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[マンション関連] カテゴリの記事

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• 専門家たちの宴

  昨日の話になるんですが、ボクが専門家として登録している"マンションってどうよ？"というサイトを運営している「ＮＰＯ法人住宅情報ネットワーク」さんが主催する専門家の交流会に参加してきました。サイト上には専門家の紹介欄があるので、顔写真などを見たことはありましたが、こうやってお会いするのは今回が初めてでした。『あ～、あなたが谷口さん！』なんて言われ、初対面なのになんだか初対面じゃないような･･･これってネットの世界ならでは！ですよね。皆さん、マンション問題に熱い人達ばかりで、マンション現場でのいろんなエピソード話が聞けて、とても興味深かったです。中でも、今流行りの高層タワーマンション（ボクはあまりお薦めしませんが）について、こんな話がありました。とある専門家さん：「タワーマンションの長期修繕計画って　　　　　　　　　　　 どういう風になってるんですか？　　　　　　　　　　　 やはり一般のマンションとは違うんですか？」管理会社の部長：「どうなってるんやろー？長期修繕計画立ててたかなー？　　　　　　　　　　　 おーい！（部下を呼ぶ声）」高層タワーマンションこそ一般のマンションに比べ、長期修繕計画が重要視されなければいけないのに、このありさまです。もちろん、すべての管理会社がそういうわけではないでしょうけど｡｡｡高層タワーマンションの耐震構造を考えることも、もちろん大切なことですが、建てた後のマンション管理の基礎構造もしっかり考えて頂かないと｡｡｡というわけで、こんな生々しいマンション問題のエピソードがたくさん出てきました。それこそ暴露本にでもしたらベストセラーものですよ（笑）そんなマンション管理業界の体質を変えるべく、我々専門家はこれからも"マンション住人のオンブズマン"としてお役に立てればと思います。専門家の皆さん、お疲れさまでした！そして主催してくださった「ＮＰＯ法人住宅情報ネットワーク」さんありがとうございました。********************************************************************『谷口法務コンサルタント』では、下記サービスを開始致しました。　　・マンション管理サポートサービス　　・マンション購入サポートサービス　　・敷金返還交渉サポートサービス********************************************************************

  October 1, 2005

• 新築物件購入に関してのご相談

  さあ、３連休の１日目。とは言っても、昨日の日記でも書きましたとおり、朝から新築物件購入に関してのご相談がありました。もうすぐ引渡しという物件なんですが、床材の不陸が激しく、建具の建て付けも悪いようで、施工会社側に補修を請求しているのですが、あまりの施工性の悪さと相談者に対する不誠実な対応に不信感を抱いており、このまま引渡しを受けたくないとの事でした。相談者がビデオを撮っていたので見せてもらいましたが、画像でもハッキリとわかるほどの床の不陸にボクもビックリ！思わず、『よくこのまま引き渡そうとしてましたよね～』と一言。まぁひどかったです。しかも、その後の対応も悪いとなれば、相談者が不信感を持つのも当然ですよね。建築に関しては、一般の方にとって未知の部分が多いわけですから、ただでさえ不信感をもつ要素は多いわけです。だからこそ、施工会社側には透明性が要求されるはずなのに、自分たちのミスを認めずに専門的な知識を並べ、もっともらしい事を言って、そのミスをうやむやにしてしまいがちです。建物を建設していく中で、どうしても施工誤差というものは出てしまいます。ボクも建築の世界に居ましたから、それはある程度やむ得ない事だと思っています。大事なのは、その時のお客さまに対しての対応の仕方なんですよね。極端な事を言えば、同じようなクレーム内容でもお客さまへの対応一つでお客さま自身の安心感も変わってくるだろうし、それによって施工会社側のクレーム処理の手間も変わってくると思うんですよね。施工会社側もできれば、余分な手間をかけたくないはずでしょうから、事をうやむやにするのではなく、逆に誠実な対応でお互い気持ちの良い取引にすることが、結局会社の利益にも繋がってくると思うんですけどね。皆さんにとっては、マイホーム購入は一世一代の高価な買物です。ウン千万円の買物を納得のいくものとするためにも、契約や内覧会等の専門的な知識が要求される場面でのサポートは、『谷口法務コンサルタント』にお任せ下さい。一種の保険だと思って。********************************************************************『谷口法務コンサルタント』では、下記サービスを開始致しました。　　・マンション管理サポートサービス　　・マンション購入サポートサービス********************************************************************

  September 23, 2005

• 大規模修繕工事

  今日は、大規模修繕工事に関するご相談がありました。築30年を超えているマンションのようで、修繕工事の内容を含めた修繕計画全体についてのご相談でした。築30年を超えてくると、外壁や屋上防水のような定番の補修はもちろんのこと、資産価値の下落防止の観点からも、最新設備へのグレードアップや高齢者対応も視野に入れた修繕計画が必要となってきます。しかし、恐らく皆さん（管理組合）が管理業務を委託している管理会社の修繕計画は、そこまで網羅されていないでしょう。皆さんの費用負担を減らすために最低限の修繕積立金しか積立せず、一時金を徴収して工事を行うか、予算範囲内での最低限の工事しか行わないとのが現状だと思います。これではマンションの老朽化は進む一方ですよね。大規模修繕工事は、マンションのスケールにも依りますが、少なくとも実施の２年ぐらい前からは管理組合とは別に大規模修繕工事の専門委員会を設け、修繕計画について、内容を煮詰めていく必要があると思います。その中で、時には専門家を有効に活用して、より内容のある大規模修繕工事にしていくことが、長いスパンで見たときに、より経済的でより寿命の長いマンションを作りあげるのです。皆さんのマンションの長期修繕計画、今一度見直してみて下さい。もちろん『谷口法務コンサルタント』では、大規模修繕工事のコンサルティング業務も行っております。お気軽にご相談下さいね。********************************************************************『谷口法務コンサルタント』では、下記サービスを開始致しました。　　・マンション管理サポートサービス　　・マンション購入サポートサービス********************************************************************

