山への情熱　音楽への愛

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  梅干しの土用干し

  今年は梅の実が沢山手に入ったので梅干しを1.5キロ漬け込んだ。塩漬けのまま梅雨の間、放置していたが梅雨が空けたので早速土用干しをした。毎日晴天でからりと気持ちよく晴れているので安心して干せた。三日三晩ベランダで干した。笊がないので大皿の上に干した。今年は初めて赤しそを入れたのでその紫蘇の葉も干した。乾燥させて粉砕するとゆかりになるというので楽しみにしている。　　　　　                  今年の梅干し　ふっくら大粒　　　　　　　　　　　　　　　　赤しそついでに2018年産の梅干しも干した。こちらは赤しそを入れてないので色が自然の梅のままだ。塩の分量を間違えて多くしたので塩辛いものの何年でも持つのが有難い。この梅干しはいつも登山のお結びに使っている。　　　　　　2018年漬け込みの梅干し　小粒で塩がたっぷり今年の梅は大粒だったので梅干しも大きい。どういう訳か多少の色むらがある。紫蘇の混ぜ方が悪かったのだろう。でも大勢に影響ない。紫蘇なしで漬けたことものあったのだから。これで今年の梅仕事は終了だ。

  2021年07月24日

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  南小金沢連嶺には花が沢山

  縦走の後半、湯の沢峠からは花がいろいろ登場してきてとても嬉しかった。初日の鶏冠山から大菩薩周辺更に湯ノ沢峠までは花がほとんど見られなかったからである。大菩薩エリアも小金沢エリアもこんなに花が無いのも珍しいと思うほどだった。時期が合わなかったのだろう。緑の樹林帯と笹の草原ばかりで美しかったものの彩りと夏山の季節感に欠けていて物足りなかった。だから湯の沢峠を過ぎた先から花がたくさん咲いていて心が潤ったのだった。湯ノ沢峠のお花畑は時期的に早くてイマイチだったが、ハマイバ丸から大谷ヶ丸までの草原地帯のお花畑は見事だった。              ヤマハハコ（？）                                                ミネウスユキソウ　　　　　　　チダケサシ    　　　　アキノキリンソウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　下野草　　　　　　　　　　甲斐フウロ  　　　　花開く直前のシシウド　　　　　　　　　　　　　アザミも色が濃い　　　花が咲き乱れるお花畑

  2021年07月23日

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  南小金沢連嶺を一直線に南下して景徳院へ

  湯ノ沢峠を過ぎて南小金沢連嶺に入ると山の様相が少し変化してくる。上り坂がこれまでより少し緩やかになり、次々と出てくる山も丸（まる）と呼ばれるように丸く穏やかな山容を見せてくる。湯ノ沢峠から登り始めると随所に白く素朴なノイバラが群生して見事っだった。　湯ノ沢峠付近に広がるノイバラ40分ほど登った地点が大蔵高丸で1781ｍ。山頂はなだらかで平和な雰囲気に満ちている。さらに上り下りを繰り返してハマイバ丸に到着。カタカナでハマイバという標記が一般的だが漢字は破魔射場丸と書く。昔昔、ここで破魔矢を射る神事が行われていたらしい。今は清々しい緑の森だ。昔の人々の生活に思いをはせながら更に登り下りを続けて米背負い峠に到着。この地名も地元密着型だ。米を背負ってここまで登ってきたのだろうか。それならさぞかししんどかったことだろう。                  大蔵高丸　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハマイバ丸　　　　　　　　　米背負い峠ここで一息つく。水分・塩分・糖分をこまめに補給する。あまりの暑さでもう羊羹など甘い物は受け付けず、リンゴとトマトが気持ちよく口に入り助けられる。リンゴはボリュームあってお腹にたまるので主食替わりになったし、トマトはリコピンを含むので生理機能を整えてくれる。この当りの緑は実に爽やかで気持ちよかった。米は背負わないがザックを背負って最後のピーク・コンドウ丸に向かう。ルートは大きく右手に回り込んで甲斐大和方面に下っていき、穏やかで気持ちよい道を登って最後にコンドウ丸に到着した。ここからは下りが多くなり遂に曲り沢峠についた。あとはゆっくり景徳院までひたすら下っていけばよい。すごくほっとして安堵の気持ちが広がった。まだ日は高く何の問題もない。よく頑張ったねと自分で自分を誉めた。       コンドウ丸　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　瑞々しい森が広がる　　　　　　　　曲り沢峠曲り沢峠からの下山は取り付きに要注意。以前ルートではない沢を下って難儀したことがある。何度も地図を確認して明確な登山道を下山した。最初は急な下りが続いて疲れが溜まった体にこたえたが、徐々に高度を落とし、傾斜も落ちて、追に終着地景徳院に到着した。嬉しかった。朝7時から午後5時過ぎまで歩き続けた。武田氏終焉の地である景徳院は格式高い立派なお寺で結構好きだ。休息を兼ねてゆるゆると境内を散策した。重厚な山門と鐘楼、本堂を見、武田勝頼公自害の地も見た。ここは何度見ても胸が痛む。                 景徳院正門　　　　　　　　　　　　　　重厚な山門　　　　　　　　　　　　　　　堅固な鐘楼 　　　　　　本堂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　勝頼公自害の地景徳院前からの最終バスが無くなっていたので甲斐大和駅までてくてく歩いた。一日目はどうなることかと案じた今回の大菩薩全山縦走が安全のうちに無事終わり、頑張ってよかったとしみじみ思った。参考タイム　介山荘7:00⇒小金沢山8:35　8:46⇒牛奥の雁ヶ腹擦り山9:22　9:25⇒黒岳10:35　10:55　　　　　　湯の沢峠11:40　11:55⇒大蔵高丸12:30　12:45⇒ハマイバ丸⇒米背負い峠14:05　14:20⇒　　　　　　コンドウ丸⇒曲沢峠15:42　16:00⇒景徳院17:24　17:55⇒甲斐大和駅18:25

  2021年07月22日

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  秀麗富士を見ながら快晴の小金沢連嶺をゆく

  ７月18日日曜日。昨夜遅かったせいでもう早朝起床は考えず、体が休息をとって目覚めるまで自然に任せた。夜中にトイレに起きねばならなかったが朝は5時55分に目覚めた。ゆっくり支度して7時に出発。今日も最高の晴天に恵まれた。昨日の失敗があるから今日はどうしようかと昨夜からずっと思案していたが、ともかくこの青空と輝く緑の森をみてはじっとしていられない。とりあえずはエスケープルートがある牛奥の雁ヶ腹擦り山まで登って、そこでの体調を見てその先を考えようと思った。                                      大菩薩峠で                                                  お世話になった介山荘介山荘を出発し、すぐ熊沢山の登りを30分こなして稜線に出る。そこからは伸びやかな草原が広がる柳沢峠へ下る。空は碧く森は輝き鳥はさえずり素晴らしい山の朝だった。一面敷き詰めたような笹の草原の中に一筋の細い道が伸びていてルートを導いている。　柳沢峠の笹の草原どんどん快適に歩いていくと小金沢山の登りになる。ここが最も山岳らしい登り道だった。木の根に岩が続いてしんどかったが、奥秩父独特の深い樹林帯は素晴らしかった。90分ほどで小金沢山の山頂に到着した。絶景が待っていた。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　小金沢山頂からの富士山見事な富士山の風景が広がっていた。思わず立ち尽くして見入った。最高の景色だ。朝の富士山を堪能した後は更に富士山の秀麗な姿が見られる定説のある牛奥の雁ヶ原擦り山目指した。ここは30分ほどで到着したが、わずかな時間の経過で富士山には雲が結構かかっていて優美な山頂は姿を消していた。残念。　牛奥の雁ヶ腹擦り山からの富士山当初予定の山まで順調に登り、どうするか考えたが天気も体調も良いので予定通りロングルートを縦走することに決心した。牛奥の雁ヶ腹擦り山から黒岳に向かうルートは要注意だ。以前、道が細いので草に隠れてわからず指導標は草むらに倒れていてすぐ見つからなかったため、正しい道を見つけるまでに時間がかかったことがある。用心深く周辺を見て正しい道を確定して出発した。登り下りを繰り返して川胡桃沢の頭を踏み、黒岳までは小一時間。見晴らしのない黒岳に到着した。黒岳で一服して水分・塩分・糖分を補給する。猛烈な暑さだったので汗をかき塩分も失われると筋肉の痙攣が起こってくる。そうなるととても辛いので細心のケアを心掛けた。 　　　　　　　　　　　黒岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　白谷の丸山頂からの南アルプス方面黒岳から白谷ノ丸を越えて湯ノ沢峠までの道はとても嫌な道だ。地面がえぐれていて歩きにくい上にひどい急坂の下りなのである。木の根につまずかないよう、草や枝につかまりながら忍耐力を発揮して湯ノ沢峠まで何とか降りた。ここで小金沢錬嶺の前半部が終了する。この先はこれまでとは違った山容の山並みが続いていく。　各方面のルートが合流する湯ノ沢峠

  2021年07月21日

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  １学期の仕事無事終わる

  ７月20日火曜日。今日は１学期の終業式だった。4月にこの学校に赴任したものの、学校体制が大きく異なっているので戸惑うことばかりだった。苦痛の第一番目は2，3人のわずかな生徒に女性の大人が3人もついていることだった。あれが無いと言えばはいと差し出し、これが嫌だと言えば助太刀をする。過干渉と過保護もいいとこだ。障害児でもない健常児にそんな通常学級ではしないようなことをして子供が学級に戻れるはずがない。何でもやればよいというものではない。しかし大人3人のうち、一人は教員免許もなく教員経験もない人だから親切にやればやるほど良しと考えている。教育・子供の成長・自立ということと支援の区別が分かっていない。見てるだけで苦痛だった。ストレスで神経性胃潰瘍になって胃腸科で薬をもらったりしてしのいだ。でも悪いことだけではなかった。気の合う新しい人と知り合いになれたし、マクロ的にこれまでとは異なった教育現場を経験できた。何より生徒が元気な声で挨拶してくれるし、素直で規律正しい生徒が多いのでそんな中学生を毎日見るだけでも気持ちよかった。教職員も圧倒的に若い人が多いのできびきび動いていて爽やか先生が多かった。6月半ば以降は大分慣れてきて以前ほど強いストレスは感じなくなっている。そして今日の日を無事迎えられた。悪いことばかり考えないでこんな年齢で働ける職場があることに感謝して2学期も頑張ろう。 

