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カテゴリ:日本酒
どういうわけか,日本酒三種飲み比べ,ということになった。
まずは「うごのつき」純米吟醸。広島県は呉のお酒。 特筆すべきは,とってつけたような(「フルーティーな」)吟醸香がほとんどないこと。 アタックがやわらかい,というか,人の隙をついてするりと入り込む。 口の中ではきれいながらもコクを感じさせる。 それでいて,アフターは切れ上がりがよく,さらに飲みたくなる。 薄化粧の美人,という印象。 次に「五橋」純米。山口県は岩国のお酒。 麹のアタックがきつめ。切れ味はよい。 ただ,日本酒の苦手な人は,最初のアタックで「参った」となるようだ。 粋だけどちょいとアクの強い渡世者? 最後に「蓬莱泉」本醸造。愛知県は設楽のお酒。 高校生の時,「北設楽郡東栄町」にある「御園天文科学センター」へ,何度か星を見に行った。 その懐かしい「北設楽郡」というだけで,親近感が湧いてしまうのは,甲子園の応援感覚? ただ,贔屓目に見なくても,これはおいしい。 アタックは強くなく,するりと入ってきて,中でじわっとふくらみ, それでいて後口すっきり。おかわりが欲しくなる。 人生いろいろ,でもくどくどしてちゃぁやってらんないわ,という年増のお姉さま? -------- 「そこそこ飲めるけど日本酒はよくわからない」女性による人気投票の結果は, 1位 うごのつき 2位 蓬莱泉 3位 五橋 であった。 食べたのは, 菊菜と湯葉のおひたし 鮪の山かけ+めかぶ 高菜と梅入りおじや お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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