冬のアンコウ鍋
父のいなかは、いわき。親類から、名物のアンコウ鍋のセットが送られてきた。 骨でダシをとり、身と、皮と、肝、たくさんの野菜を味噌味でぐつぐつ。 淡白な味わいだが、体はホカホカあったまる。 しかしアンコウ、深海から引き上げられ、皮はぬるぬる、ドテッとした姿は、最初は「どうしたもんかー」って感じだったろう。 仕方ないから吊したまま切り分けて、いろいろぶちこんでたべちゃいましたよ、というような味、ではある。 料理って、時間をかけて、一番その素材、持ち味にぴったりの食べ方が出来上がるんだなあ。。。 と、これは昨夜の食事。今日は出張先から京都泊。だけどホテルに入ってしまうと一人で食事に出るのが億劫だ。汁けのあるあったかいもの、たべたいなあ。きのうの夜は美味しかったな、
なんてね。