  2021年07月20日

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  ヘッドランプに照らされて大菩薩嶺を越え介山荘へ

  丸川荘のおじさんの「お気をつけて」という言葉を背に丸川荘を出発。夕方の5時15分から大菩薩嶺に向かうなんて非常識も甚だしいのだが、この晴天に恵まれてやるしかなかった。一つには介山荘の今夜の宿泊者は私一人でそのために宿の方は準備して待機してくれているのだから気楽にキャンセルはできない。まだまだ夏の日は高く、周囲は明るかった。小屋脇の急坂をこつこつ登った。道は樹林帯の中についているため、時間がたつにつれて森の中はだんだん薄暗くなってきた。でもまだ肉眼でしっかり見えた。できる限り汗をかかないようゆっくり登って登って登り詰め、やっと大菩薩嶺山頂に到着した。無人の山頂はひっそりと薄暗く地味だった。でもとにかく大菩薩嶺まで来た。大きな安堵感に満たされた。この後は安全に介山荘に行けばよい。　ひっそりした大菩薩嶺山頂もう夕暮れ時で山頂付近から富士山が素晴らしく秀麗な姿を見せてくれた。何重もの山並みを従えて薄ピンク色に染まった景色は東山魁夷の絵のように透明感あふれて静寂に満ちていて、私の焦った気持ちをしばし和ませてくれた。  　　　　　　　　　　夕暮れ時の富士山と大菩薩湖　　　　　　　　　　　　　　山並みが赤く染まる日没日本画のように美しい富士山や日没を見ながら、薄暗くなった岩の道を介山荘めざして下った。日没後は急速に暗くなり、岩だらけの道が危険なので途中からヘッドランプを装着し、用心しながら下った。眼下に街の灯が輝いている。こんな風景は初めてみた。丹沢ならともかく大菩薩で街の灯を見れる時間にまだ歩いている。こんなことは前代未聞だ。　街の灯を見ながら下山する遂に今夜の宿・介山荘に到着した。午後7時40分頃だった。連絡していたのでご主人がヘッドランプを付けて目印にしたり、「おーい、大丈夫？」などど声を出して確認してくれた。有難いことだ。到着が遅くなったこと、心配させたことをお詫びした。何度も泊まっている宿なので気心はしれていてこだわりはない。汗だらけのウエアを脱いですぐ夕食を頂いた。ボリューム満点で大食漢の私ですら食べれるかしら？と思ったほどの御馳走だった。明日も長いからここで食べておかねばと頑張って頂いた。失敗と焦りと頑張りたっぷりの一日が終わった。　介山荘の夕食　これにデザートの桃が1個プラス失敗の記録　最寄り駅4:43⇒塩山7:46⇒鶏冠山登山口9:30　9:35⇒鶏冠山への分岐10:35　ルート間違い　鶏冠山分岐　12:40　13:00⇒黒川鶏冠山13:40　14:00⇒新横手峠⇒六本木峠15:44　15:45⇒丸川峠16:50　17:20大菩薩嶺19:00⇒介山荘19:40

  2021年07月19日

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  黒川鶏冠山から大菩薩嶺へ

  ７月17日土曜日。梅雨明け直後のど晴天の二日間、大菩薩エリアを縦走した。二日に渡るロングトレイルの縦走は久しぶりだったこともあり、失敗が3回もあり、猛省の山旅だった。でも何とかそのたびに切り抜けて、無事予定通りのルートをこなして安全に帰宅できたので一応良しとしよう。初日、早朝の電車に乗ってまず塩山駅へ。バス停脇に無人野菜売り場を発見し、安いので桃とトマトを購入。桃はその場で食べ、トマトはザックにしまった。このトマトが後々の二日間すごく役にたったのだった。                桃1個100円　ジューシーで美味しかった　トマト1袋100円塩山駅から落合行のバスに乗る。乗客は8人で5人が大菩薩登山口で降り、１人は柳沢峠で降り、鶏冠山登山口まで行ったのは私と若い男性の二人。前回もこんなものだった。強い陽射しの中を登山開始。最初はいつも苦しいが、我慢して黙々と登る。60分程で鶏冠山への分岐に到着。ここまでは通常通りだ。そこから指導標を見間違え、巡視ルートに入って無駄な時間を2時間も費やした。絶望的な状況になり、ルート変更も視野に入れたが、天気は快晴で安定し日没も遅いので頑張ろうと決心。起死回生の挽回登山になった。喘ぎながら何とか分岐地点まで引き返し、まずは黒川鶏冠山を目指してひたすら登る。やっと見覚えのある断崖絶壁の鶏冠神社にたどり着き、ほっとした。       黒川鶏冠山と神社　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　脇の断崖絶壁休む余裕はもうなく、水分と塩分を補給しつつ、新横手峠を目指す。この当りは林道なので道も広く気持ちよい道が続く。どんどん歩いて新横手峠。そこから六本木峠までがは素晴らしい苔のルートだ。細い道の両側の岩の上や地面に緑色も鮮やかな苔がびっしりと密生している。たとえようのない自然の美だ。  　　　　　　　　　　　　　　　　　苔のトレイルがつづく苔はこの後もずっとあちこちで美しい緑色を見せ続けてくれた。頑張ってどうにか六本木峠に到着。大菩薩の六本木は静かな分岐点である。ここから山をトラバースして丸川峠までひとぶんばり。良い道ではあるがけっこう遠い。道の遥か遠くに大菩薩嶺が見える。あそこまで行って更に下らないと今夜の宿には到着しない。真剣になった。　あそこまで登る！！遥かな大菩薩嶺時間がどんどん過ぎて行き、頑張ってはいるものの切迫した気分になる。忍耐を重ねて登り続け、やっと丸川峠まで到着した。時すでに夕方の5時前。丸川荘のおじさんが「下りですか、登りですか」と心配してくれる。ここで今夜の宿である介山荘に電話して現在の状況を説明し、到着が遅れることを連絡した。とにかくがんばるしかない。このままだと野宿しなければならなくなる。そんなことは嫌だ。丸川荘の前から富士山が見えた。午後遅くで雲は出ていたが秀麗な姿を見せてくれ、少し心が落ち着いた。よし、頑張って登ろう。これからの登りが本日のハイライトなのだから。　丸川壮からのぞむ富士山

  2021年07月18日

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  元気に咲く夏の花

  ７月16日金曜日。久しぶりに基本に帰って筋トレ、ヨガ、ウォーキングと朝のルーティンをこなした。まだ８時過ぎだというのに日差しが強くて一回りして帰宅したら汗だくになっていた。その強い日差しの中で花が元気に咲いていた。        優しいピンクの下野草　　　　　　　　　　　　　　　　　オニユリ　　　　　　　　ムシトリナデシコ    　　　　ピンクのヤナギラン　　　　　　　　　　　団扇のような大きなむくげ　　ブラックベリー　美味しそう     　　　胡麻の花　　　　　　　　　　　　　　　　　　オオキンケイギク　　　　豪華　白のカサブランカ 　百日紅に留まる黒アゲハ　夏も本番

  2021年07月17日

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  初めてのオリジナル作品にチャレンジ～押し花

  ７月16日金曜日。関東地方は梅雨明け宣言があり、とたんに猛暑に襲われ、ひどい暑さの中、八千代台まで出かけた。今日からは私が提案したクライミング図案に基づいた初めてのオリジナル作品にチャレンジする。岩を表現するのにどんな素材を使えばよいのか試行錯誤したがはっきりしたアイデアも浮かばないため、諦めて方向転換しようとしたが、先生のアドバイスや援助があって当初の予定通り制作することになった。第1回目の今日は押し花絵額の大元になる土台作りから始めた。　　　　　   　　　　　 絵額にするフレームに枠を張る　　和紙を揉んでニュアンスを出す　　白い和紙を重ねて奥行を出すここまでで土台が一応できた。次に原画をトレーシングペーパーに写して、それぞれの部分を切り取る作業になるが、これが思案のしどころというか難しかった。　　　　　　　 　　　　　　　私のクライミング姿　小川山レイバック       　　トレーシングペーパーをかぶせてパーツを写す原画の大きな黒い岩の部分、薄茶色の花崗岩の部分を写し、それに木の皮を置いてみるが、小川山レイバックとは全くイメージが違う。ここの岩は黒くてなめらかで美しいのだが木の皮を置くと荒々しすぎてフリークライミングではなくアルパインクライミングのイメージになってしまう。これはまずい、これは嫌だと思うものの、代替えの良い素材のアイデアも浮かばない。先生からはリアルでなくイメージで作れば良いと指導を頂いたが、葛藤しながらレッスンが終わった。ちょっと割り切れない気持ちが残ってしまった。

  2021年07月16日

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  ボルダリングと整形外科

  7月15日金曜日。朝11時40分頃から雨雲接近・豪雨雷注意報が発令されていたが、予告時間通りに激しい雨と雷が沢山鳴って荒れた天気になった。あまりに予報通りだったのでびっくりした。今日は退勤後はまず船橋ロッキーでボルダリングをした。昨日買ったばかりの新しいシューズにエアリズムのタイツにＴシャツで練習した。新しいシューズは少しゆとりがあってずっと履いていても足が痛くならなくて楽だった。買ってよかった。　　　　　　　　　その帰り道、習志野第一病院に寄った。最近、左膝がきしんで違和感を感じていた。梅雨時期で湿度が多いせいかなと思っていたが長引くので今日は思い切って整形外科を受診した。そしたら何とドクターは同郷つまり愛媛県のそれも大洲出身ということがわかった。私はその近くの卯之町なので同郷のよしみ的な話で盛り上がった。膝はレントゲンを撮った所、そう酷い状態ではないとのことでヒアルロン酸注入をし、シップをもらった。一安心ではあるが、ヒアルロン酸注射は根本的治療にはならないことを知っているので、いつかまた何か決定的な診断があって処理する日がやってくるだろう。でもこれで何とかこの夏の山行は乗り切れそうな気がして安堵した。　　　　　　　　　

