念願のつくもぐさを見つけて大興奮
6月17日から18日の二日間八ヶ岳を縦走してきた。晴天に恵まれたことが山行を決心させたのだが、もう一つはこの時期つくもぐさが咲いているからだ。つくもぐさは八ヶ岳と白馬岳の二か所にしか咲かない貴重な花で私はこれまで見たことが無かった。一目見てみたいという思いもあった八ヶ岳を選んだ。山は花盛りだった。山麓から沢山の花が姿を見せてくれたし、岩稜地帯ではキバナシャクナゲ、おやまのエンドウ、イワカガミなどが可憐な姿で咲いていた。しかしつくもぐさがどこに咲いているのかわからない。横岳から硫黄に行く岩陰でやっと見つけた。予想より花が大きく、午後だったこともあって花びらがしっかり開いていて色も鮮やかな黄色だった。歓喜し、興奮した。来た甲斐があったというものだ。これで思い残すことはない。硫黄岳の途中でただ一輪だけだったがウルップ草も見た。満足する花の山旅にもなった。 つくもぐさ おやまのエンドウ キバナシャクナゲ イワウメ ハクサンイチゲ ウルップ草