  September 20, 2005

• マンション購入サポートサービスを始めたら･･･

  ってわけでもないんでしょうけど、今日はマンション購入時のトラブルについてのご相談がありました。相談者は、既に契約をし手付金も支払っているのですが、重要事項説明時に受けていた説明と実際の建物形状が違っており、それがわかったのは、契約後に図面を見せられた時だったようです。重要事項説明に不備があったということで、解約を申し出て手付金の返還請求したところ販売会社側は、｢自己都合による解約になるため手付金はお返しできません｣との回答だったそうです。ん～、何のための重要事項説明なんでしょうね。契約の前に買主側に物件に必要な情報を知らせるために行うのが、重要事項説明なのに、その説明義務を果たしもせずに"契約をして手付金も受領したので、自己都合による手付解約だ"というのは、あまりにも買主側には不親切な対応ですよね。早く売ってしまいたい販売会社側の気持ちもわかりますが、トラブルになりそうな要素がある時ほど、重要事項説明でしっかり情報を知らせてあげるのが販売会社側の義務なわけです。情報を与えることで買い手がなくなってしまうようなマンションであれば、そのマンション自体に問題があるわけですし、そんなマンションを販売しようとしている販売会社（事業主）自体に問題があるわけです。もちろん買主側も一生に一度の大きな買物をするわけですから、販売会社側に急かされても、契約内容について納得のいかない場合は、決してサインをしないという慎重さを持って欲しいと思います。********************************************************************『谷口法務コンサルタント』では、下記サービスを開始致しました。　　・マンション管理サポートサービス　　・マンション購入サポートサービス********************************************************************

  September 13, 2005

• マンション購入サポートサービス開始

  もう皆さんもご存知の通り、ボクはマンショントラブル法務を専門にしていますが、マンショントラブルにもいろいろあります。その中でも、マンション購入時のトラブルって結構多いんです。その中でも特に多いのが、やはり「契約上のトラブル」です。皆さんにとって普段馴染みのない契約書。"販売会社側に一方的に説明され、契約書の内容も理解できていないまま、あれよあれよという間にサインしてしまい、手付金を支払ってしまった、でもやっぱり･･･"みたいな話をよく聞きます。マンション購入は、一世一代の高価な買物です。「いいマンションを買いたい！」「失敗したくない！」というのは、皆さん同じ思いですよね。そこで、『谷口法務コンサルタント』では、マンション購入予定の皆さんを全面的にサポートするサービス"マンション購入サポートサービス"を開始致しました。このサービスでは、購入時の「契約」から「引渡し」まで、さらに購入後の「定期点検前チェック」までサポートさせて頂きます。マンション購入で失敗したくない皆さん！"備えあれば憂いなし"です。********************************************************************【お知らせ】『谷口法務コンサルタント』では、マンション住人のお悩みにお応えすべく、下記サービスを開始致しました。　　１．マンション相談サービス『ＴＬＡＣクラブ』　　２．マンション管理セミナー『ＴＬＡＣセミナー』　　３．管理費見積サービス詳しくはこちらから⇒********************************************************************

  September 12, 2005

• 『無関心が招いた悲劇』

  なんだか火曜サスペンス劇場のようなタイトルになってしまいましたね（笑）昨日の日記では、最近マンション管理について、管理組合の関心が高まってきているというお話をしました。　しかしその一方では、こんな事件もあります。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000010-khk-tohこの理事長は、2004，2005年度の管理費や修繕積立金など約3,500万円を私的に流用していたようです。3,500万円ですよ！？？確かに、この理事長は救いようがありません。しかし、この事件は住人のマンション管理に対しての無関心さが引き起こしたものだとも言えると思います。ワンマン理事長に管理運営を任せきりにして、他の住人は我関せず。そりゃ理事長のやりたい放題なわけです。そして事件が発覚してから慌てて、やれ責任追及だ！やれ管理体制の見直しだ！と言ったところで後の祭りです。適正なマンション管理というのは、住人全員の協力がなければ決して実現しません。理事長や管理会社に任せるにしても、それをチェックする機関が必ず必要なわけで、それが住人の皆さんの本来の役目なんです。住人がその役目を　　　　　　果たさないのであれば、お金を使って外部から専門機関を呼び、チェックさせるべきです。　　　　"汗も流さない" "お金も使わない"これでは、適正マンション管理の実現は不可能です。　　管理費等の横領事件は、後を絶ちません。長年理事長が変わらず、ワンマンで管理運営を行っているようなマンションは要注意です。心当たりのあるマンション住人の皆さんは、一度ご自身のマンションを自分達の目でチェックしてみて下さい。それがボクの常々言う"自覚管理"への第一歩です。*****************************************************『谷口法務コンサルタント』では、マンション問題についてのセミナー（相談会）を行っております。　・管理費の削減について 　・大規模修繕工事について 　・あらゆるマンショントラブルについて 　　（ペット問題、騒音問題、駐車場・駐輪場問題 etc）　・管理会社の変更について　　　　　　　　　　　　　 　・管理財産（管理費・修繕積立金）の資産運用についてお申込みはこちらから⇒　　　　　　　　　　　　　　

  September 1, 2005

• 地震保険

  ってご存知ですか？『火災保険では補償されない、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災・損壊・埋没または流失による損害を補償する、地震災害専用の保険』です。阪神淡路大震災では、地震による火災で全焼・半焼した家屋が　　　　　　とても多かったですよね。しかし、火災保険には加入していたけれど、地震保険には加入していなかった為に、補償が受けられなかったという方がたくさんいらっしゃいました。そう、つまり地震が起因したことによる火災では、火災保険が適用されないということなんです。阪神淡路大震災を教訓に最近では、加入率が年々ＵＰしているようです。関連記事がありましたのでご紹介しておきます。http://www.asahi.com/housing/news/TKY200508240075.html保険料も、建物が国土交通省が定める耐震等級の評価を受けると割引の適用があり、最近の新築マンションなんかは、この耐震等級等級の評価を受けている物件が多くなりました。ボクは、別に損保会社の回し者でもなんでもありませんが、"備えあれば憂いなし"ということですね。マンショントラブルへの"備え"は谷口法務コンサルタントにお任せ頂ければ、もちろん"憂いなし"です！

