[イギリス]の記事一覧 | 王さまの白い石

greengage jam

イギリスの郊外の道ばたにあるファームハウスで買ってきてくれたというジャムを頂きました。グリーンゲージジャムとあります。たぶんリンゴの１種なんじゃないの？などと言いながら食べてみると、全然リンゴじゃありません。モモかスモモか、と言った感じですが、これがまた、今まで食べた中で一番おいしいと言えるくらいおいしいジャムなのです。グリーンゲージは、いったいどんな果物なのだろうと調べるとセイヨウスモモまたはプルーンと出ていますが、日本には出回っていないようで、よくわかりませんでした。それで、日記をリンクさせて頂いている、イギリスのPorcupinePeteさんに伺うと、写真のＵＲＬを教えて下さいました。 http://images.gonegardening.com/assets/product_images/50/mar5592.jpg日本ではやはり見かけたことがありません。ソルダムの青いものを使えば、おいしいジャムになるかしら。来年、忘れずに挑戦してみなくては。

2004/09/21

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Bird's Custard Powder

イギリスのトライフルに入っているカスタードクリームは、どこの家庭でも大抵、バード社の即席カスタードパウダーを水に溶かして、火にかけて作るのだとずっと思っておりました。情報源は、林望先生の本だったでしょうか。最近、日記リンクさせて頂いているイギリスのPorcupinePeteさんのお話の中でも、私が、ものすごくイギリス的だと思っていた物事がとっくにオールドファッションになってしまっているのを何回も読み、このカスタードパウダーについても疑問がわいてきました。1837年にＢｉｒｄさんが、卵アレルギーの奥さんの為に発明したというこのパウダー。原材料はコーンフラワー、塩、香料、色素（Annatto)のみです。本物のカスタードとは、比べ物になりませんが、不思議とトライフルに使うと、おいしいのです。涼しくなってきたし、台所に立つのも苦にならなくなってきたので、トライフルでも作ろうかなあと、思って、パウダーの缶を取り出したのですが、ふと、遙かイギリスを思い、疑問を感じたのでした。

2004/09/03

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RSCのオセロー観てきました

琵琶湖ホールにて。事前に小田島先生訳のスクリプトを半分ほど読んでいったのですが、英語はほとんど聞き取れなかったので、もっぱら役者さんの動きをみていました。上演後、演出のグレゴリー・ドーラン、オセロー役のセロー・マーク・カ・ヌクーベ、デスデモーナ役のリサ・ディロン、エミリア役のアマンダ・ハリス、進行と要約通訳に京大の喜志哲雄先生で、アフタートークがありました。オセローがイアーゴーの言葉に翻弄されて、だんだん感情が高ぶっていく時、足でステップを踏み、独特の体の動かし方をしたのが、印象的でしたが、それは、ズールーの踊りからヒントを得たものなのだそうです。今回は実際に南アフリカ出身の俳優さんが演じたので、地の底から先祖の霊を呼び出し自身の味方につけるという、ズールーのステップがとても効果的でした。会場の中から、５人の方が質問をされたのですが、どの方も何度もオセローを観ていらっしゃるようで、今回の上演がいかに、印象的なものであったかを口々におっしゃっていました。演出家ドーランの、深い分析力が、ものを言った作品となったそうです。喜志先生がおっしゃっていたのは、今までの解釈だと、イアーゴーの悪者ぶりが全面に出過ぎて、オセローは登場した途端にもう、こっけいな道化役に成り下がってしまうが、今回はとてもオセローが高貴だったという点。エミリアが退屈な役まわりでなく、自立した個性的な女性として描かれている点。（わたしも、エミリア役のアマンダ・ハリス、凄い演技力の人だと思いました。）キプロス島の舞台装置で、金網のフェンスが効果的に使われていたり、最後の場でデスデモーナのベッドの周りのカーテン（canopyというそうですが）が天井付近から長く垂れていたりするのは、檻の中に捕らわれているオセローであり、デスデモーナであり、イアーゴーであるということを強調するのに、きわめて効果的だったという点。などなどです。はじめて観たのにいい上演を観られてよかったです。もっと英語勉強しなくては・・・

