『すげぇ。お前すげえよ、あんり。

　カウンセリング受けてるみたいだ…………』





『そ、そうぉ？』

『うん。すげー、納得する………』




だって、健ちゃんの気持ちを考えることが第一でしょう？

そう思ってるからだよ。




『お前……ちゃんと人のこと、そこまで考えられるんだから、

　幸せになってもいいのにな。本当に、そう思うよ…………』

『ありがと』





『お前が話してくれると、落ち着くよ……



　もし、貰い手がいなかったら、俺が貰ってやる!!!!!』




『えぇっ!?

　ちょ……今は健ちゃんの恋をどうにかするのが先でしょう？(汗)



　でも、まぁ………

　じゃあ……健ちゃんの想いが成就しなかったら、貰ってやってね』




『うん。』





わぁ(照)

ちょっと嬉し恥ずかし。




じゃあ、1mmだけ、期待して待ってようっとｗ






…………健ちゃん…………。





健ちゃんは、優しい。

優しすぎる。




健ちゃんこそ、幸せになってもいいと思うのに。




『ありがとう、あんり。愛してるよ!!』

『私もっ』

『俺達、なに言ってんだろうなぁ(笑)』

『あははは』




健ちゃんの想いが、彼女に届きますように。


なんか、そう思うよ。





もちろん、貰ってくれたら嬉しいけどｗ、

健ちゃんの気持ちが第一優先。



私もまだ、完全に忘れられてはいないから、

次の恋まで、ゆっくり、ゆっくり……………。






ね、健ちゃん？