  August 29, 2005

• あなたはフローリング派？カーペット派？

  最近の新築マンションの床はフローリングが主流ですよね。　衛生面や掃除のしやすさ等を考えると、やはりカーペットよりも利便性がイイというのが理由なんでしょう。中古マンションでは、規模、築年数、立地等が同じような条件でも床材がフローリングとカーペットでは、評価価格が違ってきます。しかも価格が低いにもかかわらず、カーペット敷きのマンションは、なかなか買い手がつかないのが現状なんです。8月15日の日記でも書きましたが、マンションの資産価値を上げる一つの方法として、床をフローリングにするということが挙げられます。しかし、カーペット敷きのマンションでは、フローリングへのリフォームを禁じているマンションが結構多いです。『管理会社がフローリングにはできないって言ったから･･･』　なんて言ってる方いませんか？？？フローリングにできるかどうかを決めるのは、管理会社ではなく、あくまでも管理組合つまり区分所有者である皆さん自身です。規約で決まっているのなら、フローリングにできるように管理組合で規約の変更をすればイイだけですし、特にルールがないのであれば、上下階及び両隣の区分所有者に承諾を得た上で、管理組合に届け出るような決まりを作ればイイわけです。自分達のマンションの資産価値、上げるも下げるも皆さん次第だということですね。

  August 23, 2005

• リフォームに中古マンションの価格差

  リフォームに関して気になる記事がありましたのでご紹介しておきます。******************************************************　　　　東京カンテイは、マンションリフォームの「経済効果」を　　　　　　　調査した結果を公表した。それによると、「リフォーム効果」　　　　　　は築20年物件から価格にはっきり表れる。リフォームの有無による売却価格の差を、ファミリータイプ（専有面積50～100の物件）の竣工年別の坪単価で見ると、築20 年ころから徐々に　　　　　　差が広がる傾向が表れる。1984年物件（築20年）では5万円程度の差であるが、1974年物件　　　　　　（築30年）では15万円程度に広がり、1964年物件（築40年）では30～50万円もの格差が生じている。築年の古いマンションでは、設備を交換するなどの本格的なリフォームが行われるケースが多く、それが坪単価を押し上げる結果とっている。築年（5 年ごと）によってマンションがどのくらいリフォームされているかを調べると、築10 年未満ではリフォームの割合が10％未満であるが、築年が進むにつれてリフォーム物件の割合が高まり、築40年～44年の物件では35.8％に達する。築年が古いマンションは、床、天井、クロスや壁などに手を加えなければ、短期間で売却することは困難であり、リフォームを行うケースが増加している。「リフォーム効果」は坪単価に反映されており、特に築年の古い物件については、効率的なリフォームを行うことで、売却額が維持される可能性が高い。リフォームが中古流通価格に一定の影響を与えていることが明確だ。 ******************************************************　要するに大規模修繕工事時の修繕内容が、その後のマンションの資産価値を大きく左右するということですね。マンション住人は、大規模修繕工事に対して最低限の修繕内容で、工事費をできるだけ安くで行いたいという意識が強いですが、マンションの将来的な資産価値を考えた時、マンションの"グレードアップ"というものも視野に入れたリフォームも必要になってくると思います。例えば、「自分は一生このマンションに住むし、売るつもりも　　　　　　ないからグレードアップなんか必要ない」という人がいたとします。マンション住人全員が同じ考えであればイイのです　　　　　　　が、中には引っ越していく方もいるでしょう。経年劣化していく上に、リフォームもろくにしないようなマンションを次に買おうとする人が現れるでしょうか？そのうち、大半の住人が出ていき、マンションはスラム化し、残された住人は、出ていった住人の分まで多額の管理費を負担しなければならなくなります。そういった意味でも、マンションの資産価値を維持するためのリフォームというのは重要なんです。適正な修繕計画そして資金繰りができていれば、住人に負担をかけるような一時金の徴収もなく、マンションの資産価値を維持できるようなリフォームは可能なわけです。皆さんのマンションの長期修繕計画および修繕積立金今一度見直してみてください。

  August 15, 2005

• メール相談

  今日もＨＰ経由でマンショントラブルのご相談がありました。管理会社が行政指導を受け、管理組合との管理委託契約が解除になってしまったようで、管理組合側としては、管理会社に対して責任追及したいということでした。最近、行政機関がマンション管理業者に対し、適正な管理業務を行っているかの調査を実施し、必要な指導監督をしていこうという動きが出てきています。今まで野放しだったマンション管理業界にようやく行政側も重い腰を上げ、メスを入れてきたわけです。しかし、行政機関の調査により杜撰な管理状況が発覚し、管理会社が業務停止等の処分を受けた場合、困るのはと言えば　　　　　　管理組合ですよね。今回のご相談は、まさにそういったケースだと思います。だからといって管理組合も被害者意識だけではいけません。そもそもマンションは管理会社のものではなく、自分達の財産なわけですから、管理業務自体は管理会社に任せていても、常に自分達の目で業務内容チェックするぐらいの"自覚管理"の意識は持って欲しいと思います。

  August 11, 2005

• マンション購入希望者が住みたい街は･･･

  大手不動産会社８社が実施したアンケート調査によると、***************************************************　　　　　　1．［住んでみたい街　首都圏］ 首都圏で住んでみたい街トップ3は、　1位「自由が丘」　2位「横浜」　3位「吉祥寺」昨年に比べ「横浜」、「鎌倉」、「たまプラーザ」がランクアップ。 『おしゃれな街』　「自由が丘」、『海が近い』「横浜」、『生活利便、商業施設・公園充実の』「吉祥寺」というそれぞれの街のカラーが現れている。 2．［住んでみたい街　関西圏］ 関西圏で住んでみたい街トップ3は、　1位「芦屋」　2位「西宮」　3位「神戸」『高級感・ステータス感の』「芦屋」、『交通・通勤利便の』「西宮」、『おしゃれで海が近い』「神戸」というそれぞれの街のカラーが現れている。***************************************************だそうです。ということは･･･『西宮』生まれで現在『神戸』住まいのボクは結構シティボーイ!?

