ロックマンX~コマンドミッション~
非常に安い値段で売られているゲーム。値段にはソレ相応の価値がある。でも中には・・・不当な値段をつけられる名作も少なくない・・かもしれない。ロックマンXコマンドミッション。bookOFFなどではPS2版など1000円以下も珍しくない。GC版も同様。ふうん。安いし、面白くないのだろう・・・と考えてしまうのは早合点。何故ここまで安い値段で売られているか理解に苦しむ程なのだから。・・・まぁ、安いことは嬉しいですが(おい)。ジャンルはRPGいたって普通・・・とはいかない。RPGだが、少々癖のある感じ。話ごとに区切りがあるタイプで、ボスを倒すと次の話へ。予告カットインなどもあり、まさにアニメヒーローモノを彷彿とさせる仕上がり。全10(+1)話のクリアを目指す。基本となるのが、町などがくっついているハンターベース。どの話でもスタート地点になる。(最終話除く)そこからミッションの舞台となるステージに、オペレーターさんから飛ばしてもらうのが基本パターン。テンポはいい感じ。ヘタなレベル上げもあまり必要なし。アイテム探し(設定画像や便利アイテムなど)とかは、行ったり来たりが面倒な人はちとダルいと感じるかも。なぜレプリロイドに絶対領域が必要か。レプリロイドとは人間に似せて作られたロボットである。何故、ロボットに不要な絶対領域が存在するのか?・・・そんな哲学めいた人にはオススメかもしれない(意味不明)ゲームテンポは非常に良く、ストレスは感じない。戦闘には癖がある。必殺技を使用する場合などは、それぞれのキャラクターの固有アクションが必要。それを煩わしく感じる諸兄もいるようだ。たとえば主人公XならAボタンの押してる長さで威力が変わるショット。シナモンならレバーをぐりぐり回すといった具合。回した分だけパーティの体力が回復するといったもの。その他には、コマンドを素早く入力するものやスロットを止めるものなど多彩。戦闘が作業にならない仕掛けとはいえ、毎回となると煩わしいと感じるプレイヤーもいるだろう。そこがこのゲームを楽しめるか否かの分かれ道か。戦闘は3キャラが出撃。入れ替えは戦闘中でも自由。ただしターンを消費する。魔法の変わりに必殺技といった具合。また、各キャラにはハイパーモードというものがある。。見た目が変化し劇的にパワーアップするが、使用回数が短いといった長短があるもの。戦闘のアクセントになる。シナモンならナースからゴシックロリータ風へ。マリノならタイツから素足へといった感じ。(色んな意味で)非常に重要。ヒロインは・・・これといったキャラはいないのかも。主人公(X&ZERO)視点で進むことが多く、書くキャラはスポットライトを浴びる話以外での活躍は乏しい。↑移動は常にXのみ。残念・・・唯一スパイダー(男)だけが、ラスボスとの絡みから活躍が目立つ。が、それ以外は主人公二人(X&ZERO)と敵キャラとの立会いが基本。しかし、プレイヤーから見るヒロインはというと誰か?拘束具で縛られていたオペレーターのナナではなく、絶対領域装備のシナモンで間違いない。シナモンが仲間になると使えるフォースメタル(装備アクセサリー)作成というコマンドで容易く見える。戦闘でも必殺技エンジェリックエイドで見える。マリノはゆれる。簡単で非常に親切(何がだ)。中古では非常に安い値段になっている本作だが、決して駄作というわけではない。それどころか、過小評価をされている印象すらある。ヒーローモノに飢えている。ロボットのちらりに興奮する。ナースの絶対領域最高。などなどの属性があるならプレイ可能(複雑だな)。PS2版とGC版が存在し、内容に変化はない。ただ、GC版のみで見られるフィギュア(キャラクターモデルの鑑賞)があり、気になるならGC版を購入するが吉。まとめジャンル:RPG見える:シナモン御預け:シナモンが仲間になるまで。仲間になるとスグ。方法は:戦闘シーンで必殺技・コマンドで「FMG作成」揺れる?シナモンは不可。マリノが頑張ってるような気もする。ビュアーは?ない。フィギュア鑑賞があるが、中は見えれない仕様。結論・ゲーム的には?RPGとして結構遊べる。人を選ぶが、駄作ではない。ただし、ロールちゃんは出ない。