次男、父母に怒られる!
何でもそつなくこなし、外面良く、友達・先生への受けも上々,女の子にもモテモテの我が家の次男。実は、家族の中では、今一番の問題児です。次男というと、上と下に挟まれて周りに気をつかい、親にもかまってもらえず、可愛そうなイメージがありますが、我が家の次男は、「わがまま」で上にも下にもちょっかいを出し、周囲の気持ちや空気が読めません。その傾向は小学校に入ってから、特に顕著になり、母はとても心配しています。この一年、意識して次男にかける時間や手間をかけて、様子を見ていますが、治まる兆しがありません。このところ益々、自己中な行動や要求が目立ってきて、母だけでなく父にも叱られています。今日は、朝から三男の機嫌が悪く、昼には案の定熱が出てきました。明日は、父が出張に出るため、今週は父と遊べるのは今日だけ。兄たちは、毎週あちこち父と出歩くのを楽しみにしています。今日も昼から出かけたかったようです。長男は、三男の様子を見てあきらめましたが、次男はそうはいきません。寝転がり、大声わめきたてます。私が長男の習い事の保護者会の予定があったため、父も長い間家を空けることはできません。母の在宅中に近所で「キャッチボールでも」と提案する父に、遠出したいとわめき続け、とうとうあきれられてしまいました。自分が病気のときは、他の兄弟が出かけるのを思い切り嫌がるのに、自分以外の兄弟には配慮できません。小さな頃から、誰が教えたわけでもないのに、寝る前に「おやすみなさい。明日も元気でね。」と声をかけてくれた次男。思えば、三男妊娠中のひどいつわり、持病の頭痛などで、母が時折寝込んでいたため、自然と心配して出てきた言葉でしょうが、優しい心根に感心していました。しかし、最近ではその気持ちを感じることができません。小二ということで、たぶん第一次反抗期なのでしょう。難しい年頃だとわかっているのですが、他の兄弟が病気の時などにこれをやられると本当に困ります。父にもあきれられた後(父親はホントに怒ると、言いたいことだけ言って、すぐどこかへ姿を消してしまいます。)母は、淡々と最近の行状や今回の成り行きを説教しました。こちらは、正座してむきあっているのに、まともに座ることもなくフラフラ。話を聞くときは、相手の目を見る、きちんと座る、毎回そんなところから、お説教しなくてはいけません。発熱して寝込んでいる三男を気にしながら、話をしましたが、聞いているのかいないのか、最後は態度の悪さに「拳骨」。そうされてから、こちらが本気であることが、ようやっと理解できるようで、殊勝な態度になります。ストレスから来る色々な症状に、ちょっと凹み気味の母ですが、ストレスは増えるばかりです。次男よ、お母さんは、調教師じゃないだから、拳骨なんかしたくない。お互い人間なんだから、話をして理解しようよ。別に難しいことは言ってないよ。人間として必要なことを身に着けて欲しいだけ。周りの人に、ほんの少し優しい気持ちを持って欲しいだけ。拳骨すると、貴方の頭が痛いだけでなくて、お母さんの手も心も痛いよ。あのさ、お母さんやお父さんに自分だけ特別にして欲しいのなら、方法が間違ってる。そんな方法で特別になっても楽しくないよ。それに三人いたって、一人ひとりが特別大事なんだから。そんなことする必要ないんだよ。早く判ってくれよ。次男坊!