  August 9, 2005

• マンション購入時のトラブル

  って結構多いんですよね。今、ボクが専門家として登録している"マンションってどうよ？"では、購入時のトラブルについて、よくご質問があります。特に契約に関するご質問が多く、　・契約を解約したいのだが、販売会社が応じてくれない　・ローン特約が適応されず、白紙解約ができない　・契約を解約すると言ったら、違約金を請求されたこれらの内容は、ごく一部の例を挙げただけですが、要は、"消費者側が契約書の内容を理解していない、若しくは販売会社側が重要事項説明義務を果たしていない"このどちらかの場合がほとんどです。マンション購入においては、この"契約"がすべてのルールになります。販売会社側の言うことを鵜呑みにするのではなく、分からないことや不信に思うことは納得いくまで聞くべきですし、納得がいかなければ決して契約書にサインをするべきではありません。たとえ販売会社側に『この物件は人気の物件なんで、今日中に手付金だけでも　入れといて頂くほうが･･･』なんて言われても動じないで下さい。"マンションを早く売りたい販売会社側"と"じっくり選びたい消費者側"では温度差が違うのは当然です。皆さんは、あくまでも"じっくり選びたい消費者側"を貫いて下さいね。谷口法務コンサルタントでは、　・購入時の契約書類チェック　・内覧会同行　　・税金、ローン相談（税理士と提携）も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。　　　　　

  August 2, 2005

• 滋賀県の･･･

  騒音測定をする会社から電話がありました。ＨＰを見て電話を下さったようで、話を聞くと、マンション住人から、『隣人の生活騒音がうるさいから、騒音測定して欲しい』という依頼をたまに受けるそうです。恐らく当事者同士の話し合いだけでは解決ができないので、測定を依頼して、解決してもらおうという考えでしょうね。しかし、騒音測定の会社からすれば、"自分たちは騒音測定はするけれど、騒音問題を解決はできませんよ"ってことなんですよね。　（ちなみに測定費用は高くつきますし･･･）だけど、騒音で悩まされている当事者にとっては、それが分かっていないので、"とにかく何とかしてくれ"になるわけです。測定会社としては、そういう相談がきた時に、紹介できる専門家を探していて電話を頂いたようです。結局、そういう時にどこに相談すればイイのか分からないのが現状なんでしょうね。管理組合や管理会社は何にもしてくれないし、弁護士までは大袈裟だし･･･そういう時こそ谷口法務コンサルタントにご相談下さい！　　ところで今日は、"土用の丑の日"ですね。今年は、例年よりうなぎが不漁だったようで、　『うな丼』のうなぎの量を少なくしているとか･･･ここで質問です！皆さんならどちらを選びますか？　　1.値段は変わらず、うなぎの少ない『うな丼』　2.値段は上がるが、うなぎの多い『うな丼』ボクは、やっぱり"値段は変わらず、うなぎの多い『うな丼』"がイイですね（笑）

  July 28, 2005

• ある記事より

  最近、茹だるような暑さが続いてますねー。ボクも若干夏バテ気味です｡｡｡皆さんは大丈夫でしょうか？体調管理には十分気をつけて下さいね。さて今日は、まず7月18日付の新聞記事をご紹介します。http://sumai.nikkei.co.jp/news/mansion/index.cfm?i=2005071707850n1皆さんが中古マンションを購入するとします。どんなところに注意しますか？おそらく、・立地・間取り・築年数・価格こんなとこではないでしょうか？もちろんこれらは非常に大事な判断基準です。それでは、皆さんの購入予定のマンションの前区分所有者（前住人）が管理費を滞納してたとします。さて、この管理費の滞納分の支払い義務者は誰になるのか？これは、新しい区分所有者、すなわち購入予定の皆さんになるわけです。ということは、毎月の管理費と前区分所有者の滞納分の管理費まで請求されるということになります。しかし、不動産会社はそんな事まで教えてはくれません。（というか、不動産会社も管理費の滞納状況まで把握してないでしょう)これは一例ですが、このように購入者が今までマンションの管理状態を把握するというのは、非常に困難なことでしたし、（住人でさえ把握していないぐらいですからね）販売側も価格基準に"マンションの管理状態"というものを反映させていませんでした。しかし、このマンション管理の『格付け』の制度ができることで、購入者側にとっては中古マンション購入の際に"マンションの管理状態"が把握できることで、評価基準が明確になりますし、管理側にとっては、『格付け』されることで、マンションの資産価値を下げないためにも、今まで以上に、マンション維持管理の質を上げる努力が求められるわけです。　　　　　　そういう意味ではイイ制度になりそうですね。

  July 22, 2005

• マンション管理財産の有効活用

  『マンションすまいる・る債』でマンション管理組合を募集headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050713-00000001-jsn-ind皆さんのマンションでは、ペイオフ解禁後の管理財産（管理費・修繕積立金）の取扱いはどうされてますか？おそらく多くのマンションでは、管理財産を"決算用預金"（当座預金や利息のつかない普通預金）に切り替えて、全額保護をしているか、いくつかの金融機関に振り分けて元本が1000万円を超えないようにして保護している場合が多いと思います。この『マンションすまいる・る債』の制度は、修繕積立金で債券を購入し、その債券を公庫が無料で保管してくれる上、利息もつくというものです。要は、1000万円以上のお金は保護してくれない金融機関の代わりに、債券を購入することで住宅金融公庫がマンションの管理財産を債券という形で利息つきで保護してくれるということです。ペイオフをきっかけにマンションの管理財産もこういった制度を使って有効に資産運用していく時代になってきたということだと思います。以前、とある証券会社から当事務所にも問い合わせがあったぐらい、（詳しくは6月1日の日記をご覧下さい）マンションの管理財産には各金融機関も興味津々です。

  July 15, 2005

• ご紹介

  今日は、名古屋のマンションの管理組合さんのブログを紹介したいと思います。上小田井ステーション管理組合この管理組合さんは、自分たちでブログを立ち上げ、情報発信をし、問題提起し、それを管理会社任せにせずに管理組合全体で取り組むという、まさにボクが常々(しつこいぐらいに)言っている『自分たちのマンションは自分たちで守る』という"自覚管理"を実践している管理組合です。マンション住まいの皆さんは、是非一度覗いてみて下さい。これぞマンション管理の本来あるべき姿なんですよね。それでも理事長曰く、やはり実務と法律の狭間で悩むことも多いそうです。相手は知識も経験も豊富な管理会社なので、より専門的な相談相手が欲しいとおっしゃってました。こういう皆さんのためにも、『谷口法務コンサルタント』は、マンション管理サポートの専門家として、管理組合の良きサポーターになれればと思います。上小田井ステーション管理組合の皆さん、これからも"自覚管理"を実践するマンション管理組合として、日本中の管理組合のお手本になって下さいね！

