ブータン国王が帰国した
ブータン国王が帰国した。約一週間ほどの日本滞在中は各地を精力的に回った。東北の被災地や小学校も訪問した。現地のひとびとと直接接して、声をかけている姿がとても印象的であった。一気にブータンとブータン国王のファンになってしまった。震災直後には8000万円の寄付を即決実行したブータン。最近は日本とのつながりも深い。GDPなどの経済的な指標ではなく、「国民幸福度」という尺度で国民の生活を評価する方法は、経済偏重の世界にあってとても新鮮であった。今後、人口の減少とともに経済も縮小傾向にはいっていく日本も、今後は国民の生活指標をはかる新たな社会的尺度が必要になってくるのではないか。経済的な豊かさだけではなく、違った観点からのこころの豊かさや幸福。この国から学べることも多そうだ。ブータンに行ってみたくなった。具体的かつ真剣に考えてみようと思う。ところで、ブータン国王は誰かに似ていると考えていてとうとうわかった。。。「アントキの猪木」だ。ごめんなさい、国王。お許しを。