「冬ソナ」ロケ地へ一人旅・・・第1日目
めちゃ長文ざーます。覚悟して読んで下さい。写真も多いので こちら に掲載。「韓国一人旅 2004年02月27日」をClickしてスライドショーにして見てもらえればOK。27日は移動日の為「冬のソナタ」らしい内容ではないので悪しからず。08:10頃保育園へ娘を送る。昨夜から雪で、朝も降っている。さほど積もっていないが。手を振る娘に「月曜日まで元気でね。」と心の中で言う。家に戻ってから荷造りを続ける。小さめのスーツケースはあっという間にパンパンになった。出発前にGoodwillGuideの李さんに「今から出ます」とMail。大元旅館にも確認の意味で同様にMailを送った。10:25頃家を出る。近くの万葉線の駅までスーツケースを引きずる。(約5分)スーツケースのタイヤの音がうるさい。雪は降っていないのが幸い。10:40頃万葉線に乗る。高岡駅前まで350円。他の乗客は数人。車内には無線LANの設備が付いていた。途中、弟1号から画像付きでMailが入った。ぬぁんと弟1号の家の新築工事(建前)が今日なんだそうだ。知らなかった。おめでとう。11:00頃高岡駅前着。時刻表を確認、小松までの乗車券(1150円)+自由席特急券(1110円)を購入。出発まで1時間近くあるので、待合室内の「今庄」のうどん(250円)を食べる。待合室のTVでオウム真理教の麻原の最終判決を取り上げていた。LocalNewsで富山空港発着の3便が雪の影響で欠航はないものの遅れが出たと言っていた。この時期、ある種賭けになる富山-ソウル便を選ぶべきではない。朝、小松から沖縄へ行った会社のSちゃんが沖縄に着いたとMailが入る。彼女から私に朝早く(6時頃)出ないかと誘われたが(一緒に小松に行く為に)娘を保育園に送りたかったのでお断りした。12:03発「しらさぎ8号」に乗る。自由席の4号車小松までの途中停車駅は金沢のみ。週末にもかかわらず思ったより混んでいない。12:44小松駅着。空は曇り。少し寒いぐらい。小松駅に下りたのは何年ぶり!?13:00小松空港行きのバス(260円)に乗る。富山と違い、小松市内は路面に全く雪がない。13:10頃小松空港着ソウル便の搭乗手続き(Check in)は14:05からと看板に小さく書いてある。国際線カウンターは国内線の並びにあるが、少し下がった位置にありわかりにくい。その為国内線のCheck in機そばにいるJALのお姉さんにソウル便のCheck inはいつどこで行うか尋ねる人が何人かいた。Check inまで1時間程あるが、スーツケースを持ってウロウロするのは面倒だったのでそのままカウンター前のベンチで休む。時間が経つと同時に周囲のベンチにも同様の人たちが集まってきた。14:10頃Check in開始。予定より約5分遅れ。スーツケースを預ける。JALマイレージの登録(格安航空券なので事前登録できない)と「窓側をお願いします」を忘れずに言う。出国審査まで1時間以上も暇になる。。スーツケースを預けて身軽になったので空港内を散策。高岡駅のうどんだけでは少し足りないので1階の売店でサンドイッチとパックジュースを購入。# レストランに入ると高いんだもん。(^^;その売店に富山で定番の赤くて中に渦を巻いているかまぼこ(梅かま製のしかなかった)の大きなものがあった(500円)ので購入。李さんへのお土産として。時間が余ったので2階の待合席に座る。周囲には韓国人も多いようであちこちから韓国語が聞こえる。「韓国に行くんだな~」と実感。15:35頃金属探知機の検査と出国審査(Immigration)開始。5分程で終了。Lcoal空港だからかそう厳しく無かったように思う。15:50頃到着便の遅れの影響の為、搭乗が遅れると放送が入る。ロビーには小さな免税店もあった。タバコを買う人が多い。16:05頃搭乗開始定刻は16:10発なので間違いなく離陸は遅れる。