  July 11, 2005

• マンションのバルコニーって？

  今日も、マンション関連のご相談が３件ありました。そのうちの一件は、ここ３日ほどの雨の影響で起こった水害についてのご相談でした。なんと、この雨でバルコニーから部屋内に浸水してきたと。話をお聞きしてると、どうやら上階からの雨水を雨樋を通して、全部その階のバルコニーで受けているようで、（通常は外構の側溝などに流すのですが･･･）今回の雨で、バルコニーの排水溝が詰まり、水が溜まり浸水してきたようです。管理会社側は、バルコニーの維持管理(清掃等)責任は、区分所有者側にあるので、排水溝が詰まったことが起因して浸水したのであれば責任は負いかねるとのことのようです。相談者としては、上階から土砂を含んだ雨水が大量に流れてきたことも排水溝が詰まった要因として考えられるのではないかということで納得がいかないようです。ボクも電話でのご相談を受けただけで、現地を見ていないのでなんとも言えませんが、上階の雨水をバルコニーに流す設計自体どうなのかなーなんて思いますが･･･ホントいろんなご相談がありますよね。

  July 4, 2005

• マンションに関するご相談

  今日はマンションに関するご相談が２件ありました。購入時の契約についてのご相談と駐輪場に関するご相談でした。購入時の契約に関するトラブルで断然多いのは、契約解除時のトラブルです。不動産の売買契約では通常契約時に手付金というものを支払います。法律では、＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝『どちらか一方が契約の履行に着手するまでは、買主は　手付金を放棄することにより、また売主は受領した手付金　の倍額を返すことにより、契約を解除することができる』＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝となっています。ですので、例えば買主側が他にいいマンションを見つけたから契約を解除したいと思えば、契約の履行に着手するまでであれば、支払った手付金さえ諦めれば自由に契約解除できるということになります。しかし、販売会社側から契約解除の意思表示をした際に、違約金を請求されることがあります。これには２つの理由が考えられます。　１．契約書の中のに"特約"という形で契約解除時の違約金の　　　定めがある。　２．既に、契約の履行に着手しているので、違約金が　　　発生する場合。１の場合は、契約書に違約金が発生する期日等を記載している場合です。例えば"引渡日の60日前より以降の解除については･･･"みたいな感じですね。この場合は、双方この内容で合意しているので、契約書の記載通りの対応になります。問題は２の場合です。"契約の履行に着手"とは一体どういうことか？通常は"建物が引渡しできうる状態"にあることを言います。ですので、まだ工事中の建物などであれば、当然"契約の履行に着手"している状態とは言えませんので、違約金は発生しないはずですよね。にも関わらず、販売会社側に『既に契約の履行に着手している状態ですから･･･』などと言われて、違約金まで支払ってしまうケースも見受けられます。ただ、やはりこの"契約の履行に着手"という言葉の解釈は微妙で、判例でも最終的には個々の契約の実態から判断してます。ですので、マンションを購入される際は、必ず事前に契約解除の項目（違約金の発生時期等）については販売会社側に説明を求めて下さいね。もちろんその他にも契約書に関する注意点はありますが、それはまた追々メルマガででもお話していきますね。

  June 27, 2005

• 新聞記事より

  今日は新聞記事よりマンションネタを２つほど。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000091-mai-sociこれは、6月20日の日記でも書きました高齢者を狙った悪質リフォームの相談窓口ができるという記事です。もし被害を受けても、泣き寝入りせずにこういった相談窓口にまずはご相談に行ってみて下さいね。あと、もう一つ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000041-kyt-l26これは、京都府宇治市でマンション管理組合対象に行った調査結果の記事なんですが、マンション住民の"自覚管理"の意識の低さが露呈された結果になってますよね。市の取り組みは素晴らしいと思いますが、やはりそこに住んでいる住民の皆さんの"自覚管理"の意識が変わらないとよりよいマンション管理運営は実現しません。20年後、30年後もマンションの資産価値を保ち、尚かつ住みよい環境を維持するためにも、ひつこいようですが住民の皆さんには"自覚管理"の意識を持って頂きたいと思います。

  June 24, 2005

• 続・騒音問題

  今日は、6月14日の日記でも書きました騒音問題の件で、ご相談者宅へお伺いしてきました。販売会社側も同席されての話し合いだったのですが、焦点は騒音が施工不良が起因してるか否かという部分でした。相談者いわく、今まで販売会社側は何一つ対応してくれないということだったので、まず事実関係の調査だけでもして頂きたいなと思っていたのですが、『弊社としては仕様どおり施工しておりますから』の一点ばりでなかなか話が前に進みません。確かにマンションというのは集合住宅ですし、ある程度の物音は必ずします。また人によって音の感じ方も違いますし、確かに一概にこうだ！という風に断定はできません。しかし、販売会社側の対応として『一度事実関係を調査した上で、判断させて頂きます。』と一言言うだけでも、相談者は対応してくれるということで安心するんですけどね。要は、最初のアクションなんですよね。最初のアクションが悪いと住民は不信感を持ってしまいますからね。なんかマンションさえ売れば、それでおしまいかという対応に感じられるんですよね。確かに住民側は素人ですから、時には理に適わない事を言ってくることもあるでしょう。でもそれは"想定内"のこととして、対応してあげるのがアフターサービスではないでしょうか？（別になんでも聞き入れるという意味ではありませんよ）最終的にはしぶしぶでしたが、後日相談者と販売会社側立会いの下、調査することにはなりましたが｡｡｡また続報は書きますね。【マメ知識】　・太鼓現象　　　⇒太鼓は、叩いた側よりも反対側に大きく響くようになって　　　　います。それと同じように、ある部屋で出した音が増幅さ　　　　れて、隣の部屋の方に大きく響く現象です。　　　　（壁や天井をＧＬ工法という工法で施工しているマンション　　　　　は、この現象を起こしてしまう可能性が高いんです。）　　※これは、騒音問題の施工上の原因となる現象です。　　　 最近のマンションでは、まずこの工法を使ってるとこは　　　 ないですが、中古マンションを購入される際には要チェ　　　 ックのポイントになります。

  June 23, 2005

• 騒音問題

  今日もマンションに関するご相談がありました。生活騒音についてのご相談だったのですが、隣室の襖の開閉時の音まで聞こえてくるようで、相談者としては騒音レベルを測定する等の調査をして、販売元の施工上の瑕疵担保責任を追及したいと｡｡｡今回のケースは隣人へのクレームではなく、販売業者側の施工上の過失ではないかということでご相談されてきています。どちらにしても一度現地に行って、実際にどの程度の音が出ているかを確認した上で、対策を考えようと思っています。この騒音問題というのは、法的に規制値があるわけではないので販売者側の瑕疵になるのか否かの判断は非常に難しいところではあります。隣室との界壁が仕様どおりの遮音性能を有してるかどうかというところが、一つのポイントになるかも知れませんね。