  2021年07月15日

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  津田沼界隈できままな一人お買い物ツアー

  ７月14日水曜日。基本的に水曜日は仕事は休み。今日は特にしなけらばならない用事もなかったし、トレーニングもボルダリングも休みにしてのんびりするつもりだった。が、貧乏性でのんびりするのにすぐ飽きる。今後のあれこれを考え始めると今日しておいたほうが良いタスクが頭を駆け巡ってしまい、結局外出した。と言っても遠出はせず地元のJR津田沼駅周辺の店を回った。まずウォーキングを兼ねて自宅から徒歩でイオンモールまで。ここで押し花素材用に写真の拡大プリントをし、不足しているコスメを調達した。駅にいく通路付近にユニクロがあるのでチョット見のつもりで立ち寄ったのに安さにつられてついつい買ってしまった。      イオンの中の写真店で拡大プリント　涼しさを感じるエアリズムのTシャツとタイツ　JR津田沼駅南口も高層ビルが増えたユニクロからJR津田沼駅を通り南口へ出る。この辺りは最近急激な変貌を遂げている地域だ。駅前のタワマンを筆頭にかっては人参畑だった農地に近代的高層マンションが林立している。タワマンの下を歩いてヨシキに行った。クライミングシューズのリソールを依頼してあったのが出来上がったのでそれを引き取り、ついでにボルダリング用のサイズの緩いシューズとプラティパスのチューブ掃除棒も買った。登山やクライミング用品は高価でシニアには負担に思うがそれなら止めればいいし、趣味を変えればいいだけの話ではある。 　     最近できたタワマン　　ボルダリング用シューズとリソールしたシューズ　プラティパスの手入れ用品　この当りで13時過ぎになり、ロハスビルに入っているロイヤルホストでランチして一休み。ではなく大休み。ガイドからのメールが入っていたので返信し、その日程で宿の予約までしてしまった。  パワーサラダと温かいオニオンスープが美味しかった長休みの後は近くの丸善に行って、本を物色した。気になるタイトルの本を見つけて立ち読みしたらものすごく自分に当てはまることが書かれていたので思わず購入してしまった。 大した物は買ってないのだが、無駄使いした一日に思えた。でもま、いいか。滅多にないきままな一人買い物ツアーを楽しんだんだから。

  2021年07月14日

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  高尾・陣馬ハイキングで見た花

  7月10日に高尾山から陣馬山の縦走をした折にハイキングコースのあちこちで見た花をアップしました。梅雨時だし季節柄、花の種類は多く全体的に地味な感じではありましたが、オオバギボシが圧倒的に至る所に咲いていて最盛期でした。    　　　　ホタルブクロ　　　　　　　　　　　　　　　　　オオバギボシ　　　　　　　　　　ウツボグサ  　　　　　雪の下　　　　　　　　　　　　　　　　　　ネジバナ

  2021年07月13日

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  孫のエレクトーン発表会

  ７月11日日曜日。孫の結ちゃんが習っているヤマハ音楽教室主催でヤマハエレクトーンフェスティバル2021プレステージというイベントがあり、結ちゃんもこの発表会に出演するというのではるばる江戸川区総合センターまで出向いた。会場は着飾った幼児やその保護者でものすごい大賑わい。密・密・密だ。東京には第4次緊急事態宣言が発出されるというのにこんなに混んでてよいのか！！。 今日、発表する幼児は250名ほどいて60名づつがステージ１からステージ４に分かれて8小節を演奏するという。驚くことばかりだった。    　　　　　　　　　　　　　　　立派な総合センター施設　　　　　　　　　　　　ステージセッティング 結ちゃんは41番で4時過ぎが出番だった。ずっと客席でお友達の演奏を聴き、直前にステージ袖に移動し、ステージに並んだ。可愛いドレスを着せてもらっている。とてもよく似合う。曲目は「山賊のうた」で低音が響く曲だった。途中、ひっかりそうになったものの最後までちゃんと弾けて私も娘も安心したのだった。5月にヤマハ教室のレッスンに付き添いした時は全くやる気がなく嫌々な態度だったので、大丈夫かと心配ではあったが、シャラッと弾いていた。 　結ちゃんの演奏姿 葵と咲も連れてきていたので賑やかだったが、演奏中、咲はずっと静かにしていてぐずったり泣いたりせず、一番お利巧だった。他の子たちはいつもの通りだった。   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仲良すぎる3姉妹 何はともあれ無事演奏ができて良かった。

  2021年07月12日

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  人生について考えさせられた告別式

  ７月11日日曜日。新しい職場で知り合った同僚のｋさんのご主人が亡くなった。kさんはこの2週間ほど前にご主人の病状が悪化したので付き添いたいということで急遽、退職されたばかりだった。まさかこんなに早く訃報が届くとは全く思わず、関係者一同驚いた。 今日は告別式だったので早朝から告別式会場に出かけて参列した。驚くことばかりだった。Kさんとは4月に職場で知り会ったばかりでお互いプライベートはことはあまり知らなかった。ただご主人のお姉さんが一中の出身で昔、教えたことがあったが、弟さんについては直接指導したことはない。お姉さんも優秀な生徒だったが、弟にあたる故人は一中から千葉高を経て東大！！。原子力関係の会社に就職して、ヨーロッパなど海外勤務経験も豊富な方だった。更に合唱が好きで合唱団でも活躍され、あのウイーンのムジークフェラインザールでの写真もあった。何て素晴らしい方。ご夫妻。それなのに進行性の膵臓癌になって闘病一か月で世を去られてしまった。58歳という若さで、遺影の写真は黒い髪がふさふさしてとてもお元気そうだった。 Kさんが気の毒でかける言葉もないが、彼女もすごく優秀かつお人柄も優れた女性なので、月日がたてば乗り越えてご自分の人生を豊かに生きてゆかれるだろう。朝から考えさせられる日だった。 葬儀が終わり、出棺を見送った。気落ちして隣にある菊田神社に参りして心を落ち着けて帰宅した。  

  2021年07月11日

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  高尾山から陣馬山縦走

  ７月10日土曜日。午前中は日が照るという予報を信じて久しぶりにハイキングに出かけた。ルートはお馴染み高尾山から陣馬山の縦走だ。丹沢や日光にでかけたかったが、連日の雨続きで地盤が緩んでるだろうし、がけ崩れや沢の氾濫で地形の安全性がわからないので、安全度の高いこのエリアにした。早朝のうちは涼しかったが次第に陽ざしが照り付け、昼前後はものすごく蒸し暑く、全身汗だらけになった。しかし昨夜までの雨で足元の地面はぬかるんでドロドロ。ぬかるみに足を入れないよう、泥の少ない端を歩いたがそれでも登山靴は泥だらけになっていた。高尾山口から尾根ルートを選んでまずは高尾山頂へ。何と彼方に富士山が見え、更に五輪マークの中に富士山が入って見えた。                      高尾山頂からの富士山　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五輪マークの中に富士山今日、富士山が見えたのは一日通してこの時間だけだったから超ラッキー、まさにご褒美だ。高尾山からは通い慣れたルートでまず小仏城山へ。この辺りは花が咲いていて季節感があった。城山の茶店ではかき氷の前に行列ができていた。ものすごく暑かったので名物メガかき氷が大人気だった。私も食べたかったのだが行列に恐れをなして、なめこ汁にしたら熱く、更に暑くなった、失敗。      なめこ汁　　　　　　　　　　　　　　大人気のカキ氷　　　　　　新しい天狗さん　　　赤い天狗も一休みして再び泥んこの道を登り下りして景信山へ。新宿方面や奥武蔵方面の景色を見て再び出発。暑くて水分をガンガン飲んだので水分が心もとなくなってきた。ここから陣馬山までの2時間余りがこのルートの核心だ。困難な道はないのだが何しろ長い！！。特に明王峠までの距離が長く、景色も変化に乏しいので気が紛れない。今日もしんどかったが、何とか明王峠までたどり着いた時にはもう水分が無い！！。暑い中をがまんしてまた小一時間登ってやっと陣馬山に到着した。閑散としていた。清水茶屋でユズ坊サイダーとカップアイスを食べた。脱水症状になるのではないかと危惧していたので茶屋へ一直線だ。一息ついて危機を脱して下山開始。今回はいつも下る和田部落への最短ルートではなく、一の尾根を更に下った途中から陣馬登山口に下山してみた。少し長かったが樹林は穏やかで綺麗だったし、新しい道を歩いて変化があった。  　　　　　陣馬山山頂　　　　　　　　　　　　　　　生き返った！！冷たい飲み物とアイス　　　　陣馬登山口

  2021年07月10日

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  優雅な黒アゲハが庭に

  ７月９日金曜日。今日も朝から雨が降り続いた。雨あしは弱かったが蒸し暑さが半端なく、湿度が９８％を示していた。これには驚いた。除湿モードでエアコンを運転して何とか仕事を終わらせることができた。仕事から帰宅してふと前庭を見ると大きな黒アゲハが南天の葉に留まって羽を広げている。両羽を広げると２０センチほどもありそうで、まるで漆黒の夜の女王のようだ。その優雅さに魅了され、しばし見つめていたが、これは写真を撮らねばと急いで携帯を取り出した。１枚撮って、更にアップで撮ろうと静かに近づいたのだがその瞬間、飛び去ってしまった。残念。　　　　　　　　　　　

  2021年07月09日

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  好物のお中元が届いた

  ７月8日木曜日。昨日は束の間、雨が止む時間があって美術館にも行けたのに、今日はまたもや朝から雨模様。広島県周辺では大被害がでているとラジオが報じている。四国は愛媛県の宇和島に住む姪からお中元が届いた。中身は柑橘王国「kankitu oukoku]という名前のフルーツ酢の詰め合わせだった。ブラッドオレンジ、青みかん、柚子の三種類のフルール酢が見た目も鮮やかに並んでいる。実は私はこれが大好きなのだ。以前にももらったことがあるのだが、酸っぱいものが大好きなので夏場は水はもちろん炭酸、牛乳で3倍から4倍に割って飲むと超爽快！！。甘味が無い分、スッキリして胃に気持ち良い。再度頂いてとても有難いし、嬉しい。何より私の食生活にあっていて日々使えるというのが素晴らしく、私にとっては最高のプレゼントと言える。Tちゃん、有難う。　　　　　　　柑橘王国　詰め合わせ　　　　　　　　　　　ブラッドオレンジのソーダ割り早速、赤くてきれいな色のブラッドオレンジをソーダで4倍に割って飲んでみた。美味しい！！。酢だから多少の酸味はあるが本当にスッキリ爽やかな飲み心地だ。昨日、川村美術館付属レストラン「ベルベデーレ」でマスカット酢の水割りを呑んだら１杯３００円だった。これはそれ以上の値打ちがあると思った。