自分の51Aの席に行くと韓国人の子供が座っていたので近くにいた「オンマ(母)」らしき人に(ジェスチャーで)訴えると移動してくれた。51A席は主翼のそばの席だった。「主翼に近くない窓側」と指定すべきだったか?16:35頃小松空港離陸飛行時間は1時間29分予定だと案内が入る。短いのね~。飛行時間が短いので機内Seriveは国内線並み。ScreenではNHKのNewsを放映していたが、もう17時近くなのに朝7時のNewsをやっていてもうれしくない。朝のNewsなんて見てきてるのに。せめて12時のにしてよ!もっとタイムリーな放映をお願いしたい。>JALさん17:35頃着陸30分前の案内韓国は軍事的な理由で機内や上空からの撮影が禁止だそうだ。上空からの景色はベッドタウンも見える。ゴルフ場も見える。日本とそう変わりない。これがソウル!?18:15頃ソウル仁川(インチョン)国際空港着陸45番ゲートに到着。すぐにイミグレへ。韓国に着くとキムチ臭いのかと思っていたが空気は普通だった。イミグレは韓国人専用と外国人用に分かれている。韓国人専用のが早く空いてきたので外国人用に並ぶ私達は韓国人専用のレーンに誘導され、お陰で案外早く通過できた。預けた荷物を受け取り、出口そばの両替所で4万円をウォンに両替。4日間の滞在中、物価の安い韓国で1日1万円も不要と思うがCreditCard不可のお店もあるかもしれないので足りないと困る。両替は万単位で窓口のお姉さんに渡すと、その分だけ封筒に入ったものをすぐに渡されるので楽。レートは\100=W1,040だったので\40,000=W416,000になった。お札だらけの封筒で財布に入らない。お金持ちになった気分。出口を出ると李さんが私の名前を書いた紙を持っているのを発見。私も目印をして行ったのですぐに見つけてもらえたと思う。李さんの第一印象は、同僚のKさんに似ているなーと。小柄で少し白髪交じりのオジさん。GoodwillGuideの依頼時、私は男女や年齢の指定をしなかった。なんとか韓国語で挨拶しようと思っていたが、李さんから日本語で話しかけられて韓国語がでなくなった。売店で缶コーヒーを買って一息。喉は渇いていたのだが、本当は冷たいものが飲みたかった。(^^;...李さん、お酒飲んで来ました...。匂いますぞ~。空港を出てバスターミナルで李さんに大元旅館近くへ行くバスのチケットを買ってもらった。(7000ウォンx2 私が出す。)19:00頃仁川空港発韓国は案外寒くない。大元旅館へは605のバスに乗るべきだったが、買ったのは602のものに605と手書きしたものだった。旅館へのAccessを印刷したものはスーツケースの中で開ける余裕なし。結局は602のバスに乗る。李さんは、富山のことを調べたようで新聞の切り抜きなどを見せくれた。立山の雪の大谷の写真が載っている記事だった。バスでは少し暑く、疲れと空腹の為か、少し車酔いで気分が悪くなった。窓を開けたいけど開けられそうもない。20:00過ぎ光化門(クァンファムン)に着く。徒歩で路地に入ってすぐに大元旅館に着く。中に入ると旅館の主人の息子さん(ヨンベさん)に名前を告げる(日本語で)と「Internetの方ですね?」と言われた。奥のテーブルでは日本人男性が数人談笑していたので「こんばんは~」と一言ご挨拶。ヨンベさんに部屋と諸設備を説明していただいた。私の部屋は1泊15000ウォンの2段Bedの部屋を頼んでおいたが女だからか1泊20000ウォンのSingleRoomになった。2泊分40000ウォンは前払い。部屋の鍵は100円Shopにありそうな南京錠のようなもの。中から掛ける鍵は昔のトイレにありそうなフックのようなヤツ。まぁ日本円で1泊2000円だと思えば破格。畳2枚分ほどしかない部屋に布団が一枚敷いてあるだけ。黒いテーブルが置いてあり、その上に14inch程のTVがある。