  June 14, 2005

• 一本の電話

  今日はデスクワークな一日でした。許認可書類作成、契約書作成、相談メール返信etcそこへ一本の電話が｡｡｡このブログでよく登場する同級生理事長からでした。同級生 ： 『今管理会社に来てねんけど、管理会社が管理委託契約　　　　　　 の重要事項説明を総会でする必要がないとか 言うねん！』ボク ： 『契約の更新時に重要事項説明する義務はあるで。　　　　 担当者の人って近くにいてる？』担当者 ： 『いや、契約更新時の重要事項説明はもちろんします。　　　　　　 今お話されてたのは、管理規約の件でして、管理規約　　　　　　 につきましては、６年前の分譲時に区分所有者の皆さん　　　　　 　に説明しておりますので必要ないとお話したんです。』どうやら同級生は管理委託契約と、管理規約を聞き間違えてたようです。ボク ： 『６年前？昨年の１月に国土交通省が　　 　 マンション標準管理規約を改定しましたよね？　　　 　それに対応した形で規約改正はされてないんですか!？』担当者 ： 『い、いいえ。でも改正の準備はできてます。』ボク ： 『改定自体はもう昨年の１月のお話ですから、早めに規約　　　　　改正して区分所有者の皆さんに説明してあげて下さいね。』どういう話かというと、６年前の管理規約を昨年１月にマンション標準管理規約が改定されているにも関わらず、改正も行わず、改正点の説明も行わずそのままにしていたという事なんです。しかもそれを自信たっぷりに６年前にご説明しましたと｡｡｡皆さんのマンションではどうですか？こういう事の対応一つでも管理会社の良し悪しは、はっきりわかりますよね。この管理会社もボクのツッコミがなければ、いつまでそのままの管理規約でいくつもりだったんでしょうね。ホントいい加減な話ですね。【用語説明】　・マンション管理規約　　　⇒マンションの管理または使用に関する基本ルール。　・マンション管理委託契約　　　⇒管理組合が管理会社と行うマンション管理についての　　　　業務委託契約。

  June 13, 2005

• "マンションってどうよ？"

  いきなり質問系で"どうよ!？"って感じでしょうが、これは、マンションってどうよ？というサイトで、ＷＥＢ上でマンションに関するさまざまな質問に専門家が答えるという関西限定のサイトです。ボクはこのサイトで専門家として、時間のある時にはできる限り質問に回答するようにしています。（現在回答数ランキング５位らしいです。。。）このサイトを見ていると、マンションの問題ってホント多いなぁと実感します。だからこそ、ボク達のような専門家がこういった形でもなんらかのお力になれたらと思っています。マンショントラブルだけではなく、購入・売却についてや税金の事なんかの質問もありますので、マンションの購入や売却を考えている方などは、参考に見てみると良いでしょうね。もちろん、直接『谷口法務コンサルタント』に質問頂いても全然問題ございません！お気軽にお問い合わせ下さいね。

  June 11, 2005

• あれこれ｡｡｡

  今日は運送事業許可申請業務の正式なご依頼を頂きました。ここの社長さんとは地元がご一緒だという事もあり、なんか親近感を持ってお話させて頂くことができました。事業の方もこれからどんどん拡大されるということなので、資金面でのアドバイスも含めてサポートさせて頂こうと思っています。あと、マンション関係のご相談が２件ほどありました。１件は、管理費削減についてのご相談で実際やはり高いと感じておられるようで、下げれるものなら下げたいという内容でした。もう１件は、管理人の対応が悪いので変えたいという内容のご相談でした。今回のご相談者は、２件ともボクのお知り合いの方で、ボクがマンション管理のサポート業務を行っていることをご存知でご相談されてきた方々です。やはり身近でもマンション管理に不満を持たれている方はいらっしゃるんだなぁと改めて思いましたし、今までそういった不満を言うところがなかったのも事実なんだなぁとも思いました。今まで不満を言って行く場所がなかった皆さん！これからは、『谷口法務コンサルタント』が皆さんの快適なマンションライフのお手伝いをさせて頂きます。

  June 8, 2005

• ある記事より・・・

  マンショントラブルの中でも、年々増加しているペット問題について最近こんな記事がありました。http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05053102.htm　これは、管理規約の曖昧さと、販売会社側が入居者に入居前行う重要事項説明が不十分だったことが原因ですね。マンション内でのペットの飼育は、徹底したルール作りとやはり買い手側のマナー向上が不可欠です。皆さんのマンションはどうですか？一度、管理規約を見直してみて下さいね。このペット問題については、メルマガの方でもまた詳しくお話していきますね。既にお困りの方は、『谷口法務コンサルタント』までお気軽にお問い合わせ下さい。

  June 3, 2005

• 管理組合のペイオフ対策

  ご存知の通り今年の４月１日よりペイオフが解禁になりました。これは修繕積立金などを預金として金融機関に預けているマンションの管理組合にとって、最近高い関心を寄せられている問題の一つなんです。ちょうど一週間ほど前に、ある証券会社からＨＰを通じて連絡があり、マンション管理組合のペイオフ対策の相談窓口としてご紹介頂けないかという内容の連絡がありました。証券会社がマンション管理組合向けにどのようなスタンスでペイオフ対策の資産運用をアプローチしていくのかということに興味もありましたし、ペイオフ解禁を機に、今後はこういった金融機関がマンション管理組合をターゲットとして、どんどんマンション業界に参入してくる時代になるだろうなという思いもあってお会いしてお話することにしました。そして今日、実際に担当者とその上司の方とお話してきました。とても内容のあるイイお話ができたと思います。あとは、管理組合自身が自分達資産の運用というものにどのくらい興味を持つかだと思います。ペイオフ解禁を機に管理組合も自分達の財産を自分達で上手に運用する時代は来たのかなという気はしますね。上手に資産運用ができれば、区分所有者一人一人にかかる費用負担も減るわけですからね。ペイオフ対策でお悩みの管理組合があれば、いつでも『谷口法務コンサルタント』にご相談下さいね。またメルマガでも、このペイオフ対策の事は追々書いていこうと思っていますで、乞うご期待！メルマガ購読希望者はこちらから

  June 1, 2005

• "続・マンション購入トラブル"と"続・続・身内の金銭トラブル"