2004/05/08

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マザー・グースをたずねて

食事用のパイの真ん中に、陶器の黒い鳥がちょこんと乗っているのを見たことありませんか。日記をリンクさせていただいているイギリスのPeteさんのお母様も、パイをお作りの時は、黒い鳥をずっと使われていたそうです。これは、日本では見たことがないのですが、パイヴェントという１種の台所用品で、パイの皮が直接中身の汁にくっつかないように、真ん中で支える役目をするんだそうです。で、黒い鳥、パイからの連想で、マザーグースです。Peteさんが、この歌はどういう意味と、聞いていらしたので、ちょっとびっくり。でも、考えてみたら、日本の童謡の意味を深く考えてみたこともないので、同じようなことかなあと思いました。鷲津名都江（小鳩くるみ）さんの書かれた「マザー・グースをたずねて」筑摩書房刊が、図書館にあったので、借りてきました。２番までしか知らなかったのですが、実は４番まであるようです。１，２番は、生きたままパイに入れられ焼かれてしまった２４羽のブラックバードが、王様の前でパイが切られたら、歌いだしたという内容で、３，４番は、王様が金勘定、王妃様が蜂蜜付きトーストを召し上がり、庭ではメイドが洗濯物を干していたら、ブラックバードが１羽飛んできて、メイドの鼻をちょん切った、ということです。全く何が言いたいのかはさっぱりわかりません。しかもこの歌の題名は６ペンスの歌というのです。どういう深い意味があるのでしょう？

2004/05/06

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イギリスの夏、短期滞在

長い間の憧れ。今年の夏は１ヶ月イギリスへ行ってきてもいいですよ、と天の声がして、１０年前に郵便局の定額貯金に入れておいたお金の満期通知が届いたら・・・現地の英語学校のサマーセミナーに登録するのは、ちょっとつまらない。１ヶ月、イギリスのどこかの町で、イギリスの空気を吸っていられればいい。セインズベリーでマッシュルームを紙袋いっぱいに買って、ダブルクリームをこれでもか、と入れてクリームオブマッシュルームスープを作りたい。トライフルスポンジにオールドシェリーをこれでもか、と染みこませて、種抜きさくらんぼの缶詰とバードのカスタードパウダーで作ったカスタードをドボドボかけて食べたい。一日中、川でカモと白鳥にパンをあげていたい。そんなあなた。Peteさんのゲストハウスがストラットフォードアポンエイボンにあります。昨日から、日本語のページもオープンしました。

2004/04/29

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オセロー

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの「オセロー」東京方面だけでなく、びわ湖ホールでも２日間の公演があることを発見。日にちが迫っているので（５月８，９日）、もうチケットは取れないかなあと思いつつ、昨日電話してみたら、端っこの席しか空いていなかったものの、取ることができました！演出のグレゴリー・ドーランと、俳優何名かが参加するアフタートークもあるそうです。びわ湖ホール　http://www.biwako-hall.or.jp/

2004/04/28

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Peteさんのインド風カレー（ヒヨコ豆のカレーレシピ追加）

