[夫と家族のこと]の記事一覧 | ばにぃの韓国生活

北韓へ転職？

みなさんご存知のとおり、夫はホテルマンです。２，３日前、夫が突然夫「パク代理から連絡があってさぁ、新しいホテルに一緒に来ないかって」私「あー、昌原の計画が決まったの？」夫「いや・・それがクムガン山なんだって。」ええええっ金剛山って北朝鮮じゃん!!韓国在住の方はわかると思いますが・・金剛山とは、北朝鮮の南東にある山で、朝鮮民族にとっては故郷の象徴のようなものらしい。なので、休戦中の敵同士とはいえ、金剛山を見に行くツアーだけは北朝鮮の監視下のもと、許されていて、多くの韓国人が訪れている。そこで！金剛山近辺ではリゾート化がすすみ、今回も新しく開発の話ができたってわけだ。もちろん、反対しましたよ・・２年間の単身赴任って話だったけど。生まれたてのソラと私は日本で過ごし、自分は２年稼いで来るかぁ、などと結構本気で考えていたようです。夫「年俸が今の１．５倍なんだよね」私「アンタ・・そんなおいしい話、おかしいと思わないの？　　　誰も行きたがらないから報酬がいいんじゃん」夫「家も寄宿舎を用意してくれて、タダで暮らせるって言うし」私「それは行動を監視する為でしょうが　逆に外出するなってことよ」行ったら帰って来れるかどうかもワカランじゃろ～。開発会社は英国のリゾート開発会社で、ホテルはヒョンデのホテルと言うけれど・・インターネットはつながらないし、行動範囲は制限される。麻薬も横行してそうだし、そこらへんの内部事情は外からじゃわからないしさ。内部を知ってしまったからってこっそり食事に麻薬混ぜられて廃人に・・なんてこともあり得なくもないのでは?!仮に２年間働いて無事に帰国したとして、次に南（韓国）で雇ってくれるホテルがあるのか？だいたい夫は一流のゲストに一流のおもてなしをしたい、という夢のためにいいホテルに行きたがっていたのに。金剛山じゃぁ来るのは韓国人の観光客だけじゃん・・（そのうえ夫は韓国人ゲストとは相性が悪い）お金のためにそんな危険な選択をするくらいならビンボでいいよーそもそも子供が生まれたばかりの夫にそんな話をもちかけてくる先輩も先輩だよね。独身女性が１人で北に行く決心をしたのもすごいけど・・（美人だけど婚期を逃して独身）とりあえず、私の知る情報をもとに、いかに北が危険かということを夫に刷り込み猛反対。子供も引き合いに出し、無理だと思ってはいたようだけど断ってくれて良かったです。ふ～。↑　生後２０日のソラ↑　生後約１ヶ月のソラ↑　プーに押さえ込まれて泣くソラ生後１ヶ月で４．５ｋｇと、順調にぷくぷくすくすく育っています♪（今は５ｋｇくらいになってるかも？）月末で生後１ヶ月半になりますが、最近寝る前など、わけもなく笑うようになりました。声も、時々アーとかウンとか泣く以外の声を出すように。泣き声が大きくなりウギャアアと（近所迷惑？）一度、何をしても寝ず、飲んでは吐いて、暴れて泣いて・・を繰り替えす夜泣き騒動も。腸重積だったら大変だと思ってどれだけ心配したか！最近、昼も少しずつ寝るようになったせいか、夜４，５時間粘って起きてることも。でも一度寝ると２時間～３時間半くらいは寝てくれ、早朝は夫がミルクをあげてくれるので私は毎日かなり寝てますはじめは夜中でも少し泣いたら２人とも飛び起きてたんだけど、親の方も要領がよくなるもんだなー。近頃は泣いても私は目が覚めなくて、夫の授乳も気づかないうちに終わってます（苦笑）おっぱいも前よりよく出るようになり、２・３本はプシューとシャワーのように出るようになりました。でもソラが飲む量の方が多いので、やっぱり完母は無理かも・・在庫が切れるとシワシワ～とおばぁちゃんみたいな感触ペギル（百日）までにもっと出るようになるといいなぁ。

