DARKER THAN BLACK-流星の双子(ジェミニ)-OFFICIAL FANBOOK
前回 DTB「漆黒の花」の感想を書いて、その時に 後日 流星の双子のファンブックの感想をって 書いておきながら 一月半くらい過ぎてるんですね・・・。 DARKER THAN BLACK-流星の双子ーOFFICIAL FANBOOK価格:1,000円(税込、送料別)えっと、まず 表紙の黒が かっこいい!!!!!あのね、私がDTBに求めるものは はっきり言って これだけです。黒だけです。無自覚にフェロモンダダ漏れさせていくジゴロっぷりとカッコイイアクション。私がDTBに望むものは これだけ。その周りに 銀がいたり、猫を始めとした契約者がいたり、組織があったりするわけで。とにかく、私にとっては 黒の色気とアクションが無ければDTBは成り立たないのです。そう、まさに この表紙に表現されている黒こそが 私にとってのDTB+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。で あるわけですが、「流星の双子」は はっきり言って この黒の部分が満たされませんで私にとっては 非常に物足りない出来であったと言えます。だって、私、ボクっ子なんて 全く興味ないもん。蘇芳は結果的に嫌いなキャラではありませんが、かといって、私の中ではDTBのヒロインではありません。あくまで ヒロインは銀だな。ってなわけですので 表紙は非常にそそられるものがあるのですが「流星の双子」のファンブックは私の欲求を満足させてくれるだろうかむしろ、足りなかった部分を満たしておくれと 祈る思いで 読み進めたわけですが・・・う~~ん。 まだ 足りない。というか、やっぱり よくわからない。まず、黒のことは置いといたとしても、一番不可解なのは やっぱり、紫苑のコピー能力。黒の能力は 電流を自在に操るってことだけど、それは 黒の中の白の力の一部で白の能力は物質変換能力。。それは ある種、禁じ手のようなそれをしちゃったらもうなんでもアリなんじゃない??ってくらいのものだったのですが、それをあっさりと越えてしまうほどの 紫苑の能力には ちょっとドン引き。人間をコピーするくらいはまだ分かる。でも、星 一個って!?以前、アニメの感想の時にも書いたと思いますが あまりにも規模がでかすぎるというかそれって 宇宙に存在してるって ことなんでしょ?質量とか 何もかも全てコピー出来たとして、その対価が 人一人の何かであり得るのか?その上、一つの星が引力を無視して 存在するわ、移動するわで 全く 訳わからず・・・。それらの疑問がゲートの空間とどう関係しているのかとか、DTBの世界の中ではどういうことになっているのかとか 何かしら考えるヒントが書かれているのかと思いきや全くそういう話の核になる部分は伏せられたまま。。私の小さい脳みそが理解不足なだけかもしれませんが そんな分かりにくものなら1期の謎のままの方がまだましだよ。2期でやりたかったことが 女の子をヒロインに・・・って それだけならむしろ いらなかったよ。。外伝の部分を2期にしてもらえたなら 面白かっただろうにな・・・。。外伝の銀は 本当に切なかったですね。あの無常さこそが DTBだと思った制作サイドは DTBのどこがファンの心を掴んだのか 把握しきれていなかったのでしょうか。私は 1期の あの硬派な作り方が好きだったのにな。。大人を満足させてくれる、セリフだけでなく 表情による描写とか 間であったりとかそいういう感じさせる作り方が凄く好きでもちろん、2期にもそれは活かされていたわけですが、それでも 何かが大きく違った。。2期のライターさんは 1期の世界観を活かしつつ 各自の個性を発揮して新しい視野を広げてくれたみたいなことが書かれてましたが 私はそうは思わなくて・・・2期は 確かに1クールということもあり、スピーディーに話が進み なかなかテンポよくてそれは良かったと思うのですが、DTBの世界が 妙に明るくなって私の好みからは著しく外れて行ったように思います。とくに 蘇芳。。花澤さんの好演もあって 完全に苦手であるとは言えませんが、描かれ方が・・・大人になり切れないままの状態で契約者になったから 感情が残っていたり揺れたりする部分があって合理的に判断しきれないことがあるってことですが、それは どうかと思う。蘇芳が コピーであるが故に 不安定であったというのならわかるんですけどね。(時々、記憶が定着しきれていない描写とかがあったら なお よかった)同い年であろう、ターニャは契約者になった後、全くそんな様子はなくしっかり合理的でしたし経験とか同じくらいでしょ?