イギリスのPorcupinePeteさんが、詳しく作り方を教えて下さいました。以下、Peteさんからいただいた文章です。（最後に日本語訳をつけました。）If you make this curry sauce then making many other curries takes only five minutes， which is how Indian restaurants do it. They make a lot of sauce and then make the different curries from it.Curry Sauce.We make a lot at one time， so I will give you the ingredients for that and you can adjust them.2 kilos onions. 100 grammes ginger. 100 grammes garlic.2 tins of tomatoes， two or three teaspoons of tomato puree， 2 teaspoons of tumeric， 2 teaspoons of paprika (there are a number of different kinds of paprika， I use hot paprika). Salt to taste， a bit of waterStage 1.Chop the onions and put them in a large pan.Peel and chop the garlic and the ginger and put it in a blender with a bit of water. Liquidise it. It must be smooth.Add the liquidised garlic and ginger to the onions in the pan and add a bit of water so that you can boil it. Add the salt， too. Boil this mixture for 45 minutes.Let the mixture cool enough so that you can put it， bit by bit， into your liquidiser. Liquidise it until it is really smooth. This takes a couple of minutes for each quantity in the liquidiserStage 2Put the tomatoes into your liquidiser and make them into a smooth soup.Put some oil in a large pan. (four or five tablespoons， I forgot this in the ingredients). Heat the oil and add the tumeric， paprika， tomato puree and liquidised tomatoes. Cook for ten minutes.Now add your liquidised onions， garlic and ginger. Cook this slowly for twenty five minutes. You have to stir it or it will stick to the bottom of the pan.As you cook it， a scum rises to the surface. You have to skim this off with a spoon or something and throw it away.That's it. This sauce should taste really nice and sweet. We freeze this sauce and use it when we want to.You are now ready to make a large range of curries in about five minutes per curry.We have found that the three I made the other night suit our tastes and I would suggest trying one of them. Chicken tikka masala is possibly the best but the other two are a bit easier. If you can make chana aloo then I would suggest that if you can get the chick peas.You need fresh spices. Can you get them from an Indian shop?Making the curriesIt's the same system for many curries.(x) cups of curry sauceoil(x) teaspoons of spice (a)(x) teaspoons of spice (b)(x) teaspoons of spice (c)curry ingredient (1)curry ingredient (2)curry ingredient (3)Put the oil, the spices and the curry sauce in a pan for five minutes and cook.Add the curry ingredients and cook for a bit longer.They are all much the same. As you can see， once you have made the sauce it is easy. How to make chana aloo (chick peas with potatoes)ingredients:250 gm chick peas250 gm potatoesvegetable oil300 ml curry sauce2 teaspoons tomato puree1 teaspoon salt1 teaspoon ground cumin1 teaspoon ground coriander1 teaspoon garam masala1 teaspoon chili powderlemon juice to tastechopped fresh corianderMethodCook the potatoes and the chick peas. Cut the potatoes into pieces.Heat the oil in a pan and add everything except the potatoes and fresh coriander. Simmer for about five minutes， stirring to make sure it doesn't stick.Add the potatoes and heat them in teh sauce.Put into a serving dish， sprinke the coriander over it and put the dish on the table! (haha)A very expensive dish easily and cheaply made.拙訳で申し訳ないのですが・・・＜Ｐｅｔｅさんのインド風カレー＞　カレーソースさえ作っておけば、いろいろな種類のカレーを作れます。インド料理店のカレーもこの方法で作っています。カレーソースの作り方材料：（この分量はかなり多いので、分量を適当にアレンジしてください。）玉ねぎ２キロ生姜１００グラムにんにく１００グラムトマト缶　２個トマトピュレ　小さじ１～２ターメリック　小さじ２パプリカ（辛いやつ）小さじ２塩　適宜水　少々油　大さじ４～５作り方：玉ねぎを刻み、大きな鍋に入れる。にんにくと生姜の皮をむき、少量の水を加えてブレンダー（フードプロセッサー）にかけ、どろどろにする。玉ねぎに、にんにくと生姜を加え、ひたひたの水を加え、塩適宜加え、４５分煮込む。これを冷まし、何回かに分けて、ごくなめらかな状態になるように、プロセッサーにかける。１回あたり２～３分はかかる。トマト缶の中身をプロセッサーにかけ、なめらかな状態にする。大きい鍋に油を入れ、熱くなったらターメリック、パプリカ、トマトピュレ、なめらかにしたトマトを加え、１０分炒める。そこへ、どろどろにした玉ねぎ、にんにく、生姜を加え、弱火で２５分、あくをすくいながら煮込む。随時かき回さないと焦げ付くので注意。これで完成。このソースは、うまくいくとホントに甘みがあっておいしいよ。冷凍も可能。このソースさえあれば、ありとあらゆる種類のカレーが５分ほどでできます。ただし、新鮮なスパイスが必要なので、ご近所にインド食材を扱う店があるといいのですが。（Ｐｅｔｅさんは、チキンティカマサラ、ひよこ豆のカレー、ほうれん草のカレーを最近作ってます。ひよこ豆が手に入れば、このカレーはとても簡単にできるそうです。）カレーソースから種々のカレーを作る方法：どんな種類のカレーでも方法は一緒です。作りたいカレーに必要なスパイスを油で炒め、カレーソースを加え５分ほど煮込んでから具の材料を入れ、更にもう少し煮込めば出来上がり。＜チャナアルー＝ヒヨコ豆とポテトのカレー＞材料：ヒヨコ豆　　２５０グラムジャガイモ　２５０グラムサラダ油上記のカレーソース　　　　　３００ｍｌトマトピュレ　　　　　　　　小さじ２塩　　　　　　　　　　　　　小さじ１クミン（挽いたもの）　　　　小さじ１コリアンダー（挽いたもの）　小さじ１ガラムマサラ　　　　　　　　小さじ１チリパウダー　　　　　　　　小さじ１レモン汁　　　　　　　　　　適宜生のコリアンダー（みじん切り）作り方：ジャガイモとヒヨコ豆をやわらかくなるまで茹で、イモは食べやすい大きさに切る。鍋に油を熱し、イモと生のコリアンダー以外の材料を全て加え沸騰後５分加熱。焦げ付かないように随時かきまわす。イモを加え、イモが熱くなるまで加熱。皿に盛り、生のコリアンダーを散らし、さあ召し上がれ。レストランで食べたらバカにならない高級カレーが、こんなに簡単に安い材料でできますよ。

