめどなく落ちてくる、黄色と赤の葉っぱのシャワーを浴びて、きゃっきゃっとはしゃいでいるのです。いい時間、秋晴れの暖かい朝でした。

  2003/11/05

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• 「引用」と「転載」

  イモケーキのレシピをＨＰに載せるまでのことを書きます。朝日新聞の記事の切り抜きだったので、まず、朝日新聞社に電話をかけてみました。我が家は関西なので、新聞の１面に出ていた代表電話番号は、大阪本社のものでした。「はい、朝日新聞社です。」（標準語の若々しいお姉さんの声）「あ、あの～。つかぬことを伺いますが、朝日新聞に載っていた料理のレシピをホームページに載せたいのですが。」「えっ。」（と、間）「あ、あの～、個人的にやってるものなら、いいんですか？」（お姉さん、慌てて、気色ばんで）「だめですよ。”著作権”というものがありますからね。東京の”著作権センター”というところの許可をとってもらわないと。」「え、”著作権センター”って何ですか。そういう公共の施設があるんですか？」「公共っていうか、うちの東京本社の中にあるんです。」「なんか、とっても難しいことなんですか？」（お姉さん、返答なし。）「では、すみませんが、そちらの電話番号を教えてもらえますか？」「東京本社の代表番号ですが、０３－○○○○ー○○○○です。」「あ、どうもありがとうございました。」ということで、教えていただいたんですが、さすが、朝日の大阪本社の電話のお姉さんは、日頃、きっついクレームにも対応なさっているだけあって、正直、怖かったぁ～。で、ちょっと、気を取り直すのに、くだんのイモケーキを食べてから、東京本社へ電話をかけました。代表番号にかけて、「著作権センターをお願いします。」と言ったら、すぐ、電話を回してくれました。著作権センターの方は、とても優しく、親切でした。まず、書面で申し込みが必要なこと、その書類をファックスで今から流してくれるということ。家にファックスがないことを伝えると、アサヒドットコムを開けて、一番下の「著作権」と言うところをクリックすると、問い合わせのアドレスが出ているので、そこへ、メールを下さい、ということでした。メールを送ると、その日のうちに返事がきて、具体的にどのような形で載せるのか、もう一度メールをください、ということでした。夜、朝日新聞の作文コンクールにでも応募するような気持ちで一生懸命ページのコンテンツを作りました。翌朝、メールで送信。夕方、返事。私の書いている形だと、「引用」ではなく「転載」にあたるので、朝日新聞では、本来料金をいただいているとのこと。でも、今回のこの１件のみの掲載に関しては、無料で了解してくださるとのこと。さらに、今後、新聞に載っていたレシピをホームページに載せる時の注意点まで、教えていただきました。「引用」と「転載」違いも知らなかったので、急いで、調べました。朝日新聞社の著作権センターの方、ご親切にしていただいて、どうもありがとうございました。

  2003/11/01

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• 明日から京都の古本祭り！

  一度は行ってみたいと思いつつ（近いのに）まだ行ってない、知恩院の古本祭り、今年は明日からだそうです。９時半から古本供養（さすがお寺）があり、そのあと開幕です。今はなき京都書院の本で、茶道でつかうお茶碗入れ（仕覆）と、篆刻のはんこ入れ（はかま）の作り方をカラーで紹介した本を姑が長いこと探していて、そんな本が発見できたらいいなと思うのですが。

  2003/10/29

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• 「貧乏」物知り一夜漬け

  昨晩ハナコさんに続けて観ました。中でも貧乏を修行のように考えている人の生活、興味深かったです。とても贅沢して買ったという、１尾１００円のサンマを外の七輪に豆炭を入れて、じっくり焼いて食べます。実はそれがあまりにも美味しそうだったので、今夜は我が家もサンマの塩焼きにしてしまったほどです。サンマの他はみそ汁だけにして、子どもたちにも１尾づつ焼いてあげたら、ご飯がすすむこと。話がそれてしまいましたが、登場した「貧乏」をしている方々みんなとてもいいお顔をしてました。ＮＨＫなので、再放送したら、是非みてみてください。

  2003/10/22

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• 金木犀の初香り

  あれ、懐かしい香りが、と思って見上げると、まだオレンジにはなっていない薄黄色い金木犀の花が咲いていました。２０年前に亡くなった祖父。生涯畳屋をして、９人の子どもを育て上げ、毎年朝顔の棚を作っていた祖父が亡くなったのがこの季節でした。葬式の間、秋晴れのさわやかな天気で、金木犀の香りがして、みんなが寒い思い暑い思いしないようにこんないい季節に亡くなるなんて、最後までおじいちゃんらしいと思ったものです。日頃、いらいらしたり、自己嫌悪に陥ることばかりですが、祖父を思い出すと、「おじいちゃんの遺伝子も入っているから大丈夫」と、思えるのです。

  2003/09/30

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• ベジタリアンのいきいきクッキング

  歴の長い鶴田静さんの料理を、夫のレビンソンさんのカメラがひときわおいしそうに撮っている、心ひかれる本です。ＮＨＫ出版から出ているので、敷居が高くなくて、ベジタリアンでなくても作ってみようかと思う料理が満載。私はお肉お魚がないでは、すまされないのですが、ちょっと、にわかベジタリアンになってみたいような気になってきました。ことこと煮た豆とか、涼しくなってきたので食べたくなりました。日本では、チーズの種類が限られているし、値段も高いので、ベジタリアンには、つらいのですか。

  2003/09/21

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• 「京都」特集号　たくさん出ています

  　京都に住んでる私が京都をおすすめするのも何ですが。昨年の秋の雑誌「サライ」の京都特集号はすぐ売り切れになりなかなか手に入らなかったですね。その後、ムックになりました。　本屋さんでもやたら京都の特集を組んでいる雑誌を目にします。今日付けの朝日新聞週刊情報あいあい京都にも紹介されていたので、かいつまんであげてみますね。　秋の京都本（Ｌマガジン社）　Ｈanako Ｗest １０月号（マガジンハウス）　京都においで　秋（Ｌeafパブリケーション）　クロワッサン　京都紅葉（マガジンハウス）　極上の旅（ネコ・パブリッシング）　日経おとなのＯＦＦ　京都特集（日経ホーム出版）　大人の京都　秋号（阪急コミュニケーションズ）などだそうです。是非本屋さんで見てみてください。今年の紅葉はどうでしょうか。楽しみです。

  2003/09/18

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• 「おとなの週末」が月刊になったんですね

  本のテーマの所へ、雑誌の話でもよろしいでしょうか。８月に何もない新興住宅地の一角に大型書店ができ、最近毎晩ウォーキングと称して立ち読みに行ってます。雑誌も片っ端から読んでいたら、「おとなの週末」に山本益博さんが食べ歩きの連載をしているのに気がつきました。昨日の日記に書きましたオペラの本を書いている方です。それが、「噂の真相」の田中康夫さんの日記とも似たかんじで、私にとっては、結構面白く、次号も是非読もうと思っておりました。でも、週刊現代の増刊号と書いてあったので、いつ出るのかなあと思っていたら、１０月から月刊になったそうで、楽しみです。

  2003/09/17

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