天井も2mもあるかないか。窓はとても小さく昼間でも電気が必要だろう。それでもこの部屋にいる時間は寝る時ぐらいなのでこれで十分。床が韓国伝統のオンドル(床暖房)式になってて暖かい。トイレは男女別、お風呂はなくシャワールーム男女共同。トイレは韓国の水事情がよくなく、詰まることがあるらしくトイレットペーパーは便器そばのゴミ箱に捨てるのだ。一応、洋式トイレ。洗面はトイレの前にある小さな洗面台で行う。ちゃんとお湯は出る。部屋でスーツケースを開けたりしていたのだが、李さんまで部屋に入ってきてびっくり。ちょ、ちょっとそれはデリカシーが足らないのでは...。(汗)本人の承諾を得てから入って下さい。>李さん20:30頃南大門、南大門市場へ。Taxiで移動。(26000ウォン)南大門の撮影ポイント「Photo Island」があって記念撮影。これが南大門か~って感じ!?私は余り歴史には興味がなく、その程度の感想。南大門市場へ。市場では定番の韓国海苔や高麗人参関係を売っているお店が多いがブランド品のパクリ商品や、皮の衣類など色々なお店があった。日本人観光客も多い為、日本語が堪能な店員も多くこちらが日本語で会話していると「安いよ~」と声を掛けられる。予定では眼鏡屋さんで眼鏡を作るつもりだったが(なんとなく)やめた。とりあえず韓国海苔を購入。(8000ウォン)数えずに配ったけど18個入っていたのかな。21:00頃やっと夕食。スンチョンジブというお店の2階でチョクパル(豚足)を食べた。キムチはもちろん、お肉にコチュジャン、ニンニク、玉葱(生)をのせてサンチュに巻いて食べる。サンチュに巻いて焼肉を食べる習慣が私にはないので巻かずに食べたほうが美味しいと感じる。お土産として李さんに依頼されていた磁石式の携帯将棋盤を見せていたら、隣のテーブルにいるサラリーマン風の人達が私達を日本人だと思ったからか、なにやら言っている様子。私には「イルボン(日本人)」しかわからないが、李さんには会話の内容が全て理解できるので、その内容にご立腹。その人達が何を言っていたかは李さんは言おうとしないので私からも聞かなかった。聞こえの悪い言葉でからかっていたのだろう。私達は間違いなく親子も夫婦にも見えないので...。将棋と一緒にオセロゲームも渡したがそのオセロを李さんは「知らない」と言う。でもそのオセロには「オセロ」の文字は全くなく「リバース」と書いてあった。なぜ?と思い帰国後調べたら「オセロ」は登録商標の為オセロのメーカ以外の他社は使用できないと判明。李さんは焼酎の真露(Jinro)を私に勧めた。私はお酒が好きではないと断る。李さんに私の日記で新年会でお酒を飲んだことを書いてあったと指摘されたがあれはビールやサワー系のみで、私はジュースのように甘いお酒でないと飲めない。辛い日本酒は全くダメ。李さんはお酒が好きなようで真露を追加注文して飲み、遅くなった。2階には他のお客さんもいなくなり、私達だけになる。私は飲んでいないし窓側にいた為、冷えてきた。23:00前スンチョンジブを出る。食事代をいくら払ったかMemoするのを忘れていた。残高から逆算して5200ウォン。(夕食2人分520円!)再度市場でコチュジャン(価格忘れた)、柚子茶(2瓶 3000ウォン)唐辛子入りチョコ(2箱 価格忘れた)を購入。全部で18000ウォン。23:00過ぎ大元旅館にTaxiで戻る。(2600ウォン)アジュマ(韓国語で「おばちゃん」の意)やテーブルで談笑中の人達に「お帰り~」と言われたので私も「ただいま~」と返す。そういうアットホームなところがHotelじゃ味わえない。寝る準備をしたり、荷物を片付けたりしていたらあっという間に0時。談笑中の輪に混ざりたかったが、朝起きられないと困るので明日の準備後、すぐに床に入った。談笑中の場所とは薄い扉一枚でしか遮られておらず話し声がよく聞こえるが、疲れていたのですぐに眠りについた。