  2021年07月08日

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  再開館した川村美術館へ

  ７月７日水曜日。昨日から降り続いていた雨が小やみになり、陽ざしも出てきたので娘と佐倉市のDIC川村美術館を訪ねた。この美術館は施設工事で半年ほど休館していたのでホントに久しぶりだ。これまでは一人で電車で行っていたが、今回はナビを調べて車で行ってみた。京葉道路を使って何とか行くことができた。せっかくナビ付の車なんだから少しづつ出かけて慣れて使いこなしたい。 美術館はコロナ対策万全で入場も予約制なので13時からの予約を取って13時過ぎに入館した。リニューアルと言っても施設工事らしくて展示会場は以前とほとんど変化なかった。展示作品が多少入れ替えされていて、見たことのない作品を何点か見れてよかた。     　　　　川村美術館外観　　　　　　　　　　　　エントランスのステンドグラス　　　入り口にある像 のんびりと全館を見て回った。ロスコルームはじめ20世紀の現代アート作品が豊富に展示されているので視野が広がる。どうしても印象派前後の好きな作品ばかり見てしまうが、時代はどんどん進み、新しい潮流が流れている。感覚が古くならないよう様々な作品を観て刺激を受けたい。    　　　巨大な作品　ずっとここにある　　　　　　　　　　　通路から見る美術館　　　　　　　池の噴水の向こうに美術館 一通り見て回った後は外の庭園をそぞろ歩きした。雨は完全に上がりすごく蒸し暑くなってきたので、木陰を探して歩いた。小径には私の為に植えてくれたと言わんばかりに私の好きな花が沢山咲いていて心から癒された。この庭園の造園者は誰か知らないけど、とても素晴らしいといつも感じている。     　　　大賀ハスが艶やか　　　　　　　　　　　　　　　　　半夏生がある。さすが！　　　　もう吾亦紅も咲いていて驚き     　　　　　　女郎花　　　　　　　　　　　　　　　　　　桔梗　　　　　　　　　　　　　　ヤマユリが園内随所に咲き乱れて

  2021年07月07日

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  プラムかき氷とホットジンジャー

  7月6日火曜日。毎日雨ではあるが、今日は蒸し暑い。今度の職場はエアコン完備なので仕事中は快適に過ごせるのが有難い。帰宅してから娘と大久保のかき氷店「ミゾレヤ」屋に行った。この店はかき氷とそれに付随するメニュー数種類しかなく夏季限定のようだ。イケメンのお兄さんが一人で切り盛りしていた。娘がオーダーしたのはプラムカキ氷、私はホットジンジャー。プラムカキ氷は色が淡くて優しい風味の味だった。昔ながらのカキ氷より洗練されているがお値段も2倍以上はしていた。練乳かヨーグルトをかけて食べるようになっていて、今日は練乳をかけた。ミルクの味がして美味しかった。ホットジンジャーは生姜の香りが鼻を刺激して心地よかった、器がとても綺麗なので気に入った。午後のひととき、近場でほっと一息いれた。 　　　　　　　プラムかき氷　練乳付き　710円　　　　　　　　　　　　　ホットジンジャー

  2021年07月06日

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  五重塔が美しい中山法華経寺

  市川の東山魁夷記念館に行くルートは中山法華経寺の境内を通っていく。中山法華経寺という名前は知っていても一度も訪ねたこともなく関心もなかったのだが、今回、魁夷を訪ねる前にこの寺の中を通った。そうしたらすごく立派な寺だということが分かり、正直驚いた、近くに住んでいながら認識不足も甚だしい。こんな立派な寺を知らなかったことが恥ずかしい気がした。良い機会だと思って、丹念に境内を歩いて見学した。この寺について全く無知の私であったが、あちこちの解説札を読みながら概略を掴んだ。この寺は鎌倉時代の高僧日蓮が最初に教えを説き、開いた寺院であり、この中山の地は日蓮上人の法難の際の安らぎの地であり、説法の地でもある。また法華経寺は日蓮宗の祈祷根本道場で、大荒行堂では毎年11月1日から2月10日まで寒百日大荒行（世界三大荒行の一つと言われている）が行われることでも有名である。以前その様子をNHKテレビで観たことがあるが、入ったら出られないとか死んで出るとかいう言葉が記憶に残っている。それほど過酷なものらしい。国宝の日蓮上人のご真筆（立正安国論など）、五重塔、法華堂、祖師堂、四足門など多数の文化財があってどれも立派で見飽きなかった。 　 　　　　　入り口にある黒門　　　　　　　　　赤門　正中山法華経寺　　　巨大な　日蓮聖人の銅像が見下ろしている  　　　　美しい五重塔　　　　　　　　　　　　　　五重塔はベンガラで塗られている　　　鐘楼も大きい 　　　　　祖師堂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宝殿門　　　　　　　　　　　　　　　　　四足門  　　　　法華堂は端正なたたづまいを見せる　　　　　　　木陰に立つ宝殿門から続く回廊が屋根付きの古びて床しい一通り境内を見学して戻ってくる途中で法華堂の前に清らかな蓮の花が沢山咲いているのに出合った。ほんのりしたピンクでふくよかな形をしている。本当に極楽浄土の花に思われた。  東山魁夷記念館に行ったおまけのような法華経寺ではあったが、ここはここでとても長い歴史と格式高い多数の寺院が並んでいて見応えがあった。素晴らしい文化財に芸術作品二つを観ることができて気持ちも豊かになった気がした。​​​​

  2021年07月05日

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  雨の日は断捨離と終活～山行写真額の整理

  7月4日日曜日。土砂災害などの危険は去ったが、千葉県は相変わらず朝から雨が一日降り続いた。雨の日だからと手をこまねいていると結局何もしない無駄な一日になってしまい、すごくもったいないので今日はまず手始めにこれまで額にいれて壁に飾っていた写真類の整理をした。断捨離の第一歩だ。額から写真を取り出したのだが、どれもそうの当時は嬉しくてたまらなかった海外山行のものばかりなのですごく懐かしかった。でも飾る壁面も乏しく、古くなっているので思い切って額から取り出し、クリアファイルに整理した。           北穂高山頂にて　　　　　　　　　中国　タークーニャンシャン　山頂にて　　シャモニー　エギューユ・ディ・ミディ  　　　　　　キリマンジェロ　ウフルピークにて　　　　　南米　アコンカグア山頂額はガラスと額縁で材質が異なるのでゴミ出しに出す時の分別を考えて、額縁とガラス、アルミなどに分類して処分できるようにした。これに結構手間取って終わった時は腰が固まってギクシャクした。でもこれで額の整理ができて一安心、雨の日は断捨離・終活するのに丁度良い。

  2021年07月04日

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  雨の日はボルダリング

  7月3日土曜日。関東甲信越に梅雨前線が停滞しているので昨夜からずっと雨が降り続いた。房総半島の館山などでは避難勧告なども発令されて、おおごとになっていた。ここ習志野市はそこまでにはならず警戒レベル３だったが千葉市では警戒レベル４になっていた。朝から外一面暗く寒くて陰鬱なのに湿度は高く、過ごしにくい一日だった。この雨模様で気持ちも下向きだったのだが、勇気を奮い起こして船橋ロッキーに出かけた。雨の日こそ室内でできるボルダリングが適しているからだ。ロッキーの一か月昇り放題プランに加入して以来、週2回は行くよう心掛けている。加入した当時5月は最も優しい黄色から始めたがすぐピンクをマスターし、茶色も何とか昇れるようになった。5月だけで黄色、ピンク、茶色と3段階クリアして6月はその上の白に進んだ。白からはグレードが上がって難しく、どの課題もおいそれとは昇れない。6月いっぱいで何とか垂壁の課題は昇れるようになったが、被った壁は難しく、すぐ落ちてしまう。でもコツコツ続けていればそのうちできるようになるだろうと考えて、焦らずきっちり1時間練習したら終わりにする。                                   一番乗り　誰もいない壁　最近張替えたのでホールドの色が鮮やか私以外の皆さんは大体40歳代の若い男性が多い。皆さんお上手だし、私とは親子ほど年齢差があるので共通の話題作りもできず、ほとんど沈黙して黙々と（マスクもつけなければならないし）昇っている。集中して1時間昇って終わりにすると、翌日に疲れを残さないので長続きする。今日も私的には頑張った。

  2021年07月03日

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  山法師の押し花絵額完成

  7月2日金曜日。朝からしっかり雨が降り続き、家の外にでるのがおっくうになる程の降り方だった。午後は押し花のお稽古だったので休むわけにもいかず、登山用のカッパを着て八千代台まで出かけた。今日は前回に原画のレイアウトが完成していたので、絵額に仕立てて完成させる日だった。しかし失敗ばかりして情けなかった。絵額に仕立て上げるのには様々な手順があるのだが、最近物忘れが酷い私はほとんどの手順を忘れてしまっている。実に悲しく惨めだ。過去に学習し指導されてきたことなのに忘れているのだ。あれこれ失敗を繰り返し、その都度先生に指摘されながらなんとか完成させた。しかし重大な欠陥が発見された。一つ目は絵額に仕立てる時、花が動いて原画と異なるレイアウトになってしまったこと。二つ目は密封する段階で多分アルミ箔に見えない程度の傷がついてしまっていたのだろう、完璧に密閉できず密閉状態が甘かったこと。空気が入っているような状態なので2度ほどやり直したがいつものようにピタッと強固な密閉にならなかった。この状態だと飾っている段階で花が落ちて来る可能性もあると先生に言われて、すごく落胆した。がっかりした。何でこんなことになったのだろう。雑な取り扱いをしたと言う事なんだろうけど、自分としてはいつも恐る恐る丁寧に扱っていたつもりだったのに。ホントに自分の非力に涙が出そうだった。雨の中、同窓の友人に慰められながら電車に揺られて帰宅した。　　　　　　　　　　完成した山法師の絵額 　　　　　　　　　　　原画　　　　　　　　　　　　　　実際の山法師の花

  2021年07月02日

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  あの静謐な絵がどのようにして生まれたのか～市川市東山魁夷記念館

