身代金…?
朝、電話が鳴った。娘が受ける。「・・・・身代金要求の電話だった・・・」ニヤニヤしながら、「お父さんに伝言しなくっちゃ…、メモメモ…」『大事なシャンプーを預かった。 欲しければ、身代金2,600円を持ってこい! シャンプー入荷しました~!(^_^)』あ~あ、隣市の床屋のMさんね。(;^^)誰かと思った~。夫は、この床屋に高校生のころから通っているからもう35年ほどの付き合いである。Mさんのお父さんの代からで、当時はまだMさん自身も高校生で無線で知り合い、気が合ったらしい。高校生のころはバイクで、今は車で30分近くかけてまで出かけていくのだ。Mさん一家の人柄もあって、この理髪店は大繁盛。今のご時世、男性も美容院に通う時代なのに、すごいなあと思う。長年の付き合いだけに、夫との「珍問答」もたくさん残っている。「おや、いらっしゃい。久し振り。今日はどのように?」「・・・・(黙って指三本立てる夫)」「はい。三ヶ月分ね。了解!」阿吽の呼吸ってやつか…(;^^)すごい。夫は、30代の半ばからだんだん髪が薄くなってきた。「はい。お疲れ様でした。こんなところでいかがでしょう?」「ヘタクソ!!!」「????」(周りのお客さんもびっくり)「真ん中が少ない!!!」「ι(;^^)ι(;^^)」次に行ったときには「はい。真ん中多めに仕上げときました~!(^_^)」って言われたそうな。薄毛は家系だからしょうがないね。夫の母も姉も少ない毛をどう多くみせようかと苦労しているもん。お陰様でわたしの家系はみーんなふさふさ。わたしも多くて困るくらいだし子ども達も同様。夫に少し分けてあげたいけど、「そんなタチの悪い髪はいらない」と断られた。悪かったわね。有るだけマシだと思うんだけど。特別の、高~いシャンプーを使って、今ある髪をせいぜい長持ちさせなくちゃね、アナタ!