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テーマ:温泉について(1667)
カテゴリ:旅行・レジャー
温泉と一口に言っても旅館やホテルの浴場で入浴する温泉から、日帰り入浴施設での入浴などその形態は様々です。 ここで紹介する「八九郎温泉」はそうしたいずれの形態も当てはまらない「野湯」と呼ばれる、ひっそりと一部のマニアにしかその存在が知られていない温泉です。 八九郎温泉への道←ここをクリックしてアルバムをご覧下さい!!! 八九郎温泉は秋田県の山中に湧く温泉ですが、そこまでの行程は写真アルバムを観て頂くとして電車などで簡単にアプローチ出来ない場所にあります。 秋田県は小坂町の林道沿いに涌いています。八九郎温泉は正確に言うと「八九郎温泉、奥八九郎温泉、奥奥八九郎温泉」の3箇所の総称でもあります。 世間的に通用している「奥奥八九郎温泉」は現地での標識では「奥八九郎温泉」と記されています。この辺がややこしいので注意が必要です。 世間での呼称 「奥奥八九郎温泉」 → 現地標識 「奥八九郎温泉」 です。 「八九郎温泉」は奥奥に行く林道へ入る前の道路に沿って八九郎集落へと向います。集落の中の田んぼの一角にテント張りの浴槽があるのが「八九郎温泉」です。 「奥八九郎温泉」は標識にはありません。林道で「奥奥八九郎温泉」に向う途中の分岐から狭更に狭い砂利道を進むとありこれが「奥八九郎温泉」です。 そして「奥奥八九郎温泉」がネットで写真が掲載されている場所です。林道を注意深く進んでいると、いきなり赤茶けた地面が露出し木が無い場所が眼に入ります。そこがこの温泉なのです。 温泉はまるで天然のジャクジーのように勢い良く涌いています。湧出地は数箇所あってどれもが適度な深さと温度で快適な入浴を楽しめます。 私が訪れたのは9月中旬でしたが、時期によってはアブが大量発生するとかで虫除けが必要なこともあるそうなので注意しましょう。野湯なのでここには脱衣所も何もありませんが簡単なマットはありますが、分析表は無し。泉質は多少赤みが掛かっていますが無臭で浮遊物はありません。 女性がここを単独でまたはグループで訪れるのは勇気が必要でしょうし、ダート路や狭い林道での運転に慣れていない方にはお勧め出来ません。 それでも晴れた日にこの素晴らしい自然の中で入浴すると思い出としていつまでも残ることでしょう。私はこの後も、野湯をチョクチョク訪れますが、人の手が加わっていない度数からするとここは野湯としての醍醐味も感じられます。 最後に、再度注意しますが、ここに来るには夕方遅くなる前(日没前)に行きましょう。林道ですから暗くなったら街灯も無いし危険ですし、野生動物が這い出てこないとも限りません。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.27 22:10:28
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