あなたのマンションはいかがですか?
・管理費 10,360円/月・修繕積立金 4,830円/月・修繕基金 283,850円/月これはマンション管理新聞社が、2005年下半期に全国で販売された分譲マンション662件(29,082戸)を対象に実施した「管理費等初期設定調査」の調査結果から、70m2の住戸を購入した場合の想定したの管理費等の平均モデルです。地域性やマンションの態様によっても異なるので、この数字が絶対的な基準だとは言えませんが、マンション購入の際の目安として、そして既に入居されている方は、今の管理費等との比較として参考にして頂ければと思います。気になる点としては、やはり修繕積立金。住宅金融公庫が大規模修繕工事の時に、管理組合に対して行う融資の審査基準として、修繕積立金が一戸あたり月額・ 6,000円以上(築年数5年未満)・ 7,000円以上(築年数5~10年未満)・ 9,000円以上(築年数10~17年未満)・10,000円以上(築年数17年以上)というのがあります。平均モデルの価格設定では、一回目の大規模修繕工事の時(10~12年後)は、購入時に修繕基金(約28万円)を徴収しているので、問題ないのかもしれませんが、二回目・三回目となっていった時には、明らかに資金不足に陥ります。しかも融資すらも受けれない状態。そうなると、ある資金の中での最低限の修繕工事しか行うことはできず、マンションの資産価値は年々下がっていき、流通(売る・貸す)すらできない状態に陥るわけです。最初は安く、そしてマンションの劣化状況を見ながら段階的に修繕積立金の額を上げていくというのも一つのやり方ですが、その前に不要な管理費を削減して、その削減分を修繕積立金に回す方がよほど合理的ではないでしょうか。例えば、 「管理人の常駐は絶対的に必要でしょうか?」 「清掃は毎日必要でしょうか?」 「防犯対策、自分たちでできませんか?」 「エレベーターのメンテナンス費用高くないですか?」 「その他、管理費の内訳に不可解な部分がありませんか?」皆さんのマンションも是非一度、管理費の内訳をチェックしてみて下さい。そして、長期修繕計画もチェックしてみて、資金繰りの不安があるようでしたら対策を考えて下さい。これは管理会社が行うことではなく、管理組合が行うものです。管理会社が行うのは、管理委託契約書にある最低限の内容だけ。皆さんの経済的負担を考慮した管理費等の設定やマンションの資産価値アップのための対策などは考えてくれません。『自分たちのマンションは、自分たちで守る』『自覚管理』の意識忘れないで下さいね。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■『谷口法務コンサルタント』では、下記サービスを開始致しました。 ・マンション管理サポートサービス ・管理費削減サポートサービス ・大規模修繕工事サポートサービス ・マンション購入サポートサービス ・敷金返還交渉サポートサービス■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■現在25位あたりを迷走中。。。皆さんのもうひと押しのクリックを!↓↓↓↓↓