ピアノの発表会
先週の日曜日、お嬢のピアノの発表会が無事に終わりました。発表会の曲は自分で弾きたい曲を選曲する子もいるし先生がその子の好みとレベルを考えて選曲してくれる場合があります。7月に先生が「お嬢ちゃんには、これが合うと思う。」と言って選んでくださったのが平井 康三郎 作曲の『幻想曲 さくらさくら』でした。↑もちろん、演奏はお嬢ではありません。とても、お嬢が弾けるレベルじゃないような…。「先生、この曲、弾けるようになるでしょうか…?」と聞くと「大丈夫と思いますよ。普通のレッスンでも宿題で出したところは、そこそこ弾いてきてくれてますし。」発表会だから、そこそこと言うわけにはいかないじゃないんだろうかという親の心配はよそにレッスンが始まりました。実はお嬢のピアノの先生は5月に変わり、お嬢とレッスンしたのは8回くらいでした。前任の先生の後輩ということでしたので引継ぎでレベルや発表会の選曲の話しもしていたのかと思いステキな曲だったので、この曲に決定しました。しかし、まず、譜読みでつまずく。お嬢、加線が増えるとダメなんですよね…。左手の方はヘ音記号の途中にト音記号が出てくるのでこれまた、譜読みに四苦八苦してました。片手づつの練習は、相変わらず指番号を注意されつつも何とかこなしていました。これが不思議と両手になると合わないんですよね。夏休みに入り練習時間もたっぷりあるのに、ガッツリ練習しないから上達しない。上達も見られないまま夏休みが終わり、焦る母と焦る様子が全くないお嬢。秋になり前任の先生からメールがあり発表会の曲を『幻想曲 さくらさくら』に決め、練習をしていることを報告すると「難しい曲をすごい」という返信が…。前任の先生の意向があったわけじゃなさそうでした。後任の先生、どうやら、お嬢を買いかぶりすぎてしまったです…。そして、待ちに待った冬休み!!いい加減、ガッツリ練習をするだろうという母の期待もあっさり裏切ってくるお嬢。例年なら12月中旬には何とか仕上がり、詰めに入るのですが、仕上がらないっ!!1歩進んだかと思ったら5歩下がる…。ペダルは一向に上達しないし…。だんな様は「俺、発表会、観に行きたくない…。」と言い出す始末。今回は、あまり口出しをしないでいましたが危機感を覚え、発表会の週は学校帰りに寄るそろばん教室はお休みさせ帰宅後、ガッツリ練習させることにしました。本人は2時間くらい練習したと言っていましたが、実質1時間程度だったでしょうか。でも、こんなに練習したのは初めてだと思います。発表会の前日のレッスンでは「ペダルさえ気を付ければ大丈夫!!」と先生に言ってもらえるところまで、なんとかできるようになりました。発表会当日は午前の部だったので、朝、ヘッドホンをして弾いて、指を慣らしていました。そして一言「完ペキっ!!」\(◎o◎)/!去年は「弾けーーーーーーーんっ!!」と言いながらなんとか弾いたお嬢。調子に乗ると、ろくなことにならない気がする…。会場に着くと写真撮影と試し弾き。「ペダル、どうやった?」と聞くと「ウチのと同じくらい、柔らかいくらい。」ケロリとしてるし。順番も小さい子から弾き始めるので4年生くらいになると後半に近いので、待ちが長い。お嬢はボーっと舞台を観ていて、緊張してるようには見えないんです。自分の順番近くになると、席を立って舞台袖へ。私の方が慌てて追いかけて行ったくらいです。そして、お嬢の番がやってきました。若干、怪しい部分はありましたが弾けてました。弾き終わって、舞台袖で、先生から「ばっちりっ!!」と言ってもらえたそうです。お嬢「緊張した~」と言ってましたがふてぶてしいくらいの態度で「発表会なんて、屁の河童よ。」なんて感じに弾いているみたいに見えたんだけどあれ、緊張してたんだ。なんにしても、よく頑張りました。でも、毎日1時間くらい練習すれば、上達するのねぇ。