  5月26日の日記で書きましたマンション購入のトラブルの件の続報です。相談者から連絡があり、先週の土曜日に販売会社側と話し合いをしたそうなんですが、販売者側から白紙解約でということで打診があったそうです。（そりゃそうですよね）相談者としては、契約違反ということでペナルティー料も請求しているようですが、販売会社側も今回の件に関しては非を認めて、相談者の請求を受け入れる方向だそうです。これで相談者の方も少しホッとされたようです。余談なんですが、このマンション９階部分の天井高を30cm下げたら210cm（建築基準法上の最低ライン）になるんですけど、当初の価格そのままで売り出すようです!?販売者側は必ず売れると強気な姿勢らしいですが、今どき天井高が210cmのマンションって･･･どうなんでしょう？今後の行方が興味深いとこです。あと、5月20日、5月23日の日記でも書きました身内の金銭トラブルの一件は、結局内容証明を書くことになってしまいました。相談者としては、徹底的に戦いたいということなので、ボクの方も了承しました。この内容証明でなんとか解決してくれれば良いのですが｡｡｡

  May 30, 2005

• お粗末なお話･･･

  ＨＰ開設から１ヶ月半経ちますが、最近ＨＰからの問い合わせが徐々に増えてきました。嬉しいことです。今日もマンションについてのメール相談がありました。現在建設中のマンションを購入予定で販売会社に手付金まで支払っている段階で、設計変更になり、天井高が20～30cmも低くなるので契約解除がしたいと。しかも天井高が低くなる理由が、建物自体が飛行機の航路に干渉しているから、建物高さを低くしないといけないのだとか･･･おいおいって感じです。通常建築物の建てる場合は、建築確認申請という書類を行政に提出して、その建築物が法的に適合する建物か否かをが判断し、確認した上で初めて工事に取りかかる事ができます。今回のケース、飛行機の航路に干渉しているのはもともと明らかなのですから、建築確認申請段階で行政側が気づいて指導さえしていれば防げた問題なんです。で、結局被害を被るのはマンションを購入した消費者側なんですよね。相談者も契約解除したい意向のようですが、それだけでは気が治まらない様子です。それはそうですよね、せっかく気に入って契約したマンションが、そういった理不尽な理由で設計変更になれば誰しも腹が立ちますよ。今回契約書の内容を見ていないので、つっこんだアドバイスまではできませんでしたが、契約解除時の販売会社側の対応が気になるところです。

  May 26, 2005

• メルマガを出して思うこと･･･

  5月16日にメールマガジン『マンション住民の救急箱』の第2号を発行しましたが、いろいろなリアクションが来ます。"読みやすかった"　"なるほどと思った"　"面白かった""もっと読みたかった"などなど･･･（イイことばかり書いてますが、結構評判イイんですよ！）そこで思うことは、マンション問題に興味を持っておられる方って多いんだなぁという事です。マンショントラブルは年々増加していますが、ボク達のような専門機関はあまり機能していないのが現実です。それはこういった専門機関が未発達の為に存在自体をまだ知らないという人が多いということが言えるかもしれません。なので、マンション問題に興味を持っている方は多いのですが、専門機関を活用するといった習慣がありません。それとそういった専門機関があると知っていても、そこにお金を支払ってまで･･･という感覚もあると思います。しかし、ボク達のような専門機関が管理組合をサポートすることで、トラブルの解決だけではなく、管理費や修繕費などでムダな出費を抑えることができたら、実質専門機関に支払う費用ぐらいは出るわけなんです。そう考えると、上手く専門機関を使うことで、費用負担せずにより良いマンション住まいの環境ができるはずですよね。マンショントラブルがこんだけ多く、マンション問題に興味を持たれている方がこんだけ多いのですから、後は、『谷口法務コンサルタント』が専門家として皆さんのお役に立てるようにサポートしていくだけです！どんなことでもお気軽にご相談下さいね。

  May 18, 2005

• メールマガジン第1号発行！

  皆さん、ＧＷいかがお過ごしですか？今年は大型連休なんで、優雅に海外へなんて方も多いんでしょうね。ボクも気持ちは南の島あたりに行ってるはずなんですがね（笑）さて、トップ欄にも告知してました、メールマガジン『マンション住民の救急箱』の第1号が今日発行されました。1週間ほど前から購読登録を受付を開始したのですが、ありがたい事に既に100人近くの方にご登録を頂きました。このメールマガジンでは、マンション管理について、皆さんにお役立ちの情報をお届けしていこうと思っています。そして少しでも皆さんにマンション管理についての"自覚管理"の意識を高めて頂けたらと思っています。またこちらからの一方通行的な情報提供だけではなく、普段皆さんが抱いているマンション管理についての不満や疑問等にもどんどんお答えしたいと思っていますので、ＨＰからでもこのブログからでも結構ですので、どんどんご意見下さいね。メルマガは月２回(1日,15日)発行予定です。途中から購読登録された方でも、ご希望の方にはバックナンバーをお送りしてますので、その旨をお申し付け下さいね。購読登録をご希望の方は、ＨＰの方からどうぞ！

  May 1, 2005

• この仕事をしてみて・・・

  意外とマンションの事を取り上げてる人（会社）っているんだなぁと思いましたね。（行政書士としては少ないですけど）そんだけ、マンション問題についての意識は高まってきてるんでしょうね。でも、実際には不満や疑問を持っているマンション住民の皆さん自体がこういった専門家（機関）の存在を知らないんですよね。”マンション管理のサポート業務をする人（会社）は増えてきている”、”そしてマンション管理に不満や疑問を持っている住民はたくさんいる”、なのにそういった専門家（機関）は活用されていない。非常にもったいない話です。よりよい住まい環境を形成していく上でも、マンション管理に不満や疑問を感じたら、積極的に第三者機関（専門家）を活用していって欲しいと思います。そのためにボク達がいるわけですから･･･