  ​​六月最後の日30日水曜日、仕事は休みだが朝から曇り空でいつ雨が落ちてきても不思議ではない空模様。イマイチ気分がスッキリせず、出かける所もなくしたいこともなく、淀んだ気分だった。でもこのままいても何も良い事はなく、後悔するだけだからと考えを巡らせ、市川市の東山魁夷館を訪ねてみることを思いついた。これなら雨が降っても支障はない。京成線に乗って中山駅まで行き、あとはとぼとぼと歩く。中山法華経寺の境内に入って堂宇を巡っていき、池の先を出ると市街地になってしばらくすると到着した。洒落た案内表示があって方向音痴の私でも迷うことなく行けた。記念館は建物そのものから素敵だった。​​​魁夷の人間形成、芸術の方向性両面に影響を与えた留学の地、 ドイツに 想をえた八角形の塔のある西洋風のとても洒落た建物だった。入り口には魁夷の言葉やブルーのエンブレムのような旗が出迎えてくれた。​​                   市川市東山魁夷記念館　　　　　　　　　　歩み入る者にやすらぎを　去り行く人に　しあわせを　魁夷館内に入るとすぐモーツアルトのピアノ協奏曲第23番2楽章のあの心に染み入る旋律が流れていた。魁夷がこれを聴いて白い馬が心に浮かび上がってきたというあの名曲である。すっかり気持ちが落ち着き、澄んだ心になって絵や解説を見て回った、展示は1階と2階に分かれていて、大作はないが名作が揃っていた。千葉県の鹿野山の山並みを描いて世に認められた「残照」「道」が展示されていたし、東山芸術がどのようにして形成されていったのか人間東山の一生がパネルで分かりやすく展示されていた。常に自分をみつめ、修行僧のような生き方は静謐な絵を生み出し、沢山の人に感銘を与えている。静かな湖に月の光が湖面を照らす彼の絵は心そのものの気がして、私はすごく好きだし共感する。八角形の素敵な休憩室で蔵書を見ることもできた。一通り観賞した後は「魁夷の森」に降り立ってドイツトウヒや白樺の小道を歩いてみた。一面緑に覆われて彩りはなかったが何とも言えず感じのよい小さな森だった。                      八角形の休憩室　画集や刊行された本を見ることができる　　　　　魁夷の森魁夷の森を見ながらくつろげるカフェレストランがあったので、雨が気にはなったものの中庭に席を取ってゆっくりランチして寛いだ。雑多な日常と街の喧騒を離れて精神世界を探すことができる別世界だった。　　　　　　　魁夷の森からカフェレストランを望む　　　　　　　　　　　　魁夷の森を見ながらランチ​​

  2021年07月01日

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  千葉市花の美術館

  6月26日土曜日。娘とグランピングをリサーチした後、隣接している千葉市花の美術館に寄った。ここは大昔、千葉市花の美術館という名前だったが、その後サンヨーメディアフラワーミュージアムと名前を変え、更に今年4月からは元通り千葉市花の美術館の名前に戻った。命名権をレンタルしていたらしい。梅雨時に晴れた土曜日だったせいかすごく大勢の入園者がいて驚いた。着物軍団やコスプレ軍団など普段は見かけないグループもいて目を見張った。 　　ハイビスカスの花が咲く本館外観　　　　　　　　　　　　　　　中庭とドーム状の温室この施設にはかれこれ20年ほど何度も来ているので何がどこにあるのか概要は十分に把握しているので、のんびりと季節の花やレイアウトを楽しみ、冷やかし、批評もしながらのんびり散策した。その季節と植栽デザイナーの考えに寄るのだろう、花もデザインも変化している。以前よりこじゃれているが、花や植物そのものの魅力はイマイチのような気がする。  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とても珍しい色のアジサイが揃っている　純白で花びらのふちが縮れているアジサイを始めてみた  　　　温室の風鈴ブッソウゲ　　　　　　　　　　　　クレオメが艶やか　　　　　　　　トーチジンジャー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンゲロニアの寄せ植え　この大柄な花の名を知った　アカンサスモリス　葉アザミ中庭にも色々な花や木が植えられていてとても優雅な気分になれた。散歩に疲れた後はレストランでケーキを食べて寛いだ。たまにはこういうのもよい。 

  2021年06月30日

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  稲毛の浜グランピング見学

  6月26日土曜日。娘がグランピングというものを見学したいというので一緒に稲毛の浜に新しくオープンしたグランピング施設「スモールプラネット」まで出かけてみた。グランピングについてはすべて人任せで自分は何もしないでお金だけ払えばアウトドアが楽しめる設備という程度の知識しかなかった。調べてみるとグランピングとは英語で「魅力的な、華やかな」などを意味するグラマラスとキャンピングを組み合わせた言葉で直訳すると魅力的なキャンプという意味になる。グランピングではテント設営は不要、シャワー、トイレ完備、更にキャンプ用品や食材￥食事などがすべて用意されているというからもはやキャンプとは全くことなるものだ。更にテント内にはエアコンたが設置され季節を問わず快適に利用できるという。思わず「何だそれは？」と言いたくなるような施設だ。    　スモールプラネット　受付　　　　　　　　　　　テントが点在する庭　　　　　　　案内板もモニュメント風    　　　　　こじゃれたテント外観　　　　　　　内部　白いダブルベッドやエアコンが見える　BBQを楽しむ皆さん グランピングとはキャンピングとは全く別物だとはっきりわかった。衣食住すべてを自分でやるのがキャンピングだがグランピングは衣食住すべてが人任せということだから、新しい娯楽設備と考えた方が納得がいく。金持ちの遊びだ。私には関係がないと思ったが、体力のない娘は興味深そうだった。

  2021年06月29日

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  戸隠神社式年大祭特別展と河合隼男先生のグランドピアノ

  6月23日に戸隠まで行き、ロッジに入る前に中社で下車して情報を手にいれようと戸隠観光情報センターを訪ねた。戸隠に関連した旅の情報を提供すると同時に様々な資料も展示されていた。2階には式年遷宮の資料が展示してあったのでのんびり見て回った。入場者は私だけだったので気兼ねなくマスクを外してみて回った。今年は式年大祭が既に行われていてその時の資料が沢山あった。こういうのは大好きなので本当の式年大祭を見たかったがここまで来るのは難しい。   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大きなパネルで分かりやすい展示   昔の式年大祭の写真もあって、この行事がいかに長年にわたって大切に行われてきたかを知ることができた。すごい一大イベントだ。このほかにも名所の写真などが沢山あってみ飽きなかった。 最期に帰ろうとして1階に降りてふと見るとグランドピアノがある。更に河合先生のグランドピアノというパネルまである。読んでみると何とあの心理学者で文化庁長官だった河合隼雄先生が寄贈されたピアノだった。河合先生がそんなに戸隠を愛してよくこの地を踏まれていたなんて初めて知ったし、意外だった。谷川俊太郎さんも一緒だ。今はストリートピアノとして誰でも演奏できるという。触ってくればよかった。

  2021年06月28日

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  深い感動に満たされた東山魁夷美術館

  戸隠山登山がお天気敗退で早く下山し、神告げ温泉で温泉に入り戸隠蕎麦を食べて長野駅に午後２時に到着。早朝2時起床だったのでかなり眠かったが、長野県立美術館と東山魁夷館を訪ねた。県立美術館は善光寺の北口にあり、リニューアルされたばかりで近代的な建物だった。付属する魁夷館とは空中回廊で結ばれていて、どちらも自然と調和した魅力的な美術館だった。            長野県立美術館　　　　　　　　　　　　　　東山魁夷館　　　　　　　　　　　二つをつなぐ空中回廊　回廊の下は水が流れている時間に制限があるので東山魁夷館に先に入った。一言でいうと非常に素晴らしく感銘を受けた。彼の沢山の作品が展示されていて、これまで見たことのある作品も初めての作品も心に訴えかける力を持っていた。空間が広々としていてとても落ち着いた気持ちになって観賞できた。                             展示室（HPより）　　　　　　　　　　　　　　　リニューアル時のパンフレット彼の絵がどのようにして描かれたかを時代を区切って解説するDVDがあったのでそれを見た。これまでろくに知らなかった魁夷の人生を知ることができ、彼の絵を見るときに感じていた精神性がどこから来るものなのか少し解明できた。中でも画面に白い馬が登場するようになったいきさつには大いに心を刺激された。モーツアルトのピアノ協奏曲第23番を聴きながら絵筆を進めていた時、ふっと心の中に白い馬が浮かんできたというのである。そしてその白い馬は彼自身であり、風景の中に存在する魁夷の魂の象徴として白馬が登場してくるのである。このモーツアルトのピアノ協奏曲と絵の結びつきは天の啓示のように思われた。改めてモーツアルトはすごいと思った。                                         　　　　　　　　 白い馬　シリーズ                                             信濃の自然を題材にした作品が多い  すごく満ち足りた気持ちで美術館を後にした。また訪ねたいと思った。（画像はDVDです）

  2021年06月27日

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  大自然と寺社の融合が圧巻の見事さ～戸隠山五社巡り

  悪天候のため、戸隠山縦走は西岳P1尾根の途中から撤退することを余儀なくされた。下山した時点でまだ朝の八時半！！だったので奥社と九頭竜社を訪ねた。前日に中社・宝光社・火の神子社を訪ねていたのでこれで戸隠神社五社参詣が完了した。二日に渡たり、戸隠古道や神道などいにしえからの歴史ある道を歩き、五つの神社を巡る貴重な寺社巡りになった。まずは初日に廻った下手の光宝社から紹介する。宝光社は一直線に積み上げられた270段の石段の上にあった。まずこの直線美に感動した。  　　狛犬・石段・緑・本殿の絶妙な配置　　　　　　　石段の両脇には樹齢数百年の杉の古木　　ご本殿宝光社の日本寺社建築の美に感嘆したあとは神道を歩いて火の神子社に向かった。神道は全く自然な道なのだが澄み切って平和を感じさせ、まさに神が通う道だと思えた。 　　　　　　　　静寂と平和に満ちた神道　私以外誰もいなかった神道の穏やかさを味わいながら一人静かに歩んでいくと火の神子社に到着。簡素で小さな寺社だった。脇に西行桜があった。  　　　　　　　　　　　　火の神子社　　　　　　　　　　　　戸隠古道は全寺社を巡る古からの参詣道火の神子社にお参りし、更に神道を登ると戸隠中社に出た。宝光社から火の神子社を通り中社で神道は終わり、これからは戸隠古道と言われる古くからの道を巡ることになる。中社は戸隠の中心地で格式高いそうな宿坊や竹細工の店や戸隠蕎麦の店が立ち並んでいた。中社の入り口は新しく立て直された大鳥居と三本杉が並んでいて神聖な空気が漂っていた。  　　　　　　中社大鳥居　　　　　　　　三本杉　中央にある杉の正面に大鳥居が配置されている　　参道　茅野輪くぐりが設置されたご本殿続いては二日目である。車で奥社入り口まで行くと緑の中に巨大な鳥居が見えてくる。そこから参道を歩き始めたが、漂う空気が違う。ご神域であることを肌で感じた。澄み切って清浄、心が洗われる雰囲気が漂っている。気持ちよく一直線の道を歩いていく。しばらく歩くと紅色の髄臣門が見えてきた。  　　　　奥社入り口大鳥居　　　　　　　　　　　　　　一直線に伸びる参道　　　　　　　　髄臣門立派な髄臣二人を左右に従えていたが、私はそれよりの門の先に見える杉並木に目と心を奪われた。巨大な杉が天を突いてすっくりと立っている。そのゆるぎない水直さと配置の妙に感嘆した。また大鳥居付近より更に清浄な空気に満ち溢れ、たとえようにない清々しい気持ちにさせられた。 杉並木　人の小ささで杉の巨大さがわかる髄臣門を過ぎると道が次第に山道になり、傾斜のある坂道になってきてしんどくなってきたが、頑張って登り詰めるとまず九頭竜社に到着。戸隠山の端に竜の背のようにとがった峰がありその守り紙だろうか。  　九頭竜社そこから少し登った所が戸隠神社の奥社だった。二匹の狛犬が迎えてくれた。予想外にこじんまりして簡素だった。無駄のないシンプルな寺社だった。確かにこんな山の上まで建築資材を人力で運んでくるのは大変だろうが、戸隠神社の権勢でできない訳はないだろうから、やはり何か深淵なる思想が込められてのこのシンプルさなのだろう。  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　躍動する狛犬　　　　　　　　　　　　　　　戸隠神社奥社五社をコンプリートで参詣できてとても成就感があった。それぞれの寺社の細部についてまでは理解していないが、戸隠の自然と寺社が融合して2000年もの長きに渡って存在していることに身が引き締まる思いだった。戸隠縦走はできなかったがひょっとしたらそれ以上の素晴らしい体験だったかもしれない。

