たとえば25歳過ぎたらガクッと体力落ちるよーとかそういう話あるじゃないですか。
NHKで西陣織で1000年あとまで残る源氏物語絵巻をつくろうと70歳のときから30年以上頑張って今も作り続ける現在104歳の織元山口伊太郎さんの番組をやってました。(織元は染職人・織職人等各工程ごとに存在する専門職人を束ねる西陣織のプロデューサーです)たとえば桜の美しい色合いを表現するためにどうするかというと、まず花びらを真っ白な糸で織って、その花びらと花びらの間のすきまにピンクの糸と一緒にプラチナの糸を織り込み、プラチナの持つ光の反射の特性を利用して真っ白な糸で織った桜の花びらをほのかにピンク色に見せる、というように超絶的なテクニックがそこら中に散りばめられていて、感心して見てしまいました。実は弟の安二郎さんも101歳で現役の織職人なんですね。そのふたりがカメラの前でしゃべってた話。伊「95歳から年々体力が落ちるって話を安さんにしてたんですよ。」安「いや、ほんとその通りでね。それまでなんとも思ってなかったのに95歳すぎてから年々体力落ちるのが分かりますよ。」身体が思うように動かなくなったよね~、とお互い同意しあっておられました。実は95歳から来るらしいですよ、みなさん注意しましょう。深夜のNHK実は面白いです。いまも「世界民族音楽紀行」とかいって、中国の音楽やってるし。