  April 28, 2005

• よっ！理事長！

  最近暖かい日が続いててホント気持ちイイですよね。ボクは暑がりなので、今ぐらいの時期が一番好きです。ここんとこバタバタしていて、なかなかゆっくり時間を取ることができてないんですけど、ＧＷあたりは大自然でのんびりとしたいなぁなんて思っています。さて、4月21日の日記で紹介した同級生の話、皆さん覚えてますか？（覚えてない人は日記を見てみて下さいね。）先日、その同級生と逢い、昼食をしながら昔話や近況報告なんかに花を咲かせていました。その中でやはりマンションの話が出てきて、同級生：『オレ、来年も理事長したいと思ってんねん！』ボク：『えらいやる気やなー』同級生：『いやいや、管理会社変えたろうと思ってんねん！！』ボク：『またなんでなん？』同級生：『マンション購入時から管理会社が勝手に決まってて　　　　　なんか言われるがままって感じやし、最近対応悪いし･･･』と、ここから彼の話は怒涛のように続き、現状のマンション管理に対する不満をボクに吐き出していました。これは特殊なケースではなく、こういった思いを持っているマンション住民は他にもたくさんいるはずなんです。何も管理会社に対する不満だけではなく、隣人とのトラブルやマンションの欠陥･･･etc　細かい話まですると、きりがないのかもしれません。でも、彼のように誰かが声を上げることが、一昨日の日記でボクが言った、『自覚管理』への第一歩だと思うんです。たとえ二歩目、三歩目で躓いたとしても、一歩目さえ踏み出せていれば大丈夫です！後は、『谷口法務コンサルタント』がお手伝いさせて頂きます！頑張れ同級生！頑張れ理事長！※来月より月２回（1日,15日）マンション管理について、　 皆様にお役立ちの情報をお届けするメールマガジン 　『マンション住民の救急箱』を発行します。（無料） 　購読希望の方はＨＰから手続き下さい。

  April 26, 2005

• 気持ちイイ～

  今日の天気はサイコーでしたね～。天気予報士の人なら必ず『今日は絶好の行楽日和です！』なんていいそうな感じでした。そんな日にボクと言えば、朝からＰＣの前にどっかりと腰を下ろし、背中丸めてごそごそと･･･。最近挨拶回りで、あまりゆっくり事務所にいることがなかったのでデスクワークしてました。しかし、あまりの天気の良さに昼食を食べた後、近くの海に日向ぼっこしに行きました。光合成するかの如く、日光を浴びていたところ一本の電話が鳴りました。先日、お知り合いになった行政書士さんでした。この方とは、新人の行政書士さんが中心となって行っている早朝勉強会で知り合いました。（このブログにもコメントをくれている　ホヤホヤ行政書士・エノモトさんという方です。）内容は、マンションの大規模修繕に関しての事でした。ご自身がそのマンションに住んでおられるようで、大規模修繕委員をやって欲しいという依頼を受けてるようで話を聞いていると、なんと修繕工事は来年だと!?で今から委員会を作るような話のようです。そうやって管理会社に言われたのだと。大規模修繕はマンションにとっての一大イベントです。特に修繕内容如何によっては今後のマンション自体の資産価値にも関わってくる一大事です。今はバブル期と違って、不動産の資産価値というのは経年下落していってます。ましてや最近のマンションの建設ラッシュで、最新設備のマンション（しかも安い）が軒を連ねてきてますから、古くなったマンションの価値は益々下がってしまうわけです。そうなってしまうと、将来的に売ろうとしても貸そうとしても、希望額では買い手も借り手も現れない状態が起こりえるのです。（実際最近そういうマンションが多いのです。）だからこそ大規模修繕というのは、一大イベントなんです。目に見える部分だけの修繕をするのではなく、将来的なマンションの資産価値の下落防止も見据えた修繕が必要になってくるわけです。それには、早い段階から建物の調査診断を行い、住民の意見、専門家の意見を充分に取り入れた修繕計画を作成する必要があります。そこからやっとそれを基に予算審議、設計、施工会社の選定、着工準備、着工、竣工、引渡しとなるわけです。（だいぶん大雑把に書きましたが･･･）マンション規模にも依りますが、個人的には修繕計画は最低でも２～３年の準備期間は必要かなと思います。ってなわけで、大規模修繕を控えているマンション住民の皆さんは、こんなことも頭の片隅において頂ければ幸いです。もっとつっこんだ内容については、ボクのＨＰから発行しているメルマガ『マンション住民の救急箱』（無料）にどんどん書いていきますので、よかったら登録してみて下さい。今日は超長文になってしましましたね。ではこの辺で｡｡｡

  April 17, 2005

• マンション管理サポート業務

  これは、ボクが行政書士業務の柱にしていきたいと思っている分野です。詳しい内容については、このプログでおいおい書いていきますね。今日は、このマンション管理サポート業務の第一人者の行政書士の先生にお会いしてきました。この先生の存在はＨＰで知り、かねてから開業したら必ずご挨拶に伺おうと思っていた先生でした。結果的には、ご挨拶だけのつもりが昼食を挟んで夕方までみっちりお話し込んでしまいました。（先生すみません･･･）その先生はホントに気さくな方で、マンション管理について、時にはユーモアを交えて、そして時には熱く話して下さいました。話の途中、初対面のボクにどうしてそこまで親切にして下さるのだろうと、ふと思っていたら先生が、『私も最初の頃、先輩の行政書士の方には随分お世話になったから･･･』と。ボクもいつかそういう形で、必ず今日の恩返しをしようと堅く心に誓った一日でした。

  April 8, 2005

• 記念すべき･･･

  今日がこのブログの初日記です！そして今日は32歳イケメン!?（自分で何度も書きますが!?）行政書士としての出発の日でもあります。というのは、本日無事行政書士登録が完了しまして、晴れて行政書士となったわけですが、現在はまだ開業準備中で、きり良く４月から開業ってわけです。皆さんよろしくお願いします！早速ちょっと仕事の話をしますと、このブログの題名にもなっている『マンション住民の救急箱』。これがこれからの私の仕事になります。（なるだろう･･･ならないと･･･）どういうことか｡｡｡簡潔に言うと、マンション内のさまざまなトラブルを解決するお助けマンってとこですね。マンション住まいの方は年々増加しています。ということは当然マンション内のトラブルも年々増加、多様化してきてるわけです。それらのトラブルを行政書士の立場として法的に、また建築業界にいたノウハウを活かして技術的に、そして現在私自身もマンション住まいなので住民の立場として、さまざまな角度からより良い方法で解決していきたいと思っています。これからこのブログの中でも具体的な例を上げながら、マンション管理について、皆さんと共に意識を高めながら取り組んでいけたらなと思っています。なんだか初っ端から堅苦しい話になっちゃいましたが、ここでは普段の私自身についてもどんどん書いていきたいと思いますので、よろしくお付き合いのほどを。では今日はこの辺で｡｡｡

  March 15, 2005

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