釜山ばなし

そんなこんなで釜山へ行ってきました。シデクに泊まるんですけど、あの家、お風呂がないんです。浴槽とかの問題じゃなくて、浴室が存在しないのです。じゃあ義母たちはどうしているの？　なんと　台所で洗っている　そうです。ひえー、それはさすがに、私には耐えられない。土間ですよ！ガラス戸一枚開ければ義父にウッカリ見られたり、お客さんが来てドア開けたらまる見え。そんな危険をおかしてまでシャワーなんて。生理なのに汚っ！　でも生理だからこそモギョクタンに行けない。それで、出発前にシャワーをしてから清州を出ました。毎朝髪だけ台所で洗い、帰ってきてまたおフロ直行～。実はトイレも外にあるんですが、開放感があって結構スキだったりする（変態？）自然な風が入ってきてなんとも爽快。でも冬はやだな。義父母の用事を済ませていたら、自由な時間があまりなくなった。そのせいで夫はイライラして、いやーな空気が。西面で日本の雑誌を買いたかったのに、置いて無かった・・・それでもユニクロとスタバと海雲台ビーチの散歩、はどうにか押さえることができた。ユニクロはすごく遠くて、市のはずれのロッテマートに入っていた。ソウルみたく西面の百貨店に入れてくれればいいのに、ロッテさんよ韓国のユニクロは高い。ふだん1000円のぬくぬくＴシャツが15000wもした。同じくらいのもあるんだけど、ウォン高を考えるとやっぱり高い。ユニクロで売っているフリースのパジャマがどうしても欲しかったんです。真冬には薄いけど、裏が綿ニットですごくいい。　綿って気持ちイイ！夫が言い訳にしていた「海を見に行く」これも着いたら夜。何も見えんやん・・・まずはビーチ沿いのスターバックスへ。夫が「一度買ってみたかった」という理由だけで、使わないであろう手帳を購入。一杯グランデサイズのコーヒーを無料でくれるという。夫の大好きなカフェモカを頼んだはずが、ラテを渡された。あらら。ビーチへでた。　砂がしゃりしゃり言う。潮風と波の音が心地いい。釜山はここ清州に比べると暖かい。でもシデクはすきま風びゅーびゅーで頭が寒くて目が覚める。本当に頭痛がするほど、寒い。そのおかげで前から狙っていたかぶりもの系のプーさんの帽子を買ってもらえた。とてもじゃないけど、恥ずかしくて外ではかぶれないけど・・・ふと横を見ると夫がかぶっているではありませんか！そりゃ、アンタがプー好きなのは知っているけど・・・外で？　外でも平気なの？！しかもここ、アンタが勤めてたホテルのまん前なんですけどー！！本人、いたって気にしない様子で笑っちゃいました。夜、9時半を過ぎた頃、夫と仲良しの義姉に会いに行くことに。気取らず、飾らず、でも私には優しくしてくれる、面倒見が良いけどお節介はしない。ボーイッシュで付き合いやすいタイプ・・・今のところは（笑）夫と義姉の会話を聞いていると、わかる言葉までわからない。これぞプサンマル！みんなが手を焼く義父だけど、夫と３人で義母の携帯を見に行ったとき、「この嫁は日本人だ。外国人だけど嫁の中で一番可愛い、いい嫁だ」と店員のおばさんに言っていた。　ありがとうアボニム！あと、普段はお金なんてくれないのに、おこづかいもくれた。どうも、私が外国人なので心配でしょうがないらしいのだけど・・・こりゃもっと大事にしないといけないなー、と思いました。義姉に梅酒とさつまいも、義母にはキムチと牛肉の醤油漬けとイカの醤油漬けをもらい、果物もたくさん食べさせてもらったし、サムギョプサルも食べさせてもらったし。夫にとってもいい気分転換になったみたいで良かったです。その後、うちではプサンマルが流行っています・・・そうそう、皆さん義姉の夫のことを何と呼んでいますか？私は苗字もよく覚えてないので「オッパ～」と呼んだのですが、２人会った義姉の旦那さん、２人ともちょっと驚きながらも「ニヤ～」としてたので、まぁ、いっかと思ったんですが・・・変ですかね？夫に聞いてもわからなかったので・・・

