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カテゴリ:本の感想 作家別-ま行
出かける直前に 仕事の空き時間に
読もうと手にしたのが こちら
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 我が人生の伴侶、愛猫アブサンに捧ぐ―。21歳という長寿をまっとうし、大往生をとげたアブサンとの“ペット”を超えた交わりを、ユーモアと哀感をこめて描く感動の書き下ろしエッセイ。 【目次】(「BOOK」データベースより) アブサンは何処から/第三の家族“アブサン”誕生/アブサンの受難/愛情と遊び/ネコと芸/アブサンの疾走/去勢手術という問題/外ネコ無情/アブサンと炬燵/アブサン金を稼ぐの巻〔ほか〕 時代屋の女房で直木賞を受賞した村松友視氏の 愛猫との生活の日々をつづったお話。 ”縁”あって村松家にやってきた子猫の擦れた鳴き声から 「ヨーロッパあたりの波止場の酒場にいて、アブサンを 飲み過ぎて喉がつぶれた女性」を連想した作者は かの子猫に(注:雄猫) アブサンと名付け飼うじゃなく 生活を共にします。 ちなみにこの アブサン 薬草系のリキュールですが 当初は、成分が幻覚を起こしたり中毒症状をでやすいのと 安価だったことがあって マンガやら推理小説ネタで 上流階級の人間を装った犯人が ついうっかり アブサンに手をだして 正体見破られるっていう パターンに使われていて 下戸の私でも 知っている銘柄 注:現在は成分を変え製造復活してるそう 飼い猫でも 子ども代わりでもない 作者と妻の”伴侶”としてのアブサンとの 日々の生活を語った物語にすっかり夢中になり 一晩で読んでしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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