『あとに残された人へ 1000の風』
父を亡くしてすぐの頃、この本に出会いました。この本によれば:「1000の風」は作者不明のメッセージです。あるとき人気コラムニストのアン・ランダースが「大好きな詩」として新聞で紹介したため作者探しが始まりましたが、「1000の風」は、現在のところ人間のかたちでは姿を現わしていません。何を見ても空しく思えた当時、この本と出会えたことで、気持ちがすぅーと楽になりました。そして、父はいなくなったのではなく、どこにでもいるのだ、と思うようになりました。9・11米国ニューヨークの同時多発テロで、父親を亡くした11歳の少女が、一周忌に朗読したそうです。私も一周忌を迎えたところなので、取り上げてみました。とりあえずオリジナル英詩には著作権はなさそうなので、載せておきます。A THOUSAND WINDS (Author Unknown)Do not stand at my grave and weep,I am not there, I do not sleep.I am a thousand winds that blow;I am the diamond glints on snow.I am the sunlight on ripened grain;I am the gentle autumn's rain.When you awake in the morning hush,I am the swift uplifting rushOf quiet in circled flight.I am the soft star that shines at night.Do not stand at my grave and cry.I am not there; I did not die.その他に:こちらも同じですが、楽譜や長編エッセイなども収録。* * * (更新情報) * * *日経新聞土曜版のNIKKEIプラス1の「売れ筋チェック」を特集しました。不在時以外は毎週更新の予定です。* * * (日記リンク) * * * ワイン通のPsyBorgさん: 素敵でとっても詳しいワインサイトです。