モーイムモーイムモーイム　レッセッセ♪　＆　夫がトラブル

ヒャッホーウ！今日はこの地方に住む日本人奥様の会にデビューしてきました♪昨日入会して、幸運にも今日集まりがあるのでと連絡をもらい、いそいそと参加！バスにも乗れないダメな私ですが、皆さん優しくて明るくて楽しかったです。「清州には５人しか日本人がいない」という医者のガセネタを信じ、ここで日本人に会うことは諦めていました。が、なーんと、200人もいるらしいじゃないですかこりゃびっくり。意外に近いエリアに住んでいる方もいて、２度ビックリでした。今までの引きこもり生活＆孤独感は何だったのか・・・格安で韓国語を教えてくれる施設があるなんて事も思いもしなかった。家に帰っても上機嫌、今日の晩ごはんはパスタ＆コーンスープでガマンしてもらおうなんてグータラなことを考えてたら、どよーんとした声で夫から電話が！なんか、おかしい。　暗～いんですよ、これが。いつもなら５時あがりでも６時以降に帰るのに、今日は５時１５分帰宅。おかしい。おかしいぞ。「あー、死にたい。それか釜山に帰ろう（引越）」なんですと？　私は今日友達作ってきたってのにそりゃ困る。話を聞いてみると、部下である後輩から「お前がちゃんと管理しないから俺達が大変なんだ、みんなお前のことが嫌いなんだよ！」等の悪口雑言を吐かれたという。こりゃキツイですね～うちの夫はホテルに勤務している。ヘッポコだけどコネのおかげか29歳で主任さん。部署で役付きは夫だけなのでマネージャーと同じ扱いになり、権力は独り占め、フッフッフ。のはずが・・・ここはソウルでも釜山でもない地方都市。同僚はみんな地元出身の新卒さんばかり。当然よその一流ホテルでの勤務経験どころか、よそ様の仕事を見たこともない。夫は私から見てもヘッポコなホテルマンだが、唯一プロ意識は人一倍。前のホテルでは一番下のヒラだったのにサービスマインドの賞をもらったほど。英語のスキルは努力すれば上がるけど、サービス精神はそうはいかない。前ホテルの総支配人から「また戻っておいで」と紹介状をもらい、新しくオープンするソウルの６つ星ホテルの総支配人にも、直々に売り込んでくれている。（でもたぶん無理）はっきり言って、雲の上の総支配人様が何千人もの従業員の中から特別目をかけてくれるほどの仕事のスキルも英語のスキルも無いだろう。（スマン事実だ）きっと総支配人はゲストを大事にする夫のサービス精神を買ってくれたんだろうと思う。ちゃんと見てる総支配人がすごい。「ホテルの支配人がつとまれば、大統領になれる」ってアメリカの格言は当たりだと思った。夫は一流ホテルでもレストランのウェイターから始めた人。今３軒目の５つ星ホテルにいる。どんなに辛くても、相手が年下でも、上司＆先輩には逆らわずにやってきた。前のホテルで目の敵にされていた他部署のマネージャーからは「死ね」とまで言われた事がある。（ここまで言うと、本部に連絡すればマネージャーでも一発でクビになるが普通は泣き寝入り）そんな中で鍛えられてきた夫としては、仕事もわからず、ゲストも大事にしない新人クン達にキレられたり、文句を言われたりするなんて信じられない世界だろう。私が聞いても「オイオイ、お前ら一回よそのホテルで働いてみろよ　ちゅうか、ホテルに限らず他の会社で就職できると思うなよ」っていうほど、毎回毎回、態度悪すぎなんです。上司なのに言い返さなかったのかと聞いたら、本当は殺したかったけど「自分が悪かったとわかる時が来る。次の所では決して同じことは言うな」と諭したらしい。ストレスフルな生活してますねー・・・夫はそれでなくてもストレス性不眠症なのに、ケアする私の身にもなってくださいよーくやし泣きならいいけど、辛くて泣かれるのはこっちもツライ夫はワンワンヒーヒー泣いた後「・・・明日釜山へ行こう（旅行）」ここは海がない。海が見たくなったという。（それは口実できっとオンマに会いたくなったに違いない）と思い私からシデクへ電話。案の定シアボジは私が誰かわかりゃしなかった・・・オイオイ。キムチも切れたし、スタバも行きたいし、結局明日から釜山へ２泊３日の小旅行です。夫は荷造りもせず道路情報も見ず、薬を飲んでコロッと寝てしまいました。とりあえず、今回は引越しをしなくて済みそうです。ヨカッタヨカッタ。