  2021年06月26日

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  戸隠山お天気敗退

  ６月23日水曜日。２４日に北信州の戸隠山を縦走するため、前日の今日、戸隠山麓のロッジに入った。天気は晴れたり曇ったり降ったり雷雨があったりととても不安定だった。今回のメンバーは６人にガイドが2人である。２４日の天気予報は昼頃まではまあまあ曇りだが午後過ぎると雷雨というものだった。ルートは鏡池→P１尾根→西岳→本院岳→蟻の戸渡→戸隠山→奥社→鏡池という切り立った岩場を通過し、所要時間およそ11時間のルートである。その鋸の歯のような岩場で雷に合うと非常にリスクが大きいということで２４日は朝２時起床、３時出発で行動開始。漆黒の闇の中を上下雨具に身を固め、ヘッドランプをつけて出発した。雨は一応止んでいたが、前夜遅くまで降っていたので地面は濡れ、樹林からは至る所、雨のしずくが落ちてくる。鏡池から黙々と闇の中を下って鞍部まで降り、そこから上り返す。渡渉が２回あり、そのうち１度は靴を脱いで沢を対岸に渡った。脱いだりはいたり手間がかかる。その後はものすごい泥の急坂を補助ロープにつかまって尾根まで出て西岳に向かった。しんどかったけど黙って登っていたが、途中で雨が降ってきたので登山は中止という判断が出た。ここでこんなに雨が降ったのでは核心部に行ったらどんなに滑って危険かということだ。朝３時から行動し、だんだん疲れを感じていたので、中止の判断にはほっとした。  　　　　　　　　雨の中の休憩　　　　　　　　　　　　　　日陰に咲くギンリョウソウとランの一種？登ってきた道を下り、上りして鏡池まで引き返した。まだ朝の８時半だった。それでも３時から５時間ほど行動したことになる。登れなかったことによる脱力感と早朝からの行動でどっと疲労感に襲われた。泥の坂道を登ったので全身ドロだらけで顔にも泥が散っていた。どこか温泉でも探してさっぱりしようということになり、戸隠中社にある神告げ温泉で温泉に入り、戸隠蕎麦も食べて寛いだ。                 鏡池から戸隠連山を望む　　　　　　　　　　　　　神告げ温泉外観　　　　　　天ぷらそばまだお昼頃だったが何だかもう一日が終わったような気がした。

  2021年06月25日

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  窓際の猫

  我が家には二匹の猫がいる。通常は娘の部屋で過ごしているのだが外に出たくてうずうずしている。部屋のドアなどをガタガタ蹴ってせがまれることもよくある。でも窓を開けているとそこから外に出てしまって、探索と連れ戻しが大変なのでいつでもというわけにもいかない。１階のすべての戸や窓が閉まっていることを確認して、娘の部屋から開放する。階段を脱兎のごとく走って１階に降り、リビングや廊下で遊ぶ。最近はストローがお気に入り。ストローのカサカサという音で１時間ほどは遊んでいる。子供は遊びの天才とはよく言われるが、猫も思いもよらぬものでよく遊ぶ。 場所はリビングの窓側が好きなようで二匹揃ってそこからよく外を覗いている。ジョギングから帰宅した私が外でストレッチしているのもじっと飽きず見てくれた。猫は後ろ姿が良い。１匹で座っているとちょっと哀愁を感じてしまう。 　　　　　　　　  　　　　　　　　　　仲良く外を見る二匹　　　　一人で何見てるんだろう？

  2021年06月24日

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  葵ちゃんから父の日のプレゼント

  今日、帰宅してみたら孫の葵ちゃんから父の日のプレゼントが郵送されていたのですごく驚いた。葵ちゃんの父は娘の夫即ちお父さんなので私の夫はおじいちゃんに当たる。本来ならお父さんにプレゼントするはずなんだけど、きっとお父さんにもプレゼントして、おじいちゃんにも送ってくれたのだろう。 手書きのお手紙と今治タオルのハンドタオルが入っていた。 葵ちゃん、有難う。おじいちゃんは葵に何もしてあげないのに気を遣わせてすまないね。       手書きのメッセージ　　　　　　　　　　　　　　　今治のハンドタオル　ブルーが鮮やか

  2021年06月23日

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  小川山レイバック

  6月20日日曜日。昨夜はずっと雨が止まず、今朝も細かい雨が細々と降り続いていた。早朝には雨が上がり、外岩で昇れると思っていたので内心、ひやりとした。でもこういう昨夜からの雨で普通の岩場は濡れて昇れない時に昇れる岩場がある。それが小川山レイバックだ。上部に岩が張り出しているので雨が直接当たらないため、からりと乾いてはないものの何とか昇れる貴重な岩場だ。今日はまずそこに行った。廻り目平から少し急坂を詰めると親指岩が緑の中に立っている。その一隅に小川山レイバックは美しく存在していた。この裏は有名なクレイジージャムというクラックである。小川山レイバックも日本一有名なレイバックと言われてはいる。早速取り付いてみんなで昇った。若い女性の背骨を思わせる優雅なS字状のクラックが走っていてその両側は花崗岩で白い。緑が映えて何とも爽快な景色である。このクラックは最初はレイバックで高度をかせぎ、次はジャムを決めて昇る。朝イチで体が硬く、1回目はギクシャクしたがそのうち慣れて何とかこなした。他の皆さんもお上手で頑張っていた。 　             Sガイドの模範クライミング　　　　　　　取り付きました　　　　　　　　　手足のジャムが決まらず苦労  　　　　　　　　　　　　　　　　　ずりずりと体を上げて　　　　　　　　　　　　　　ステミングで小川山レイバックで遊んだ後は少しづつ日も照ってきて岩場も乾きつつあったので、対岸の弟岩に移動した。クラックとフェースのルートだったがけっこう立っていたので頑張って昇った。というよりあさイチでクラックを昇って筋力を使ったのと暑くなったので疲れてしまった。雨予報のためか今日もクライマーはまばらで美しい自然に囲まれて快適な一日を過ごすことができた。

  2021年06月22日

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  ロープワークを実習

  ６月19日土曜日。土日に自宅でじっとしていると結局は自分を甘やかして良い結果にならないので雨予報ではあったが土日の二日間、思い切って小川山にクライミングに出かけた。初日は出発時から雨で小川山の廻り目平も雨、想定内なので岩根山荘付属のジムでロープワークを学習した。流動分散、固定分散、メインロープでのセルフビレイ、マルチでリードして昇ってセカンドを確保する方法、懸垂下降時のバックアップなどを練習した。普段、外岩の前に立つと昇ることに集中してしまってこのようなロープワークすることはないのでとてもよい機会になった。問題は今日できたことを一晩寝たら忘れてしまっていることだ。     　　　　流動分散　　　　　　固定分散　　　クローブヒッチ　　　セカンドのビレイ　　　懸垂下降時のバックアップ4時半ころまでロープワークを練習し、その後は岩根山荘でまったりした。雨予報で今夜の宿泊者は私たち4人だけだったのでとても静かで良かったが、なぜかいつも熱いお風呂が今日に限ってぬるい。雨で冷えた体を熱いお風呂で温めたかったねとつぶやきあったが、夕食は今日もヘルシーで美味しかった。                       みんなで練習　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕食

  2021年06月21日

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  夏の花が勢ぞろい～その２

  花を見つけては写真を撮りつつ、藤崎の農道をよちよち歩きした。農家の方が里いも、枝豆、トウモロコシ、落花生など様々な農作物を育てている農地の中に細い舗装道が走っている。その道を歩いていくと思わぬところに予想外の花が咲いていて驚きと発見があった。    　　　　　？　　　　　　　　　　　　　　　　　無数に咲き乱れるヒメジョオン　　　　　　　むくげ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　　　グラジオラス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅浜木綿　　　　　　　　　ヒメヒオウギ水仙　　　　　     　　　スモークツリー         ヤナギラン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギボシ　　　　　　　　　　　隅田の花火 春の名残の花、夏の花、そして秋を感じさせる花に出会えて元気が出た。また、昨年、花の名前を覚えたはずなのに1年たったらもう忘れている花もあり、今更ながら頭脳の老化を感じた。

  2021年06月20日

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  半夏生の花とコスモスも咲いている

  午後２時に退勤すると午後の時間に余裕がある。この時期はかなり暑いので４時までは家の中で寛ぎ、４時からウォーキングに出てぶらぶら歩くことにしている。梅雨に入り季節がどんどん進んで益々夏の花が咲き揃ってきている。それだけではない。これまで秋の花のイメージだったコスモスも咲いている。まだ６月なのに。更に嬉しかったのは半夏生の花が咲いている場所を発見したことだ。以前は市の公園の湿地に咲いていたのに公園が新しく整備されてパークゴルフ場になり、半夏生の花が咲いていた湿地もつぶされてしまった。とても寂しく思っていたので、全く異なる場所ではあるがこの花を見つけた時は興奮し、すごく嬉しかった。   　　　　　　　　　　　　涼やかな半夏生の花　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コスモスが艶やかに    　　　　コエビソウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クチナシ                 野花菖蒲　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラベンダー　　　　　　　　　　　　　桔梗      　　　　コスモス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ネギ坊主　　　　　　　　　カンゾウ 　山法師もまだまだ健在　押し花にしました。

