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カテゴリ:本の感想 作家別-ま行
9月ももうすぐ というか 今日で終わりですが
我ながら 今月は家事の手抜きがひどく (「えっ毎月だろ?」) 料理も手抜きやら 果物一杯食べて 夕食作んないとか 三角コーナーの 生ゴミだけは ようたまらない日々が 続いたので 相方に しおらしいふりをして 「私ってさ 世界一のぐ~たら主婦だよね」 と つぶやいた、、、 そうすると 「大丈夫だって! まだ買い物で食材買ってきてるじゃん」 「 食材?」 「だから~ 究極のぐーたら主婦は 総菜買ってきて レンジでチンするだけなの。 うちは材料買ってきてるから まだましだ。」 なんと心の広い言葉だろう! その食材の半分は 相方自慢の中華の材料 (→ すなわち相方が作る)なのに しめしめ まだまだ ぐ~たらしても 離縁状をつきつけられることはなさそうだ、、、 と 実話風に(あくまでも”風”ですから) 「ほう 実話じゃないとでも」 そんなんで 久々 三浦しをんの 爆裂エッセイ二册 ~ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。そんな疑問を胸に抱きつつも、「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。どんな悩みも爽快に忘れられる「人生相談」も収録して、威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ。~ と ~「ブス」通りすがりの男に言われて許せる?マッチョかつ知性派、理想の男は今いずこ!みんなご飯は「ヘツって」食べるでしょう?レジもトイレも基本は一列並びの早い者順!キスするときって、おめめパッチリなわけ??普通に生活していても、感じることは無限大。ぜんぶ言葉にしてみたら、こんな感じになりました。注目の新人作家、エッセイ第1弾。~ 二冊を読破! 「乙女なげやり」の方は 札幌お出かけの車中と ランチしながら読書という ”しをん”エッセイでは絶対やってはならない愚行をおかし エッセイの中身に肩をふるわせ吹き出し笑いがでるのを 文字通り ”ぐっ”と押さえ込むという 離れ業をするはめになりました。 いまさらながら 彼女のエッセイは面白いです。 真っ正直と言うか 赤裸裸(ぷっ)な 思考のお披露目とか 以前にも書いたかもしれませんが 文芸作品だろうが漫画だろうが 同じスタンス、目線の上で 真剣に考察しているので とにかく楽しくなってきます。 そして ぐ~たらしている様子が リアルに描写され こんな(グータラ主婦の)私でも 生きていいんだわ~と 妙な勇気と (ぐ~たらな)日々を生きるエネルギーをもらえます。 まっ 彼女は そのぐ~たら描写で お金かせいでいるんですが、、、 「極め道」の方は どうもノリというか 文体のリズムに固さを感じたのですが [内容情報]で エッセイ第一弾の文字に納得しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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