ハバネラを聴きながら飲むものは・・・
午後の紅茶のCMでカルメンのハバネラが流れてくると、夏休みの終わりにオペラ上映会でカルメンを観た下の男の子が、「あー、この曲。」と聴きいっています。すぐ上のお姉ちゃんも、「あー、またオペラ観に行きた~い。」とつぶやくので、なんだか嬉しくなってしまいました。うちには、カルメンのCDはなかったので、フリマで中古のでも買おうかなあと思って見てみました。ところがやはりオペラのCDは出品の絶対数が少ないし、値段も高いのでそうそうは買えません。レンタルビデオ屋さんにも、歌謡曲のCDはあんなにあってもオペラのCDなんて置いているのは見たことがありませんし。「オペラのCD・DVD貸し借りネット・ドット・コム」とかいうのが、あればいいなあ。などと、考えながら、図書館に行くと、「カルメン全曲版」ありました。アグネス・バルツァのカルメン、ホセ・カレーラスのドン・ホセ、ホセ・ヴァン・ダムのエスカミーリョで、カラヤン指揮の1982年9月の録音です。台詞は後から違う役者の人が吹き込んでいますが、これは何故?音楽をうっとり聴いていると、突然とってつけたような台詞部分になります。それはさておき、バルツァが捕まって、監視しているホセを「マンザニーヤを飲みにパスティアの店に」と歌いながら徐々に誘惑していくところ、もう、ぞくぞくしてしまいます。ハバネラもいいけど。午後の紅茶ではなくて、マンザニーヤを飲みながら聴きたいわ。