  2021年06月19日

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  山法師の押し花絵額つくり

  ６月18日金曜日。仕事は休みなので午前中まずはトレーニングで13キロほど走った。最初のうちは暑くなくてよかったがそのうち陽ざしが強くなってきて後半はバテテしんどかった。気を取り直して午後は八千代台まで押し花のレッスンに行った。前回先生の都合で中止だったのでおよそ1か月ぶり、全員が揃っていた。と言っても総勢5名ではある。今日からは新しい作品作りに入った、山法師を押してきているのでそれをレイアウトして押し花絵額に仕立て上げる。先生と相談し、指導を受けて山法師をどのようなレイアウトにするか概略を掴む。その後は土台になる和紙の色を決め、よく揉んでニュアンスを出す。  　　　　　押し花にしてきた山法師　　　　　　　　　レイアウトを決める　　　淡いグリーンのグラデーションの和紙山法師は白色一色、葉ッパも緑一色なのでグリーンの和紙で果たして映えるだろうかと一抹の不安はあったが、中間に黄色が入っていて空を感じさせるし、変化もつくので良しとした。和紙の上に葉っぱと山法師を配置し、全体のバランスを考える。更に白のオーガンジーを使って遠近と陰影をつけることになった。自然の中に生えていた山法師を押し花にしているため、どうしても純白には仕上がらず、黄色みを帯びるし葉っぱにもシミのようなものが出てしまう。そのため、綺麗目な花を表に出し、多少難ありのものにオーガンジーをかけた。あれこれ配置を思案して試行錯誤した末、先生の指導を受けてとりあえず、レイアウトが完成した。  　　　和紙を揉んでニュアンスを出す　　　　山法師と葉っぱをレイアウトする　　　　レイアウト完成はっきり言ってすごく簡単だった。前回までの小さな花を敷き詰める緻密な作業はなく、山法師の花そのものが大きいし、風景ではなくレイアウトだけなのでとにかく楽だった。忍耐も粘りも根気強さも要らず、求められるのは美的センスだ。でもそんなものは元々持ち合わせたないので先生頼みになった。多少物足りなさは感じたが、たまにはこんな作品も楽しくて気楽で良い。次回はもう絵額に仕立てて完成だ。

  2021年06月18日

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  頭脳老化に効果的というニンニクオイルを作った

  私の酢ニンニクの記事を載せてくれているムック本の内容は一大ニンニク特集でニンニクを生かした食品がいくつも紹介されている。ニンニクオイル、ニンニクの麹つけなどなど盛沢山である。その中で今回新しく紹介されていたニンニクオイルが作り方が簡単だったし、脳の老化を抑える効果があると現役脳外科のドクターが推薦していたので早速作ってみた。作り方は超簡単、ニンニクをおろし金で摩り下ろし、そのまま２時間放置する。強烈なニンニクの匂いが室内に充満する。オイルは基本的にエクストラバージンオリーブオイルで良いのだが、今回はえごまオイルを使用してみた。擦り下ろしニンニクとオイルを瓶に入れたら蓋をしてそのまま5日間放置する。その後、茶こしなどでニンニクを濾せば完成。  　　　　ニンニクの皮をむく　　　　　　　　　　　　おろし金で擦り下ろす　　　　　そのまま２時間放置   　エゴマオイル　　　　　ニンニクとオイル　入れたて　３日ほど寝かせると緑色に　　完成ニンニクオイルはニンニクの香りがして少し辛味がピンポイントにあるが、濃厚でとても栄養豊かなことを感じる。毎朝、トーストにつけて食べているが美味しい。もうアボカドよりこれをつける方が気にいっている。でも本当に脳の老化を防いでくれるだろうか。ニンニクオイルと言っても結局は高カロリーなオイルだから太っただけということにはなりたくない。

  2021年06月17日

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  炊飯器で作る梅の甘露煮

  梅干しを作ったあと更に梅が手に入ったので梅の甘露煮なるものにチャレンジしてみた。梅を洗い、ヘタをとる、今まで竹串で取っていたが梅は固く竹串がすぐ折れるので裁縫道具の金属のゴム通しを使ってみたら大正解。全くへたらないのでスムーズにヘタを取り除くことができた。何でも工夫が大切だと実感した。この後一晩水に浸けてあく抜きし、更に冷凍した。　            梅の実を洗う　　　　　　　　　　金属製のゴム通しでヘタと取る　　　　　　冷凍した梅を炊飯器に入れる頃合いを見て冷凍した梅を炊飯器に入れる。梅の半量の砂糖を加え、炊飯器の保温モードで一晩寝かす。  梅１㎏砂糖500ｇ　炊飯器の保温モードで一晩　　翌朝は出来上がり　梅の甘露煮炊飯器を使ったお気楽甘露煮作りだったせいか味はイマイチだった。少し辛いような渋いような雑味があって（梅と砂糖しか入れてないのにどうしてそんな雑味がでてくるのか？）予想したほどは美味しくなかった。でも甘酸っぱくて食べ始めたら止まらない。甘露煮と同時にジュースもできていてこちらはかなり濃厚、梅ジュースが完成するまでサイダーで割って飲むと美味しい。でも加熱してあるので梅ジュースのような爽快な切れ味には欠ける気がする。

  2021年06月16日

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  船橋ララポートアフタヌーンティーでお喋り

  6月15日火曜日。今日は千葉県民の日で公立の学校関係は休日になっている。昨日、梅雨入り宣言があったばかりの関東地方ではあるが皮肉のように朝から陽ざしが照り付けて梅雨の雰囲気は皆無だった。この3月まで同じ学校で仕事していたOさんと2か月ぶりで船橋ララポートのアフタヌーンティーで出会うことになっていた。昨日第2回コロナ接種をした翌日なので、激しい運動はしないほうがよいためOさんと会って近況報告しあうことにしたのだ。ララポートにいくのは超久しぶりなので情けないことに道順を忘れていた。それならそれでナビを使えばよいのにかって通い慣れた道という認識がこびりついていたのでナビも使わず、見当で運転したら行きも帰りも間違えた。どうしようもない！！。0さんは既に到着して涼しいカフェの中で待っていてくれた。朝11時から午後2時過ぎまで喋りに喋った。新しい職場環境、人間関係、家族の進路などなど話題は尽きず、コロナ禍の時代にそんなに喋ることはひんしゅくなのだが、何しろお互いストレスが溜まっていたのでここぞとばかりに普段思っていても言う相手がなかったことを存分に吐露して、ストレス発散した。アフタヌーンティーは紅茶専門店なので、こじゃれたランチに美味しい紅茶を楽しんだ。たまには時代の流れに沿ったこういうのも良い。とても楽しい時間を過ごせた。  　ポークと揚げなすのスパイスカレー　　ホタテと枝豆の黒ゴマジンジャーパスタ　　

  2021年06月15日

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  第２回コロナワクチン接種無事終了

  ６月14日月曜日。今日は待ちに待った第２回コロナワクチン接種の日だった。予約時間の前に問診票を書き、熱を計ってかかりつけ医に行く。夫も一緒だ。患者が多いのだろうか、庭にこれまで見なかったテントが設営されて椅子が並んでいた。待つ患者が密にならないように配慮したのだろう。待合室には既に数人、接種前や接種後の高齢者がいた。準備が良かったのですぐ接種できた。ドクターは今後の流れでは第3回接種もありえるし、場合によってはインフルエンザ予防接種のように年に1回は接種すりょうなことにもなるだろうと言っていた。接種後15分様子を見て大事をとし、異常なかったので帰宅した。今回、このかかりつけ医のお陰で2回とも苦労せず予約と接種ができ、すごく有難かった。大病院の前にまずかかりつけ医・ホームドクターが大切だと実感した。　　　　1回目と反対の腕に注射　　　　　　　　予防接種済証2回目の方が副反応が強いと聞いているので今日・明日は静かに過ごそう。

  2021年06月14日

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  マンゴーかき氷

  ６月13日日曜日。昨夜も眠れなくて結局今日も山は行けなかった。晴れている土日の二日間もトレーニングしないで遊んでいる。でももういいや、明日はコロナ接種だし大事をとっておくのも必要だと考え直した。筋トレをし、ジョギングで5キロ走り、船橋ロッキーに行ってボルダリングをした。これだけ体を動かせばきっと眠れるだろう。午後になって疲れが出始めるころ、娘がかき氷が食べたいと言い始めたので止む無く、かき氷を求めてファミレスへ。所が日本の純然たるかき氷はなく、アジアンフルーツフェアとかでマンゴーかき氷なるものがあったのでそれをオーダーした。　　コットンキャンディのマンゴーかき氷　綿あめの中にマンゴープリンが隠れているコットンキャンデーって何？と思ったら何と綿あめ！！直訳しすぎるとかえってわからない。マンゴーの味が強烈だしクリームに脂肪が多いのでいわゆるかき氷とは大きく異なって、フルーツアイスだ。しばし寛いで帰宅した。

  2021年06月13日

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  静かな土曜日

  ６月12日土曜日。天気が良かったのて山に行きたかったのに、昨夜、眠れなくて朝起きれずまたしても山に行けなかった。6時ごろ起き、しばし自分のふがいなさに嫌悪感を感じて無気力でぼんやりしていたが外は日が昇りどんどん気温も高くなってくる。気を取り直して気分転換を図る。まず図書館に行って映画雑誌「CUT]と「山と渓谷」「ランドネ」を読む。その後はのんびり歩いて駅前のお寿司屋さんでランチ。回る寿司屋にも滅多にいかないけど回らない寿司屋に入ったのは3年ぶりだ。美味しい海鮮丼を食べて、再び外に出てよろよろウォーキングで三角公園へ。大きな桜の木が緑陰を広げ、ベンチが空いていたので座ってのんびりした。そのころになって眠くなってきたのでベンチに寝転んでまどろんだ。日差しのある場所はとても暑いが日陰で風通しが良くて涼しく、家にいるより気持ちよかった。                 回らないお寿司屋さんで　　　　　　　　　　　海鮮丼を頂く　　　　　大きな桜の木が木陰を作る公園その後はアジサイロードを歩き、真っ盛りのアジサイを見ながら帰宅した。久しぶりに計画も目的もない休日をすごした。 