それに 「漆黒の花」では パーセルが契約者になったのは 5歳だっけ?大体、紫苑自体、生まれたときからの契約者であるならば 生きてきた経験なんて全く関係なく合理的に判断して動くのだろうし・・・だから、契約者の心を失くすって 大前提が あまりにもブレまくっていてそこが 気になるのです。少女だったから とか 止めて欲しいわ。あくまで コピーで あったからってだけの理由にして欲しかった。それを裏付けるみたいな 身体の変調の描写も いらなかった(><)DTBの世界では そういう生々しい身体の機能のことを言い出したら、ドールなんてどうするのよ!?教えてもらえなくては 食事すらとれないってことなんだから それこそ、銀なんて月一回をどうやって生活してるの??買い物すらままならないんだから 逃亡中は黒が 薬局行って 全部揃えてあげていたの??とかそういうことまで 考えてしまうことになるじゃないですか。。だから DTBの世界では 取り上げて欲しくなかったんですよね。アイドルはトイレいかないってのと 同じくらい 生々しい生活については触れて欲しくなかった。なんで そんなことになったのかと 思ったら・・・ あら ○田女史だったんですね。。女性だから描ける・・・じゃなくて、 そんな案 出されたら 対処の仕様がないじゃないですかってことなんですよね。私にとっては ホント あの北海道でのエピは 余分でしたわ。ノアの箱舟(あの星のこと?)に乗るには 大人の身体が必要ってなら話はわかるのですが実際はジュライとかもコピーされてるわけだし、全く関係なかったですよね?2期は 妙に騒がしい感じで 結局 黒は終始 サポートしてるだけだしたまに ドキドキさせてくれるような描写が出てくるけど 目の前にニンジンぶら下げてお預けくらってるようなもので なんとも 不完全燃焼。。あ、で ファンブックの感想から 外れてますが 面白かった内容もありまして外伝や2期のラストら辺の話を担当された菅正太郎さんのスタッフインタビューは興味深かったです。ある意味、監督より分かりやすいwwwww最後に「黒とは何者だったんでしょう!?」って質問にゲートにも負けないだけの“愛の力”を持った男です って答えがwwwww確かに妹を想う愛の力は凄まじかったですからね!割り込めないと知りつつも嫉妬せずにいられないくらいの!アンバーですら 入り込めず、銀ですら・・・って ま、でも 最後は銀が引っ張りましたが。白&アンバーに 嫉妬していた(と勝手に私は思ってる)銀だったけど一番黒の近くに居続けることで影響を受け、成長し 2期では 今度は蘇芳に嫉妬される立場になるという黒を巡る女たち。。 あと、もう一個面白かったのはキャラ原案のスタッフインタビュー。設定として 葉月は実は貧乳ではなくて サラシをほどいたら凄いんです!って ことなんじゃないのかとか なんとかwwwwwいやぁ~~~~あの 薄さでは さすがに隠しきれないと思うのだが(^^;そして モモンガになった猫の設定も。最初は ネズミとかハムスターの案だったようですが、それよりムササビのが いやモモンガでv って流れだったようです。初めこそ エゾモモンガをモデルに描いていたようですが 最後の方ではTVを見たりお茶飲んだり、窓開けたりで ほとんど擬人化しててwwww猫の時以上の成長っぷりでしたね!このお話には大笑いさせていただきましたコミックスサイズなんで イラストはあまり大きくないんですが、私の好きなイラストが載ってました。銀の肩にもたれかかって寝てる黒。銀の膝には猫がいて・・・ のアレですね。あと、2期ラストの 蘇芳を後ろから抱きしめてる黒のイラストもありました。黒って 一旦受け入れると とことん甘くなりますからね~~だから この男からは逃れられないんだよねv未咲だけは 李くんしか知らないんだけどさ。。ちょっと かわいそうwwwwそうそう 末巻に 「漆黒の花」とかキャラ原案の岩原さんの漫画があるんですが全員水着の方は 葉月がなんとも・・・ 逞し過ぎる。。黒も・・・もうちょっと スリムでもよいのでは・・・(^^;料理対決の黒は流石ですけどねvこれくらい出来るようになってみせろと自分で作っておきながらも 「これは自分の分ではない」なんて言っちゃって、ちゃんとヒロイン組のお料理は自分用に頂くっていう優しさが!これだから 困るんですよね、黒ったらさで、誰の料理が一番だったのかな??気になりますねwwww久しぶりに黒の契約者のサイトを覗いたら・・・やっぱりかっこいいんだ(p≧∀≦q)〃番宣からして かっこいいよ!!音楽いい!!