カテゴリ:サンドウィッチ
夜の空気に私を映して 見えた姿は いったい誰なの? 私を見ている私としか 言えない気持ちがもどかしい だからさざなみ立ててみる 息をそっと空に吹きかけ 風で水面を揺らすように 夜の空気に波を作るの 波に歪んだ私を見ている 私の姿を 歪んでないって そんなことが言えるのだろうか… はぁ…考えてもわからない さざなみみたいに何もない 風に誘われ 生まれ出る 水面を漂う どこまでも 夜の果てに辿りつくまで 千年生きれば分かるのかな? それともずっと分からないのか それさえ分からぬ私は まるで 夜の水面を漂う波ね どこかへ どこかに 流れていくの… 千年先には分かっているの? それとも永久に分からないのか 諦め顔で空を見上げる 夜の水面を漂う波が 静かに きらきら 流れていくの… もいちど 空に息をつく 生まれる波紋 終わることない 旅の始まり ***** ふぁみ:「おねーちゃん、熱でもあるの?」 みなみ:「何が?」 ふぁみ:「いやだっていろいろと変じゃん」 みなみ:「変言うな。 私はなんかかゆくなるようなのが好きなのよ」 みゅう:「みなみちゃんらしいわね」 みなみ:「ほれみろ」 ふぁみ:「まあいいけどね」 こえだ:「…っていうか、千年先ってどちらにしても 死んでますわね、わたくしたちは」 クレア:「くれあは生きてるよー、たぶん」 みなみ:「…だね」 ふぁみ:「クレアちゃんは人間じゃないからねぇ」 みゅう:「そっか…じゃあ、私達も魔女になれば…」 ふぁみ:「長生きできるねっ!」 こえだ:「ええ。…っていうかみなみさん?」 みなみ:「ん? …ああ、ちょっとね、考え事してたの」 ふぁみ:「ふーん… どーせたい焼きかりんご飴でしょ?」 みなみ:「…いや、今日はどちらかというとガトーショコラ」 ふぁみ:「なんか似合わないよ」 みなみ:「!? …そういうことを言う口はこの口か!?」 ふぁみ:「いふゃいいふゃい…」 みなみ:「…あれ?」 ふぁみ:「ったく…六年の癖に手加減ってものを…ってどしたの?」 みなみ:「ふぁみのほっぺたってこんな柔らかかったっけ? 太った?最近」 ふぁみ:「え!?」 みなみ:「すごい伸びるし」 みゅう:「どれどれ…」 ふぁみ:「にゃっ!?」 こえだ:「じゃ、わたくしも」 ふぁみ:「いふゃっ!!へーひゃん!!てかげん!!てかげん!!」 クレア:「じゃあクレアはあごー」 ふぁみ:「!?」 みなみ:「いやクレアちゃん、そこは伸びないから。 そういや首の皮とか伸びそうだな…どれ」 りずむ:「おやつ持ってきた… …!?」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 2, 2006 08:09:15 AM
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