プーケットでマーケット!
土曜日はガイドさんにプーケットタウンに連れて行ってもらうことになった。私たちの目的は、週末に開かれる大きなマーケットだけど、夕方の5時まで開かないので、まずはちょっと観光。カロンビーチからプーケットタウンに、向かう途中、見晴台からカロンビーチとカタビーチを望む。奥がカロンビーチで真ん中がカタビーチ。 美味しい地元のレストランに行きたいとリクエストしたら、ここに連れてきてもらった。野外の海沿いのレストランで、漁師たちが船で魚を獲っているのを眺めながらのランチ。周りも地元の人らしい家族連れで賑わっていた。私たちが食べたのは、真空菜の炒め物と鶏肉とカシューナッツのピリ辛炒めにカニのカレー。やっぱり地元の料理だけあって、すごく辛かったけど、ものすごく美味しくて、鼻をかみながら食べ続けた。 その後はお決まりのカシューナッツの工場やアトラクションなどに連れて行かれたけど、夕方になったので、待ちに待ったマーケット!食べ物屋台があるある!揚げ物や蒸し物、炒め物、色々で、もうマーケット中が美味しそうな食べ物の匂いで一杯。時間がたつにつれてどんどん人も多くなり、バイクでたくさんの若者たちがマーケットに繰り出してきたり、晩御飯を買いに来る主婦風の人もたくさん。 そのほかTシャツなど洋服類もたくさんあって、夫はここでタイの文字が書いてある、けっこうベタなTシャツをたくさん買っていた。もうクリスマスショッピングになっている!でもこれでもうリスボンに帰ってからそんなにプレゼントのこと心配しなくてもいいかも。 タイ人は外食が多いと聞いていたけど、こんなに屋台がたくさんあって、安くて気軽になんでも食べられるんだったらそれもわかるなぁ。こういう文化っていい。ヨーロッパはあまり屋台ってないもんね。サッカーのスタジアムの周りくらい? ホテルに帰ってカロンのメイン通りなどをブラブラしていると、いつものように、インド系のオーダーメイドの服屋のスタッフがやたらと声をかけて店に入れようとする。あれは一体なんなのだろう?あのインド系のお店はもうプーケット中どこにもすごい数があって、ものすごく客引きをする。ウィンドーには何十年前?ていうアルマーニだとかBOSSだとかの服が飾ってあり、これを好きな生地で作ってくれるのだそう。最初は夫もよくわからずに何となくお店に入ってしまったけど、もうそれからが断るのが大変!やたらに色んな生地を持ってきて肩に掛けられたり、まさにあのイギリスのコメディ、「First Show」の「Suits you,sir」状態だった。それからはなんなくどこに行っても避けるようにしたけど、たまにスーツを下げて歩いているヨーロッパ人がいるから、きっとあそこで作ってもらったんだろう。でもある時他の観光客が立ち話をしているのをちょっと聞いてしまった時に、「とても素敵なデザインだったけど、出来上がってみるとフックは段違いでずれているし、もう最低の出来だった!」と怒っている人もいた。どうなのだろう?とにかく真夏の暑いプーケットで、あのカシミアの暑そうなスーツを勧められてもいまいち買う気にはならない私たちだった。。