[病気] ブログ村キーワード たまの外出にはたまっている用事をごっそり片づけてくる。
婦人科にもよって更年期の薬を正月休み明けの分までもらってきた。
そこで驚くべき事を聞いたルーち。
「漢方薬が保険適用外になります。ビタミン剤も。」
ドクターは断言した…
「!!!!!!!!!!?なななな…なんでそんな事に?」
「お役人を恨んで下さいね。(ニッコリ)」 ←ルーちにはこの先生は理解不能…
…かなりの衝撃。
頭くらくらして、体が闇に沈んで行くみたい。
今、ルーちが服用しているツムラの加味逍遥散はホットフラッシュにはほとんど効果がない。
でも飲み続けているのはこれが劇的に三日で鬱状態を吹っ飛ばした薬だから。
頭がもやもやで何も考えられないような感じで体も動かない…
あの時の事を思うとそうそうすっとやめる訳にもいかない。
やめるに当たってはかなりの恐怖がある…
本当はホットフラッシュにも効く漢方薬を見つけてもらって変えたい。
昨日はその衝撃で、年賀状を作りながら感情は荒れまくるわ、抑えが効かないわ…
今日になっても思考が鈍重なまま。
帰宅してネットで少し、この事について書かれたものを探してみる。
内科開業医のお勉強日記
…漢方の一律健康保険適応はおかしい・・・という意見まで抹殺される風潮
うろうろドクター
…漢方薬を医療保険の適用外にさせるな!(追記あります)
お医者さんの間でもいろいろ意見はあるようだ…
うがい薬や湿布はまだ、医師がそういうものを使用して下さいね~と言えば薬局で買える。
…保険適用外になればお金はかかるけれど。
でも、漢方薬は人の体質とかなんたらとかを漢方医学の方面からきちんと診た上で
処方される必要がある…ルーちはそう解釈している。
同じ症状でも体質の異なる人に処方される漢方薬は違ってくるはずだ。
その点から漢方薬は患者が勝手に薬局で買って飲んではいけない薬だと思う。
かかさんが風邪でよく使う葛根湯…ルーちが飲んで悶え苦しんだためしがある。
だから医師の処方で…
となると、そこにも確かに問題があると思っている。
なぜなら、ルーちに漢方薬を処方してくれた医師で、
(多分漢方の製薬会社から来ているんだろう)ハンドブックに頼らずに、
きちんとルーちの体質を聞いて判断して薬を出してくれたのは一人だけだから。
その先生は漢方に詳しく精通している医師だと聞いて納得したものだ。
その他の先生は?
ルーちの症状だけを聞いてハンドブックを見て薬を出した。
一番ひどい例は。
「あなたが加味逍遥散がよく効くって言ったから他の患者にも出したら効いたよ。」
…先生~、それっていいの? (ー ー;)
西洋医学を修めた医師、西洋医学の考えをものさしとして作られている現行の法律下では
漢方薬はこんないい加減な扱いをされている事もあるという事実。
今はまだ東洋・西洋医学が対等には扱われておらず、融合の過渡期もいいところだという事。
しかし。
過渡期だからといって、漢方が有効だと自分の体で感じている患者は大勢いるはず。
実証されていない…のではなく、それがデータという形で提出されていないだけでは?
…そういう習慣が東洋医学の方にないのか?
医師免許のある人々の多くでさえハンドブックをそばにおいての処方が現実。
それを患者に薬局でどうしろと?
現実にいるその病人達に、「自分の頭で考えて自分で薬を買え」というの?
同じ漢方薬名で売られている市販薬は医療用より薬効成分は少ない。
患者が勝手に飲むから安全の為…だそうだ。
ジェネリック漢方もそうだとある医師が言っていた。
…なんか効きが悪く、だんだん体調が滑り落ちていく…そう感じて聞いた時の答え。
その時ルーちはジェネリックの成分=先発薬の成分と思っていたので、偏見は無いはず。
自分で自分の体質を診断し、症状を診、薬を探して薬局をうろつき、3~10倍のお金を払って、
「え~、これはあれの三分の一しか入っていないから三倍飲む…?」
こんな事を西洋薬でやれと言ったらどうなる?
医者が医者たるゆえんはそれでも残されるのか?
医師の国家資格の意味は無くならないのか?
健康保険の存在意義は揺るがないのか?
日本もアメリカのような健康保険体制を目指すのか?
ルーちの飲んでいる加味逍遥散、ツムラの24番…これは単剤ではなく、
柴胡(サイコ)・芍薬(シャクヤク)・蒼朮(ソウジュツ)・当帰(トウキ)・茯苓(ブクリョウ)
・山梔子(サンシシ)・牡丹皮(ボタンピ)・甘草(カンゾウ)・生姜(ショウキョウ)・薄荷(ハッカ)
などの生薬が一定の割合で混合され、それを乾燥したエキスを顆粒にしたもの。
そりゃあ、本来の漢方ならルーちの体質、状況などに合わせて一種類ずつ
容量などを決めていくのが筋なのだろう。
(だからホットフラッシュが収まらないのか?)
ボックス薬…これが漢方ではない、邪道だ…そう言うのは簡単よ。
確かにオーダーメイドではない、プレタ品。
じゃあ、漢方の単剤をそれぞれさじ加減をはかって処方できる保険医が何人いる?
それが西洋医のように大勢いれば、ツムラだって単剤で医療用にバシバシ出すだろう。
漢方薬が追いついていないというより、使いこなせる人間が需要の拡大に追いつかないのが
現状じゃないの?
ならばボックス薬だってハンドブックだって無いよりマシよ。
ぐるぐると考えている内に、西洋薬の方がずっとアバウトに処方されてきたのではないか…
東洋医学の方がデータが残せなかったのは、それぞれの患者に合わせて
100人100様で薬の調合をしてきたからではないのか…そう思えてきた。
きちんと漢方薬をオーダーメイドしてくれる…日本語で言えば患者に合わせたさじ加減のできる
そんな漢方の専門医にかかりたいですよ、ルーちだって。 T ^T)
あう…何書いているのか分からなくなってきた…
ポチッとな ( ^ー°)b