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事務所のアメリカ人弁護士(CA州弁護士)に借りたDVDがすごく面白かった。
絶品。 A Lawyer walks into a Bar というドキュメンタリー映画。 カリフォルニア州のBarExamはアメリカでも屈指の難関テスト。合格率は39%台と、他の州に比べてかなりの難易度。 ロースクールを卒業して、弁護士になるべくCA州のバー・エクザムを目指す6人の人物を追ったドキュメンタリー。 1.コミュニティーカレッジから、弁護士資格を目指すまでになったヒスパニック系移民のお母さん。 2.かなり「イケイケ」な感じで、バー・エクザム3週間前でもクラブで踊り明かす生活を続ける のUCLA卒のお姉ちゃん。 3.自称、アーティスト/弁護士/DJを目指す、精神安定剤をかかせないショートカットのお姉さん。弁護士は「社会を変えることができる」と信念有。 4.学生結婚し、旦那が子供の面倒を見ながら主夫をしているため、「一家の大黒柱」となるため、どうしても稼ぎの良い弁護士になりたい、早口で喋り捲るロースクール卒業生。 5.お母さんは「精神的」に異常。彼が子供の頃から自殺癖有り。何とか「自分の道を」と思いロースクールを卒業したまでは良いけど、何回受けてもバー・エクザムに受からない悲しいかな自称「頭は良いんだけど」浪人(?)生。 6.バー・エクザムチャレンジ歴最多。過去、40回(?)以上。何度受けてもなぜか受からない。奥さんと子供にも、「来年こそは」って何回も言われてるソーシャルワーカーのおじさん。 とにかく、かなり「立場」も「年齢」も違う人たち。でも目標は皆同じ。「CA州のバー・エクザムをパスして弁護士になる」ってこと。 面白い。かなり面白い。 日本で、「弁護士を目指す人」を追ってもこんな面白いドキュメンタリーはまずできないことでしょう・・・。 生活の「濃さ」が違う。 勉強の量もすごいけど、勉強だけじゃなく、子育ても、仕事も、遊びもすべてこなすその「体力」がすごい。 そして、クレイジーな訴訟大国のアメリカの実情も皮肉っているから、これまた面白い。 弁護士ネタが好きな人にはかなりおすすめ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 14, 2008 12:16:11 AM
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