  2021年06月12日

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  すみだ北斎美術館も素晴らしい

  ６月9日水曜日に映画「HOKUSAI」を観てすごく感銘を受け、気持ちを鼓舞された私は午後、その興奮が冷めやらぬ間に両国のすみだ北斎美術館を訪ねた。両国は娘が住んでいるため、あちこちよく行ってるのにここだけは行ったことがないという迂闊さだった。両国駅東口から10分ほと歩くと超モダンな建物が見えてくる。すみだ北斎美術館だ。著名な建築家妹島和代さんによる設計で、この辺りに北斎が住んでいたのでそのゆかりの地に建てられた。折から真夏のような日差しの中に美術館前の公園は子ども達の遊ぶ姿に溢れ、それが美術館のスリットに写り混んでいた。映画の半券を持っていたので入館料が20％オフだった。  　妹島和代設計　　すみだ北斎美術館　　　　　　　スリットの向こうは公園　　　四方にスリットが入っていて外の世界とつながっている美術館の4階に北斎の作品が展示されていた。綿密な解説があり、彼の歩んだ道が良く理解できた。彼は墨田区のこの辺りに生まれ、生涯の長い期間に渡ってこの下町に居住した。大の引っ越し魔だったがそれは家の中を片付ける暇がもったいないので引っ越したらしい。家の中も書き損じの紙とか丸めて投げ捨てても無頓着で雑然としていたようだ。そこまでして寸暇を惜しんで絵を描き続けたのだ。一生涯に3万点の作品を残している。また人生50年の時代に90歳まで生きている。旅が好きであちこちを旅し、晩年には小布施に住んでいたが、江戸から小布施は120キロ、それを徒歩で80歳代の老人が何度も往復している。交通が便利な現代でも私の住む千葉から小布施は遠く、一度行ったらもう行っていない私のことを考えれば、北斎という人物の凄さが伺える。膨大な展示物から彼の多岐に渡る分野の才能を感じた。ヨーロッパの美術や音楽に多大な影響を与えた真の美の巨人・北斎を再発見した。 　エントランスの凱風快晴　　　　　　しりあがりサン北斎サンの展示

  2021年06月11日

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  感銘を受けた映画「HOKUSAI」

  ６月９日水曜日。仕事が休みだったのてまた映画を観に行った。今度は「HOKUSAI」ホクサイだ。富嶽36景はじめ神奈川沖浪裏や凱風快晴など富士山を題材にした傑作で知られている葛飾北斎を主人公にした映画である。一言で言うと素晴らしい映画だった。葛飾北斎については一応知っていたし、10年ほど前には小布施にある北斎館も訪ねて彼の真筆の作品をじかに見たこともある。しかし彼がいかにしてあの作風をつくりあげていったのかその若き日の葛藤と修業時代などほとんど知らなかったので、映画で事実とは異なる部分も多いとはいえすごく勉強になった。彼の周りに様々な悲劇的なことが起き、「こんな時に絵をかくのか？」という問いに「こんな時だからこそ絵を描くのだ」という言葉が2回は出てきてとても印象的だった。若い日の北斎に柳楽優弥くん、老年期の北斎に田中泯が扮して熱演していた。特に田中泯の北斎は姿形に表情まで鬼気迫るものがあり、まさに北斎そのもののように感じた。阿部　寛、玉木　宏、瑛多などわき役も見事な存在感を示していて見ごたえがあった。久しぶりに内容の濃い作品を観て、大きな感銘を受けた。「流浪に剣心」で運動神経抜群でかっこよい佐藤健くんに感心するのとはまた別の感動を味わった。 　　　　　柳楽優弥演じる若き日の北斎　　　　　　　　　　　　　　　老年期の北斎　田中　泯 　　　　版元役の阿部　寛と若き北斎　　　　　　　　北斎は旅が好きだった　富士山と老年期の北斎 　　  　　　　　　神奈川沖浪裏　　　　　　　　　　凱風快晴

  2021年06月10日

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  二度目の梅干し作り

  6月9日水曜日。今日も仕事が休みで天気も良く晴れてハイキング日和だったのだが、朝4時に起きれなくてハイキングに出れなかった。でも休みを有効に使おうと思い、梅干し作りを始めた。先般の梅ジュース作りの時に梅干し用に1.5キロほど残しておいた。その後追熟の為、室内に放置しておいたがやっと黄熟してかぐわしい良い香りが漂い始めたので漬け込みの時期到来だ。まず丁寧に洗っていつものように串で梅のヘタを取る。よく水気を取り、梅の量に合った塩を準備した。前回は塩の量を間違えて大失敗だったので今回はしっかり計算を確認した。梅1キロに塩200グラムが基本なので梅1.5キロなので300グラムだ。専用梅干し漬け容器など持ってないのであるもので代用。塩、梅、塩と重ねて3キロの重しを乗せて蓋をしたらとりあえず完成。あとは水が上がってきてからの作業になるのでとりあえず本日はここで終了。           黄熟した梅1.5キロ　　　　　　　　　　　ヘタを取る　　　　　　　　　　　　　よく乾かす 　　塩と梅を交互に入れて　　　　　　　　　　　蓋をして本日は終了

  2021年06月09日

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  ベニガクとカシワバアジサイが壮観～宗吾霊堂の紫陽花

  宗吾霊堂の寺や鐘楼を見た後は奥の院のさらに奥にある紫陽花園を見て回った。 古刹の庭園なので品種も古典的なものが多いが、アジサイに関する記事や名前がきちんと掲示されていて勉強になった。ここの一大特徴はベニガクと呼ばれる縁が紅色のガクアジサイと豊富なカシワバアジサイだろう。カシワバアジサイは道の両サイドから垂れ下がり壮観であった。  　　　　　　　　ベニガク　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ベニガクの花園に埋もれそう  　　　　大きな花が豪華　カシワバアジサイ　　　　　　　　　　　　　　　カシワバアジサイロード  　　　　お馴染み　アナベル　　　　　　　　　　　斑入りガクアジサイ　　　　　　アジアンビューティ　クララ

  2021年06月08日

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  佐倉の宗吾霊堂を訪ねて

  ６月６日月曜日。土曜日が授業参観で出勤したので今日はその代休て休みだった。午後、佐倉の宗吾霊堂に行った。過去にも2度ばかり訪ねたことはあるが、結構好きな場所である。今日は数年ぶりの訪問だ。京成宗吾参道駅前から上り坂を15分ほど歩くと宗吾霊堂に到着。昨日からアジサイ祭が開催されているのだが今日は月曜日なのでイベントは無し。広い境内は大山門、鐘楼、薬師堂、大本堂などが点在し、巨木が伸び伸びと天と突いて青空に広がっている。何だかとても気持ちが楽になった。この寺は正式には鳴鐘山東勝寺という成田山新勝寺より古い古刹である。成田山はこの東勝寺より新しくできたので新勝寺なのである。江戸時代に佐倉が生んだ義民佐倉惣五郎の霊を慰めるために宗吾霊堂ができ、今では宗吾霊堂として広く親しまれている。                    大山門　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山門脇の仁王像                                 大本堂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山門の軒下の意匠                          薬師堂　　　　　　　　　　　　　　　　立派で美しい鐘楼　　　　　　　　　佐倉惣五郎と子供4人のお墓極悪の藩政を訴えて将軍に直訴し、農民は助かったが自分と子供4人が処刑された惣五郎の偉業を讃え、御霊を供養する霊廟などが境内の随所に建てられていた。お墓もあった。お墓の前に立つと何か身に迫るものを感じた。子供4人まで処刑されてしまったとは何とむごい。午後になって空も晴れ、夏空が広がってさわやかな気候になってきた、この寺はすごく私の気持ちをほどいてくれて楽な気持ちにしてくれた。何だか慈愛に満ちた大きく広い心に見守られているような気持ちだった。不思議な体験をした。

  2021年06月07日

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  るろうに剣心最終章 The Beginningが面白い

  るろうに剣心　最終章 The Beginningを観てきた。「これで終わる。ここから始まる」というキャッチコピーの下、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』を原作とする実写映画シリーズの第5作で完結編、前作『るろうに剣心　最終章 The Final』と対をなす二部作の後編である。THE　Finalがすごくおもしろかったので後編も公開されるのを待って早速観にいったのだったがそれなりに楽しめた。本作では原作のエピソードの中でも絶大な人気を誇る「追憶編」をベースに時代をさかのぼり、佐藤健演じる主人公・緋村剣心が“人斬り抜刀斎”だった頃の激動の幕末期、そして剣心の人生を大きく変えることになる出来事が描かれている。THE　Finalでけっこう謎に包まれていた有村佳純演じる雪代　巴との出会いと悲劇が丹念に描かれているので順番に映画を観ていない私でもよく理解できた。剣心の頬にある×印の刀傷がなぜできたのか解き明かされていく。殺陣による殺戮場面が多いのは相変わらずだった。特に剣心が人斬り抜刀斎で殺戮を繰り返していた時代の話なので鮮血がほとばしり生々しい場面が多かった。だが、今回はどちらかというと恋愛映画、心理映画の側面が大きかった。剣心の佐藤健くんは相変わらずかっこよいし、有村佳純ちゃんもはかなげだけど内に秘めた思いを持つ女性の雰囲気を出していた。これでるろ剣は完結だ。完結編が一連の長大な物語の発端の出来事になっているのがとても珍しいが、これまでの作品と完璧に整合していて乱れはない。登場人物が最も若い時代の物語になっているので前作を先に見ていた私は江口洋介や高橋一生の若さには目を見張った。　

  2021年06月06日

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  梅仕事頑張る

  ６月5日土曜日。職場の中庭に梅の木が何本も植えてあるのに着任した4月に気がついていた。似たような樹木もあってそれはアンズだった。5月末から梅の実が目立つようになった。我が家の梅の木は昨秋、職人さんに強剪定されてしまったので今年は梅の実は1個もなってない。でも孫の葵は梅ジュースの炭酸割りがものすごく好きなので何とかして梅ジュースを作っておきたいと思っていた。そこで庭木を管理している技労士さんに話してみたところ、誰も取る人はないから自由に取っていいと快諾をもらった。雨が降り始める直前の昨日、勤務時間終了後、頑張って梅を取った。梅の木に登っておよそ30分弱で6キロほどの梅を収穫できた。手も腕も傷だらけになってしまったが大きくて丸々した立派な梅が手に入った。青梅は放置しておくとすぐ黄熟してしまうので、帰宅してすぐ梅仕事に取り掛かった。梅を洗い、あく抜きをして、ヘタの部分の茎を除く。ここまでが手間がかかるが、この後は瓶に氷砂糖や蜂蜜、リンゴ酢などを入れて漬け込むだけだ。自宅用に2.5キロ、葵ちゃん用に1.5キロ、残り2キロは追熟させて梅干しにすることにした。とても疲れたが何とか漬け込みできてほっとした。 　　　大粒で丸々とした梅　約6キロ　　　　　　　　　　　　　　洗って水につけあく抜きする 　葵ちゃん用　梅1.5キロ　氷砂糖1.5キロ　　　　　自宅用　梅2.5キロ　蜂蜜500グラム　氷砂糖1キロ、リンゴ酢500CC

  2021年06月05日

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