2004/03/27

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英語の聞き取りテストが広場で

日記をリンクさせていただいている、イギリスのストラットフォードアポンエイボンのPorcupinePeteさんのページの昨日の日記に、”Hearing Exercise"　がついています。音声も、Peteさんの、声優さんのような美声でとても聞き取りやすく、１０問のテストもついていて、正答率も出るようになっています。ハイテクでびっくり。楽天広場で、こんなに気軽に、勉強嫌いの私でも、英語に接することができて、ほんとうに、うれしいです。

2004/03/07

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モンティ・パイソン・スピークス！

リアルタイムで観てはいないのですが、モンティパイソンの名場面集のＣＤを旦那が何枚か持っていて、どんなものなのか聴いているうちに、興味が出てきました。とぎれとぎれに分かる単語をつなぎ合わせて、どんな意味かなあと推測して、あとで公式サイトでシナリオを確かめることができるのでこりゃ～英語の勉強になるなあと思いました。映画「ホーリー・グレイル」のＤＶＤは英語字幕が出るので、とても面白いし、もっとモンティパイソンのことを知りたいなあと思っていたら、この本に巡り会いました。メンバーの性格や役割分担の裏話など、面白かった。

2004/01/03

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イギリス風のマーマレード

無農薬のみかんを頂いたのでマーマレードを作ることにしました。皮だけ使ったあっさりしたきれいな色のではなくて、イギリスの料理研究家、デリア・スミスのウインターコレクションという料理本に出ている、これぞイギリスのトラディショナルなという濃い色のねっとりしたやつです。使う素材が、本当はセビルオレンジという、中身が全く食せないスペインのものなので、かなりいい加減に私流に変えてます。ご用とお急ぎのない方にしかおすすめできないのですが、「１年に１度のレシピ集」に後ほど作り方も載せておきますね。薄切りのトーストにのせて食べると本当にいい香りでおいしいですよ。

2003/11/24

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ゴスフォードパーク

何でこのＤＶＤを借りたのかわからないのですが、旦那が借りて来たので、私も観ました。１９３２年のイギリスの貴族屋敷が舞台で、狩猟のパーティで大勢の人が付き人も連れて泊まりに来ている中で、殺人事件が起こるのです。実際に昔貴族の館の執事をしていた人に演技指導をしてもらったという、アルトマン監督らしい凝った映画で、なかなか面白かったです。イギリス英語の勉強にもなります。

2003/10/21

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